プレイした感想は、「あやつり人形」です。
あやつり人形が分かる人はあれを複雑にしたものというイメージで問題ないです。
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プレイヤーは薔薇陣営、鷹陣営の2陣営に分かれて戦争を行います。
陣営は公開情報であり、プレイヤーは最初どちらかの陣営に所属しております。
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基本的には毎ラウンド、
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「戦場の決定、役職カードのドラフト、兵站カードの使用、役職の公開、戦争の結果解決、勝利点の獲得、兵站カードの補充」
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の順番に行われます。
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役職決定は毎ラウンド代わり、その役職の決定権は親プレイヤーから順番に巡って行きます。
子プレイヤーは上プレイヤーが何の役職を選択したのかを推測しながら役職を選んで行きます。
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ラウンド毎に、「裏切り者」の役職を選択したプレイヤーは、薔薇・鷹陣営がひっくり返ります。
戦争の結果解決は、陣営がひっくり返った後に力比べになりますので、仲間陣営が常に仲間とは限らないのがポイントです。
戦争に勝利すると、勝利陣営が仲良く点数を山分けするので、勝つならどこかで裏切って戦う必要があります。
誰が裏切るかの読み合いが深いゲームです。
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ただ、「役職カードのドラフト」と「兵站カードの使用」は親手番から順番に行われるため、
読み合い成分が強い分、ダウンタイムが非常に長く、待ち時間がもどかしいのが最大のネックです。
コンポーネントがコンパクトなので、
プレイ時間が見た目以上に時間掛かる上、その半分くらいが待ち時間となりますので、
駄目だと分かっていても、携帯が開きたくなります。