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ゲームマーケット大賞2019優秀賞「斯くして我は独裁者に成れり」の【あまおち総統×アオガチョウ】コンビが新たな正体隠匿系ディスカッションゲームをリリース🎉
『深雪の村の九尾の狐』
◆シチュエーション
雪が深く積もる他人を避けるかように存在する、ある村。
その狭い村であるにも関わらず、いや狭い村だからこそ、常にこの村の住人は主導権争いを繰り返してきた。
そこにあるのは疑心暗鬼。
その果てに人成らざる物の怪までをも利用するモノが現れた。
九つの尾を持つ狐の力を利用し自らの権勢を奮い、しかし表では知らぬ顔で村に暮らす。
そしてそれを自らの力にせんと謀るモノも、その村には潜んでいる。
永い年月をかけ、人の想いは降り積もる深雪のように、幾層にも重なり合う。
他人を避けるかのように存在する村に、またいつもの冬がやってくる。
◆どんなゲームか
役職は
【九尾の狐】【陰陽師】【修験者】【山姥】【狂人】【雪女】【村人】
の7種。
このうち手札にくるのは2枚。その中で1枚を公開、1枚を公開して議論。
【九尾の狐】は必ず非公開であり、隠れた【九尾の狐】を、投票によって公開させる(これを「村八分」と呼ぶ)ことを目的とする。
しかし全ての者が【九尾の狐】を村八分にしたいわけではないし、村八分にされた【九尾の狐】も次の年には別の者を依り代とし、狐の力を利用しようとする。
毎ラウンド手札のうち1枚を非公開で捨て、シャッフルして配布しなおす。
そしてまた1枚を公開、1枚を非公開にし、誰を村八分にするのかの議論を行う。
この村に渦巻くのはただ疑心暗鬼のみなのだ。
◆ルール概要
①カード2枚がランダムに配られる。
②1枚を「表の顔」(公開)、1枚を「裏の顔」(非公開)にする。
③2分間議論する。主に議題は「誰が【九尾の狐】か」。
④議論後、投票によって1人の「裏の顔」を開示する。
⑤開示されたプレイヤーはポイントが-1。
⑥それぞれ2枚の所持カードの指示に従い得点を得る。この時、1人ずつ自分が何点得られたのかを明示して得点を得る(なぜその得点なのかは説明不要。得点だけを明確にすること)。もちろん嘘は禁止。
⑦全員、全てのカードを自分だけが見て、1枚を捨てる。
⑧捨てられたカードをランダムに1人1枚ずつ配る。
⑨②~⑥を繰り返し、最初に7点得点したプレイヤーの勝利。
●どの役職が「村八分」にされたかで、各役職の得点が決まる。
例)【陰陽師】は、【九尾の狐】が村八分で2点。
【九尾の狐】は、自分が村八分にされなければ3点。
●得点は公開非公開の両方ともの点を得る。
例)【村人】は、【九尾の狐】が村八分で1点だが、公開非公開2枚とも【村人】の場合は合計2点。
●得点時、カードの1枚は非公開のままで得点を得るが、点数は必ずウソ無く宣言する。
【九尾の狐】が村八分されなかった場合、必ず誰かが3点以上を宣言するだろう。他に3点以上を宣言した者がいなければ…。
●手札は1枚だけを非公開で再配布
非公開カードはそのまま非公開で、手札2枚のうち1枚を破棄。破棄されたカードを非公開でシャッフルし、再配布する。そして手札2枚のうち1枚を公開して議論スタート。
宣言した得点によって誰が何を持っていたのか推測できるので、その役職はいまどこにあるのか、果たして本当に捨てたのか、捨てたフリして実は持っているのではないか、色々想像して議論をし、そして誰を村八分にするかを決めていこう。
●7点先取
これを繰り返し、最初に7点を得た者が勝者となる。
永い年月をかけ、人の想いは
降り積もる深雪のように、幾層にも重なり合う。
他人を避けるかのように存在する村に、またいつもの冬がやってくる。