このゲームを一言で言うと「大喜利系ダンジョンオブマンダム」です。何を言ってるかわかんねーと思うがそういうことだ(ババーン!)
ルール的には
・回答者(一人)に一つの単語を答えさせる為に、出題者全員でヒントを考えて提出する(ヒントを考えるのは個別に考えて、付箋に書き込んだヒント一覧をボードに貼る)
・出題者はそのヒントをどこまで削れるかのチキンレースをやる。
・最後まで残ったプレイヤーから順番に残った答えで回答者に答えさせる
・回答者が答えられないと出題者が「自分のはがしたお題」を貼って次の手番の人に得点権?を譲らなければならない
・自分の手番で答えたら得点!
というお題当てゲーです。
実際やると分かりますが、これは圧倒的に出題者がめちゃくちゃ楽しいです。もうちょっと正確に言うと、回答者は待ってる時間「早く混ぜろおおおうおおおおおお!!!」ってなります。お題カードも勿論付属していますが、出題者が知っていそうなものという前提でボドゲとか映画とかマンガなどのコンテンツをお題にするのも相当面白いです。筆者はカタンで最後に「サイコロ」と「5、6、 8、9...」というヒントが残って悶絶したことがありました。また、アナ雪で最初の回答者が答えられなかった後に「ステマ」が貼られて「なんでそれ貼るねん!!!」と(勿論即解答された)みんなに突っ込まれるなど、それぞれの視点の違いが(相手のプライベートに踏み込まない形で)立ち現れるのがとても面白いし、また解答を口頭で言わなくて良いので、ワードゲームの言葉が出てこなくて苦手という人にも、割と優しいゲームじゃないかなと思いました。 黄色付箋は筆者(こんなにお題がかぶらないことはめったにない)
ゲーム的に大変アツイルールだなと思ったのは、パス抜け早いと一番最後が得点権を得る訳ではなく、何番目に得点権を得るかを選べることです。最後まで残って2番目に抜けると、プレイ人数によりますがヒントが難しすぎない限り手番がほぼ回ってこないので、早めに抜けるのも戦略的にありですし、手番によっては絶対に自分が2番目に残る事になる場合があります(ヒントは1つは残さないといけないので)。
結論としては、何度でも飽きずに遊べる、想像以上に練り込まれたパーティーゲームでした! オススメ!