フランスのギガミック社の数種類ある木製ボードゲームのひとつです。
ギガミックのボードゲームはどれも戦略性豊かで対戦型になっています。
そして木製なので見た目もオシャレ。
うちはカフェや旅行にギガミックのボードゲームのミニを数種持って行き、お茶を飲みながらプレイしています。
このピロスというゲームは2色(白と茶)で各15個の球体を4×4の16マスのボードに交互に置いてゆき、ピラミッド状に積み上げ頂上に置けたほうが勝利となります。
交互に置くだけでは後手が頂上に置くことになりますが、それではゲームになりません。
ルールとして同色で四角(4玉)が出来るとボード上から自分の球体を2個まで手元に戻せます。
あと積み上げが可能な箇所が出来た時、ボード上にフリー(上に球体が乗っていない)な自分の球体があれば移動させて乗せても良いことになっています。
この2つのルールで自分の手番で手元の球体を節約することでゲームが成り立ちます。
いかにして自分の球体を相手より使わずにゲームを進めるかが勝利のポイントです。
ギガミック社ゲーム共通ですが、脳をフル回転させ、プロ棋士のように長考に入る姿は、ゲームの見た目のオシャレさを引き立てます。
ただ通常サイズではボード周りに2色各15個、合計30個の球体を乗せて相手と自分の球体数を視認しながらプレイ出来るのですが、ミニはサイズの問題で各3個ずつが溢れてしまうのが残念です。
持ち運びやすさがミニの長所なので、そこの所は妥協するしかないですね。