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枯山水
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  • 2~4人
  • 75分前後
  • 10歳~
  • 2013年~
(3.2)

枯山水

メーカー:ニューゲームズオーダー

残り2点
1営業日以内に発送可能
日本語ルール付き/日本語版
目指すは庭の美しさ。お坊さんとして徳を積む本格派国産ボードゲーム 

 ニューゲームズオーダーとテンデイズゲームズが共催した公募のゲームコンテスト「東京ドイツゲーム賞」の第一回大賞受賞作です。日本の作者、イラストレーター、メーカーによる、「和製ユーロボードゲーム」となっています。

 プレイヤーは「枯山水」(水を配さず、砂や石、苔で山水を表現する庭園様式)の庭師となり、自分のボード上に、より優雅な枯山水庭園を作ることを目指します。手番には、砂紋が描かれたタイルを引き、模様が繋がるように置いていきます。この際、他のプレイヤーにタイルを譲ったり、また他の人が置こうとしているタイルを強奪したりといった駆け引きが生じます。タイルを譲るとプレイヤーの「徳ポイント」が上がり、逆に強奪すると徳が下がります。徳ポイントが貯まれば、様々な形をした「石」を獲得でき、これを自らの庭に設置することで石組を造れます。砂と石を用いて庭園を造っていき、全員の枯山水が完成したら、ルールに従って庭園の出来栄えを点数化します。「渦」などの様々な砂地の模様、「蓬莱山」「三尊石」の石組など、砂と石を用いて特定の形を作れれば、より良い庭園となります。逆に砂紋の乱れは減点の対象です。最も高得点の庭園を造ったプレイヤーが勝者となります。

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 77件

ルール/インスト
989名が参考
5年弱前

f:id:sechsmerquise:20190526162603j:plain

ゲームの準備

①中央に寺院ボードを置き、各プレイヤーの前に庭園ボードを置きます。


②砂紋タイルを裏にしてシャッフルし、9つの束を作って寺院ボードに置きます(全80枚なので、一つの山だけ1枚少なくなります)。

枯山水


③プレイヤー人数に応じて、石を寺院ボードの石置き場に置きます。

枯山水


 石の名前は底に描かれたマークで区別できます。

枯山水


④各プレイヤーは庭園ボード右下と同じ色の禅僧駒と円相駒を受け取ります。円相駒は、寺院ボードの端を囲っている徳ポイントトラックの『0』のマスに置きます。


⑤裏にしてシャッフルした名庭園カードを各プレイヤーに1枚ずつ配ります。このカードは他のプレイヤーに見せてはいけません。


⑥作庭家カードも同じように、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。


⑦早見表を各プレイヤーに1枚ずつ配ります。


⑧余ったコンポーネントは全て箱に戻します。 

 このような状況になります(下は2人プレイ時)。

枯山水


勝利・終了条件

 全てのプレイヤーが庭園ボードに15枚のタイルを配置したら終了となり、得点計算をして、一番得点が多いプレイヤーが勝利となります。


流れ

 スタートプレイヤーを決めたら、スタートプレイヤーから順に時計回りで手番を行っていきます。全てのプレイヤーは自分の手番で【手順1】を行い、その後【手順2】を行います。 


【手順1】

 寺院ボードから砂紋タイルを1枚を引いて、他のプレイヤー全員に砂紋のデザインを確認させます。次に、 『配置』 『譲渡』  『廃棄』 『保管』から1つ選んで行います。


『配置』

 引いた砂紋タイルを自分の庭園ボードに配置します。配置できる場所は、すでに庭園ボードに置かれているタイルに隣接する部分です。最初の1枚目は、庭園ボードの左上の角か、左下の角のどちらかに置きます。初めてタイルを置いた時は、そのタイルの上に自分の禅僧コマを置きます。

石の名前は底に描かれたマークで区別できます。


『譲渡』

 引いた砂紋タイルを他プレイヤーに譲り渡すことができます。ただし、強制的に渡すことはできません。他のプレイヤーから譲渡を願い出ることもできます。譲渡が成立した場合、渡したプレイヤーに徳が2ポイント入ります。譲ってもらったプレイヤーは、受け取ったタイルをすぐに自分の庭園に配置する必要があります。


『廃棄』

 引いた砂紋タイルを捨て札として、箱に戻します。その後、徳ポイントを1点失います。徳が0点のプレイヤーは廃棄を選ぶことができません。


『保管』

 引いた砂紋タイルを庭園ボードに配置せず、右下にある仮置き場に保管しておくことができます。

石の名前は底に描かれたマークで区別できます。 仮置き場には保管できるの1枚までです。保管したタイルは、次の自分の手番になったときに、好きなタイミングで庭園ボードに配置できます。ただし、保管したタイルの廃棄と譲渡は不可です。また、譲渡されたタイルを置く際に、保管したタイルを続けて置くこともできません。


【強奪】

 手番プレイヤーが、引いた砂紋タイルの配置または仮置き場タイルの配置を宣言した際に、他のプレイヤーは「強奪」を宣言して、タイルを奪うことができます。手番プレイヤーは「強奪」を拒否できません。

 ただし、譲渡したタイルを奪ったり、誰かが強奪したタイルに対してさらに強奪することはできません。複数のプレイヤーが強奪を宣言した場合、その時点で庭園上にあるタイルの枚数がもっとも少ないプレイヤーがそのタイルを強奪できます。タイルを強奪したプレイヤーは、徳を2点失います。 


【手順2】

 次に、手番のプレイヤーは、『座禅』 『禅僧駒の移動』 『石の獲得と設置』 『作庭家カードの使用』のどれか1つを選択します。


『座禅』

 徳ポイントトラックを1つ進めて、徳を1点得ます。徳の上限は6点で、それ以上は増えません。


『禅僧駒の移動』

 庭園ボード上にある禅僧駒を上下左右に1マスだけ移動できます。配置済みタイルの上にしか移動できません。


『石の獲得と設置』

 徳を全て消費して、寺院ボードから石を獲得し、自分の庭園ボードで石の置かれていない砂紋タイルの上に置きます。石の種類によって、獲得に必要な徳が変わります。 

 石を設置できるのは、禅僧駒が置かれているタイルか、その縦列にあるタイルのみです。

 禅僧駒がいるタイルに石を置いた場合、禅僧駒を1マス動かすことができます。

 徳が6点ある場合は、任意の石を、禅僧駒の場所に関わらず好きなタイル上に設置できます。


『作庭家カードの使用』

 ゲーム開始時に配られた1枚の『作庭家カード』を公開して、効果を使用することができます。カードの使用はゲーム中にひとり1回までです。


補足

 ゲームは、これらの行動を時計回りで順番に行います。誰かの庭園ボードに15枚の砂紋タイルを配置し終えると、他のプレイヤーたちは、タイルの『廃棄』『譲渡』ができなくなります。

 15枚のタイルを配置し終えたプレイヤーたちも、『座禅』 『禅僧駒の移動』 『石の獲得と設置』 『作庭家カードの使用』は行えます。

 全てのプレイヤーの庭園に15枚のタイルを配置したら、その手番の完了とともにゲームは終了となります。


得点計算

 ゲームが終了したら、早見表をもとに得点計算します。 


  以上で、インストを終わります。

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大賢者
鉄仙(てっせん)
鉄仙(てっせん)
ルール/インスト
932名が参考
6年以上前

「枯山水」インスト原稿

<0.準備>

ルールP2に書かれている通りに設置してください。なお、各自1枚ずつ配布した「名庭園カード」「作庭家カード」は他の人に見せないよう気を付けてください。

<1.ゲームの概要>

皆さんは「禅僧」です。目の前にあるボードが皆さんの庭になります。今からみんなで「枯山水」の庭園を造っていきましょう。枯山水とは、水を使わずに砂紋で水の流れを表現した、海外でも評価の高い日本庭園です。各自、自分の手番になったら「砂紋タイル」と「石」を配置して、誰よりも美しい枯山水の庭園を造ってください。

<2.ゲームの終了条件・勝利条件>

「砂紋タイル」は原則手番ごとに1枚、3×5=15枚配置できます。また、「石」は手番中に後で説明する「徳」ポイントを消費することにより配置できます。砂紋タイルを15枚、すべて配置した時点で庭は完成です。その後も石を置くことはできますが、全員の庭が完成したらそこで作庭は終了、得点計算に入ります。手元にある「早見表」をご覧ください。そこに書かれている通りに得点計算を行い、もっとも得点が高かった人が、一番美しい庭を造った人、このゲームの勝者になります。

<3.手番中にできること>

ここからは手元の早見表を見ながらお聞きください。

手番になったら手順1、手順2の順に行動します。手順1と2の順序を入れ替えることはできません。

3-1.手順1

まず、砂紋タイルを1枚引きます。その後、このタイルをどうするかについて、「置く」「あげる」「捨てる」「一時保管する」の4つの中から1つだけ選択します。今から具体的に説明しますね。

①「配置」

引いたタイルをボードに並べます。1枚目は必ず左上隅か左下隅に置いてください。あと、自分の禅僧コマは1枚目のタイルの上に置いてください。2枚目以降は前に置いたタイルに縦または横が接するように置きます。離して置いてはいけません。

②「譲渡」

引いたタイルを人にあげ、徳を2ポイントもらいます。タイルをもらった人はすぐに自分のボードに配置してください。いらないタイルを処分できて徳ももらえる素晴らしい手なんですが、受け取るかどうかは相手が決めることですので、もらい手がいなければ譲渡できません。なお、徳の最大値は6です。徳が5のときに譲渡しても7にはなりません。

③「破棄」

徳を1ポイント消費して引いたタイルをそのまま捨てます。捨てたタイルはゲームから除外です。徳が0のときには破棄はできません。

④「保管」

引いたタイルを仮置き場に一旦ストックします。保管したタイルは、今後の自分の手番で配置することができます。その際は引いてきたタイルと保管してあったタイル、2枚配置してもOKです。ただし、ここ(仮置き場)には1枚しか置けません。別のタイルを保管したいときは、まず仮置き場のタイルを配置してからにしてください。仮置き場のタイルは破棄できません。

※割り込み行動「強奪」

なお、他の人が引いたタイルがどうしても欲しい!というときは、徳を2ポイント消費して引いたタイルを無理やり奪うことができます。これを強奪と呼びます。強奪は「手番プレイヤーがタイルを庭に置くとき」にのみ行えます。人にあげたタイル、破棄されたタイルは奪えません。また、仮置き場に置かれたタイルも奪えませんが、仮置き場からボードに配置するタイミングでなら強奪が可能です。もちろん、徳が2以上ないときは強奪ができません。

3-2.手順2

手順2では以下の4つの行動のうち、1つだけ選択できます。

「徳を1ポイント上げる」「1マス移動する」「石を配置する」「カードを使う」の4つです。これも今から具体的に説明します。

①「座禅」

座禅を組んで徳を高めます。1ポイント徳が上昇します。

②「禅僧コマの移動」

縦横1タイル分だけ禅僧コマを移動できます。タイルがないところに移動はできません。

③「石の獲得と配置」

持っている徳ポイントを消費して石を庭に置きます。石はたいへん重たいので、石を置いたら疲れ果てて徳が0になります(笑)。最初にどれだけあっても0です。また、石置き場にある石ならどれでも配置できるんですが、大きい石ほど力が要ります。詳しくはここ(中央ボード)に書いてあります。また、石の種類はマークで示されており、石の裏側にも書いてあります。

なお、このマークがさきほど配った「名庭園カード」にも書いてありますね。対応する石をカードに書いてある通りに配置すれば、右上にかいてある得点がもらえます。カードに書かれている場所以外に他の石があっても大丈夫です。また、☆印が書いてある人がいると思いますが、そこにはどんな石を置いてもOKだという意味です。

石を置く位置についてですが、禅僧が置くという設定ですので、禅僧コマがある列と同じ縦列にしか置けません。禅僧コマがいるタイルに石を置いた場合には、禅僧は特別に1マス移動できます。邪魔ですんで(笑)。なお、徳が最大値の6ポイントまで高まっているときは庭のどこにでも配置が可能です。念力でも使うんでしょうかね(笑)

石は「枯山水」にとって大きな得点源・・・もとい美しさの鍵となるものですが、2つほど配置のルールを伝えておきます。

まず、「舟石」は一人1個しか使用できません。舟石はプレイヤー数より1個少ないので、だれか1人は舟石ボーナスを獲得できないということになります。

次に、原則、石を隣接させて置くことはできません。ただし、苔付きのタイル上の石同士なら隣接させることができます。枯山水庭園は苔があるところが陸地ですから、山は陸地に築きなさい、ということですね(笑)。

④「作庭家カードの使用」

先ほど配布した人物カード、これは歴史上著名な作庭家、要はその道のプロです。プロは素人には使えないインチキな(笑)技を各自持っており、その力をゲーム中1回だけ借りることができます。詳しくはこちらをご覧ください(作庭家一覧を見せて説明。作庭家カードは非公開情報で、わからないことがあってもゲーム中に質問ができません。ここで9人全員の能力を詳しく説明し、質疑応答を受けたほうが良いと思います)。どれも強力ですが、必殺技ゆえ使用は1回だけです。タイミングを見計らって効果的に使ってください。

3-3.まとめ

手番でできることは以上です。自分の手番が回ってきたら、タイルを一枚ひいて、置くか あげるか 捨てるか 保管するか 選び、それが終わったら、座禅するか 移動するか 石を置くか 必殺技 です。

<4.ゲームの終了>

最初にも伝えましたが、全員が15枚のタイルを埋めたら終了です。これについて2つ補足をします。

①誰かがタイルを15枚置き終わったら、その後他のプレイヤーはタイルの破棄・譲渡・強奪ができなくなります。つまり、引いたタイルの吟味ができなくなるということです。保管は引き続き可能です。

②タイルを置き終わったプレイヤーの手番は手順1を飛ばし、手順2だけ行ってください。つまり、タイルを置き終わっても、他の全員がタイルを置き終わるまでは座禅や石の配置で得点を伸ばすことができます。

<5.質疑応答>

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勇者
K.K?
K.K?
戦略やコツ
781名が参考
約7年前


慣れないうちは、名庭園カードに合わせた石の配置を目指しながら砂の模様をできるだけ途切れさせないようにするのが大事です。円はどのサイズで得点を目指すかを事前に考えておくことが大切です。

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大賢者
うさこ
うさこ
レビュー
770名が参考
5年弱前

侘びや寂び、徳をテーマにしたこのゲームですが、ボードゲームとしての深みは

あるか?

と問われたら、個人的には、NO!という回答となります。


発売当初はメディアに取り上げられたこともあり、相当話題になったことは記憶に

新しいですが、中心となり騒いでいたのはあまりボードゲームに興味のない層でした。


以下、良い点、悪い点を列挙します。


まず素晴らしいのはコンポーネント、殊に石、ボードの美しさでしょう。はじめて見たら

これはボードゲーム?と思うくらいの見栄えの良さを誇ります。

また、枯山水というテーマも興味深いです。忍者だ侍だといっている似非日本ゲームには

到底たどり着くことのできない世界観。そしてこのテーマ、アートワーク、システムの調和が

またよくできています。


プレイアビリティについても、ゲーム内での選択は複雑ではなく、時間も1時間強あれば終わり

ちょうどカタンと同程度からやや簡単な位のバランスです。重すぎず、それでいて軽すぎない

じっくり遊べるファミリーゲームとしてちょうど良い所をついていると感じました。


これらの点が、あまりこれまでボードゲームに関心のなかった人たちの興味を引いた要因

でしょうし、ちょうどその頃はSNSなどで情報発信することも流行っていたことから

いろいろな方に知られることになったのだと思います。


今でも続く日本でのボードゲーム人気のきっかけの一つになっていることもよく分かります。

一時的に品薄が続きましたが、その後は量産体制も整い、安定して供給されるようになった

ことも喜ばしいことです。



さて、ゲームの内容それ自体については、若干ネガティブな意見となります。


初めから単なる見栄えの良いファミリーゲームです、っていわれていればさして意識しな

かったのでしょうが、これだけ話題となっているゲームであれば自ずと期待を膨らまして

しまうものです。


プレイし終わってまず感じたのは、勝負にこだわるゲームではない、ということです。

いや、もっといってしまうと、ゲームをやったというより、やさしいジグソーパズル

を作り終わったときの感覚に近いものでした。


自分の考える美しい庭を造る、しかしゲーム上は規定の組み合わせを満たしていることで

勝利点が入ります。つまり塗り絵です。


手番の選択肢は比較的単純ですが、点数計算はやや複雑で、しかもゲーム中の見通しは

けっして良くありません。


あまり深いことは考えずにまったりプレイして、蓋をあけて勝った負けたと一喜一憂

するのであれば良いのですが、ガチにプレイするには圧倒的に向いていません。

プレイヤーインタラクションも薄く、ゲームの進行に多様性はないため、繰り返し

プレイする意欲があまり湧かないためです。


ファミリーゲームでありながら得点構造は難しく、かつリプレイ性に欠ける。

自分の美しい庭を造るのが目的なのに必要な部品の調達は困難で、得点を得るために

ルールに従って配置する必要がある。

などが特に気になってしまうところです。


ボードゲーマではお気に入りランキングで50位以内にランクインし、興味ありランキングでは

レビュー時点で1位となっています。この枯山水は日本で人気の出る構造に乗っかっている

ということなのでしょうが、プレイ後感として、庭を造ったという充実感は得られても、ボード

ゲームを楽しんだ、という充実感はあまり得られなかったというのが自分の感想です。

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maro
maro
レビュー
668名が参考
2年以上前

そこはかとなく楽しい、そんな侘び寂びの世界。


かなり完成度が高く、満足度も期待できるのではないでしょうか。

作者さんの趣味を詰め込んだ、これぞ同人ゲームの粋と言ってもいいような作品。


ゲーム性については他の人が説明してくれていると信じて、あえてそれ以外を述べようと思います。


国産かつマイナー会社からのゲームで、これだけのヒットはかなり珍しいでしょう。

聞いた話なので真偽は定かではありませんが、それこそ最初は本物の石を河原から拾って使っていたのだとか。その重みもまさしく「重量級」。

人気になって生産体制が整ってからも、色塗りは社員が手で行う丁寧さ。

それほどコンポーネントにはこだわっていて、開けた瞬間またはしまう時、その綺麗さに驚くでしょう。


あえてゲーム性に触れるなら、初回はインスト込みで90分終わるかどうか、という中〜重量級なので気軽には勧めにくい点。なんなら90分以上かけて初回を終わらせて、初めてインスト完了なのかも。

逆に重ゲー好きには、普通の戦略ゲームには少し飽きたあたりで(飽きないでしょうが)、一味違うこのゲームで侘び寂びを感じるのもお勧めします。

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勇者
がっきー
がっきー
戦略やコツ
608名が参考
5年以上前

・砂紋の得点(全部切れ目なく置けると+7点、1か所切れ目があると-2点のため9点差)

・石組みの得点(蓬莱山10点、三尊石15点、等)

が大きな得点源になります。ただし庭園の完成に遅れをとると、タイルの「譲渡」「廃棄」といった点を高めて完成を遅らせる行動ができなくなるルールがあるのでもどかしいところです。


「名庭園カード」「作庭家カード」の運要素が強すぎる気がします。

例)

・名庭園:15点の庭はほぼ完成しない vs 10点の庭は非常に作りやすい(=15点の名庭園カードを受け取った人は名庭園完成を諦め、他で10点を挽回しないといけない)

・作庭家:好きな石を一つ得て庭園に設置(実質徳6点の動き)vs 徳4点を得る

2人用ルールはそこが中和されており非常に良いルールです。3~4人で遊ぶ時も2人用ルールを取り入れ、「名庭園は共有の3枚から好きなものを作ってよい」or「作庭家カードを1人(3枚とは言わず)2枚配る」のどちらかを追加すると、バランスが良いと思います。

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国王
TALAF
TALAF
レビュー
537名が参考
8年以上前

枯山水は水を使わずに水を表現し、ひいては世界観や宇宙観まで表現する非常に抽象的な美術です。有名な龍安寺の石庭は、どの角度から見ても石がひとつ隠れる・・・これは、「世界は不完全なものだ」という思想を表しているのです。




---枯山水---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:60-90分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)



発売されたのは2014年のゲームマーケットで、「おおー、なんかコンポーネントが豪華だなぁ。個人ボードがラベンスバーガーっぽいなぁ」「価格は強気だなぁ」ぐらいに思っていたのですが、年が明けてから(2015年初頭)話題が爆発。ボードゲームの常であっという間に品薄。手に入りづらい状況に。火付け役はTwitterかな?

ルール自体は素直なタイル配置ゲームなので、若干得点計算がややこしいものの、ゲームが初めての方にも薦めやすい。軽ゲーばかりを薦めるのも問題があるので、「大人も楽しめる趣味」をアピールするのにちょうど良い。(誰かボードゲーム経験者が混じった方が良いぐらいのルール分量ではある)

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セットアップは、ラベンスバーガーっぽい個人ボードとポーンの形をした禅僧駒を全員が持つ。正方形の砂紋タイルは混ぜて裏返し、メインボードに積んでおく。ひときわ目を惹く庭石は、プレイ人数に応じた数をボードに配置。



それから各自の目標となる名庭園カードを1枚ずつ配る。これは他の人には見せない。

また、ゲーム中一回だけ特殊能力を発動できる、作庭家カードも1枚ずつ配る。これでセットアップ終了。

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自分の手番は前半と後半に別れており、連続して行う。

【前半】

砂紋タイルを引き、「配置」「譲渡」「保管」「破棄」のいずれかを実行する。

a) 配置 自分の個人ボードにタイルを配置する。ボードは3×5で15枚までタイルを配置できるが、最初は左上か左下におき、禅僧駒(ポーン)をその上に載せておく。2枚め以降のタイルは配置済みのタイルに隣接するようにして置く。※保管しておいたタイルがある場合、そのタイルも同時に配置できる。

b) 譲渡 うまく砂紋がつながらないタイルは、他の人に譲渡することが出来る。交渉成立したら、メインボード上に書いてある徳ポイントを2つ得る。

c) 廃棄 引いたタイルを捨て札にする。ただし徳ポイントを失うので、徳が0のプレイヤーはこの行動が取れない。



d) 保管 個人ボード上にはタイルを1枚保管して置ける。すでに保管場所が埋まっている場合は、先にそのタイルを配置するか破棄するかしなくてはいけない。

※手番のプレイヤー以外は、手番プレイヤーが引いたタイルを「強奪」出来る。この場合拒否は出来ない。強奪したプレイヤーは徳を2点失うので、いっその事「譲渡」してしまえば手番プレイヤーは徳を2点得るし、受け取ったプレイヤーは徳を失わない。win-winになる。

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【後半】

タイルをどうにかしたあとは、「座禅」「禅僧駒の移動」「石の獲得と設置」「作庭家カードを使用」と、こちらも4つの選択肢がある。

a) 座禅 座禅を組むと徳ポイントを1点獲得できる。徳の上限は6点なので、それ以上は獲得できない。



b) 禅僧駒の移動 自分の庭においてある禅僧駒を、上下左右に移動できる。まだタイルを置いていないところには移動できない。

庭石は禅僧駒のあるタイルか、その縦列にしか置けないという制限があるので、置きたい位置に予め移動しておく必要がある。



c) 石の獲得と設置 メインボードにある石を獲得して、自分の庭に配置。自分の徳以上のコストがかかる石は獲得できない。また、徳ポイントは石の獲得後、かならず0になる。

例外として、徳ポイントが最大の【6】で有った場合、禅僧駒の位置にかかわらず庭石を置ける。

※庭石は縦横に隣接させて置けないという制限(コケが両方のタイルに書いてある場合は隣接できる)があるので、このルールには従う。

d) 作庭家カードの使用 ゲーム中一回だけカードの特殊効果を発動できる。

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ルールはこれだけで、全員が15枚のタイルを設置したらゲーム終了。ややこしい最終得点計算に移る。この得点計算だけでルールブックをまるまる2ページ割くほどなので、詳しくは公開ルールブック参照。

基本的には砂紋が美しくつながっていて、石が桂馬飛びや斜めに連続していたり、仏様に見立てるように3つの石を連続して置いていたりすると高得点。

あと、最初に名庭園カードが配られているので、これを達成しているとボーナス点。

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最後の得点計算を覚えきれないので、じっくりルール解説するかどうかはメンバーによりますが、とりあえずつながるように置く、石は名庭園カードを目標に、という始め方でもいいと思います。特に最近の話題作なので、これがボードゲーム初体験、という方には。

ルール的には非常に手堅いユーロゲームで、突出した部分も悪い部分も無い、という感じ。箱庭系タイル配置ゲームを、「枯山水」という純和風テーマで出来るというのが最大の魅力ではないでしょうか。

「強奪」という攻撃アクションは、実際のプレイではあまり起こらないので万人が楽しめます。多人数ソロプレイをしているという感覚が若干あるものの、直接攻撃要素が強いゲームは人を選ぶのです。

女性プレイヤーにやや多く見受けられるのですが、【遠慮して人を攻撃できないので、ゲームのルールを最大限利用できない】という方も問題なく遊べます。

軽ゲーでは満足できないので、本格的なボードゲームに手を出したい!という方の最初の一作となるのに相応しい国産ゲームです。

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大賢者
seshil4324jp
seshil4324jp
レビュー
508名が参考
約5年前

2/5点 

タイルや石を配置して

庭園を完成させてく

ゲーム。  


コンポーネントは

凄いのだが 

ゲームとして面白いかと

言うと微妙かなという

気がしてくる。  


得点要素ありすぎて

実際どう進めていけば

良いのか

よく分からないし

ボーナスがややこしい。


一応サマリーに

ボーナスがずらっと

記載されてるが 

文字だけで非常に

分かりづらいため

何度も確認する

ハメになるし

もう少しどうにか

して欲しかった。  


タイル渡したり奪ったり

など あるものの

基本ソロプレイ感

強いので

あまり盛り上がる要素も

ないかな。  

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ワタル
ワタル
リプレイ
486名が参考
7年以上前

最近ボードゲームを始めた友人からのリクエストで久しぶりに枯山水を引っ張り出してきてプレイ。

アクションの説明自体はそれほど難しくなかったのですが、得点の加点方法が多いので、そこの説明に時間がかかり、インスト自体は30分ほどかかりました。

4人プレイでゲーム開始。
今まで相方との2名プレイしかしたことが無かったので、ちょっと楽しみ。
二人だと欲しいタイルが中々でないし、出たとしてもお互い欲しいので強奪する事になるので緊張感の高いゲームになりやすいです。ですが4人だとめくられるタイルの数も多くなり、欲しいタイルも強奪では無く譲渡して貰う事で相手も徳を積みやすくなりました。
結果、欲しい石も比較的手に入りやすく、今までで一番庭らしい庭になりました。

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仙人
五行思想【ごぎょうしそう】
五行思想【ごぎょうしそう】
レビュー
484名が参考
3年弱前

「タイルと石を配置して、美しい庭園を造ろう」といったテーマのゲーム。

コンポーネントやテーマは非常に素晴らしく、雰囲気もある。

それを踏まえてもオススメしにくい理由は得点計算の難解さ。

それぞれの得点計算は難しくはないが、一度置いたら動かせないタイル配置の都合上、全て理解して行動するのは初プレイでは難しいだろう。

理解が出来たうえでの、「タイル交渉」や「タイル強奪」があるので1度目でいまいちと感じた方は是非2回目以降遊んでみてほしい。きっと評価が変わるだろう。

※セットアップ時にコンポーネントの写真を撮っておくことを強く推奨。石を戻すのが大変の為。

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勇者
Vileplume
Vileplume
レビュー
477名が参考
4年以上前

【投稿者情報】

ライトユーザ同士でプレイすることが多く、軽量級(30分前後)と中量級(40~90分)をメインで保有。和気あいあいと出来るボドゲが好みです。

【個人評価】

7/10点

※友達にやりたいと言われたらやりたい。

【評価基準】←私が買うときに大事にしているものです。

■負けていても最後まで楽しいか:7点

→途中で上手くいかないとなると少しやる気失うかなと思います。とはいえ、カタン等のように人によって出来ることに差が出るわけではないので、おのおの楽しめるかと思います。

■初心者がいても楽しいか:8.点

→苔がないと石を連続しておけない、コマがいるところに石をおけばコマを動かせる等を細かくやってベストスコアを目指すとなると差が出ますが、ほどほど大目に見てやれば、みんなワビサビを楽しめると思います。

■頭を使うのが苦手、競争が苦手な人も楽しめるか:7点

→高得点を取るには頭を使う必要がありますが、おのおのベストを尽くす形でやる分には、全員楽しめると思います。

■繰り返し遊んで楽しいか:6点

→戦略はタイルによって決まっていき出来ることが多くはないので、繰り返しプレイしたいというよりは、たまに思い出した時にプレイしたいという感じです。

■プレイ時間に対する満足感:7点

平均的な満足度かなと思います。そこそこ時間はかかる(60分前後)ので、もっかいやろうおはあまりならないかな。

【おすすめの方】

・テーマを大事にする方

・穏やかに遊びたい方

・牧歌的な方

【所感】

「徳積みまーす!」や「徳を使って強奪!」、「そうそう。僧だけに☆」とやっていて楽しいゲームです!石のコンポーネントも拘ってあり、この値段も納得です。



※あくまで個人的な評価になります。同じような嗜好の方の参考になれば幸いです。

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勇者
ゆん
ゆん
レビュー
426名が参考
6年以上前

初めての方へ。

箱を開けたらまず中身を写真に収めるのをオススメします。

中にはクリアケースに石が並んで入っているのですが、クリアケース・石ともに番号が振られているわけではないので、写真等がないと仕舞うときにパズルをやる羽目になります・・・(笑)


「庭の美しさを競う」という一見して対象年齢が高そうなゲームですが、とにかく得点が高くなるようにタイル・石を配置していけば勝手に美しくなるように出来ているので、中学生くらいなら充分理解して楽しく遊べると思います。特に砂紋タイルを破綻なく全部置けたときの快感! 是非目指してほしいです(7点しかもらえないけどw)


人にタイルをあげると徳が上がるので、要らないタイルはどんどん人にあげましょう。こうしてタイルをやり取りしてると、「皆で一緒に綺麗な庭を造っていこう」という奇妙な連帯感が。協力ゲームでもないのにね。

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勇者
K.K?
K.K?
レビュー
404名が参考
2年以上前

石、置きますか?

立派な枯山水(日本庭園)を造って鑑賞するゲームw

庭園の砂をつながるように配置しつつ徳を積むことで石をもらいます。
あとは映えるように置く、のではなく配置ボーナス(役のようなもの)を目標に置いていきます。

見た目の雰囲気とは打って変わってパズルの要素が強めのゲームという印象でした。
といっても砂タイルはめくりの運も必要なので硬くなり過ぎず。終始ワイワイとゲームが流れていきます。

ゲーム終了時にはそれぞれの鑑賞会、撮影会みたいになるので男女問わず楽しめると思います。

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仙人
おつくり
おつくり
レビュー
374名が参考
2年以上前

ジャケットから強烈なインパクトを放つ異色のボードゲーム。

砂紋や苔の描かれたタイルを配置し、禅を組んで徳を積み上げ、
庭園に石を配置し自分だけの枯山水を作り上げていく。

プレイヤーは手番中、2つのアクションを実行する。

アクション① 山札からタイルを引いた後、以下のアクションからひとつ実行する
 ・自分のボードへ配置する
 ・捨て札にする
 ・他プレイヤーへ譲渡する

アクション② 以下のアクションからひとつ実行する
 ・座禅を組み徳ポイントを得る
 ・自分のボードに石を配置する(任意の徳ポイントを消費)
 ・ボード上にいるプレイヤーコマを移動させる

基本的には上記のアクションを繰り返していき、最終的にプレイヤー全員が
3×5マスのタイルを埋めるとゲーム終了となり、得点計算へと移る。


【特筆すべき点・差別化】
和のテイストが盛り込まれており、気付くと美しい庭園作りに夢中になっている。
このゲームでは「徳ポイント」がエッセンスとなっており、徳を消費することで石の配置以外にも
タイルを捨て札にしたり、他プレイヤーが配置しようとしたタイルを強奪することが可能。

他にも、各プレイヤーにはゲーム中に一度だけ使用できる「作庭家カード」が配られる。
上述したカードの強奪を防ぐ効果や、配置した石の位置を変えたり、徳を消費することなく
石を配置したりなど様々な恩恵が受けられる。

【良い点】
・コンポーネントの仕上がりが抜群に良い
・バラエティの要素とゲーム自体のクオリティのバランスが絶妙
・実在する作庭家や庭園などが登場し、話の種にもなる


【思うところがある点】
・コンポーネントのこだわりが強すぎるためか、価格もそれなりにする
・得点計算がやや複雑


【補足】
本来、石を横列上で隣り合わせに配置する場合は苔タイルの上でなければならないというルールがあるので、
トップ画のように砂紋タイル上に連続して石を配置することはできません。

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勇者
すずきさん
すずきさん
レビュー
366名が参考
1年以上前

おっ!ここは老人ホームか?

というくらいのテンションになるゲームです。

はい。面白いです!しかし爆発的に盛り上がったり終始笑いがあるようなゲームではありません

とりあえず最高の枯山水を作成するボドゲです

声が出る時なんて無言で庭タイルめくった時に欲しかったタイルでピッタリハマった時くらいです。

でもそれがまた楽しいのが悔しい…なんだろこれするならカルカソンヌでよくない?という方絶対いると思うんですが、違うんです。きっとこういうシーンとするゲームをしたいボードゲーマー絶対に潜んでいるはずです。

そして庭タイルを配置した後に徳を積むのですが、

その徳で石を配置したりできるようになります

またこの石配置する時が黙って考えて楽しいんですよね…

是非楽しいので、

私がこの枯山水をつくりました写真も👆🏻のように撮ってみてください。

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仙人
おまよ🐾Salute
おまよ🐾Salute
レビュー
359名が参考
10ヶ月前

石の質感やデザインが素晴らしい。作庭に関する知識は自分にはないが作庭に使われる石の名称など知れるのも良い。いい庭を作ることに固執した名だたる偉人たちを知れるのも実際に存在する庭園を知れるのも良い。徳を積みつつも納得のいく作品を作る為には強奪も辞さない徳の低さ。人間臭くて良い。美しくない庭を作ってしまった時の絶望感たるや良い。その代わり万人受けはしないでしょう。

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勇者
夢夫
夢夫
レビュー
338名が参考
3年以上前

坊主が砂を強奪し合うゲーム。

砂紋が描かれたタイルを組み合わせて素敵な枯山水を造ることを目的としたゲームです。善行により積んだ徳を消費することで、坊主がどこからともなく庭石を生み出したり、他人の庭から砂を強奪します。

その素敵な世界観は、ゲーマーである我々が囚われがちな「得点効率の向上」や「勝利への執着」など一切合切の煩悩を払拭し、ボードゲームに始めた触れた純粋なあの頃の気持ちを蘇らせます。


嘘です。

前述した「他人の庭からの砂紋タイル強奪アクション」により、欲まみれの坊主どもが他人の庭から砂や苔を奪いに奪い合います。そこに外箱に描かれていた穏やかな坊主の姿は無く、「やられねばやられる」「明日は我が身」の精神で私欲むき出し。インタラクション性強めなタイル配置ゲームとなっています。「禅」の心とはなんぞや。

穏やかな世界観と「強奪」のギャップに気を取られがちですが、砂紋タイルを置くタイミングを他プレイヤーの個人ボードの状況によって判断する必要がある点や、タイルの「譲渡」という交渉要素が設けられているところなど、考え処が多いため、ほどよく頭を悩ませてくれる良いゲームです。

砂紋がピッタリ合わさった時のスッキリとした心地よさは唯一無二。タイル配置好きの方はぜひ一度遊んでみてください。


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仙人
山形
山形
レビュー
337名が参考
4年以上前

禅僧となり、禅の世界を表現する石庭を作るゲームです。

徳を積み、砂紋と土と石を配置して、須弥山(しゅみせん)世界や極楽浄土などを、自分の思うままに表現しましょう。

龍安寺など、有名な禅寺を再現する事も可能です。

自分が思う石庭を表現するには、常に徳を積んでいないといけません。

徳を積むには、座禅を組むか、他のプレイヤーの力になる必要があります。


ゲーム終了時点で得点の概念はありますが、勝ち負けを気にせず、思うままに貴方の宇宙を表現してもらえればと思います。


ボードゲームで、やたら勝ち負けを気にする人には、オススメしません。

ゲームのメカニクスがどうこうとか言う方にも、オススメしません。そんなものは、ハナクソです。

個々に石庭を作る、対戦の形式を取っているようで、実は優越を競うゲームではありません。

争いの外側の価値観を現し、徳を積む尊さを教えてくれる、禅の世界を簡潔にしっかりと表現しているゲームです。

それぞれの禅僧が石庭を作るのを手伝いながら、自分が思う石庭を作りましょう。

座禅を組む際に、感謝の言葉でものべて、穏やかな心で、ゲームと向き合っていただければと思います。

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仙人
ながやま
ながやま
レビュー
323名が参考
7年弱前

2019年11月9日:追記興味がある方は是非とも、お近くもしくは持っているかたのところでプレイされることを”強く”おすすめ致します。秋は夕暮れ夕日のさして山の...なんて枕草紙なんて読みたくなりませんよ!w


とにかく渋い!プレイ中ここまで静寂感を思わせ(実際はそうでもない)、一回また一回と徳をつみ(煩悩だけですw) 己の理想の庭を造成していく。

そう、理想の庭を造成するためには、【強奪】するのです。とにかく、溜まった徳は強奪し理想郷を造成するために積み立てられていくのです。

おっと、ちょっと殺伐そしてきましたが、繰り返しプレイしいると、おのずと気づくはずです。そう、徳がずっと溜まったままだと。。。

なぜ、こんなにも徳を積んでいるのに、理想の庭が出来ないのでしょうか?とても簡単なことです、欲しいタイルを誰かが引いたら、そく宣言するのです。「それは、私のタイルだ。」と、

プレイ時間75分とありますが、実際終わると何とも言えない達成感と、どこからともなく(なんの知識ない)評論家がでてきて、品評会が行われます。

決して、何度も連続して遊ぶゲームではないですが、ふとした時に集まってなんども遊びたくなる渋いゲームでございます。

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仙人
zЁn
zЁn
レビュー
321名が参考
6年以上前

座禅を組んで、徳を積んで、相手の庭を奪い取れ!!!!!


プレイヤーは庭師(ガーデナー)となり、過去の偉人の力を借りつつ、自分だけの「さいきょうのにほんていえん」を作り上げよう!

Point1:タイルを引いて並べていくことで加算される芸術点を競え!美しさが勝負の鍵だ!

Point2:徳を積むことで相手のタイルを奪ったり、石を購入することができる!

Point3:偉人のパワーを借りろ!必殺技の偉人カードでライバルを出し抜け!


庭園を統べる王(ロード・オブ・ガーデナー)は誰だ!?



そんなアンバランスな世界観とシステムを持つのがこのゲームの魅力であります。

タイルプレイスメントのお約束として、ゲーム終了時のタイルが美しいという特徴がありますが、

このゲームはその特徴が一番顕著に見えます。

侘び寂びを自分なりに上手く盤面で表現できれば勝者になれます。


美的感覚と展開先読みが楽しい、初見のインパクトと話題性抜群の逸品。

もうすでにパッケージの時点で面白いのが卑怯ですねw


ちなみに箱開封したら写真撮っておかないと絶対後片付けできないので、

必ず撮影しておきましょう。

しないと追加コンテンツのパズルゲームが始まります。

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勇者
おんそく@ボドゲごりさん
おんそく@ボドゲごりさん
リプレイ
305名が参考
8年以上前

時期を逃してしまいできてなかった枯山水。

ディアシュピールで枯山水曜日!と銘打ってやっとできた。


ひいたカードは、「大仙院」と「賢庭」。

「大仙院」は隣あっている石があるため苔必須。右下に石を置く必要があるからなかなか置けず、その代わり点が14点と高い。

「賢庭」は置いた石を置き換えられる能力。
インスト時に苔以外に石を置くと隣に置けないっていうのを聞き逃していたため最初に砂のところに石を置いてしまい、半分絶望のところをこの置き換え能力でなんとか退避。


最終的にできた庭!!私の庭!!!!

苔が一部途切れちゃったのが残念。カウンティングができてなくて、絶対当てはまらないように置いてしまった。。

見た目的には苔多目だから緑が映えるように、白めの石を選択!!

庭の条件は満たして、一番下の列に船の形を配置。あとは桂馬置きも。
この庭の場合、左上に小さい縦の石を置ければボーナスがあったから、それの愛称がいいかも。あとは斜め3つのやつかな。

波の模様が、全部普通のまっすぐかと思いきや以外と種類があって、左右対称ボーナスは難易度高めの印象。

4人とも達成できず。

最終的にこんな感じの点数で終わり!

座禅で得られるポイントをきちんと計画して使うのが大事かなーと思った。

ルールは意外とシンプルだから、またやってもいいかも。

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まつなが
まつなが
レビュー
294名が参考
11ヶ月前

テーブルでプレイするより畳の部屋でプレイすると雰囲気も出てすごく良かったです。

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勇者
ぐるり-ぐるり
ぐるり-ぐるり
レビュー
292名が参考
8年弱前

パッケージに描かれた激渋お爺ちゃんが特徴的。見た目通り純和風テイストで癒されるゲーム。

大量得点を得るためには、波紋の矛盾を無くし多くの石を配置する必要があるのですが、その両方に『徳ポイント』が必要となる。そしてこの『徳ポイント』をどのタイミングでどうやって貯めるかが悩ましい。

誰かが庭を完成させた時点でパネルの廃棄が出来なくなるので、一気に残りの手番が少なくなるし、矛盾を許容しなければいけなくなるのでスピードも重要となる。

そのため、周りの進捗を見つつ確実にポイントを稼ぎに行く必要がある。


その分、思い通りに美しい庭が出来たときの喜びは大きい。

そして、得点集計が終わると必ず各自の庭に品評会がスタートする。(感想会みたいな)

『ここだけ矛盾が残ってしまった』『渦が繋がりすぎてミステリーサークルみたいに…』

それぞれ個性や思い入れが強く反映されるので、自主的に始まる品評会もこのゲームの醍醐味ですね。

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勇者
◇◆モモ◆◇
◇◆モモ◆◇
レビュー
285名が参考
3年弱前

・テーマのインパクト、美しいコンポーネント、視覚で理解できるルール、これぞボードゲームのひとつの『至』

まずは箱、墨絵タッチで描かれた坊さんのどアップという強烈なインパクトを誇るパッケージで「なにこれ?ww」とほぼ100%初見プレイヤーの興味を掴みます。次に開けてみるとまるで本物のような『石』の美しさで「なんだこれは・・・」と興味を引きます。この時点でボドゲにありがちな「難しそう」や「面白く無さそう」といった食わず嫌いはほぼ無くなるでしょう。

そうなれば次はルール説明。模様が途切れないようにタイルを置いていき『徳』を払って石を置き、最も美しい庭園を完成させるのですが、この『美しい庭園』というのが非常に視覚的にわかりやすく、ボドゲにありがちなゴチャゴチャと行動順がどうだのリソースがなんだのという話は抜きに「模様が全部きれいに繋がっていればいいんだよ」という説明だけで小学2年生の女の子でもプレイできてしまうほどのシンプルさ。

説明が終わればいよいよスタート、要らないタイルを引いてしまったときは欲しい人がいればあげてもいいという『譲渡』のおかげでいつの間にか対戦ゲームとは思えない和気あいあいとした庭造りに。ゲームが終了し採点(仲間内では品評会と呼んでおりますw)が終わるとそれぞれの庭の美しさを讃え合います。

登場する『石』は同じ種類でも形や色にそれぞれ違いがあり、ゲーム的には何の関係もないのに『お気に入りの石』を狙ってゲットしたり、配置するときはタイルのやや右寄りに置いたりちょっと斜めに置いたりとその人のセンスが問われる部分もあり、それがまたゲーム終了後の「ここの舟石の斜め置きがいいね~」「この大石と立石の距離感が絶妙!」などの感想が飛び交い、まさに気分は作庭家。ちなみに私のお気に入りは黒の臥石です。

対戦ゲームなのにプレイ中も採点後も誰も嫌な気分にならずゲーム結果が『作品』として残るこのゲーム、「完成した庭の写真を撮りたくなる」と女子ウケも大変良い、まさにボードゲームの『至』と言っていいのではないでしょうか・・・


~~~


というのは子供ちゃんや女子、文字通り女子供と一緒に ”遊ぶ” ときの話だ!!常日頃から相手を出し抜き罠に嵌めることを考えているダーティーなやつらとプレイした時、庭園は権謀術数の飛び交う戦場と化す!

徳を消費し相手の設置したタイルを奪い取る『強奪』を常に警戒し、相手に奪われるくらいなら例え自分にとって有益なタイルであろうと躊躇なく『廃棄』し、相手が石を配置し徳を消費した次のターン(隙と呼んでいますw)に素早く行動し、石の配置から相手の作ろうとしている庭園を予測し石の買い占めに奔走する・・・とてもさっき紹介した庭造りゲームと同じとは思えない・・・

しかしこうやって遊び方次第で平和にもダーティーにもなるゲームというのはなかなか無いもので、1位が独走して消化試合になったり妨害されすぎて険悪な雰囲気になったりすることも無く、終わったら作品を讃え合う。

一部の出し得すぎる強カードやほぼ作成不可能な庭園カードを抜いたりしてバランス調整もできる、凄まじい完成度の高さでありながら遊びの幅も広いという間違いなくおすすめできる傑作です。

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国王
和菓子将軍
和菓子将軍
レビュー
269名が参考
3年以上前

リアルすぎる石(石膏を手で塗って作られているらしい!)がインパクト大!

ゲームルールのベースは、
①タイルを工夫しながら配置
②徳(マナ)を貯める
③徳で石を購入
④石をタイル上に配置して、配置関係を活かして点数を稼ぐ
といったもの。

ただやってみると、徳を消費して人ん家の庭の砂(タイル)を奪い合うという現実が待っています。

Good

+ 美しいコンポーネント

+ 相手の盤面を見ながら、設置するか、保持するか、譲渡するか考える面白さ(お互いの盤面も見やすくGood)

++ 徳を積んだ結果、略奪が横行するという諸行無常な世界観


Bad

- 最終的な得点計算が煩雑。

- 略奪が横行した結果、役をキレイに作って勝利!とはなりづらく、得点計算の煩雑さも相まってカタルシスが弱め。

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皇帝
むう
むう
レビュー
268名が参考
約7年前

正に「枯山水」を作るゲームです。

一応ルールがあるものの、個人的には枯山水のミニチュアとして飾るのもアリなぐらいコンポーネントが凝ってます。

初心者でも覚えやすいルールではありますが、砂紋や苔を駆使したコンボ等は、ボードゲーム慣れしていない人にはつらいかもしれません。

石の裏にマークが記載されていますが、イマイチ種類の把握と配置をする際の徳消費値が覚えられず何度もルールブックで確認する必要があったので、次作があるならその辺の改善を希望します。

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皇帝
トッティ
トッティ
レビュー
266名が参考
約4年前

禅僧になり枯山水を作るゲーム。

初版のみ所持。新版でルール改定までは把握していません。

「難しい」とか言われていましたが、実はプレイはそこまで難しくなく、最後の点数計算が大変なのが「難しい」のかな?

「勝利」を狙うなら、ルールの把握は重要なので大変ですが、ゆるく「庭を作って遊ぶ」ならそこまで難しく考えなくても良いかと思います。

一時期話題になった事もあり、ボードゲームにあまり触れない方でも興味もって貰えるので、キッカケになるゲームです。

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勇者
向井咲喜
向井咲喜
レビュー
265名が参考
約3年前

禅僧になって枯山水庭園を作るボードゲーム。8000円というお値段にギョッとしますが、中身を見ると納得。手塗りで仕上げられた重厚感のある石、丁寧に描かれた砂紋タイル、写実的な名庭園&作庭家カード……。眺めているだけで楽しくなるコンポーネント揃いです。

ゲーム自体は、序盤こそやや複雑に感じるものの、慣れてしまえばシンプルでわかりやすいように思います。ものすごくざっくり言うと、砂紋タイルを扱うフェーズとその他諸々を行うフェーズの2つを、ボードが埋まるまで繰り返す……といったところでしょうか。後者のフェーズにある「徳を積む」という行動が、石の取得や他者のタイルの強奪に使えるという諸行無常感(?)が、よりゲームを盛り上げてくれます。

ここまで語っておきながら、実はこちら、人からいただいたものでした。自分ではなかなか手が出ないからこそ、ボドゲ好きかつ未所持の人にプレゼントすれば、喜ばれること間違いなしだと思います!(もちろん、自分で買っても得が大きいボドゲです!)

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大賢者
ササニシキ
ササニシキ
レビュー
262名が参考
約7年前

まだ2回しかプレイしていませんが、血眼(ちまなこ)になって競い合うようなゲームではなく、ゆったり時には協力するような形でゲームを進めつつ、最終的には完成した枯山水の素晴らしさをポイント換算して楽しむゲームです。


完成させた枯山水はどうしても写真で撮影してInstagramなどのSNSに投稿する流れになるでしょうね(笑)

女性も…いや、女性の方がこのゲームははまるかもしれません。

一つの作品を作り上げていくような感覚で、コミュニケーションを大切にしながら、完成した枯山水は、なんだかとても誇らしげな作品を作った気分にしてくれます。

また、枯山水がどうだったら素敵なのか?ポイントで分かるので、ゲームを通じてリアルな枯山水を見に行きたくなると思いますよ。

(少なくとも私は枯山水巡りをしたくなりました(笑))

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おざかつ大魔王
おざかつ大魔王
レビュー
260名が参考
3年以上前

タイルを15枚並べて、石をトッピングして庭をつくるゲームです。

こんなテーマのゲームが、はたして面白いんだろうかと思っていました。

しかし、プレイしてみると面白いです。娘2人(中3と小6)も面白いと言ってプレイしています。

一番の面白さは、庭に並べるタイルにいろいろな模様があって、それをいかにきれいにつなげていくかという点だと思います。きれいにつながるようにゲームの勝敗をそっちのけでプレイするときもあります。タイルを引く運に左右されますが、きれいに模様が繋がった庭ができると嬉しくなります。また、条件を満たせば、高得点を手に入れることができます。

このタイルを繋げていくというところで、「カルカソンヌ」に似ている点もありますが、タイルが長方形なので、置く場合右か左かしかありません。ただし、配置できなければ「保管」というアクションをすることができますし、他のプレイヤーに「譲渡」や使わずに「廃棄」することも可能です。また、自分が持っている「徳」ポイントを2ポイント使って、他のプレイヤーが配置しようとしているタイルを「強奪」することもできます(とてもこのゲームにに使わない単語ですが)。

先ほど書いた「徳」ポイントですが、最大6ポイントまで貯めることができます。貯めたポイントで、タイルの上にいろいろな種類の「石コマ」を置くことができます。この「石コマ」の置き方によっても勝利点を得ることができます。いろんな種類の石があるので、選んで配置するのも楽しみの一つかと思います。

ルール自体は簡単で、小学校高学年であれば、プレイするのは難しくないと思います。ただ、点数計算がちょっと判定するのに時間がかかります。

また、テーマがテーマですので、どちらかというと最初にプレイしてもらえるかどうかにかかっているかもしれません(笑)。

下の写真は、私と娘2人の3人でプレイしたときの様子です。いずれのプレイヤーもあまりキレイな紋様の庭にはなっていません(笑)。

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Hide
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レビュー
257名が参考
5年以上前

めちゃしぶの枯山水を誕生日プレゼントで貰いました!

プレイのレビューです!


とりあえず箱、コンポーネントのひとつひとつが渋くてかっこいい!

箱に載ってるこの方は「夢窓疎石」たぶん枯山水作った人の中で有名な人なんだと思います笑


やり方は一度やればすぐわかるような簡単な感じです!

3×5のプレイヤーボードの庭園の砂タイルを全員が埋めたらゲーム終了!

それまでにできることとして、砂タイル山札から1枚引いて置いたり、保管したり。時には相手が置こうとしたタイルを強奪したり、座禅を組んで徳を積んで、その徳で意思を作ったりと、やることは多いですが、前述通り、一度やればすぐわかるような感じです!

難しいのが得点の計算!

苔タイルの多さだったり、砂タイルで円を作ったり、石の並び位置だったり、左右対称性でポイントを稼ぎ、波が途切れていたらマイナスポイントというようなサマリーを見ながら出ないとほぼ覚えられない点数計算…!

プレイの途中はこんな感じです~


ちょっと重ためですけど、庭つくる楽しさわかるそんな気がします。。。

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勇者
ロキ@大阪市内
ロキ@大阪市内
レビュー
255名が参考
9ヶ月前

各プレイヤーは禅僧となり、日本庭園を作るゲームです。

コンポーネントにはリアルな石が入っており、妙な魅力があります。

石の並べ方や砂の絵柄によって点数がつきますので、タイルや石の取り合いとなります。

自分にとって必要ないタイルも人にとってはほしい場合があるので、欲しそうなら交渉してもよいです。

◯良い点

◯デザインやテーマ性がしっかりしている

◯コンポーネントがリアル

◯出来上がった庭に愛着が湧く



×悪い点

×ソロ感が結構強い

×特定の石の並びが強すぎる


我が家ではそれなりに登場回数が多いです。

箱に納める際、石の配置がわからなくなるのであらかじめ写真を撮っておくと良いでしょう。

また、最後のポイントレースでは、参加者の出来栄え投票があっても良いかもしれません。

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皇帝
ハバネロ錬金術師
ハバネロ錬金術師
レビュー
246名が参考
8年弱前

パッケージ自体にすごく力が入っているのでそれだけでも面白いのですが

プレイの感覚としては求められる庭の形が庭園カードで提示されるので、そのための徳、そのための交渉になるわけですが

私が思う隠れた魅力はプレイ後のかたずけ

透明なパッケージに使った石を収めていくのですが、その窪みが似たり寄ったりでわかりにくい

そのためなにかパズルをしているような感覚が味わえます

そこまでのパッケージと思って買うと若干高めの価格設定もありなのかなと

まぁ実際お金のかかったパッケージですので、手元に置いて損はないと思います。

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国王
ヤキ鳥屋
ヤキ鳥屋
レビュー
244名が参考
6年以上前


ボードゲームの中でも屈指の「わびさび」感。

昼ならお抹茶、夜なら日本酒でも頂きながらまったり味わいたい見た目…

ですが、実際のこのゲームはパネルの文様の組み合わせや石を集めるための徳集めのタイミングなど駆け引きも多く意外とまったりとも行かないところはあります。

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大賢者
碧海吟遊@シーランド王国伯爵
碧海吟遊@シーランド王国伯爵
レビュー
242名が参考
3年以上前

砂紋タイルを配置し、石を配置し、苔にも注意しながら美しい日本庭園を作ろう、というゲームです。

コンポーネントのクオリティが素晴らしく、石もちゃんと大きさや雰囲気の違うもので、お値段がはってしまう理由はこれを知れば仕方ないか、という感じです。

ゲームの流れ自体はそこまでごちゃごちゃしていませんが、何といってもプレイ後の「採点」がかなり細かいです。

そのため、「ゲーム終了時にすぐ勝敗が分かった方がいい」方には合わないかもしれません。

点数処理も含めてゲームだ、くらいまで意識を広げてゆったり楽しむテンションのゲームです。

しかし、ゲーム内容自体は有限の石を取り合い、砂紋タイルを強奪したりという要素もあり、戦略性は高いです。


各プレイヤーは配置する寺院ボードと、作庭家カード・お寺のカードを規定数ランダムに受け取ります。

作庭家カードはゲーム中発動できる使い切りカード、お寺のカードは、指定された種類の石を指定された場所に配置できていればゲーム終了時ボーナスが入るもので、各プレイヤーは他人の目指す形は明かされません。


ゲームの流れは「砂紋タイル」関係のフェイズと「座禅、石、禅僧コマ移動、カード発動」などその他の事をするフェイズで1手番です。


砂紋タイルを山タイルから引き、「寺院ボードに配置」か「相手に譲って徳 (マナ) を得られる交渉をする」か「一時置き場に置く」か「徳を失って破棄」かを選びます。


配置する場合、最初の一枚はボードの左上か左下、それ以降は辺が触れる位置に配置します。また、1枚目のタイルの上に禅僧コマを配置します。

砂紋には各タイル事に違うものがあり、横直線の他に円を描いているものや苔が生えているものがあります。

ゲーム終了時、砂紋に「矛盾」があると減点対象となります。

例えば、タイルの端まで苔が生えたタイルの隣に普通の砂のみタイルを置くとぶつ切りで途切れた見た目となり、減点となります。


相手が欲しいなら譲るという行動も取れます。相手が了承すれば譲渡し、受け取った相手は即座に配置します。譲渡したプレイヤーは徳ポイントと呼ばれるコストを得られます。

一時置き場への保管は一旦保留する事ができます。1か所しかないため、次に引いたタイルも保管したい場合、既に置いてあるタイルは破棄できず必ず配置しなければなりません。

保管したものは最後まで保持する以外どこかで必ず使わないといけなくなるので、そういうリスクを避けたいなら徳を払って破棄する事も出来ます。


また、自分がタイルを引いた時、相手が規定以上の徳を持っていれば「強奪」される事もあります。

カード効果以外で拒否する事は出来ず、強奪されたプレイヤーはそのターンのタイル関係の行動はできなくなります。強奪したプレイヤーは即座に配置し、徳を下げます。


後半フェイズでは、タイル関係以外の行動をどれか1つ行えます。

「座禅」では、徳ポイントを1つ得られます。徳は前述した譲渡で増やしたり強奪で減らしたりする他に、石の配置に使用します。石にも種類があり、置く石によって必要な徳ポイントは違います。また、指定された徳よりも多く持っている場合でも、石を配置したら徳ポイントは0まで下がります。

例えば、「自分が徳ポイントを4持っていて、置きたい石に必要な徳が2の時でも、4ポイント全て支払って配置」しなければなりません。


また、石の置ける場所には制限があり、「禅僧コマがいるタイルかその縦列のどこか」です。斜めや横に離れた場所に配置は出来ないので、置きたい場所が決まっていれば、禅僧コマを動かしつつゲームを進めなければいけません。

禅僧コマのいるタイルに石を置いた場合は、禅僧コマを縦横1マス移動させることができます。

また、石を隣接させて置く事は原則不可で、「隣接させたい石が両方とも苔タイルに配置されている場合」に限り可能です。

隣接させるメリットは、最初に配られたお寺カードで指定されているものもあれば、ゲーム終了時の採点で特定の置き方ボーナスで必要になるものもあります。

これらはすべてタイルの配置されている所のみで、目的の場所があれば、まずはそこまでタイルを繋げなければなりません。


作庭家カードの発動条件が揃っていればここで使う事も出来ます。この場合でも1枠消費してしまうので、カードを発動するターンは座禅や石の配置は出来ません。

作庭家カードには、徳をいっきに得るものや、配置済の石を移動させるもの、相手の強奪を拒否できるものもあります。効果自体は地味に感じてしまうものが多いですが、使い切りカードのため、使用タイミングは見極める必要があります。


これらを繰り返していき、全プレイヤーが砂紋タイルをすべて配置し終えたら終了です。

砂紋のみタイルで一番大きい長方形のマス目分の加点、苔タイルの枚数に応じて加点、砂紋の真円、半円が成立している箇所や枚数につき加点、特定の石、特定の場所に特定の置き方で配置されていればそれぞれ加点、お寺カードの指定配置を達成していれば大きく加点など、終わってからは各項目毎に各プレイヤー順番に、全員で確認しながら採点していきます。


表記されているゲーム時間は長いですが、作るべき庭の目指し方が掴めてくれば長考ポイントは少なそうです。

最初は取れる行動が多い+採点基準がとても多いので、何をしたらいいか分からない内に半分くらい庭を埋めてしまい、もうボーナスを狙えない…という状況も起きやすいかもしれません。

重そうに見えるゲームですが、回数をこなすにつれ進行自体はサクサクでき、また戦略性も上がってくるように思います。


採点が多い以外にも人を選ぶゲームだとは思いますが、もしも購入出来て自宅で出来る友人がいれば、お酒を呑みながらゆったりするのに合いそうだと個人的には思います。

二人プレイと3,4人プレイでは若干ルールが違い、二人プレイではお寺カードをオープンにしたり、配られる作庭家カードの枚数も多かったりと、二人用に最適化されている項目もあるため、改めて調整する必要もないです。

場所も取るのでなかなか限られるかもしれませんが、個人的評価は上位のゲームです。

1つずつ解説しているプレイ動画もあるので、少しでも興味を持てればまずは見て雰囲気を確かめてみてください。

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仙人
9割ぼっち
9割ぼっち
レビュー
242名が参考
3年以上前

パッケージのおじいちゃんのインパクトたるや。笑うしかない。

コンポーネントの石もよくできている。持った質感も良く、お値段以上。

ボドゲにあまり興味の無い人にも、
「枯山水をつくるボードゲームがあってね...」
と話すと「え、何それ」となる。そしてあのパッケージで笑う。

ゲーム中は、プレイヤー同士でなごやかに会話を楽しめます。

ガチガチの読み合いがしたい方にはあまり合わないかもしれない。


私の評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10/10)

誰とでも楽しく遊べるゲームは貴重。

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皇帝
月の家
月の家
ルール/インスト
241名が参考
3年以上前

1)ゲーム名:枯山水

2)勝利条件:ゲーム終了時にもっとも多くの勝利点を得たプレイヤーが勝利者となる。

3)ゲームの準備

①「寺院ボード」を場の中央に置く。

②各プレイヤーは、「庭園ボード」と「早見表」を受け取り、自分の前に置く。あわせて、ボード右下の色に対応する「禅僧コマ」と「円相コマ」を受け取る。「円相コマ」は、「寺院ボード」の「徳ポイントトラック」の「0」の位置に置く。

③全ての「砂紋タイル」を裏返しにしてよく混ぜ、「寺院ボード」のタイル置き場に、いくつかの山にして積む。

④プレイする人数に応じて、「石」を「寺院ボード」の石置き場に置く。

・2人の場合:横石4個、立石(小)5個、臥石2個、立石(大)3個、舟石1個

・3人の場合:横石5個、立石(小)6個、臥石3個、立石(大)4個、舟石2個

・4人の場合:横石6個、立石(小)7個、臥石4個、立石(大)5個、舟石3個

⑤「名庭園カード」(14枚)をよくシャッフルして、全プレイヤーに1枚伏せて配る。各プレイヤーは、配られたカードを他のプレイヤーにわからないようにして、中身を確認する。

⑥「作庭家カード」(9枚)をよくシャッフルして、全プレイヤーに1枚伏せて配る。各プレイヤーは、配られたカードを他のプレイヤーにわからないようにして、中身を確認する。

⑦余ったボード、石、コマ、カード(中身はみない)、早見表は箱に戻す。

4)ゲームの進行

①手順1:「寺院ボード」のタイルの山から「砂紋タイル」を1枚引いて、タイルを表にして全プレイヤーに見せる。その後、以下の4つのアクションのいずれかを行う。

・配置:引いた「砂紋タイル」を自分の「庭園ボード」に置く。なお、最初に配置するタイルは、「庭園ボード」の左上又は左下の角に、長辺が横になるように置く。上下の向きは自由における。また、「禅僧コマ」も配置する。2枚め以降は、既に配置済のタイルの横か縦に隣接するように配置する。

※手番プレイヤーが配置を宣言した場合、他のプレヤーはそのタイルを「強奪」することができる。「強奪」できるのは、その手番に引いたタイル又は保管しているタイルを配置する場合のみである。このアクションが宣言された場合、手番プレイヤーは拒否できない。また、複数のプレイヤーが宣言した場合は、配置しているタイルが最も少ないプレイヤーがそのタイルを獲得する。配置しているタイルの枚数が同じ場合は、時計回りで手番プレイヤーに近いプレイヤーが獲得する。「強奪」を宣言し、タイルを受け取ったプレイヤーは、「徳」を2ポイント失う(「徳」が2ポイント未満のプレイヤーは宣言できない)。

・譲渡:引いた「砂紋タイル」を他のプレイヤーに譲渡することができる。他のプレヤーに譲渡を持ちかけたり、希望者を募ったり、他のプレヤーが譲渡の提案を持ちかけることができる。譲渡先のプレイヤーはタイルを引いたプレイヤーが決定する。ただし、強制的な譲渡はできない。譲渡を受けたプレイヤーは、受け取ったタイルをすぐに配置する。また、譲渡したプレイヤーは、「徳」を2ポイント獲得するので、「寺院ボード」の上の「徳ポイントトラック」の「円相コマ」を2マス進める。なお、「徳」の上限は6ポイントが最大で、それ以上のポイントは獲得することができない。

・廃棄:引いた「砂紋タイル」を捨て札置き場に置く。タイルを廃棄した場合は、「徳」を1ポイント失う。「徳」の下限は「0」であるため、「徳」が「0」の場合は、このアクションを選択することはできない。

・保管:「庭園ボード」の右下にある仮置き場に1枚に限り一時的に保管しておくことができる。この保管していたタイルは、以下のアクションをすることできる。

ア)保管していたタイルを配置して、続いて自分の手番で引いたタイルを配置する(配置する順番は逆でも可)。

イ)保管していたタイルを配置し、自分の手番で引いたタイルを保管する。

ウ)自分の手番で引いたタイルを譲渡し、保管しているタイルを配置する。

②手順2:以下のアクションの1つを選んで実施する。

・座禅:「徳」を1ポイント獲得する。「徳」が上限の6ポイントに達している場合は、「徳」を得ることができない。アクションをパスするのと同様の行動となる。

・禅僧コマの移動:「禅僧コマ」を縦横に1タイル分だけ移動する。なお、配置済のタイルの上しか移動できない。

・石の獲得と配置:「徳」ポイントを全て消費して、「寺院ボード」の石置き場にある「石」を1つ選んで獲得する。「徳」のポイントによって獲得することができる「石」の種類は変わる。獲得した「石」を置けるのは、「禅僧コマ」があるタイル又はその縦列のタイルのみである。また、「舟石」に限り、各プレイヤーは1個までしか獲得することはできない。なお、「石」は縦横に隣接して配置することはできない。ただし、苔タイル上にある「石」同士は隣接することが可能。

・作庭家カードの使用:手持ちの「作庭家カード」を公開し、カードに記載された効果を得る。カードの効果によって配置するタイルを「強奪」することはできない。また、「譲渡」や「保管」をすることはできないが、「廃棄」は無償で行うことができる。

5)ゲームの終了:いずれかのプレイヤーが15枚のタイルの配置を完了したら、それ以降は他のプレイヤーは引いたタイルを「配置」又は「保管」しかアクションを実施できない。「譲渡」、「廃棄」や「強奪」は実施できない。また、15枚配置したプレイヤーは、手順2のみを実施し、全プレイヤーが15枚のタイルを配置したら、ゲーム終了となる。なお、「砂紋タイル」が不足した場合は、廃棄タイルを混ぜて新たな山を作り直す。

以上


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Hide
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レビュー
239名が参考
6ヶ月前

コンポーネント全振り

渋いおじさんがドアップな外箱に興味を持って手に持つと想像以上の重量に驚くことでしょう。

コンポーネントの石がとにかくリアルですごい、全部形と色が違う、似てるのもあるから見た目だけで区別つかない。 

点数を獲得する配置の種類が無駄に多くてだるい、個人ボードがあるゲームで強奪というアクションがあるのにコンポーネントの視認性があまりにも悪くてストレス。

プレイしにくさを改善してくれたらちゃんと面白いゲームにはなりそうな、リメイクに期待。

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仙人
はんぺん
はんぺん
レビュー
231名が参考
5年以上前

コンポーネントについて褒める意見が多いですね。ただ、同じくらいゲームシステムも素晴らしいです。


私が特に素晴らしいと感じるのは 徳 システムですね。


カルカソンヌ的タイル配置


戦略要素カード 作庭家カード


複雑な特典計算の組み合わせ


石の質や全体の見た目 美しさ 渋さ


と褒めるところは多いですが、


相手にカードをあげたり、座禅を組むwと徳があがり、庭を捨てたり相手の庭を強奪wすると徳が下がる。

考えた人は天才ですね。ワードチョイスも良いですが、この得が無ければこのゲームはありきたりな物となっていたでしょう。徳は得点にもなるし、石を獲得する手段にもなります。禅の精神は善なのです。


日本人の心をくすぐるゲームです。海外にお土産で持っていくのも良いでしょう。ルール説明も割と簡単にいけそうな気がします。



タイル分断のマイナスが大きいので、難易度の割にそこまで大きくない対称ボーナスを捨てて断点を無くしたほうが良いですね。苔は外周へ。そうすると断点をカバーしつつ上段なら高いボーナスを狙えます。


アマゾンのコメントにもあるように、がちがちの殴り合いというより和の心でしめやかに己の庭の完成と善の心を追求していきましょうという感が強い気がしますね。

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大賢者
ボドゲを楽しむ会
ボドゲを楽しむ会
レビュー
224名が参考
8年弱前

何度か知人同士でプレイしました。最初パッケージを見た時は、とっつきにくそうな装丁だなと思いましたが、実際にやって見ると、ルールもそこまで複雑では無く、初見から楽しむ事が出来ました。自分自身ボードゲームに慣れている訳では無く、ルールを読み解くのに必死になり、結果楽しむ事が出来なかったりするので、とてもありがたかったです。また回数をこなしても、同じ庭が出来上がる事は無く、大きなミステリーサークルが出来たり、苔が一切ない庭というより駐車場のような物が出来上がったりと、以外と何度やっても楽しめます。購入するには少し勇気のいる値段なので、お近くにボドゲカフェ等があるなら、そちらで試してみてもいいかも知れません。

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貴族
源瀬川
源瀬川
レビュー
224名が参考
2年以上前

独特の世界観を構築した怪作。ゲーム性を楽しむというよりは、世界観にどっぷりと浸り、自分の枯山水を作り上げることに没頭することになる。枯山水で大切な要素である石の作り込みも見事。一度はプレイする価値あり。


<■枯山水とは>

枯山水(かれさんすい)とは、水を用いずに岩や砂などで山水を表現した日本庭園の様式の一つ。石庭。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/枯山水

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勇者
すぷーん
すぷーん
レビュー
219名が参考
約5年前

ゲームを終えた後に思わず、写真を撮りたくなるくらいコンポーネントが優れたゲームです。

タイルを集めて目標の形にそろえ、芸術点を競うゲームです。

お値段が少し高めなのがネックかもしれません。

私がやったときは”徳が高いから奪う”というワードが飛び交いました。

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勇者
じょーじ
じょーじ
レビュー
216名が参考
2年以上前

無の境地へいざ行かん。


☆所感

外箱の圧倒的存在感に惹かれ、プレイしました。


1ターン毎に、手に入る砂紋タイルを効率よく並べ、与えられた条件を満たしていくのですが、これがとても難しいです。

入手できる砂紋はすべてランダムであり、望んだ物が手に入るとは限りません。最後の最後まで望んだ物が手に入らないということもありました。(二人プレイだからかもしれませんが)

またひくだけでなく、相手から譲り受けたり、強奪したりといった要素も魅力の一つです。


しかし、このゲーム、【徳】を積むことがとても大事。

徳のないプレイにはペナルティがあります。

逆に徳のあるプレイにはボーナスがあります。

そういった駆け引きの要素も楽しめるものであるかと思います。


出来上がった枯山水は、世界で1つの自分だけの庭園です。

思わず写真に収めたくなる美しさがあります。

ぜひいろんな方に自分だけの庭園を作って頂きたいです。



☆おすすめしたい人

バチバチした競争は好まない方

タイル配置ゲームが好きな方

和テイストが好きな方

お坊さん



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勇者
かいり
かいり
レビュー
213名が参考
5年以上前

第1回東京ドイツゲーム大賞受賞作品で勝敗は完成した庭園の美しさを評価点にして決めます。ただ山札を並べるのでなく、より高度な枯山水庭園を作り上げる事でより高い評価を得ることが可能です。

庭園を作る為の基本行動は坐禅。

得られる資源?は徳。

徳を積み重ねるような行動をとることが望ましい。


枯山水は行動と勝利得点の計算にややクセがありボードゲーム初心者だけではミスが起こりやすい。

2人でも3人でも4人でも大きく変更点がないので4人以下の人数が集まる時はプレイしやすい。

余談

枯山水庭園に置く石はプラ製とかではなく、

石工を固めたもの。

制作側のこだわりを感じます。

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勇者
くら戦闘狂
くら戦闘狂
レビュー
205名が参考
約9年前

新装版発売前の意見です。
新装版については中身を見たことがないため、下記が当てはまらない可能性があります。

一時期ネットでものすごく話題になり、今も希少品としてプレミア価格で取引されている作品です。

特徴は何といっても、石膏で作られた庭石です。
これらは1つ1つが手塗りで色を付けられているそうで、眺めれば眺めるほどによくできた作品です。

ゲームで使用するポイントとして「徳」があるのですが、引いてきた砂紋タイルを他人に譲渡すると上がったり、他人からタイルを奪うと下がったりします。
ゲーム終盤に差し掛かると、自分の作った枯山水に愛着がわき愛おしくなります。
また気が付くと勝ち負けを気にせず全員が美しい枯山水を目指して協力するようになり、プレイヤーの「徳」も高まっていく気がします(笑)

生産が追い付いておらず、希少品のため入手がかなり難しいのが残念ですが、まさに日本らしい、日本人の日本人による日本人の為のゲームといえるのではないでしょうか。

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仙人
Uty
Uty
レビュー
201名が参考
約9年前

綺麗な枯山水庭園を造る為に、時には徳を捨てでも相手のタイルを奪う!順番に庭を形造る砂紋タイルを引き、砂紋が繋がるように自分の庭に配置していく箱庭ゲーム。良い砂紋が来た!と喜んでいると相手に強奪されてしまう事も暫し。砂紋が繋がり、きれいに石が
配置できるとにんまりしてしまいます。このゲームの味噌は気に入らない砂紋タイルが来た場合、配置せずに破棄してもたいしたペナルティにならない事。なのでカルカソンヌ等に比べて自分の思い描いているタイル配置が比較的しやすいところでは無いでしょうか。

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仙人
五行思想【ごぎょうしそう】
五行思想【ごぎょうしそう】
レビュー
201名が参考
約5年前

コンポーネントが素晴らしい♪最大4名までで遊ぶゲームですが

それぞれに枯山水の庭園をつくるボードが渡され

そこに自分なりの思いをこめた庭園を造る作業が悩ましいのですが

楽しいゲームです。


プレイヤーは全員禅僧となり、

お題の庭園をつくっていきます。


色々と庭園の形や石材の置き方によって

ポイントが入るため

どこに何を配置するのかも悩みどころです。


他にも、徳をつむ作業などもあり

本当に煩悩について考えさせられる時間多々あり笑


ゲーム自体がかなりつくりこんであり

枯山水に没頭できる素晴らしいゲームです。


説明が難しいのが難。。

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仙人
ボドゲ好きのてんちゃん
ボドゲ好きのてんちゃん
レビュー
201名が参考
3年以上前

初めてのプレイで2人でやりました。

高得点を狙いつつ、自分のカードを揃えるのを頑張ったのですが、どちらも叶わず…。

しかも、何故か協力ゲームになってました(笑)

勝ったのは相手の方でした!

私は減点があったのが痛かったですね…。

これ、面白いですよ!!!!

夢中になれます!!

ぜひ、やってみてください(*^^*)

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仙人
小夜風
小夜風
リプレイ
197名が参考
8年弱前

一度、上中下段すべて左右対称にしたことがあります。

でもこれでは勝てませんでした。

このボーナス点は苦労の割に得点が低いです。

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異人館
異人館
レビュー
197名が参考
約5年前

ジャケットにインパクトがありすぎのお気に入りゲームです。

中量級のゲームではありますが、見た目が楽しく、インスト自体は簡単で、一人一枚配られるリファレンスもよくできているので、初心者にもよくおススメしています。


ジャケットだけでついつい手が伸びてしまいますが、ゲームコンセプトも中々興味深いものがあります。

つまりは美しいお庭を作って高得点を目指すゲームなのですが、手番では庭タイルを手に入れて配置するほかに、「徳」を積むために「座禅」を組みます。

座禅を組んでひたすら貯めた「徳」を使って、石を買うこともあれば、なんと人からタイルを強奪することもできます。むしろ最後の方はタイルを強奪するために座禅を組む、悪いことをするために良いこと貯金をする、みたいなことになってきます。


そんな遊び心満載のゲームではありますが、中々しっかりとバランスが取れており、ちゃんと考えないと点数は伸びません。一方で、初心者でもそこまで点差が引き離されることもないし、そもそも点数が伸びなくても、綺麗なお庭ができれば満足感も得られる、よくできたゲームになっていると思います。

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勇者
Tet
Tet
レビュー
194名が参考
4年以上前

★簡易説明★

【目的・内容】 

禅僧となってより優れた庭園をつくることが目標。

【ジャンル】 

タイル配置・交渉

【内容】 

プレイヤーはタイルを引いて自分の庭園に配置していきます。ルールは簡単ですが得点計算は少しややこしいです。

砂紋の流れに矛盾なく置く。円形の砂紋、コケや石の配置。左右対称性、事前に配られた個人目標の達成等で勝利点を得られます。

いらないタイルは他のプレイヤーに譲ることもでき、更に徳と言うトークンを使うことで他のプレイヤーのタイルを奪ったりもできます。

【面白かったところ】 

綺麗にタイル配置できた時は気持ちがいいです。交渉や(悪)徳による強奪等干渉要素もあるところも好きでした。

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皇帝
K
K
レビュー
194名が参考
約6年前

素敵なお庭を作ってドヤ顔するゲームですっ(´›ω‹` )基本的には、石を置いたそのすぐお隣に石を置くことや、後から石を移動する事が簡単には出来ないので最初に置く場所には少し気をつけたほうがいいかもだよっ(´-ω-`)タイルを奪ったり奪われたり…コミュニケーションが楽しいゲームなので初対面のアイスクラッシュにオススメですのだっ(˙꒳˙ก̀)笑

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大賢者
えりんぎ!@ボドゲ初心者
えりんぎ!@ボドゲ初心者
レビュー
192名が参考
4年以上前

第一回東京ドイツゲーム賞大賞受賞作。「徳」を積みながら石と砂紋タイルを並べて、出来上がった庭の美しさを競うという、渋すぎるゲーム。パーツの美しさに見惚れつつ、「これじゃねえわ」となりながらやる焦燥感、徳を失うのと引き換えに相手のタイルを奪う背徳感。禅マインドが養われる。


・プレイ人数

 2~6人

・戦略性

 ★★★★☆

・洞察力

 ★★☆☆☆

・ワイワイ度

 ★★★☆☆

・オシャレ度

 ★★★★★

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仙人
リンクス川越事業所
リンクス川越事業所
レビュー
169名が参考
8年以上前

 まだ、数回しかプレイしていないのですが、綺麗な庭園を造って芸術点を競う、日本の「わび」「さび」の文化を反映したお上品なゲームですね。プレイしていると思わず綺麗な庭造りに夢中になってしまいます。プレイヤー同士で「いやー、○○さんの庭は素晴らしいお庭ですなあ・・・ふぉっふぉっふぉ。」「いえいえ、△△さんの庭こそ奥ゆかしくて味わい深い。これぞ和の文化とも言うべきお庭ですぞ?・・・ふぉっふぉっふぉ。」などとRPしながらやると更に世界観に入り込めそうです。個人的には、戦略や駆け引きを楽しむよりは世界観を楽しむゲームかと思います。

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勇者
ishikawahaanpai
ishikawahaanpai
レビュー
168名が参考
8年弱前

タイルや石といったパーツを組み合わせて、いかに美しい石庭を作れるかを競うゲームです。

あっという間にゲームが終わるので、アレもコレもと欲張らないことがコツのような気がします(タイルが埋まらなかったり、ガラが繋がらないとマイナス点になる)。

また、過剰に石を置けば良いということもなく、適切に配置する必要があります。

ここらへん、ワビサビの世界を上手く表せているのではないでしょうか。


また、このゲームの良いところは、勝ち負けだけでなく、完成された庭を眺めて自己満足に浸れるところかもしれません。

たとえ点数が低くても、自分で作った庭を眺めるのは楽しいです。


コンポーネントは物理的に少々重いですが、雰囲気がある良いゲームです。

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国王
GO
GO
リプレイ
165名が参考
5年弱前

Anno、夫、小4の双子の息子たち(9才)の4人で遊びました。

Annoと夫は以前、二人で遊んだことがありますが、子どもたちは初めてです。今回は、初めてのプレイヤーがいるので庭園カードまで気が回らないだろうということで、このカード抜きでプレイしました。

Annoがお手本を見せがてら、スタートプレイヤーになりました。手順1で初めに引いた砂紋タイルが苔タイルでしたので、それを個人ボードの左上に配置しました。そして、手順2では座禅をし、徳を1積みました。夫と次男は砂タイル、長男は苔タイルで、それぞれ座禅で徳を1ずつ積みました。

2順目にも、苔タイルがきたので、Annoはできるだけ苔タイルを繋げ、三尊石ボーナス(上段の横列で3つ苔タイルを連続させ、そこに立石小・立石大・立石小の順で並べたときに15点得られるボーナス)を狙うことにしました。

夫は砂紋を途切れさせずに模様が左右対称なるようにタイルを置き、対称性ボーナス(横列の5枚が左右対称になった場合、一列につき5点得られるボーナス)を得ようと考えていたそうです。

子どもたちは二人とも、とりあえず砂紋が途切れないよう、渦を真円または半円にして渦ボーナス(渦の成立具合によって、得点を得られるボーナス)を得ようとしていたようです。

石は種類によって要求される徳の点数が違い、石を一つ得るごとに徳は0になります。

今回は、徳を2点失って他プレイヤーの砂紋タイルを奪う強奪は起きず、徳を1点失ってタイルを捨て札にする廃棄や、他プレイヤーにタイルを譲ったら徳を2点もらえる譲渡でゲームは進みました。

ゲームの序盤、タイルの引きがよかったAnnoは苔タイルを3枚繋げて置き、座禅をしたり譲渡をしたりで徳を積み、石を3回獲得して三尊石ボーナスを得ました。

夫、長男、次男は舟石ボーナス(下段の横列に舟石を置くと、3点得られるボーナス)を得ました。舟石は3つしかないので、Annoはこのボーナスを得ることはできませんでした。

中盤、Annoは苔タイルを地道に繋げて苔の面積を広げ、臥石ボーナス(中央の縦列にある臥石1つにつき3点得られるボーナス)を狙いつつ、斜め置きボーナス(3×3タイルの1つの対角線上に3つ置くと7点得られるボーナス)を得るために、石を獲得しました。

夫は、できるだけ砂紋を途切れさせないようにしながら、臥石ボーナスと斜め置きボーナスを狙いました。

長男は、タイルの砂紋を繋げるのに苦心しながら、臥石ボーナスを狙っていました。

次男も、タイルの砂紋を繋げるのに苦心しながら、斜め置きボーナスを得るために石を獲得しました。

終盤、Annoがいち早くタイルをすべて置き終わり、それ以降、どのプレイヤーも譲渡や強奪ができなくなりました。Annoは、あと一枚というところできれいに繋がる苔タイルを得ることができず、不完全な庭になりました。また、三尊石ボーナスのために置いた石が邪魔をして、斜め置きボーナスは得られませんでしたが、桂馬置きボーナス(2×3のタイルの対角に石がある場合、5点得られるボーナス)を得ることができました。

夫も残念ながら砂紋を左右対称にはできず、空いたスペースで桂馬置きボーナスを狙いましたが、手数が足りませんでした。最後に作庭家カードを使用し、徳を4積みました。

子どもたちも、四苦八苦しながらタイルを置きました。長男は作庭家カードを使用し、3枚タイルを引いて、うち1枚を配置し、残りを捨て札にしました。

ゲームの結果、Anno49点、夫36点、長男26点、次男32点でAnnoの勝利でした。

勝因は、苔タイルをたくさん繋げられたことと石をたくさん置いてボーナスをたくさん得られたことではないかと思います。

夫は美しい庭を作ることができたので、満足だったようです。子どもたちも、自分で石を選んで配置して庭を作るのが楽しかったようです。

また、違う庭を作って遊びたいなと思いました。

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大賢者
Anno
Anno
レビュー
147名が参考
7年以上前

6/10

見た目で惹かれるゲーム。

ただ、プレイ時間とルールの多さに初心者にはそれなりにハードルが高いので、プレイには注意が必要。

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白州
白州
レビュー
146名が参考
約5年前

砂の模様を綺麗に繋げて円を描いたり、石の美しい配置で役点を稼いだりして、宇宙を感じさせるかもしれない名庭園を完成させる風流遊戯です。豪華な石コマを好みに合わせて置いていくだけで大富豪の庭遊び的な楽しみがあり、ボドゲ慣れてない勢でも感性が大人的であれば初回から結構楽しめます。石は1つとして同じ形はない相当に凝った作りになっているので重量級の価格も納得。1ゲーム会に1台あると連休初日にじっくり美味い焙じ茶でも飲みながらプレイできて良いかもしれません。

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大賢者
サイコロサーカス
サイコロサーカス
レビュー
143名が参考
5年以上前

コンポーネントが素晴らしいゲーム。

実際に遊んでみると徳を積んでタイルを配置していく過程が楽しかった。タイルを奪われたりと中々自分の思うような庭を作れないのですが、ゲームが終わった後に見てみるとそれっぽく作れていて、対戦相手と庭の感想を言い合って盛り上がるので良いゲームだと思います。

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皇帝
二毛猫
二毛猫
レビュー
139名が参考
8ヶ月前

地味だけど好き。

パッケージの爺ちゃんを見るとつまらなそうだけどやってみると面白い。

石も重厚感あるしこだわりを感じて良き。

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国王
Katsumi
Katsumi
レビュー
135名が参考
約7年前

タイル配置ゲームです。

自分のボードに綺麗に出来上がった枯山水を見るのが理想ですが、中々そうはいきません。

タイル配置のボーナス、石を置く場所等を頭に叩き込んでプレイしましょう。

千利休等のキャラクターカード達がもう少し使いやすければ、と思いました。

コンポーネントが非常に綺麗であり、それだけでも買う価値は充分あります。

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勇者
ダニエル
ダニエル
レビュー
134名が参考
約8年前

庭園に配置する石がしっかりしているので、それだけでも雰囲気が出ます。

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皇帝
syutorum
syutorum
レビュー
130名が参考
約1年前

石の高級感がグー

綺麗なお庭で満足じゃないんです

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皇帝
スヒロ=ミ=ヒサロ
スヒロ=ミ=ヒサロ
レビュー
128名が参考
5年以上前

一つ一つ色・形が異なる石など、とにかくコンポーネントが素晴らしい。同じ点数なのについついどの石にしようか迷ってしまいます。一応の得点はありますが、勝っても負けてもそれなりに美しい庭園が出来上がるので、ゲーム後も写真を撮ったりお互いの庭園の見た目を評価しあったりして楽しめます。

得点のルールが非常に多いため、ボードゲーム初心者にはちょっと取っつきにくいかもしれません。(インストも時間がかかります。)でも2~3回遊べばすぐに慣れると思います。

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国王
TALAF
TALAF
レビュー
122名が参考
約9年前

一時期ツイッターで話題になっていた枯山水を遊びました!
矛盾しないようにタイルを配置していって、渦巻き模様がキレイに完成した時とか、貯まった徳で欲しい石を配置出来た時にちょっとした達成感が得られて嬉しい♡
おじいちゃんカードの使いどころも結構大事だなーと思います!
箱庭系のゲームが好きな人に特にオススメ!!

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勇者
みーぷる♡
みーぷる♡
レビュー
117名が参考
3年以上前

自分だけの庭園を作って遊べるゲーム

得点要素がとても多くてややこしいので覚えるまでは難しく感じた。

しかし、プレイヤー間で交渉しつつタイルの譲渡や強奪をしながら自分の思い描く庭園を作れたときの気持ちよさは格別。

石も様々な色や形でどの石を置くかによって庭の雰囲気が変わるところも面白い

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大臣
飛鳥UC:平成33年
飛鳥UC:平成33年
ルール/インスト
114名が参考
1年以上前

簡単なルール説明

どんなゲームかざっくり知りたい方向け

各プレイヤーは自分のボードを受け取り、そこに砂紋の描かれたタイルを1枚ずつ置いていきます。

タイルを置いた後に、徳を積んでポイントを得たり、コマを動かしたり、石を置いたりします。

石を置くためにコマの位置が関係してたり、徳ポイントが必要だったりします。

徳ポイントがあると、人の引いた砂紋タイルを奪ったり、引いたタイルがいらないときに廃棄したりできます。

それを順番に繰り返して、ボードを埋めたら終了です。

砂紋や石の置き方など色んな要素で点数が付くので、その合計点数が高い人が勝利です。

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皇帝
シーエフ
シーエフ
リプレイ
106名が参考
4年以上前

4人プレイを4度目。前回は1年前。序盤でミスして自分の庭園カードが完成できなかったのでリベンジ。ルール自体はわかりやすいゲームとはいえ細部は毎回忘れるので都度確認しつつ。考えるのでやっぱり90分かかりました。結果庭園カードは完成。

コツがわかるほどやり込んではいませんがやっぱりバランスかなと思います。45点、50点あたり行くとすごく満足。いつも桂馬置きに半円、舟石という小ボーナスで加点狙いしてるので次は出来たことのない三尊石か蓬莱山狙ってみたいな。

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皇帝
こがしきなこ
こがしきなこ
レビュー
100名が参考
9ヶ月前

対戦ゲームではあるが、一つの庭園を作り上げるというのが最終的な目標ではあるため、あまり勝ち負けを意識しなくてよく、自分好みの庭園を作り上げるのが目的のボードゲーム。とても楽しいです。

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隊長
椎
レビュー
100名が参考
約7年前


石庭を製作するゲーム。手持ちのカードに目標とする庭が描かれているのでとりあえずそれを目指して進めます。石の置き方や地面の柄など、得点要素がいろいろありますが、慣れないうちはそこまで気が回りません。

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大賢者
うさこ
うさこ
ルール/インスト
90名が参考
3年以上前

ルール・紹介動画です。

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フクハナ
フクハナ
レビュー
88名が参考
6年以上前

アートワークもコンポーネントも大好き。

点数に関係ないのに石の向きや位置にこだわってしまいがち。

得点計算が複数ですが、庭園の美観は複数なもの。そこがまた良い。

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仙人
プトシ
プトシ
リプレイ
84名が参考
7年弱前

2017年05月28日 

JELLYJELLYCAFE池袋店でプレイ。

石がめちゃくちゃ豪華。

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大賢者
kimino1pin
kimino1pin
ルール/インスト
83名が参考
2年弱前

https://www.youtube.com/watch?v=LQB5c9tbgFs&t=2s

枯山水のルール説明動画です。

14分程度あります。

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皇帝
インスト代行チャンネル
インスト代行チャンネル
レビュー
82名が参考
5年以上前

コンポーネント、ルール、テーマ全てが素晴らしいと思います。60代の普段ボードゲームなどしない妻のご両親と4人で遊びましたが楽しいと言ってもらいました(それも、妻の父が勝ちました)

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皇帝
すーじ
すーじ
レビュー
47名が参考
9ヶ月前

渋い!でも面白い!

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国王
フシギ
フシギ
レビュー
42名が参考
約5時間前

高得点を狙うとともに、「美しさ」「静謐さ」を追い求めるゲーム。

趣のある箱絵を初めて目にしたときから十余年越しの初プレイとなりますが、思っていた以上に楽しめました。


まずは心を落ち着けて庭と向き合い、山からめくったタイルの行き先を定めていきます。

そして坐禅をして「徳」を積み、徳を使って石を配置していきます。
ときには作庭師の能力も借りながら、少しずつ庭が形作られていきます。


引いたタイルは1枚だけ手元にストックして順番をコントロールでき、なんなら徳を捨てて廃棄もできます。
自分が不要なタイルは、それを求める人に与えて徳を積むこともできます。

また時には仏の道を外れ 、徳を捨てて相手が引いたばかりのタイルを奪うこともできます(決まると超気持ちいい)
仏の道は善意のみではないのです。

 ※直接攻撃要素が苦手な方は、このルールを無効にするのもアリだと思います。
  そうそう起きることではないので、無効にしてもゲームバランスへの影響は軽微です。


私の初庭。石の配置はそこそこの得点だったものの、苔をうまく繋げられなかったのが痛恨の極み。



・・・しかし、あくまで基本は「あるがままを受け入れる」こと。

すべてが思いどおりになることなど、この世には無いのです。


すべては指先の赴くままに。
御仏の御心のままに。

美しい庭ほど崩れるときは一瞬。
完成した庭には諸行無常の響きあり。


だがそれがいい。
あるがままを受け入れるのです。


妻の初庭。砂の流れ(砂紋)は比較的美しく進行したが・・・本作の得点源にして最大の鬼門、それは苔。



作庭終了後は、まずは出来上がった庭をしばし眺め、失敗したところも含め愛でてあげてください。

そしてお互いの庭の良いところを見つけて褒め合いましょう。
仏の道はノーサイドの精神なのです。




プレイ時間は早くて30分、長くとも60分程度かと思います。
ゲーム終了後の写真撮影を忘れずに。

おすすめシチュエーションは、「雨がしとしと降る昼下がり」「就寝前のひととき」です。



現場からは以上です。

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仙人
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