やることは簡単です。自分の手番で行動をひとつ実行するだけ!
◆内容物
人物カード5種×各3(公爵、船長、大使、刺客、女伯)
コイントークン×50
サマリーカード×6
ルールブック×1
◆ゲームの準備
1.全員に2コインを配ります。残ったコインは全員の手が届く位置に置きます。
2.全ての人物カードをシャッフルして、全員に2枚ずつ配ります。残ったカードは全員の手が届く位置に山札として置きます。
3.スタートプレイヤーを適当な方法で決めます。
◆ゲームの勝敗
手札の2枚を公開してしまったプレイヤーから脱落し、最後まで残ったプレイヤーの勝利です。
◆手番でできる行動
できる行動と必要な人物カードと妨害(ブロック)に必要な人物カードは以下になります。
行動名/効果/行動に必要な人物/妨害に必要な人物
1.収入/1金獲得/なし/なし
2.援助/2金獲得/なし/公爵
3.クー/7金を支払い、1人の影響力を失わせる/なし/なし
4.徴税/3金獲得/公爵/なし
5.暗殺/3金を支払い、1人の影響力を失わせる/刺客/女伯
6.交換/山札の上から2枚を確認して、手札の1枚と交換。2枚を山札に戻してシャッフルする/大使/なし
7.強奪/1人から2金を奪う/船長/船長or大使
※行動(妨害含む)に必要な人物カードが手札になくても、行動(妨害含む)を宣言・実行することはできます。
◆ゲームの流れ
スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。
①自分の手番では行動を1つ選んで実行します。パスはできません。
②宣言した行動に対して、ダウトorブロックを宣言する人がいるかを確認します。
ダウトは、特定の人物が必要な行動に対して宣言できます。
ブロックは、特定の人物でブロックが可能な行動に対して宣言できます。
また、ブロックも特定の人物を必要とするため、ダウトの対象になります。
③すでに脱落したプレイヤーを除いて、時計回りに手番を移します。
①~③をゲームの勝者が決まるまで続けます。
◇ダウト
ダウトは、プレイヤーが実行した行動で特定の人物が必要なのに、手札に持っていない人物の行動をしたと思ったときに宣言します。そして以下の判定をします。
a.ダウトを宣言されたプレイヤーが該当する人物カードを持っている場合
該当する人物カードを、証明の為に手札から全員に見せます。その後、(手札がバレたので)その人物カードを山札に混ぜてシャッフルし、山札から新たに1枚を手札に加えます。
ダウトを宣言したプレイヤーは、ダウトが失敗したので、影響力を1失います。(手札1枚を自分の前に出して、使用不可にする事)
b.ダウトを宣言されたプレイヤーが該当する人物カードを持っていない場合
ダウトが成功したので、宣言されたプレイヤーは影響力を1失います。その後、ゲームを続行します。
以上です。
ブラフ(嘘を言うこと)がメインになってくるゲームですが、本当のことを言っていても、勝手にブラフだと深読みされることもありますので、というか、他プレイヤーのブラフが自分のカムフラージュになることがあるので、ブラフが好きじゃないとか苦手という人で勝利の可能性は充分にあるゲームとなっています。試してみてください。是非!