ソロプレイした感想です。
イイダテツヤさんがデザインした、デッキビルディング・タイプのカードゲームです。
プレイヤーは、四つ葉のクローバーの力や、特別な能力を持つ鳥たちの助けを得て、幸せ鳥を数多く集めて、幸せになることが目的です。
カードの種類は、スタートカードとゲームカードの2種類ですが、非常に分かりづらくありますが、右下の卵マークがスタートカードで、クローバーマークがゲームカードとなります。慣れるまでは分かりづらいでしょうが、1回プレイすれば分かると思います。
カードの左上に、クローバーマークがあればクローバーパワーで、これが鳥やクローバーを引き寄せるパワーの源です。羽マークがあれば勝利点となります。
また、右下にクローバーマークがあるのは、クローバーパワーの必要なコストとなります。このあたりはちょっと分かりづらいので、マニュアルをよく確認しながらプレイしてみてください。
次に、プレイヤーは、自分のデッキとして、スタートカードの1幸せ鳥1枚と四つ葉のクローバー3枚の計4枚が渡されます。
プレイヤーの手番でできることは、自分のデッキから1枚引き、場からクローバーか幸せ鳥をクローバーパワーで引き寄せるか、再度デッキから1枚引いて力のあるカードを引き寄せるかです。
しかし、使用しないスタートカード16枚は、運命札として毎ターン1枚ずつ引き、クローバーならいいものの、幸せ鳥を引くと、折角引いたクローバーカードや幸せ鳥をデッキに戻さなくてはいけないのです。また、運命札が使い終わると、場のカードをゲームから除外するという厳しい措置が待っています。
勿論、デッキから黒幸せ鳥を引けば、運命札からクローバーカードを2枚戻せたり、赤幸せ鳥を引けば追加でもう1枚引けたりしますので、そうした特別な能力を駆使しながら、幸せ鳥を確保していきます。
最後は、山札が無くなり場に幸せ鳥が1羽もいなくなったらゲーム終了です。
私は2回プレイして、18羽と19羽という結果に終わりました。場に幸せ鳥がいないときに、運命札を無くすプレイをしないと高得点にはならないと感じました。
全部で50枚しかないカードゲームなのですが、ジレンマがしっかりあって、かなり面白い出来のゲームだと思います。