この攻略には、カード名などがそのまま出てきます。お手元にカードを用意するか、ドミニオンwikiなどでカードを調べながら読み進めていただきたいです。
ルネサンスで新しく増えた要素は、村人トークンとプロジェクトです。
村人トークンは、一度獲得すると好きなタイミングに使えるアクション権です。
プロジェクトは、1度購入すると以後永続的に効果を発動するデッキに入ってこない、カードです。
ルネサンスのカードは、毎ターン同じことを繰り返して安定したデッキを組み上げることや、ビックコンボなどを安定させたり、高速の属州買いを促すカードがあります。
どれも、他のカードとの組み合わせで力を発揮することが多く、上級者向けの拡張と言えるでしょう。
村人トークンを獲得できるカードについて説明していきます。
まずは、徴募官からです。
このカードは、2ドローしたあとに手札の廃棄を1枚行います。正直なところ、この効果だけで絶大的な強さを持っています。
なぜなら、ドローして廃棄をするので、たくさんの選択肢の中から廃棄したいカードを選べるからです。
その後、廃棄したカードのコスト分だけ村人トークンを獲得します。主に序盤は屋敷を廃棄していくことで、トークンの獲得が出来ます。
サプライに並んでいたら、狙って購入したいカードです。
次に、絹商人です。
このカードは、獲得した時と廃棄した時に、村人とコインのトークンを1つずつ獲得できます。
これは、異郷の獲得時効果と、暗黒時代の廃棄時効果を合わせたようなカードです。
強みは、村人とコイントークンの両方を獲得できることです。
これにより、後々のデッキ構築の安定感が上がります。
また、獲得する手段と廃棄する手段が揃っている場合、獲得と廃棄を繰り返すこともかなり強い使い方です。
絹商人のアクション自体も、ドロー+購入権なため、使いやすいカードとなっています。
追従者についてです。
獲得時に村人トークンを2つ手に入れることが出来ます。
アクション権がギリギリ足りない時などに便利なカードになります。
とりあえず、購入しても問題ないカードになっているため、このカードの山は空になりやすいです。
次に、プロジェクトカードについて解説していきます。
ここでは、下水道、輪作、サイロについて書きます。
下水道は、3コストで購入できるプロジェクトです。
廃棄する効果のカードがある場合、真っ先に購入したいプロジェクトです。
迷えば、最初の3金のタイミングで購入しましょう。廃棄は、カードの購入と同じぐらいデッキを強くします。下水道があるときは、初期デッキの10枚は全て廃棄する勢いでデッキ構築しましょう!
輪作は、ターン開始時に手札から不要な勝利点カードを捨て札にして2枚引くことができる強力なプロジェクトです。
どれぐらい強いかと言うと、屋敷などは不要なので、研究所2回使用した状態とほとんど同じです。
そのため、輪作がある時は、屋敷を廃棄しなくてもデッキの回転が速くなります。
サイロは、銅貨を捨て札にしてドローができるカードです。
このプロジェクトも迷えば初手で買ってしまっても良いでしょう。ただし初期デッキでは、銅貨を捨てると屋敷を引くことになるため、注意が必要です。
まずは、屋敷の廃棄をすることを優先しましょう。
また、サイロの真の強さはデッキの回転速度が上がることです。購入したカードをすぐに使えるように手札の銅貨をどんどん捨ててデッキを回転させましょう。
プロジェクトについては、これぐらいで終わります。どのプロジェクトもゲームに大きく影響を与えるので、注意しましょう。
その他のアクションカードについて書いていきます。
貨物船は、3コストのアクションカードとしては、とても優秀な性能をしています。
これは、貨物船を使用したターンに獲得したカードを1枚保存して、次のターンに使用することが出来るからです。購入したカードをすぐに使える、かつ次のターンの手札は実質6枚なので、デッキの強化が早くなります。
よっぽどアクション権が少ない場でなければ、優先的に購入したいカードとなります。
研究は、1アクションがついており、手札のカードを廃棄できる優秀なカードです。
屋敷を廃棄した場合、次のターンの手札が7枚となります。銅貨を廃棄した場合は、持続効果がなく銅貨を廃棄出来ます。
持続効果もあるため、廃棄速度自体は速くありません。
しかし、サプライの廃棄カードがこのカードだけの場合や、アクション権を消費しない廃棄カードが研究だけの場合は、優先的に購入していきましょう。
次は、発明家です。
工房と橋を合わせたようなカードで、4コスト以下のカードを1枚獲得したあと、サプライのコストが全て1下がります。
このカードは、工房のように低コストカードをたくさん集めたあい時は確実に重宝します。
また、発明家をたくさん打つことができる場合は、属州を4コストまで下げることが出来るので、発明家で属州の獲得が出来ます。
宮廷、玉座の間などのカードがある時は、発明家連打を意識しましょう。
王じゃくについてです。
このカードは、購入フェイズに場に出ているアクションカードを再度使用出来る強力なカードです。
たとえば、上記で説明した発明家を購入フェイズに打つことも出来ます。
また、玉座の間、宮廷、インプなどを再使用すると、手札からアクションカードを出すことも出来ます。
魔女→王じゃく→王じゃく→王じゃく
などのように王じゃくを連打することで、呪いを素早く撒くために使うことも多いです。
老魔女についてです。
老魔女は、魔女系統のカードです。このタイプは、呪いを撒いて来ます。
老魔女は、アタックとしては、呪い撒きです。そして、アクションとしては、3ドローとして使えます。
手札にある呪いカードを廃棄されるというデメリット効果がありますが、それはハンデス(手札を減らすこと)したと考えておけばいいので、強力なアタックとドローを同時に行えるカードです。
呪いがなくなると使いにくくなる魔女とは違い、コンボパーツとしても使えるため、非常に便利なカードとなっております。
出納官についてです。
このカードをサプライに並べた時は、アーティファクトの鍵が出て来ます。
アーティファクトの鍵は、ターン開始時に1金を生み出す強力な効果です。
ただし、この鍵は取られてしまうと効果がなくなるので注意が必要です。
出納官の強みについて書くと、序盤は銅貨を廃棄しながらデッキを強化していくことができるところです。
これだけでは、4コストの金貸しと同じなのですが、ゲーム終盤には、廃棄置き場から銅貨などを獲得できます。
いざという時の1金で属州を買うことが安定します。このカードの強さは、常に3つの効果から使いたいものを選択できることです。
ルネサンスの攻略情報は以上となります。