フェルトらしく、やれる事が満載ですが、後発のゲームに比べれば苦しい所はそう多くなく、得点方法も多彩ではないため、それほど「何をすればいいのかわからないゲーム」ではないと感じました。
あまりにやれる事が多いのに比べ、これをやらなきゃいけないと言うものが無いため、初心者はまず間違いなく何をやればいいかわからず混乱しますが、最初の数ラウンドを回して見るとハッと気づく瞬間が出てくるので、そこからゲームが一気に楽しくなってきますので、最初のうちに訳わからないからと投げてしまうと勿体無いです(´・ω・)
ワーカープレイスメントの業として、手数が正義というものがありますが、このゲームのラウンド終了条件は「合計パス回数が4回」となっているため、いくら自分に残りアクション数が多かったとしても、周りのプレイヤーがパスしてしまえば、ラウンドは終わってしまいます。
やりたいことは沢山あれど、優先順位を明確にして置かないと、実行前にラウンドが終わってしまいます。
また、今のラウンドが終わる前に次ラウンドで有利に動くための準備も非常に重要で、ラウンド中の後半アクションはほぼこれに費やされます。
他のワーカープレイスメントゲームとは異なり、アクションが他のプレイヤーに邪魔されないため、自分のやりたいことをやれてしまいます。
そのためプレイヤーインタラクションは少ないのですが、後述のタイルの昇格と聖別が強く作用するためソロゲーム感は皆無です。
数少ないインタラクションの中の一つのゲームボード中央の神殿の攻防は非常に強くプレイヤーが絡み合います。
基本的に「後から置いたもの有利」に働くため、こぞってアクションを後ろ回しにしていくのですが、あまり後周しにしていると他のプレイヤーのパスによりラウンド終了してしまうため、そこにも気をつける必要があります。
ゲームの初期配置は初心者マップを使うのがよいのですが、是非このゲームをより面白くプレイするために、初期配置を自由に行ってみてください。
初心者マップとか全く異なるゲームの動きが待っているはずです。
最近のワーカープレイスメントゲームとはひと味違ったゲームをお求めのかたは、ぜひルナをプレイしてみてください✌︎('ω')✌︎