ざっくりこのゲームのコツだと思うことをピックアップして書きます。
あくまでヴァリアントルール(領有権(手形コマ)を取った島に相手は橋を置けない+橋の除去と設置がセット)アリのお話です。よろしくお願いします。
1.基本的に必要な橋の数が少ない島から攻める
このゲームは基本的に相手にできないことを増やすゲームだと思っています。そのためには橋をかけることに制限を課する領有権の確保をできるだけ効率的に行うことがベストだと自分は考えています。
そのためにはまず、要求される橋の数が少ない島を取ることが効率が良いと考えています。橋3本の島はカード2枚で支配権が取れますので最初のスタートとして非常にお勧めできます。4本の島は3本必要なので、一見5本の島と変わらない気がします。しかし4本島は立地の面、橋1本の価値の高さで5本の島より価値が高いと考えています。
2.手番効率を意識する
エリアマジョリティ全般に言えることですが、手番数に対して得点効率を高めることを「手番効率を高めること」が有効と考えています。当ゲームにもそれが当てはまると考えています。
このゲームで分かりやすく手番効率を高めるには「要求橋数の少ない島を攻める」→「領有権を取った島の自分の橋で隣接した島を次に攻める」ことです。こうすることで最小の効率で島を確保し、自分の橋を二度おいしく使えます。取った島の橋をそのまま次の島の攻略に有効活用していきましょう。
3.橋は勝てる戦だと思ったときだけ置く
これはどういうことかというと、できるだけ島の領有権が確保できない時は橋を置かないことを意味します。勝てる勝負の時だけ橋を置くということです。「手札上限に引っかかってどうしようもなく」という場合を除いては、基本のスタンスは、過半数を取れるときだけ橋を置くことを意識しましょう。
「勝てる戦だと思ったときだけ橋を置く」これは大原則だと思って良いかと思います。
中途半端に橋を置いて相手に領有権確保を被せられたら目も当てられません。領有権確保で橋を除去されるとそれだけ手番効率も下がるし、「カードプレイ枚数に対しての橋の本数」で損をします。
4.自分だけのエリアを拡大していく
これは2と共通する部分が大きいです。固まって自分のエリアを持つと、橋の除去をされても橋が置けない状況を作りやすいです。基本このゲームはカード1枚が橋1本の価値があります。橋の除去だけで終わるのは2枚で橋1本分の仕事しかしていないと考えることもできます。なので相手の手番効率を大きく下げる行為といえます。
しっかり自分のエリアを確保して、過半数+1本ぐらいで地盤を固めて拡大していくとそういう状況を作りやすいです。こういうエリアを拡大していくと簡単には手出しできません。
5.相手の取ったカードを覚える
このゲームはカードの構成が島名×2枚しかありません。カウンティングは難しいのですが、できれば有利です。
また相手のピックしたカードを覚えていれば、相手の打てる手の範囲が限定されます。相手の狙っているポイントに橋を先置きするという、かなりイヤらしいプレイングができます。中盤以降に橋の先置きをされると死に札にされやすく、カード2枚集めての除去を狙わなければいけなくなりがちです。
また同名の島カードを2枚固めてピックを阻止できる時はした方がいいです。あえて相手に同盟島カードを2枚ピックを許す理由はあまりないです。同名カード2枚だとその島の好きな橋を除去できてしまうので、極力妨害したいです。
まとめ
以上をざっくりまとめると
「まずは要求橋数の少ない島の領有権を確保する」
「隣接する島を次に攻略することで、橋を2度おいしく使う」
「橋は勝てる戦の時だけ配置する」
「自分のエリアを固まりとして持ち、それを拡大していく」
「過半数+1本までは橋を置く価値はある」
「相手の取ったカードを記憶し、先置きや妨害ピックをする」
これを意識できるとかなり良いプレイができるようになると考えています。参考になれば嬉しいです。
ここ違うと思いますとかあれば、こちらまで連絡ください。より良い攻略記事にしたいのでよろしくお願いします。
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