個人的評価は8/10
スリーブはアメリカンサイズ✕37枚(プレイカード✕32枚、サマリー✕4枚、ターンプレイヤーカード✕1枚)
手軽にプレイできるセットコレクション。同作者のナナより軽く感じた。名前にポーカーと入っているが、内容は全然別物で、強いて言うならプレイ感は九九ジャンに似てたかなー。
〈ルール〉
1)各プレイヤーに5枚ずつカードを配る。
2)スタートプレイヤーからプレイ。自分のターンでできることは以下の4つの内のどれか1つ。
◎役ができてたら『にゃー!』と宣言して上がる。(勝利)
◎カードを1枚捨てる
→『A』のカードが捨てられた場合のみ、特殊ルールとして、全員が自分の手札から1枚カードを選び、左のプレイヤーに渡す。
◎山札からカードを1枚引く
◎他プレイヤーの捨札の一番上のカードを1枚取る
3)上がれなかった場合は、次のプレイヤーへ。
(以下、誰かが上がるまで繰り返し)
〈良かった点〉
①軽さ
プレイ感がかなり軽く、連続して何度もプレイしてしまう。ゲーム会などの冒頭にも最適だし、重量ゲーの合間などにプレイするのにも良いと思う。内容物もカード40枚弱だけなので、物理的にも軽く、持ち運びも楽。
②役の豊富さ
2〜7枚のカードを使用する役があり、配布時のカードにもよるが、どれを狙おうか悩ましく楽しい。この辺はポーカーっぽいかも。因みに『A』カードが捨てられることによるシャッフル等で状況が変わるので、上がる役の決め打ちはあまりなかったかな。
③適度な難易度
ルールが簡単なので、小さい子供でも十分楽しめる。大人でやると、他プレイヤーの捨てカードや手札の枚数等で状況が読めたりするので、麻雀に似た楽しみ方もできそう。
④適度なバランス
自分のターンになった瞬間に役の手札になってないと上がれないのがミソ。せっかく役が完成して、後は自分のターンになるのを待つだけの状況になっても、待っている間に誰かに『A』カードを捨てらると、役を崩して泣く泣くカードを渡さないといけないのは上手いと思った。
また、たった2枚の役ならすぐに上がれると思いきや、3枚も捨てる必要があり、最短でも上がれるのは4ターン目となる。
⑤収納
スリーブに入れても箱へ収納可能。蓋もバッチリ閉まる。素晴らしい。
⑥アートワーク
可愛い。
⑦価格
小箱系なので2,000円弱と安い!!素晴らしい!!
〈イマイチな点〉
特になし。
強いて挙げるなら、犬派なのでいぬポーカー出してほしいのと、子供が『もう一回、もう一回』といつまでも辞めさせてくれない点かな。
〈さいごに〉
というわけで、買いなゲームだと思います。ナナみたいに品薄になる可能性もあると思うので、気になる方は早目に入手した方がいいかも。