「妖怪は本来、全体像ではなく部分で捉えてそれを集めた結果あぁいう形を成している」と聞いたことがあります。そこをうまくゲームに落とし込んでいると思います。
妖怪の名前は「上の句」「下の句」の様に2つの単語をくっつけて作るわけですが、そういわれると何となくどれも妖怪の名前に聞こえるような単語が選択されています。
妖怪の名前が決まったらお次はその妖怪の「特徴」をいくつか決めます。
これまた妙に妖怪っぽかったり、全然そんなことなかったり、矛盾したり色々です。
名前と特徴が決まったらいよいよその妖怪を「描きます」
様々な特徴を入れ込みつつ妖怪の全体像を描き上げます。(ここが1番楽しい)
完成したら自分書いた妖怪の絵が「いかに特徴を上手く捉えて描いているか」を発表します。
最もうまく描かれたものがその妖怪であるとして封印されます。
無茶ぶりな名前と無茶ぶりな特徴という初めから破綻が約束されているようなカオスな展開でパーティーゲームとして非常に盛り上がります。絵のうまい下手が影響されない…というか絵のスキルで大きく差が出るよりも大きな振れ幅の無茶ぶりなのです。
妖怪や怪異について詳しい人を混ぜてプレイするとその考察や知識に裏付けされたそれっぽさが非常に強化されると思います。