・どんなゲーム?
ターン制カードバトル。
毎ターン増えていくリソースを元に艦船を場から出し、先に相手を沈めたほうが勝ちです。
・結論から
アズレン好きなら文句なしに買ってよし見てよし。
アズレン布教用に「このキャラかわいいだろ」と対戦に誘うという布教用としてもよし。
欠点はキャラが多いので推しに対応しきれないことだがそれは致し方なし。拡張も出てるよ!
1vs1のカードバトルでは「マナの管理」が貧雑になったりしやすいが、コストとして手札の艦船を配置する形、自分のターンに縦おき横置きで管理なのでわかりやすく流れを追いやすい。全体的にテンポがよく非常に遊びやすいです。1回が短いので気楽に誘えます。拡張は未プレイなので、そこもやっていきたい。
・システム的な部分
1.秘書艦
本家同様あらかじめ秘書(嫁)を設定できるので、推しがいる人に寄り添った設計。推しのいる人も安心。
2.速力
受けに回るとき、速力が足りないと受けられません。低火力高速で受けられないダイレクトアタックするのか、高火力でキッチリ落としていくのかの選択が悩ましい。
3.秘書官の出撃
有事の際は秘書官自ら詰めるために出撃してもいい。これで盤を狂わせられるのが面白い。
4.コンディション
ようするに気力。場に出す時の消費コストがそのままコンディションになるが、高ければ高いほど継戦能力が高い。戦闘を実行するたびに-1、スキル消費でも消費と何かと消費するからである。そのため1コストで召喚出来るキャラでも、3コスト払ってコンディション3で出す、など同じキャラでも出し方を変えられる。
・良かったところ
1.イラスト
可愛い。色気がある。最高。
2.原作再現
赤城の「愛の重さ」が、「他味方艦船」を破壊して艦載機を出してくという形で再現されているのは笑いました。赤城のイメージが強すぎて他キャラのイメージが残ってません(笑)
3.テンポ
ターン終わりの処理等がシンプルなので、ゲーム自体のプレイ感は非常に軽い。それでいてゲームとして中身が薄いわけではない。
・気になったところ
1.プレイボード
プレイ用のエリアが厚紙などではなくぺら紙を折ったものなので折り目がついてちょっと置きづらい。
この度プレイマットが発売されることになったので、気になる人はそれで改善可能に。対応ありがとうございます。
2.プレイ人数
布教するにあたって2人固定なので、卓によっては合わない場合あり。難しいけどバトロワルールとかあったらなあとは思った。人集めなくていいのは利点。
・まとめ
私のプレイではエンタープライズが赤城を沈めるというミッドウェーの再現が成立。
最初はデッキ12枚とか少なくないか?と思ったけど、回転が良い。
合間や息抜き、ボドゲ会で全員集まる前の時間調整などにピッタリ。重ゲーしかやらん!って人にはちょっと向かないかも。