ネタバレなしでレビュー(7人でプレイ)
スキー山山頂で起きた殺人事件を推理する。第一フェイズは山頂での調査、第二フェイズは外部と連絡するために麓へ降りた後の調査となる。第一フェイズと第二フェイズの間に各自初級、中級、上級のスキーコースを選択し滑走して麓へ移動しながら、情報収集するというシステムがある珍しいタイプのマダミス。
皆推理に時間がかかり、議論時間の他に推理時間を設けて行った。
私のキャラは犯人を当てるのと別にもう一つ目的があり、議論時間中にはわからなかったが議論時間の後で犯人と別の目的の両方を当てることができた。しかし、議論時間外だったので他の人に説明できず、犯人以外が拘束されることになり、勝利点は伸びなかった。
良いと思った点
・スキー場山頂で起きた殺人事件というクローズドサークルの典型的なストーリー、ミステリー作品好きが好みそうな題材
・中盤に面白いギミックが隠されている。
微妙と思った点
・犯人以外は個人の設定書の内容が薄く感じる。
・犯人以外の多くの人は勝利点が減点されるような秘密があるわけではないので、自分が知り得た情報を開示しないメリットがあまりない。 (私がやったときは犯人がうまく、犯人も積極的に情報を公開していたので、逆に公開していない人が怪しくなっていた。)
・キャラによって勝利点の獲得しやすさが異なる。自分ひとりの推理で勝利点を稼げるキャラもいれば、他人を上手く誘導しないと勝利点を稼げないキャラもいる。キャラによっては誰を誘導すればいいのかわからない、ぶっちゃけわかっても誘導は困難で、他人の推理力次第で勝利点が稼げない。しかもエンディングにも影響する。
・エンディングが分岐する重要要素に説明不足がある。似ているが意味が違う言葉が出てくる。ネタバレ防止のため言葉自体は伏せる。AとBという似た言葉があり、「A」されれば「B」するということだろうがその説明がない。