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「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
プレイヤーは森に住んでいる動物となり、美しい果物を探してジュースを作ります。
親切な森の仲間たちが、あなたに果物をくれたり交換したり、様々な方法で助けてくれるでしょう。
ノドの渇きを至高のジュースで潤しましょう!
このゲームは常に内容が変化し続けます。
初めて遊ぶときは比較的簡単な状態で始まりますが、ゲームが進むにつれてメカニズムや遊び方が変化します。
1つのゲームが終わったとき、その終了状態から次のゲームが始まるため、2回目のゲームは1回目とは全く内容が異なるでしょう。
また、ゲームの中断と再開も簡単です。20回遊んでも毎回異なるプレイ感で楽しめるのです。
4/10
緑大好き、タイトルにFをつけるのが生きがいのデザイナーのセットコレクション+ワーカープレイスメント。
ルールの一部を説明せず、ゲーム中にルールが判明していく発見を楽しむゲームシステム「フェイブルシステム」を使った最初のゲーム。
ゲームは最初、場に6種類の動物が出てきてスタートし、ワーカーを置いて、効果を発動するか、動物カードの下にあるフルーツを集めて、獲得するゲーム。一定の数のジュースつくれば勝ち。
基本はシンプルだが、ゲームを続けると、どんどん動物の種類が増えていき、効果が増えていくだけでなく、1回誰かが一定数のジュースをつくって、ゲームが終了しても、次のゲームは、前のゲームが終わった状態の動物カードの状態(つまり、最初にいた動物はいないし、いろんな動物がいてわんさかしている状態)で始まるところも面白い。
ただし、連続でプレイすることが前提のゲームのため、連続でプレイしないと、このゲームの良さが薄れてしまうのが残念。
最初は特にシンプルな効果しかないため、たんたんと進んでいく。おそらく後半で盛り上がっていくのだろうが、59種類というとんでもない数の動物がいるので、とてもじゃないが、そこにたどり着くまでのモチベーションが続かなかった・・・。
もともと、あまり連続でゲームをしない自分としては、普通のセットコレクション+ワーカープレイスメントだったので、物足りなく、手札の運も強く感じ、逆転要素もなく、それでいて新しいカードの効果を把握するのが億劫で、正直、あまり面白いと感じなかった。
という感じで、シンプルなセットコレクション+ワーカープレイスメントであれば、あえてこれを選ぶ必要はないと思うが、見た目がかわいい動物のテーマということと、ゲーマーに人気のフリーゼなので、それなりに話題にはなってるし、日本語版も出てるから、それなりに需要はあるのだと思う。
追記(2018/5/30)
このゲームに使われてる、一部ルールを説明せずにゲームを始めて、途中で新しいルールが追加されていく「フェイブルシステム」の派生系に当たる「ファストフォワードシリーズ」が登場。
こちらは、ルール説明を全くせずにゲームがスタートするという、ボードゲームの常識を打ち破るシリーズで、フルーツジュースとたしかに似ているのだが、中には面白いものがあって、なぜ、フルーツジュースは面白いと感じなかったのかを振り返るきっかけにもなった。
結論としては、フェイブルシステムやファストフォワードシリーズは、ゲームの核はよくあるシステムが多いのだが、この基本システムが好きか嫌いかで、好みが大きく変わることがわかった。
自分はワーカープレイスメントは特に好きではない部類なので、フルーツジュースは面白く感じなかったし、3つのファストフォワードシリーズの中で、一番ゲーマーに人気があるのに、個人的に3つの中では評価が低かったフォートレスは、直接攻撃が核となるシステムで、自分はそれもあまり好きではなかったので、こう感じたのだと思う。
また、フェイブルシステムやファストフォワードシリーズは、最初はとてつもなくシンプルで、単調で飽きが早いゲームではあるので、そこを乗り越えるモチベーションはちょっと必要であることもわかった。
なので、フェイブルシステムやファストフォワードシリーズのゲームを遊ぶときは、
・そのゲームの核となるシステムがそもそも好きなのか?
・最低3回くらいは遊んで、追加ルールの発見を楽しんでみる
の2点を意識してみると、「つまらないゲーム」と思ってしまう可能性を低くすることはできると思う。
ファストフォワードシリーズ(システムが近いのでフルーツジュース含む)個人的ランキング
フリー>フィアー>フォートレス>フルーツジュース
一応、4つのレビューをまとめておきますので、興味のある方はどうぞ。
フリー(協力ゲーム)➜https://bodoge.hoobby.net/games/fast-forward-flee/reviews/7982
フィアー(ノイ、カウントアップ系)➜https://bodoge.hoobby.net/games/fast-forward-fear/reviews/7980
フォートレス(直接攻撃)➜https://bodoge.hoobby.net/games/fast-forward-fortress/reviews/7981
フルーツジュース(ワーカープレイスメント)➜https://bodoge.hoobby.net/games/fabled-fruit/reviews/5714/
ここ半年くらいで1番気に入っているボードゲームです!長所をザックリ書くと、
①簡単。ルールもインストも。
②(1プレイ1プレイが)短時間
③考え所がしっかりある
④リプレイ性が半端じゃない!
、、、と、良いとこばっかです。
(更に言うならお値段もお手頃♪)
一応ワーカープレイスメントなのですが、普通のワーカープレイスメントだと①、②は逆になる(重くなる)と思います。
それが深い考え所を生むので、ワーカープレイスメントの良い所でもあるのですが、ゲーム初心者やエンジョイ勢だとインスト中に興味を削がれてしまったり、長い1ゲームで追いつき様の無い最下位だったりすると、最悪2度とボドゲに関わってくれなくなる事もあり得ます。
しかしこのゲームは、1ゲーム20分かからないくらいでサクッと決着するので、負けてもすぐ仕切り直しができます。なので負けてもあまり嫌な感じになりません。
しかもゲームの特性上、前回とは違う風にルールの増減があるので、更に気持ち新たに挑める様になっています。
そうして何ゲームか繰り返していくと、勝ち負けとは別に、
『早く次の新しいカードに出会いたい!』という中毒的な状態に陥ります。アメリカのドラマをシーズン跨いで観まくるあの感じに近いです(笑)
軽いゲームが物足りないガチ勢でも、この中毒状態は非常に気持ちいいと思いますよ(実際私も重ゲーの方が好きですが楽しかったです)
初心者と4人プレイでしたが、皆1~2ゲームくらいやると勘所が分かってきてワイワイ楽しんでいました。
2018年2月現在は新品品切れの様なので、再販されたら是非やってみて下さい。
4月21日追記:3人プレイもしてみました。面白かったのですが、友人からは『カラミがちょっと少ないですね』とのコメントでした。
確かに、4人に比べると少し少なかったかも知れませんでした。
未だに好きなゲームなのですが、人数が多い方がより面白いかもしれないですね。
☆個人的評価☆超良い+
6種の場によるワーカープレイスメントでアクションを発動させ果物を集め、同じく場にある題目を揃えてジュースを作るセットコレクション。
これだけだとシンプルでオーソドックスなゲームだが、レガシー風システム搭載!
場となるカードは各々4枚づつあり全59種。場は最初、6種x各4枚の24枚で構成されているのだが、果物が揃ってジュースとなった場はプレイヤーの手元へ。減った分、場を補充していき常に24枚を維持する。つまり場が減ると新たな場が補充されアクションが増えていく!
最初の場は
・果物カードを2枚引く
・バナナ1枚と他プレイヤーの果物2枚と交換
・果物を1枚とり、他プレイヤーと3枚を交換
・果物提供。手札全てを公開し、他プレイヤーが1枚ずつ手札に加えても良い。相手が1枚取る毎に果物2枚獲得
・果物3枚をとる。手札を好きな枚数捨て、手札が3枚になるよう補充
・フルーツめくり。果物を山札から1枚ずつめくり、更にめくるか獲得するかを選択。同種が出たら破棄。
というもの。
このアクションを駆使して果物を集めジュースにするのだが、誰かがジュースを作ると新しいアクションが増えていくので、どんなアクションが出てくるんだろう?とワクワクする♪ レガシーなんだけど一度きりではなく何度でも遊べる!
プレイ時間も2〜30分と手頃でルールも簡単なので初心者にもとっつき易く、次第にルールも増減していくのでルール把握も容易で楽しめるのではないかと♪
BGGによるとBest人数は4人との事だが、2人で遊んでもワーカープレイスメント故のインタラクションもしっかりあり楽しめた。またシステムに繰り返し遊ぶ楽しさを盛り込んであるのには非常に感心した。
暫くこればっかりやりたくなる優良ゲーム
どこまでやったらレビューを書いていいのか迷って、
5人プレイを3回(4ターン、2ターン、5ターン)やったので、
もうレビューを書いてみることにします。
地域カードが6枚テーブルにオープンされて、
そこに移動して、そこに書かれているアクションをしながら、
果物を集めて、ジュースを作っていくゲームです。
やることは2つだけ。
①地域カード上のアクションをする
②くだものを支払ってジュースを購入する
手番が来たら2つのうちのどちらかをするだけ。
そんな感じでインストが短いのも好きな理由です。
初心者でもとっつきやすいと思う。
名前もコンポーネントも子どもっぽくて、
そんなにかわいくもなくて、
どうなんだろう…と思ってたんですが、
めちゃくちゃ面白い…。
しみじみ面白い。
地域カードがどんどん変わっていくので、
延々とできるし、臨機応変にいかに対応していくか、
運と戦略のバランスがちょうどいい気がします。
そんなに経験者と差がつかなさそう。
めちゃくちゃ悩むけど、
そんなに長考して迷惑かけることもないし、
インタラクションもあるし、そのバランスが好き。
なんとなく人数多めでやったほうが楽しそう。
地域カードの上がゴミゴミして相互作用が高まる気がする。
やり続けると地域カードがどんどんしょっぱくなっていく気がする…。
1の地域カードが一番優しいのかな?
60種類カードがあるので、全部制覇したいです。
多少ですが、ネタバレを含むので注意してください!!
初めてに2人でやった時は正直微妙でした。2人では使うメリットのないアクションカードがあったり、そもそもあまり目的が被ったらしなかったりするからです。
しかしその後3人プレイを行なったらだいぶイメージが変わりました!
わざと同じアクションにワーカーを置いて1枚果物カードを渡して手札を減らしたり(同じアクションを選ぶとそのプレイヤーに果物カードを1枚渡さなければなりません。)、今まで使う価値のあまりなかったアクションカードをどんどん使ったりでとても楽しかったです!
結局3時間くらいぶっ続けでやってました(笑)
どんどんアクションカードが入れ替わってやれることが変わって行くので飽きません。
手間はかかりますがまたアクションカードを並べなおせば最初から遊べるので初めてやる人と一緒にプレイする事も可能です。
初めはとても簡単なアクションカード(カードを2枚引く、バナナと果物カード2枚を他のプレイヤーと交換する等)から始まるので初心者でもやり易いかなと思いました!
後半には果物カードを1枚奪う、手札を丸ごと入れ替える等の派手なアクションカードも出てくるので次は何が出るんだろうと楽しみです!
今は全51種のうち29種まで進みました!まだまだ先があるので楽しみです!
相変わらず賛否両論、とんがりゲームのフリーゼのワカプレだよ!
残念ながらルール20にすらたどり着いていないのでそれ前提で。
いわれてみればワカプレだな! くらいの軽いワカプレですが、このゲームの真骨頂はプレイによってどんどん場のルールが増えてくるレガシーシステムにあることは先刻ご承知のとおりです。何度も繰り返してプレイすることが前提なので、オープンよりはクローズ会向きの、同じプレイヤーで何度も遊ぶことが前提の作りです。そこを理解したうえで買わないとあんまりよろしくないです。フリーゼのゲームとしては見た目ポップなので、騙されて買う人が結構いそうです。
プレイ感自体は軽く悩ましく嫌らしいゲームで、カードに置かれた自分のコマを移動させて果物を集めるセットコレクションですが、集めた果物カードを場のプレイングスペースのカード(正式名称がわからないので冗長だけどこれで勘弁してね!)と交換すると、山から場のプレイングスペースが新たに降ってくる。これによって毎回違った場が生えてくる、というスタイルです。途中で市場が生えてきたり、新しいアクションができるようになるので、ガラッと果物カードの価値が変わったり、あのアクションを残したい、残したくないでフルーツカードの集め方が変わったり、便利でも、ジュースに変換しやすいルールは消されがちだったりと、プレイスタイルによっても大分場の傾向は変わるので、レガシーだけど最初から2回やっても結構楽しめました。
一応このゲームの肝は、一度プレイした場のカードは残って、果物カード全回収とプレイングスペースのカードは全部ボッシュートで始めるので、何度もプレイしていくうちにルールが進化/変化していく様を楽しめるところです。Fortressを先にプレイしていたので、「おお、これがフォートレスの原型か!」という感動も楽しめました。ルールそのものの変化はフォートレスよりかなり激しい感じ。Fortressはフルーツジュースをコンパクトにしたゲーム、といえばいいでしょうかね。
とはいえ、2回1~13くらいをプレイした感じだと、確かにちょっとたるい。もうちょっと場のカードが速いテンポで入れ替わってもいいのかな、とは思ったり。4人と5人だと4人プレイの方が1ゲームあたりのプレイ時間は早かったので、耐久フルーツジュースをやるならプレイ人数は少ないほうがいいのかもしれないです。また、ハウスルール的運用で、ゲーム終了するたび、一番若い番号のカードを取り除いて新しいルールカードを繰り上げるのはありかもしれないと思いました。まあ試してないのでこの運用がいいかどうかは何とも。じわっと変わっていくのが良さでもあり、展開の遅さでもあることは間違いないので。
レガシーシステムの関係上致し方ないけど、現状では、ややふわっとした感じのバランスなのかなあと思ったり。
まあそれはともかくとしてまださわりしかやってないのは確かなので、耐久フルーツジュース、私はやりたいですね!
万人に勧められるとは言えないけど、このゲーム、私は好きです。
ルールは簡単!!
子どもも大人も楽しめるワーカープレイスメントゲーム!
まるで一つも物語をみんなで読んでいるかのように、次々にゲームが展開していきます。
1ラウンドはそれほど長くプレイしません。
時間がある限りラウンドを重ねてプレイしていくことをおすすめします。
ラウンドが進むと『地域カード』と呼ばれるゲームのルールを決定づけるカードが次々に出てきます。新しい地域カードが場に出るとゲームの戦略(進め方・コマの動き)に影響が出るため、新しい動きをするゲームに変わります。
そういった性質上、次の地域カードはどんなルールが書かれているのか、とても気になるゲームで、次から次へとラウンドを重ねてプレイしてしまいます。
また、全部の地域カードを使用しないでゲームを終わらせることも可能で、次回はまた終わらせた途中からゲームを再開することもできるのです。
前回終わったところからゲームを再開させるとき、まるで読みかけの本の‟しおり”を外して本を読み始めるかのようにゲームを始めるので、やはり物語の本を読み進めるようなゲームの印象がありますね。
エラッタの情報が公開されているので、こちらにリンクを貼っておきます。
http://www.arclight.co.jp/ag/index.php?page=errata&code=LG-0229
一言で言うと「とても良く考えられたゲーム」だと感心するゲームでした。
最初のカード6枚を取っていくと次から次に新しいカードが出てきます。それによって市場ができたりして状況は刻々と変わります。
シムシティでだんだん町が発展していく様な、そんな感じです。それによって特定のくだものが非常に効果的になったり、その逆だったり。どんどん様変わりしていきます。
何度もやることを前提に作られており、それでいてシンプル。飽きが来ない。ルールも徐々に増えていくので負担無く覚えて行ける…。良く考えられていると思いました。
あまり時間がない時でも、じっくり時間がある時でもできるオールマイティなゲームだと思いました。
11/11初プレイのレビューを記載します。
嫁子供と3人プレイ。
これ、よく出来てます。面白いわー!
メカニクスとしてはワカプレほんの少しと、ハンドマネージメント+セットコレクション。
子供のワカプレ入門に良さそうですが、カード効果が多すぎるのはキツいかも、、、
ゲームを進めるとどんどん使えるカードも増えて、リプレイ性もあります。
運要素はごく僅かで、他のワカプレ同様盛り上がりには欠けますが、簡単ルールで楽しくプレイできる良ゲーです。
中量級が好きな大人でも物足りなくはないと思います。購入を考えている方、おススメです‼️
追記:「もうダメ、負ける」て状況で、召喚士になりきり「出でよ❗️バナナ‼️」と言いながら、ココナツを引いてしまった時、子供がスゲー笑ってくれたのが良かった、、
11/10 まだ未プレイなのでレビューは後ほどしますが、、、
「あやつり人形新版」に次いで、コンポネと外箱の割合がおかしいシリーズ第2弾‼️
ヨドバシからの帰り道に「箱の中がやたらガサガサするなー」とは思ったんですよ、、、
スペース半分いらないじゃん‼️
ま、ゲーム自体は面白そうだけど。
フルーツを集めてジュースを作るという単純なルールは変わらないままゲーム性が常に変化していく面白さがこのゲームの魅力になります。説明にもある何回遊んでも飽きないゲームになっています。
(2018/01/05 再プレイする機会があり,このゲームの深さが見えてきたため、末尾に追記しました)
絶賛する声をあちこちで聞く中、ついにやる機会がきました。!
![]()
ジュースをつくるワーカープレースメントです。
場に出たかわいい動物たちは、アクションスペースでもあり、ゴールとなるフルーツジュースのミックス方法もあらわしています。自分のワーカーをこのアクションスペースに置いて、書いてあることに従いつつ、手札であるフルーツを交換したり、捨てたり増やしたりしていく。
所定のミックスを作り、カードをとると、そこにどんどんあたらしいアクションが生まれていく。これが、60種類もあり、どんどん複雑に、変化していきます。
これは面白くないはずはない!
ベストといわれる4人でプレイ
アクションカードが2順するくらいプレイしてみた結果.....
僕含め、全員、合わないゲームでした。途中から、何が合わないのか、議論しながら流してプレイ。ルール解釈にミスはないか、 アクションカードをもっと掘ったら面白くなるのか、とか話しつつ、下の方のカードも多くをいっしょに読んでみましたが、このメンバーでは楽しめなさそうということで一致しました。、
無理だった理由はいくつかあがりましたが、僕個人は次の点が致命的でした。
コントロール感が皆無なこと、です。
各アクションにはものすごくバラエティーがあるし、確かにルールもどんどん変わっていくんです。でも、それは実際にやってみると、目の前にでてきた「変な効果」のアクションを使ってジュースをつくり、次の新しい効果、新しいルールでさらに難しくなったジュースをつくるの繰り返し。
細かくなっていくアクションを読み込んだり、増えていくルールを追うだけで、せいいっぱいで、自分が何かを構築してるとか、何らかのスキルがあがっているとか、他のプレイヤーより優れた戦略をとれているとか、そういった何かをコントロールしてうまくやってる感覚、が皆無なんです。
何ごとかをつかむ以前に、新しい要素が出てきて、どんどん過去を破壊される。
この点が決定的に合いませんでした。
別にコントロール感のあるゲームが世の中のすべてではないですが、このゲームのように、続けて何ラウンドも行うゲームで、コントロール感が欠落しているいうのは、ちょっと癖が強すぎる気がします。
癖が強いといえば、このゲームの経験はない、知り合いのベテランゲーマーの方にこの話をしたところ、「またフリーゼが変なゲームをつくった」っていいながら楽しむものなのかもね、とのことでした。確かにそういうものなのかもしれません。。。
「コントロール感の欠落」によって、僕は虚無感すら感じましたが、他の人にとっては、「次はどんな変なアクションやルールが来るのか、ワクワクする」「こんなたくさんのバリエーションのアクション、痺れる!」になるかもしれません。 プレイヤーの数だけ、楽しみ方、ツボは異なるということです。
(01/05 追記ここから)
改めてゲームをする機会があり、このゲームの輪郭がやっと見えてきました。まず、このゲームは、自分のセット作成だけでなく、勝っている人の邪魔を以下にするか、も重要であることに気づいていませんでした。
自分のセット作成と他人の邪魔を,カードの変遷とともに変動する次の2つの「価値」を見極めながら行う必要があります。
- 各フルーツの価値
そろえやすいものや,カードの能力で参照されているものは価値が高い
- アクションの価値
新しいアクションが出ると、組み合わせで既存のアクションの価値も変わる
リソースの価値や、カードの価値の変遷は、当然きっちり計算されて作られています。そんな高いクオリティで60種類ものカードをデザインするのは、ほんとうに天才の技だと思います。
また、 追記前の記事にコントロール感がないと書きました。 そこには訂正を入れます。 ゲーム中、変遷していくアクションと果物の価値評価を正しく的確に行うことになかなかのスキルがいります。 これがうまく出来ると高いアドバンテージが得られますし、擬似ワーカープレースメントなのでいい場所はバッティングしますから、 ここにコントロール感やジレンマを見出すことはできそうです。
そしてこのゲーム、面白さを見出すだけで、そこそこ高めのボードゲームリテラシーが必要です。 僕は自分では気づけず、上で登場しているベテランゲーマーの方の手を借りました。 熱狂できる人は確実に存在はしますが、やはり人を選ぶゲームであることは間違いないと思います。