▲評価は高い?けれど、手放してしまったゲームシリーズ。
コンポーネントは立体的で、他のプレイヤーに輪っかをのせたり、のせられたりするのが面白いです!
ですが、サイコロ運な上に選択肢が2つしかありません。運の強いゲームはキライではないんですが、どうにもコントロールがきかない感じです。
基本はすごろくで、サイコロを振ってスタートからゴールを目指します。普通のすごろくと違っているのは一人につきに2個のコマを担当します。どちらを動かしてもいいです。
コマ1つにつき、8個まで荷物を積めます。ゴールしたときに積んでいる荷物の個数が点数になります。最大の8個を積んだままゴールすると、ボーナスでプラス4点加算され合計12点もらえます。これを狙いたいわけです!
だだ、最大積載量の8個を越えて、荷物が9個になってしまったらバーストして、荷物を全て捨ててスタート位置に戻ります!
荷物を積んで無事にゴールして得点したら、そのコマは再びスタート位置に戻って、好きな個数の荷物をのせてスタートします。これをずっと繰り返していきます。
一人のプレイヤーが一定点数獲得するとゲームが終了します。
スタートするときには、好きな数だけ荷物を積めます。ならば、8個積んだままスタートしてゴールを目指せばいいんですが、そうもいきません。
ここが面白いところなんですが、他のプレイヤーを追い越したら、追い越した全てのプレイヤーに荷物を1個ずつのせます。強制的に!
相手は荷物をのせられたら、個数が増えるのでゴールしたときの点数が増えるのでいいんですが、8個を越えるとバーストしてしまいます。
バーストをさせたプレイヤーは1点もらえて、バーストしたプレイヤーはスタートに戻ります。
逆もしかりで、自分のコマが追い越されたら荷物をのせられ、9個になるとバースト。
もし同じマスに止まったら、手番のプレイヤーが、そのマスに止まっているプレイヤーから荷物を1個もらうか、自分の荷物を1個あげるかします。
コツコツ点数を稼ぐのもいいんですが、多くの人は最大積載量の8個でゴールして、手っ取り早く点数を稼ごうと考えると思います。
例えば、ゴール近くに自分のコマがあって荷物を7個積んでいる場合。わざと他のコマに追い越してもらって、荷物を最大の8個にしてからゴールしようとたくらむわけです。
各プレイヤーは8面ダイスを振るので、牛歩のように1、2ばかりでる場合もあれば、8なんか出ようものなら一気に駆け抜けます!こればかりは運なので、予測がつきません。
上手く1人だけに追い越されたら荷物が8個になり、次の手番で最大積載量でゴールできるかもしれません。
複数人でプレイしていると、次の手番までに2人以上に追い越されてバーストする場合もあれば、同じマスにうまいこと止まられて荷物を1個略奪される場合もあります!
無理にボーナスを得ようと考えずに、さっさと7個でゴールしたらいいんですが、それこそ、ただのすごろくになってしまいそうです。
そんなことをごちゃごちゃ考えずに、運に翻弄されて楽しんだらいいんですが、成り行きでプレイするのも楽しくないし。
クニツィアのゲームにならされすぎたかもしれません!
他にサイコロ運が強いゲームにモンスターメーカーがあります。モンスターを倒すにはサイコロ勝負ですが、自分の采配によって振るサイコロの数を増やし、勝率を上げられます。コレならなんとかコントロールがききます。
システム自体はとても面白いと思うんですが、もう一ひねり、強すぎるサイコロ運をコントロールできる工夫があれば良かったかなと思います。
ちょいとシンプルすぎて同じことの繰り返しなので、飽きが早いかもしれません。
個人的にそう感じただけで、子どもは楽しそうにプレイしていました!
同じようなすごろくレースゲームで、ロイヤルターフとビッグチーズがありますが、そちらの方が気になりますね。