ファーストラット 日本語版|ボードゲーム通販
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  • 1~5人
  • 30~75分
  • 10歳~
  • 2022年~
(4.0)

ファーストラット

メーカー:ホビージャパン

残り1点
1営業日以内に発送可能
日本語ルール付き/日本語版
ロケットを組み立て、宇チュー飛行士をチーズの月へ

 古いガラクタ置き場のネズミたちの間では、チーズでできた月の偉大なる伝説が何世代もの間語られていた。そしてついに計画が立ち上がった。ロケットを作ってチーズの月を手に入れるのだ!

 もちろん、ネズミたちはみんな一緒にこの素晴らしい目標を目指している。だが様々なネズミの一家は、ロケットを組み立てるための部品を集め、宇チュー飛行士を訓練するのに躍起になっている。だれもが月のチーズをできるだけたくさん手に入れようとしているのだ。

 各プレイヤーは、最初は2 匹のネズミでガラクタ置き場の道を進んで建造材料や電球やリンゴの芯やチーズを集めていきます。建造材料は使うことでロケットの部品を建造できます。獲得した電球は 1 個につき電飾ケーブルを 1 スペース進め、将来の収入を増やします。獲得したリンゴの芯は、ネズミの数を増やしたり、巣穴に貯めて冬ごもりでの得点を得たりするのに使います。また、それをコミックと交換することで、以降のゲームで有効な特殊スキルを得る事もできます。その途中、カエルやカラス等の協力者が店を開いていて、様々な便利なアイテムをチーズと交換してくれます。また、チーズの月への飛行のための食料の蓄えにチーズを寄付することで追加のポイントを得ることもできます。

 こうして宇宙計画を進めていき、いずれかのプレイヤーが 4 匹のネズミすべてをロケットに乗せるか、8 つ目の得点マーカーを置いた時点で、ゲームは終了します。最もポイントの高いプレイヤーが月面に最初の一歩を印し、勝利します!

 『ファーストラット』は様々な戦略や特別な効果、そして毎回変わる盤面での駆け引きは悩ましい、毎ゲーム新たな興奮が見つかる、ソロプレイでも楽しむことができる宇チュー開発ゲームです。

内容物
ゲームボード 1 枚、木製ネズミ 22 匹、カード 22 枚、木製コマ 74 個、タイル 258 枚、得点シート 1 部、早見表 5 枚、ルールブック 1 部、付録シート 1 枚

システム/メカニクス/ジャンル

レビュー 13件

レビュー
1145名が参考
1年以上前

《宇チュー飛行士になりたいネズミたちの破茶滅茶レース♪》

【テーマ背景】

ガラクタ置き場のネズミたちが、ロケットを作ってチーズの月へ向かうという宇チュー飛行士(名訳ですねw)がテーマ。まるで絵本のような世界観がワクワクさせる。

デザイナーは、ガブリエレ・オーシエロ(Gabriele Ausiello)とヴィルジーニョ・ジーリ(Virginio Gigli)の2人。このうち、ヴィルジーニョはイタリアのデザイナー集団「アッキトッカ」のメンバーであり、私の好きな「ゴーレム」や「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」などを作った有名なデザイナーだ。

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【ゲーム概要】

各プレイヤーは2匹の大人ネズミを持っており、これらを1〜3マス移動させてガラクタ置き場の道を進んでいき、途中でロケットの材料(ブリキ缶、電卓、ふくらし粉、レモン汁)や電球リンゴの芯チーズなどを集める。

ロケットの建築を行いつつ、ロケット発射場まで辿り着いたネズミは、宇チュー飛行士としてロケットに乗り込み、その後、子供ネズミが大人になり再びスタートから進める。

いずれかのプレイヤーが4匹のネズミ全てをロケットに乗せるか、8つ目の得点マーカーを置いた時点でゲーム終了。最も得点の高いプレイヤーの勝利となる。


【大量のネズミがワチャワチャ進むレースが楽しい!】

各プレイヤーは各々複数のネズミを同時に進めていく。この時、ネズミ1匹だけを動かす場合は1〜5マスを自由に進め、2〜4匹を動かす場合は1〜3マスだけ進める。ただし、動かしたネズミは同じ色の別々のスペースに止まる必要がある。

また止まるスペースに他のネズミが止まっていた場合は、チーズ一つをそのプレイヤーに支払う必要がある。そのため出来るだけ他のネズミのいない場所を探すのだが、最大20匹ものネズミがガラクタの道を歩くことになるのでそんな場所はない。

「あー!そこ行きたいのにー。」

自然とブツブツ文句を言いながらチーズをやり取りして進むワチャワチャしたレースになるのだが、それが妙に楽しいw


【リソースを集める方法は色々あり悩ましい!】

ロケットを完成させるためには、それぞれのパーツをまず建造する必要がある。それぞれに必要な資源があるのだが、これらの資源はガラクタ置き場の道のマスに止まると獲得することができる。

画像

この資源の集め方にも多様な方法が用意されていて非常に面白くできている。例えば、道の上の方にいくほどに1マスでもらえる資源が増えるので、1匹のネズミを最大の5マス進めてとにかく上を目指す方法や、電飾マーカーを進めて資源のもらえる数を+1する方法など、色々な戦略が選べるのが楽しい。


【コミックの特殊効果で戦略性が深まる】

ボード下部のネズミの巣穴には図書館があり、ネズミたちはロケット開発に役立つ知識をコミックから得ているらしいw

図書館へ行きこのコミックを入手すると、様々な特殊能力を獲得することができる。トンネルによるショートカットが可能になったり、必要な資源が安くなったりするのは戦略性が深まりなかなか面白い。

<スーパーラット>

またオプションルールでは、ネズミ駒をスーパーラットへ変身させるコミックもある。スーパーラットは4種類あるが、どれも強力な能力を持っており、勝敗をひっくり返す可能性があり場を盛り上げてくれるだろう。


【得点トラックは早取りのレース!】

ロケットの部品は完成した順番にゲーム終了時に高い得点がもらえる。つまり各部品ごとのレースとなっているため、他のプレイヤーよりも、とにかく早くたくさん作ることが大事なのだ。

またチーズを10個集めた順番や、電飾マーカーを進めた順番宇チュー飛行士になった順番など、全てがレース要素となっているので、どのトラックに注力していくのかを考える戦略性の高さも魅力的だ。


【プレイ記】

自宅のボドゲ会で、長男、次男、三男、私の4人プレイで楽しんだ。

とにかく複数のネズミを操って資源を効率良く集める次男は、電飾マーカーも上手に使い次々とロケット部品を完成させた。これに対して長男はロケット部品の製造は無視して、次々とネズミを宇チュー飛行士としてロケットに乗せるプレイを見せた。また巣穴のネズミもグルグルと上手く回していた。

私はコミックの特殊能力を早々と手に入れるも、全てを満遍なく行う中途半端なプレイングで今ひとつな結果。三男は、なぜかチーズに異常な執着を見せ、兄たちにチーズを配ってご満悦の様子だった(笑)

ゲームはとにかくネズミを突き進める尖ったプレイを見せた長男の勝利。それでも次男と僅差の勝負となり、プレイ中も誰が勝っているのか全く分からず、集中力も欠けることなく全員が最後まで楽しめた。


<良いところ>

  • チーズの月を夢見る宇チュー飛行士」というテーマが絵本のようで可愛らしい。
  • 複数人数ではワチャワチャした賑やかなレースとなり楽しい♪
  • 戦略が幅広く、コミックの特殊能力なども面白い。

<悪いところ>

  • 非常に堅実な作りなのだが、尖ったところがなく平凡に感じるかも。

<説明書&対象>

説明書:14ページ。インスト:15分、プレイ時間:60分(4人プレイ)
BGG Weight: 2.25(2023/5/31現在)、中量級

絵本のような可愛らしいテーマを好きになれるかどうかで評価が分かれそう。言語依存がなく、テーマ的に小学生でも安心して遊べる上に、大人でも戦略性の幅広さで楽しめるだろう。


【感想】

非常に可愛いテーマとワチャワチャするレースが楽しい作品。それでいて色々な戦略を試してみたくなる作りはお見事。インタラクションも適度にあって楽しい。

他プレイヤーのネズミがいるところに移動するとチーズを支払わないといけないが、チーズは意外とたくさん手に入るので嫌な気持ちにはならない。むしろ払ったり払われたりするところも楽しめる。個人的には三男が手にいっぱい持ったチーズを、嬉しそうに兄たちに配っている姿が印象的で面白かった。

あえて欠点を挙げるならば、とても堅実な作りで安心感はあるのだが、それゆえ意外性がなく平凡であるようにも感じる。だがランダムなイベントを盛り込むとパーティゲームになってしまう可能性もあるので、そこは難しいバランスなのかもしれない。

ダイスを使わず敢えて運要素を排除したのは、あくまで戦略性の高いユーロゲームとして子供から大人まで幅広く楽しんでもらいたい、というデザイナーの狙いを感じるし、上手く表現されていると思う。

4人プレイでも60分で終了し、幅広い層で楽しめるためオープン会などでも重宝する作品であるし、ボード裏面に道タイルをランダムに置く可変ゲームも用意されているため、これからも末長く遊べそうだ。

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Sato39
Sato39
レビュー
821名が参考
2年以上前

「最高フレーバーの論理すごろく」

各プレイヤーはロケット発射台に繋がるジャンクヤードでラット駒を進めていき、止まったマスの材料を獲得してロケットの部品を組み立てつつ完成したロケットに乗り込んでいきます。ロケットの部品を集めていくセットコレクションと駒を進めていくすごろくのメカニクスのゲームです。ただし、すごろく部分はダイスを用いない(運の要素のない)論理すごろくになっています。

このゲームでは、ラット駒を進めていくことにより止まったマスの材料を獲得していきますが、その動かし方にまったく運の要素がありません。それどころか、ゲーム中に運の要素は一切ありません。ジャンクヤードのマスには色がついています。ラットを1匹だけ動かす場合には最大5マスまで任意のマス数だけ進めることができますが、複数のラットを動かす場合には、1匹につき最大3マスまで、かつ止まる場所は同じ色の別のマスでないといけません。しかも、止まるマスに他のプレイヤーのラットが居る場合には、お金のような役割を持つチーズを支払う必要があります。この運の要素のないすごろくを当サイトでは論理すごろくと呼んでいるという訳です。新種のワーカープレイスメントのようでもあります(ペガサスはこれをワーカームーブメントと呼んでいます)。

TBGLサイトでは、本作の見どころを詳しく伝えるとともに、リプレイも掲載しています。

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仙人
TBGL
TBGL
レビュー
739名が参考
約2年前

宇チュー飛行士目指してネズミたちは、ゴミ捨て場からの再起を狙う。拾った資材でロケットの部品を作ったり、知識をつけてスキルを身につけ、時にはちょっと店主の目を盗んだりと道は険しいが高い目標ほど達成した時の見返りも大きい。

ゲームの流れとしては
手番では
「ネズミコマ1個を1〜5マス進める」
「ネズミコマ2〜4個を1〜3マス進める」
のどちらかを実行し、止まったマスの資材を獲得したりします。
複数コマを動かした時は、止めるマスは同じ色のマスじゃないといけません。
マスの効果で、知識が高まるとゲーム終了時まで適用されるスキルが身に付きます。
手番終了時には集めた資材を支払いロケットの部品を作ることができます。
部品は3種類あり、すべての種類を作るとセットコレクションボーナスを獲得です。

ゲームは誰かのネズミ4匹が宇チュー飛行士になるか条件達成時に配置するキューブを8個以上配置したら、手番を一緒にするかもう1ラウンドしたらゲーム終了です(終了の合図により終わり方が違います)。

宇チュー飛行士になった得点、ロケットの部品開発得点、ボーナス缶による得点等の合計得点が高いプレイヤーが勝ちになります。

4人ぐらいだとちょうど行きたいマスに誰かがいるから、程よくチーズのやり取りがあるので、有り難く使わせていただく。もう少しゲームは続くと思いきや終わりは早く宇宙は僕らを待ってくれない 。


2人プレイでも早々に4匹のネズミが動き始めたり、スーパーネズミが資材増や無敵盗みやらで進み続けて互いに違う展開。早めに終了トリガーを引いて宇チュー飛行士になったネズミは1匹だけで終了。
2人でも得点方法とか終わらせ方でいい勝負。

テーマがしっかりとしたすごろくとかアブストラクトかな。

説明込み45〜60分ゲームでとてもオススメです。

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うらまこ
うらまこ
レビュー
733名が参考
1年以上前

月はチーズで出来ている、そんな与太話を信じてネズミたちがロケットを建造し我先へと乗り込み宇宙を目指す。


そんな絵本でもあったのかと思われるような題材の世界観である。


無論立ちはだかるイタチや猫はいない。ネズミたちはいろんな商人から取引をしたりして協力を得て、目的を達成する。


プレイヤーは左下のスタートから上のロケット発射場までの道のりを進むわけだが、条件がある。


1、1つのコマのみなら最大5マスまで進められる。

2、2つのコマを動かすのなら最大3マスまでとする。ただし2つのコマとも同じ色のマスに止まる事。


この二つさえ守れればどのマス止まろうと自由だし、そのマスのリソースもアイコンの数だけ取ることができる。



ただ、この行程には様々な仕掛けがあり1つのコマを動かすのか、2つのコマを動かすのかはシビアな選択を迫られる。


道中にはトンネルがあり、資源を支払うとショートカットができる。かといって急いで発着場に着いたところでロケットづくりをしないと得点が取れない。


そしてさらに道中には3箇所の商店がある。


パワーアップができるもの、獲得ボーナスが二倍になるもの、最終得点を増やせるものとあるが、これらはチーズを一定の数支払えば獲得できるが、盗むこともできる。盗むとスタート地点に戻される。これがペナルティーと取るか、戻されても取る価値があるかで大分プレイ感が変わってくる。


発着場に着くと乗り込んで発射するまで待機しているが、実はこのゲームの終了条件の一つが。

誰かのネズミコマを4つ発着場につけたらというのがある。当然先着した人の得点は多い。


貢献エリアです。自分の都手番で一定の資源を支払うと左はロケットの部品から完成のボーナスエリア真ん中はネズミが到着して待機しているエリア右は電球エリアとなっています。


実はネズミも進めますが、電力も供給しないとロケットは飛べません。なので道中で電力をロケットに送り込むマスに止まると電力が進み途中の3箇所でボーナスをもらえるところがあります。

ちなみに電力の進み具合によって、資源の獲得にボーナスがつくことがあります。




そしてリンゴの芯のマスはここのトラックを走ります。基本は右回りですが下から上に上がる途中で3箇所の部屋の前を通過すると、各種恩恵が入るます。


右側 図書館 本を読んで強くなった気がしてパワーアップする。中にはアメコミを読んでネズミ一匹が、コスプレしてなりきるなんてことをします。恩恵は当然受けてます。


真ん中 子ネズミが成長します。ゲーム終了に向けてコマを送り込むためにスタート地点に立ちます。


左側 早取りの得点ボーナスがもらえます。


あともう一つの条件が早取の「ボーナスコマを誰かが使い切る」です。

実は2個目からは右端に何個でも置けるようになります。


このゲームの魅力は、簡単そうで難しいところです。ただ、コマを1つか2つ動かすだけですが、より効率的に、よりリソースを確保するように動かないといけません。

しかも、サイコロを振って動かすわけではないので運頼りになることない分悩ましいゲームとなっています。


ちなみに同じマスに別のプレイヤーのコマがあるとチーズを1つ支払わないといけません。


どこのトラックを動かすのか、

商店のアイテムを買うべきなのか、チーズがない!?、スタートに戻されてでも取るべきなのか。

ここでリソースを払って建築や貢献をするべきなのか。


いろいろ悩ましい要素があります。


そしてゲーム終了して、得点の高い人が勝利するわけです。


ちなみにこのゲームのボードの裏を見ると・・・


こうなっています。所々抜けていたり、アルファベットが振っていたりしてますが。


こういったタイルを入れることで違った盤面が楽しめます。もちろん発着場に近くなるほど強いアクションにはなっています。


ちなみにソロモードもあります。


こういったオートマカードを開けて解決するタイプの得点争いができます。


難易度調整も出きるのでソロでも十分楽しめます。


プレイ時間もそんなに長くなく、何回でも遊べるこのゲーム発売してからしばらくたちますが、やれる機会がありましたら試してみてはいかがでしょうか。

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リーゼンドルフ
リーゼンドルフ
レビュー
681名が参考
2年弱前

がらくた置き場で見つけたコミックにあった月に着陸した話を読んで「ロケットを作ってチーズでできた月を手に入れる!」と思い立つネズミたちの話。そんなかわいいフレーバーの1人~5人用ロケット建造ゲーム。見た目可愛いすごろく系ファミリーゲームかと思いきや、がっつり大人が楽しめる良作でした。


ゲームについて(ざっくり)

プレイヤーは2ワーカー(大人ネズミ2匹)でスタート。がらくた置き場のマップを進み、止まったマスの資材やチーズを獲得します。

手に入れた資源をロケットの部品建造や子ネズミ(追加ワーカー)を育てるのに使ったりします。

様々な貢献(ロケット部品建造や備蓄食料等)を行うと、勝利点を獲得することができます。これは早取り要素になっています。

(条件を満たして得点マーカーを置く。1番上のやつなら最初は5点。次は4点。これが8か所ある)

ゴールまで行くと「宇チュー飛行士」になります。誰か1人のネズミ4匹がゴールするか、勝利点のマーカー8つを置いたときにゲームが終了し、点数計算してもっとも高い人が勝利です。

(メインボード全体。結構大きい)


移動の方法

すごろくっぽいけどサイコロは使いません。1匹を動かすのであれば1~5マスのうち任意。2~4匹まとめて移動する場合は、1~3マスかつ全員「同じ色」に止まる必要があります。他プレイヤーのいるコマにも止まれますがちょっとペナルティあり。

(青が2マス進んでオレンジのマスに止まることも可)


マスの効果

 〇チーズ(黄色):描かれている数だけチーズを獲得します。10個集めて収めると勝利点。他プレイヤーのコマがいるところに止まるときに1つ渡さないといけない。※足りなくなると「かびチーズ」(捨てられない&終了時△2点)をとらないといけなくなる。


 〇資材(緑とオレンジ):レモン汁・ブリキ缶・ふくらし粉・電卓の4つ。ロケットの部品になります。かわいい。


 〇電球(青):描かれている電球の数分電飾マーカーを進めます。自分の電飾マーカーが過ぎたマスは追加で1つ収入が増えます。

(この状態ならチーズの次のふくらし粉マスまで+1)


 〇リンゴの芯(白):巣穴のマーカーをリンゴの芯の数だけ進めます。これを進めることで「図書館」「子守部屋」「備蓄食料」の報酬を得ることができます。

(コミックはランダムセットアップで能力アップ、子守部屋はワーカー+1、備蓄食糧は勝利点)


3つのお店

ハムスター・カエル・カラスが店を開いていて、チーズを通貨にお買い物ができます。得点になるものや収入を増やすものなど。チーズを払いたくない(払えない)場合は盗むこともでき、その場合スタート地点に戻されます。あえて盗んでリソース集めを行うのも全然あり。


(バックパック。ランダムセットアップ。下の白マス停止時に入れる。永続効果なので1つは獲得したい)


(エナジードリンク。プレイヤー数に応じて在庫決め。獲得リソースを倍にできる。使ったら裏返す)




(ボトルキャップ。ランダムセットアップ。ゲーム終了時の得点条件追加。裏も可愛い。チーズ12個が高いかどうかは状況次第)



ソロプレイ(ざっくり)

ロボネズミのグレッグと対戦。最初から4ワーカーでちょっとずつ進んでいる。…ずるい。

難易度は4段階。使用するカードで調整可能。

カードに1~4番手の進むマスが書いてあるのでその通り進む。ゴールしているワーカーがいたら、その分を後続の移動数に加算。(1番手1,2番手1と書かれてて1番目がゴール済みなら2番手は2マス進める)

移動歩数以外にアイコンがあった場合それも適用。得点トラック予約(2回目に出たら即一番高い得点)や図書館のコミックを捨てる等ろくでもない効果。


感 想

サイコロ使わないすごろく。この手のって「魔法使いの修行の旅」ぐらいしかやったことなくて、フレーバーからファミリー向けかと思ったけど全然そんなことなかった。ガチゲーでした。

さらにボードは両面(マス固定+自分で配置できる)になっているのでリプレイ性は高い。

(裏はこんな感じ)

アートワークもよく、コンポーネントも可愛らしい。ボトルキャップが特にいい感じ。

7歳息子とやってみたけど刺さらなかったので我が家ではソロゲー。

オートマルールが煩雑だとつらいけど、これはソロもカードめくるだけの簡単ルールで遊べるので良い。

グレッグさんの移動&得点行動がなかなかえぐいので食らいつくのが大変。

いかに獲得リソース増やして貢献するか。電球+バックパック盗んで戻って稼ぐのがいいのかな。8種の得点もどれ狙うのか考える。非常に楽しい。

得点がある程度見えてる&差がつくと巻き返しが難しい感じ。その辺は人選びそう。

ソロも十分楽しいのですが、このゲームに関しては対人戦のがより楽しめると思われます。BGGで良い感じのオートマバリアントが出てくれればいいなと期待。

複数人プレイできる環境があれば絶対楽しいと思います。



コンポーネントと収納

ロングサイズのセクションケースでチーズ3種、その他リソースを可変セクションケース、オートマカードは2Pカードケースを1つ、ワーカー類は2セットを仕切りケースに。

ランダムセットアップ用のは使うときはざらっと出すのでジップ袋、早見表タイルもジップ袋。その他のコマは暫定的にタッパー2つ。

これで取説とボードでふたをするとジャストで収まります。

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じむや
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  • 商品価格¥6,600(税込)
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