リメイク前未プレイ。前はなかったらしい1人~2人プレイモードが入ったということで購入。基本はソロ用、可愛いパッケージから軽め・子供とプレイできるかなくらいの気持ちでしたが、結構な攻撃要素ありのゲームでした。(対象年齢は8歳からになっています)
個人的には好きな感じ、子供も気に入ったようなのでレビューしたいと思います。
ざっとした概要
畑で3種類の野菜を栽培・収穫します。収穫はとても大変なので、ほかの人に手伝ってもらいます(他プレイヤーの畑を一部利用)。収穫したら、自分の畑の収穫物は自分のものに、相手の畑の収穫物は相手のものに。
野菜は状態のいいものから悪いものまであるので、自分の畑にはいいもの、よその畑には傷んだものを押し付けます。
最終的に得点の高い人が勝者です。
コンポーネント
畑ボード6枚。しっかりした厚みです。
野菜(トマト・トウモロコシ・キャベツ)カード:-20点~20点と、各収穫物に1枚ずつ40点のカード。
サマリー6枚。収穫物カードと同じサイズ。
特殊カード:ワイルドの「ハーベスト」カード1枚と収穫物を捨て札にできる「たつまき」カード3枚。
ざっくりしたルール
各プレイヤーごとに畑(2×2)を持っています。(1人・2人プレイなら中立の畑が追加されて3枚、3人~ならプレイヤー数の畑になります)
3種類の野菜を植えて、どんどん収穫していきます。
4枚の手札から畑に1枚置きますが、「自分の畑がカラなら必ず自分の畑に置く」「他プレイヤーの畑がカラなら置けない」「中立の畑は自分の畑にカードがあれば置ける」というルールがあります。
カードの種類が3枚以上縦・横・斜めに揃ったら「収穫」で、それぞれ自分の畑にあるカードを獲得します。中立の畑のものは捨て札になります。
山札が切れるか全員がパスしたらゲーム終了で得点計算です。
※パスは「配置できない」場合のみ。配置できるのにあえてやらないというのは不可。
ソロルール
オートマ(高性能農業ロボット「森川君(3号)」)と対戦。といっても妨害?型スコアタになります。
・中立の畑2枚を並べ、その下に自分の畑を並べます(Tの字になる感じ)
・40点と特殊カード以外をよく混ぜて山札にします。
・手札は4枚。
・森川君がスタP。左上から右に1~4,2段目5~8,自分の畑9~12という優先番号に従い、山札から1枚配置して収穫チェック、2枚目を配置して収穫チェックをした後に自分の手番。カードの配置・収穫チェック・手札補充をして終了。
・カードが置けなくなった時点で敗北。全部置けたら得点計算。得点に応じて4段階のランク認定。
【森川君1手目。優先順1と2に配置】
【自分の1手目。右端とうもろこしを自分の畑へ。次手で20点確定。補充したらマイナスキャベツが増えました…】
【得点計算結果。マイナス分引いて残った140点。4段階中3番目。伸びず】
感 想
収穫は3枚揃わないとできない=自分の畑だけでは収穫できないので、他プレイヤーの場を利用または協力してもらうこともできるし、逆にマイナスを押し付けることもできます。自分の畑に野菜があれば相手にも置けるので、マイナスが来たら押し付け合い。これを楽しいととるかどうか。
ソロルール。これ目当てでしたがなかなか悩ましい。ポイントも欲しいけど置けなくなったら即敗北なんであえてマイナスとらなきゃな場面が多々あります。上手く中立畑でさばけたらいい感じ。
気になる点としては野菜ほかカードの小ささ。タイルだとかさばる枚数ではありますが、ちょっとシャッフルしずらい。タイルで袋引きできたらベストでした。
サイズもすごくコンパクトで1人~6人までプレイ可能ということで、マイナスの押し付け合いが欠点にならないのであればおすすめです。私はソロルール+子供と2人プレイしかしていませんが、どちらも楽しめました。かさばらずさっと広げてさっとプレイできるというソロプレイの利点を備えていますので、ソロプレイヤーの方にもお勧めできると思います。