潜入スパイ大脱出|ボードゲーム通販
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潜入スパイ大脱出 インフィルトレーション
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  • 2~6人
  • 30~45分
  • 14歳~
  • 2012年~

潜入スパイ大脱出 インフィルトレーション

メーカー:アークライト

日本語ルール付き/日本語版
情報を盗んで、誰よりも早く脱出せよ!

 「潜入スパイ大脱出 〜インフィルトレーション〜」は、未来の盗賊たちをテーマにした、緊張感にあふれるカードゲームです。

 プレイヤーは工作員と呼ばれる未来の泥棒を操り、厳重に警備された会社施設に潜入し、様々な価値のあるデジタルファイルを盗もうとします。

 最も価値のあるデータは施設の深奥にありますが、それは逆に脱出が難しくなるということでもあります。

 さらに悪いことに、警報がすでに鳴り響き、企業の傭兵たちがあなたに迫りつつあるのです! 

 あなたは彼らの到着前にセキュリティを破り、同じチームの他のプレイヤーを出し抜き、可能な限り多くのデータをダウンロードできるのでしょうか?

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 2件

レビュー
471名が参考
約7年前

カードゲーム『アンドロイド:ネットランナー』の世界観を受け継いだ未来世界のハイテク泥棒ゲームですね。

プレイヤーは、アンドロイドのプロトタイプを研究しているハイテク企業施設に潜入する工作員です。

ここから極秘データを片端からダウンロードして、生きて脱出するのが目的ですな。
うん確かにタイトル通りだ。(*^◯^*)

特徴はヴァッカリーノ氏(ドミニオンやキングダムビルダーが有名)のデザインらしく、施設内の構造が全てカードで並べるので、ゲームごとに全く異なる仕掛けが生まれる構造です。(こういうのが好きなのね)

今回はまたもやメンバーが6人になってしまったので、できるゲームが限られていて、満を持しての登場でした。

前評判をいろいろ見ると、『2階の奥までなんてとても行けっこない」という意見が大半だったので、通常は1階2階のそれぞれが6部屋ずつになるところを、今回5部屋ずつでプレイしました。(少しでも早く2階に辿り着けるようにとの勝手な工夫です。意外にオススメですよ、お試しあれ♪)

感想としては、前半は困惑しながらもっさりした悪テンポ。

何せこの手の大量のカードテキストは、視力に衰えの出てきた(^◇^;)中年ゲーマーには非常に苦痛。

さらに皆が初めてなので、一枚開ける毎に「え?何何?どーゆーこと?」といちいち確認に手間取るからスムーズに進まず時間ばかりかかる。

ようやく中盤でじわじわ盛り上がり、慣れてきた頃にロールプレイ的なセリフも楽しくなり白熱してきましたね。

何せ各部屋には決まった量の『データ』トークンがあり、先に部屋に入って『ダウンロード』した奴からポイントをかっさらっていくのですが、あらかじめ自分のアクションは、『前進』『後退』『ダウンロード』『インターフェイス(その部屋固有の特殊機能を発動させる)、『アイテムカードの発動』の5つから1枚プロットしておくのですよ!

だからプレイ順を良く把握していないと、ダウンロードしたくても「データが残ってねえ!」という羽目になるのだな。

相手がすでに持ってるデータはいくつだ?

奴がダウンロードしてる間にこっちは先に進もう!

…ってな展開になる訳ですな。

ここに特殊なアイテムが絡むから、だんだんと展開はエゲツない足の引っ張り合いという大好きな展開に。(^◇^;)

奥へ進んで第2階層へ行くと1階よりは多めのデータが手に入るので皆がワーキャー言いながらどんどん奥へ。

ところがこのゲーム、ラウンドごとにダイスを振って、その目足す警報レベルぶんだけセキュリティカウンターの数値をどんどん上げてゆく仕掛け。

これが99になった時にまだ施設内に残っていた工作員は全員逮捕されて、なんと無残にゲームオーバー!

どんだけ大量のデータをゲットしようが脱落となるのです!

前半が比較的ラッキーで、中盤まで結構スムーズ。

「これ全然余裕で奥まで行けるんじゃね?」という感じで、部屋カードを5枚ずつにしたのは失敗だったか⁉︎とヒヤヒヤしたものの、欲に駆られた一人が2階に突入した頃から雰囲気が一変!

やがて「あれ、もしかしてこれヤバくないですか?」というモードに。

かくして皆は一目散にエントランスを目指して、まさに大脱出!

カウンターの数字と距離を睨みながらひたすら『後退』一択なのがちょっと単純ですが、まあ盛り上がるところでもあり。(ここで隠し持っていたお邪魔アイテムを発動させるなど悪徳プレイヤーのお陰でさらに場が荒れたのはご愛嬌、笑)

かくして工作員たちは本当に漫画並みのギリギリのタイミングで見事全員が脱出に成功しました。

最後は、確保したデータチップのポイントを合計して勝者の確定でした。(*^◯^*)

そのくらい好印象のゲームではあるので、十分合格点ですかね。

たまにはファンタジーばかりではなく、SF未来社会でデータ奪取の裏活動に挑戦してみるのも楽しいですよ!

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Bluebear
Bluebear
レビュー
254名が参考
5年以上前

こちらのゲーム、忘れもしない私が初めて遊んだボードゲームです。

舞台は近未来、アンドロイドの研究所に潜入したエージェント達がその機密を入手して、華麗に施設から脱出するという様を描いたボードゲーム。

ダンジョン探索型ゲームで、ゲームに勝つためには研究所の奥深くまで潜入していかなければなりません。

しかし、プレイヤー達に与えられた時間に限りもあり、常にタイムオーバーのリスクを背にしながら、進むか戻るかの選択を迫られます。

 タイムリミットも運や実力が絡む事もあり、まだ大丈夫だろうと思って奥深く潜入したものの予想外に縮まり脱出出来ずにゲームオーバーになってしまったり、巧みにアイテムカードを駆使してタイムリミットを弄りながら脱出出来る事も。

この手のゲームはつい欲を出してゲームオーバーになりがちですが、スパイたるもの常に冷静でなくてはいけませんね(笑)

勇気と無謀は違うのだとよく分かります。


テーマからして重そうだと思いきや1ゲーム30分くらいで終わるしルールも簡単なので、私のように初めてのゲームであっても入りやすいかもしれません。

勿論ゲームをやり慣れた方でも楽しめます。

1人あたりの時間もそんなにかかりませんし、4人以上で遊ぶのをオススメします。

スパイ、近未来、SF。こういったテーマが好きな人は是非。

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勇者
天瀬涼太
天瀬涼太
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