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16世紀の変わり目、ポルトガル国王マヌエルI世は国内の最高の職人たちに壮大な建物を建設するよう命じた。エヴォラ宮殿とシントラ宮殿を完成させた後、王は王室の有力者たちを称えるため、サマーパビリオンを建設しようとしていた。 この建設に携わるのは、王室にふさわしい素晴らしい技術を持つ最も才能のある職人たちが対象である。悲しいことに、マヌエルI世は建設が始まる前にこの世を去った。
『アズール:サマーパビリオン』では、プレイヤーはポルトガルに戻り、王の悲願を成し遂げるのが目的です。 熟練した職人として、最高の素材を使い、サマーパビリオンを造り上げ、同時に材料の無駄を避けなければなりません。 最高のものだけが、ポルトガル王室を称える難題を成し遂げるでしょう。
このゲームでは、プレイヤーは工房に展示されているひし形のタイルを選択し、サマーパビリオンの床を造り上げていきます。全6ラウンドの間に、プレイヤーは貴重で高価なタイルを無駄にしないよう心掛け、戦略的に配置することで勝利点を獲得します。ゲーム終了時に、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。
タイルの選択方法は基本的には「アズール」と同様ですが、ラウンドごとに異なる、どの色のタイル配置のコストとしても使用できるワイルド色のタイルの選択が加わり、「アズール」とは違った達成感を味わうことができます。簡単なルールと高度な戦略性に加え、見た目も美しいゲームです。
※当商品は「アズール」の拡張セットではありません。単独でプレイできます。
サマーパビリオンは、最初のアズールに近いゲームシステムで、
アズール経験者は簡単にルールを見て始められます。
今回はラウンドごとにジョーカータイルがあるので、
それをうまく使用してタイルを揃えると点数が伸びます。
また、特定の位置にタイルを置くとボーナスタイルがもらえるので、そこも重要です。
ゲームの流れ自体は、好きなディスクから一色取って真ん中に落とす、最初に真ん中から取るとマイナスポイント&スタピという、いつものAZULです。
ただし、ラウンド数は6固定、毎ラウンド異なる色がジョーカータイルとなり、他の色と組み合わせて使用することができます。なのでジョーカータイルはかなり強いのですが、ジョーカータイルがその場にあるにも関わらずジョーカータイルを取らなかった場合は、もれなくその場のジョーカータイルを1つもらえるというちょっと変わったルールも加えられています。
このルールによって、スタピがかなり有利という印象でした。実際4人でプレイしたところ、毎ラウンド、スタピと最後では取得タイル数に結構な差が出ていました。
ラウンド中は石は基本的に何個でもストックできて、石の配置方法も実質自由で、さらに4つまで持ち越しもできるので、マイナスポイントというものがほとんど発生しないせず、あの色は取れないとか、おいおいその色をそれ以上落とすなよとか、そういうフラストレーションは溜まりません。その代わり、どんな色でもとにかく数取ったもん勝ちみたいなところも否めません。オリジナル版では特定の色をあふれされるために、あえて真ん中に石を増やしたりすることがあると思いますが、こちらは真ん中に同じ色をたくさん落とさないように考えながら取ることになります。
嫌いではないですが、ちょっと雑な部分もあるかなーという感想でした。
★8(個人的10段階評価)
緩く遊べる万人向けアズール。
元版とはプレイ感の好みで選ぶと吉。
アズールは最初のとこのサマーパビリオンをプレイしておりますが、個人的な嗜好だけで言えばこちらが好みでしょうか。
アズールのルール自体は省略させて貰いますが、基本的には
「場からタイルをとって、自分のボードに配置、綺麗に彩っていく」
というゲームです。
で、色なり行なり列なり数字なりを揃えると得点が貰えるので、最終的にそれで競うわけで。
このシリーズの何がいいって、タイルの質感や、それで個人ボードが埋まったときの満足感と。
そして、シンプルながら非常に悩ましいタイル取りルールだと思うんですよね。
で、今作サマーパビリオンはそれらの基本的な面白さは保持しつつ、
その上でタイル取りの部分で、「他人の邪魔をする」要素を薄くしている作品です。
具体的には、タイル取りを失敗した時のマイナス点が最初の作品ほど致命的ではない。
なのでこの「下家を絞る」という部分での厳しいプレイ感やインタラクションを楽しみたい方は、こちらの作品はぬるく、そしてソロプレイ感が強く感じてしまうかもしれません。
ただ、自分みたく「自分のボードを綺麗に作る」ことに重きを置いて楽しむタイプの方は、攻め合いのストレスが少ないこちらが合うかと。
基本的なプレイ感は共通しているので、アズールシリーズが大好きという方はマスト、何か一作品やってみようかなぐらいの方は、二作目も合わせて方向性の好みで選ぶといいかと思います。
個人的には今作サマーパビリオンが好きですが、日によって違う回答をしそうな程度にはそれぞれで違う楽しみがあって良いシリーズです。
1ラウンドは、タイルの取得フェイズとタイルの配置フェイズに分けられています。
ルールはすでに投稿されたインストに詳しく書いてるので、ここでは面白いと思ったところを。
取得フェイズでは、初めて中央からタイルを取得した人がそのラウンドの配置フェイズと次ラウンド取得フェイズのスタートプレイヤーになるのですが、取得したタイルの数だけ減点されます。中央には1色多数のパレットが溜まったりしますが、取得すると多数の減点。じゃあ1回見送って次に、というと、そんな溜まったタイルは減点さえなければ他の人が当然嬉々として取るわけです。
パレットの数はプレイ人数x2+1となっており、意志を持って中央から取る人がいなければ、スタートプレイヤーだけパレットから取ることが3回出来ます。また、スタートプレイヤーの次の人が強制的に中央から取ることにもなります。
どこでどれだけの減点をしてスタートプレイヤーを取るか、取らないか、なかなかに楽しい悩ましさです。
配置フェイズにおいては、ボーナスタイル取得、星完成、数値埋めボーナス(全ての星の1を埋めるなど)を目指します。
ボーナスタイルのフィールドにあるタイルは、ボーナス取得条件を満たした者の早い者勝ちなので、当然配置フェイズのスタートプレイヤーが有利な立場となります。希望の色が取られた後、補充で同じ色が来るとは限らないので。ここでも有利なスタートプレイヤー。取得フェイズで減点してでも欲しいか?問題、再びです。
この配置フェイズですが、ボーナス取得条件がなかなかに巧妙に出来ていて、ラウンドも後半になると、ボーナスタイルで取得したタイルで次のボーナス取得条件を満たすような連鎖も発生し、爽快感があります。
僕が子どもとやると、対戦というより相談しながらなるべくたくさんのボーナスを取り、なるべくたくさんの星を完成させる協力ゲームみたいになり、それはそれで楽しい時間です。
4タイルまでは次ラウンドに持ち越せる上に、中央の星という配置場所もあり減点するケースが少なく、相手の減点を狙うより自分の得点を伸ばす方が良い作りになっていると思います。ヌルいと感じる人もいるとは思いますが、僕はその点は美点と思います。
運要素は、パレットに並ぶタイルとボーナスタイルの補充のみですが、これが程よいアクセントにもなっていると思います。
何よりゲーム終了時のタイルの美しさにより感想戦も盛り上がります。
ガチなアブストラクトというより、家族で楽しみたい向きにはちょうおすすめと言えると思います。
面白いゲームです!
要点だけ書きます。
基本は本家アズールと同じです。
・場からタイルをとり、とったタイルを使うことで配置できる
・タイルの置き方に応じて点数がもらえる
一方今作の特徴は下記2点です。
・毎ラウンド変わる「ジョーカータイル」というものがあり、ジョーカー以外のタイルを取るときに、一緒にジョーカーをもらえる。ジョーカーはほかの色のタイルと一緒に使える
・配置に使うタイルの枚数は自分で決める
・タイルをうまく配置すると、追加でタイルをもらえる
タイルの配置方法が多様化した分、配置の戦略は広がったかなという印象です。
そのうちちゃんとしたルール動画をあげます
面白い!
一作目より頭を捻りますね!
あと一手あればココも高得点が入るのに!みたいな。
もうずっとやってたい。
タイルを埋めていく喜びがあるというか。
息子もボーナスタイル使ってコンボで得点を狙ってくるので、中々いい勝負になるのですが、嫁と娘は「一作目の方が面白い」と。。。
得点の狙い方が見えてこないようです。確かに若干ややこしい。
私と息子は三作目派。嫁と娘は一作目派。我が家は二派閥に分かれてしまい、最近はあまりできていません。涙
ひし形のタイルで、ボード上を埋めていくというゲームです。
基本的には、ひし形タイルを間をあけずに詰めて星形を作っていくようにすると、高得点になりやすいです。置ききれなかったタイルは4枚まで次のラウンドに持ち越せます。それ以上にタイルが余るとマイナス点になります。とはいえ、本家AZULよりもタイルが余りにくくマイナス点になりにくいです。
運の要素が小さいアブストラクト的なゲームですが、先の理由によりマイナス点になりにくく(減点ダメージが小さめなので)、年齢二けたになるくらいの子どもとのじっくりゲームの手始めとしても、楽しみやすいような気がします。
星形を作っていけばよさそうねというのがボードをぱっと一目見ても感じられ、実際、星形を作りきるとボーナス得点になるので、初めての方にも目的とする行動のイメージがわきやすいです。勝利に向けて何をするべきか視覚的にわかりやすいという点は本家AZULよりはるかに優れていますので、初めての方と楽しむとか、オープンなボードゲーム会などで備えるAZULでどれにするべきか迷うなら、このサマーパビリオンが最も良いかと思いました。
アズールの第3作目。
形と色が綺麗なタイルをそれぞれ1色ずつドラフトしていき、自分のタイルボードを埋めていくゲーム。
タイルは4個まで次ラウンドに持ち越せるので、あえて持ち越して次ラウンドのジョーカータイルとして使用したり戦略が必要となります。
ボーナス点の表記やタイルで囲ったときに得られるボーナスタイルなども得点ボードに書いてあるためとても見やすいし分かりやすいので良いです。
相手が持て余しそうなタイルを残すくらいの邪魔ができますが、基本的には邪魔をするよりは、自分のタイルとボーナスタイルでどれだけコンボをだして得点に繋げられるかが重要です。
段々と出来上がる色様々なタイルを見ているだけでワクワクしますし、ゲームとしても面白いのでお勧めします!
ボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!
アズール:サマーパビリオンは、アズールのゲームシステムを生かしつつ、新たなタイルの配置と得点方法になった面白いボードゲームです!
アズールシリーズのステンドグラスと比較すると、ライトな遊び感に戻った感じで、単独で遊ぶことができます。タイルが並んでいく様が綺麗なのと、ラウンドごとに変わっていくワイルドタイルがいいスパイスになっています。
だいたい置ける最大のタイル数が同じなので、星形をしっかり埋めていく戦法に絞られてしまいます・・・
好き度(Like)
▶4pt.≪★★★★≫
おすすめ度(Recommended)
▶3pt.≪★★★≫
子どもと度(With kids)
▶2pt.≪★★≫
アズール:サマーパビリオンの簡単なゲームの流れとルール解説はこちらをご覧ください!
妻と2人プレイでの感想。本家アズールは未プレイ。殴り合いが本家より薄いということで、こちらを購入。
【とても簡単にルール】
複数のエリアに分けて、ランダムにタイルを4つずつ置きます。プレイヤーは順にどのエリアを取るか選び、タイルがなくなるまで選びます。その後、制約下で個人ボードに取ったタイルを置いていきます。タイルの置き方で点数を獲得したり、新たにタイルを獲得できますが、タイルが余ると減点です。6ラウンドやって、得点の高い方が勝ち。
【良いところ】
まずコンポーネントの素晴らしさ。ボードゲームの醍醐味です。タイルの重厚感が素晴らしい。
システム的には、うまく埋めていくパズルゲームでしょうか。基本的には今欲しいタイルを取って行けばいいと思います。数個のタイルを次のラウンドに残せるので、それだけ少し意識。サグラダ好きな妻は楽しそうでした。その分自分の得点を伸ばすことに集中できます。プレイを重ねるごとに、こうした方がいいかな、というのが見えてきて、おもしろい。
【気になる点】
まだ数回しかプレイしていませんが、戦略の幅は広くなさそうです。中量級の宿命かもしれませんが。
相手とのインタラクションは極めて少ないです。これは長所でもあり短所かと思います。平和にやりたい人にはおすすめ。
【総評】
コンポーネントが素晴らしく、ゲームとしても面白いです。ヘビロテに耐えるほどのポテンシャルはなさそうですが、たまに気軽に遊べるゲームとしては良さそうです
【2人プレイ】
インタラクションが少ないので、何人でもプレイ感は変わらないと思います。2人でおもしろいものだとガチガチのゲームが多い中、適度に頭を使うゲームとしておすすめです。
タイルを獲得していき、それを配置することで得点化します。獲得フェイズで多少の思惑がかち合うくらいで、あまり他のプレイヤーと干渉しません。平和な世界です。コツコツ自分のボードを埋めていけるので、殴り合いが苦手な人はいいかもしれません。何度かやってると物足りなさが際立ってくるかも。
全ての色を埋めることはできないので、色を大きくは2つくらいに集中すること、なるべく隣り合わせてボーナスを獲得しながら進めること、次のラウンドのジョーカータイルを残しておくことがポイントかと思います。
アズール:サマーパビリオンでは、「タイルの獲得」フェイズと「タイルの配置」フェイズを繰り返します。
基本の部分はアズールと同じですが、これまでになかった新しい要素として「好きな色として使えるワイルドカラータイル」があります。
ワイルドカラーはどの色の代わりとしても使えるので、上のように「緑タイル5個」と「ワイルドカラータイル1個」を使うことで「緑タイルを6個使用するマス」に置くことができます。このワイルドカラーは、第1ラウンドなら「紫」、第2ラウンドなら「緑」というように、ラウンドごとに変わっていきます。
この他にも「特定の配置にすることでボーナスタイルを獲得できる」といった新要素もあります。
※アズールサマーパビリオンの詳しいルールはこちらで紹介しています。
⇒『アズール:サマーパビリオン(azul:summer pavillion)』のルール&レビュー