ドミニオン：夜想曲

この攻略には、カード名などがそのまま出てきます。お手元にカードを用意するか、ドミニオンwikiなどでカードを調べながら読み進めていただきたいです。

夜想曲では、夜行カード、祝福、呪詛など新しい要素が増えました。

まずは、夜行カードについてから

夜行カードは、購入フェイズのあとに使用できるカードとなります。これらのカードはアクション権を使用せずに、アクションカードのように使用することが出来るので、デッキに組み込みやすいカードです。

たとえば、鍛冶屋で3ドローした時にアクションカードを引いてしまうと、使えなくて呪いと同じになります。

しかし、夜行カードは、購入フェイズのあとに使えるため、このようなドローカードとも相性が良いです。

夜行カードの修道院であれば、3ドローカードで、デッキを作りながら廃棄を行えるなど、柔軟な性能を持っています。

また、夜行カードの中には、獲得時に手札に加わるカードがあります。

夜警であれば、山札を5枚見ることが出来るので、デッキの回転速度が上がります。

例えば、礼拝堂＋夜警の組み合わせがあるとします。

1ターン目に礼拝堂を購入

2ターン目に夜警を購入して、すぐに使用すると、礼拝堂と屋敷だけを残して山札を作ることができます。

これにより、礼拝堂の廃棄を安定させることができます。

悪人のアジトは、ターン開始時に手札を2枚増やすカードです。

このカードの強さは、どのような場面でも生きてくるのですが、

例えば、村＋鍛冶屋を安定させるために使うことなどができます。村と鍛冶屋をセットで使用している場合、両方が手札にないと動くことができません。

しかし、悪人のアジトを使用することで、このコンボを安定させることが出来ます。

手札に獲得する夜行カードは、デッキを安定させる効果が高いので、安定してデッキを組みたい人は、夜行カードの考察を深めましょう！

ここに書ききれない量があるため、次に行きます。

祝福を受けることの強さについて書いていきます。

祝福を受けるとは、12種類の祝福の山で構成されたカードの中から、1枚をランダムで受けることです。

その祝福の効果は、銀貨1枚を獲得する。1枚カードをドローする。などです。

一見すると弱く感じますが、例えば、1ドローの価値はとても高いのです。

3ドローの鍛冶屋から4ドローの狩場を比べると2コストの差があります。

祝福で受けることが出来る効果は、1度2コスト相当の効果を受けると考えて良いでしょう。

筆者が好きなカードに詩人があります。

詩人は効果自体は、2金と祝福1つなので、少なく感じますが、祝福の内容を考えると、どれを受けても基本的にデッキが成長します。

ランダムな効果ではあるものの、めくれた祝福を利用してデッキを成長させていきましょう。

呪詛について書いていきます。

呪詛は、強力なアタック効果です。

手札に呪いを加えたり、デッキトップに銅貨を獲得させてきたりします。

こちらも、祝福同様にランダム効果です。

呪詛の効果は、デッキ破壊や、手札を減らす効果が多いため、ゲームの中盤から終盤にかけて脅威を発揮することが多くなります。

また、単純な呪い撒きのアタックなどと違い、呪詛の攻撃にはほとんと終わりがないので、連打をされると、デッキが延々と弱体化していきます。

呪詛撒きで紹介したいカードは、迫害者です。

迫害者は、場にカードが他に出ていない時は、インプの獲得をします。

そして、場にカードが他にある時は、呪詛で攻撃をします。

序盤は、呪詛の攻撃が相手に効きにくいこと、インプは研究所相当の強さがあることから、優秀なカードとなります。

大袈裟さに書くと、インプを獲得している時は、7金1購入を生み出しているカードとも言えます。

その後、中盤戦では、呪詛でアタックができるため、強力です。

夜行カードの吸血鬼に関しては、何も言うことがなく強いカードなため、サプライにある場合は、購入しましょう。

その他のカード、

ピクシー、プーカ、羊飼いについて

ピクシーは、サプライに並ぶと、ヤギが初期デッキについて来ます。

ヤギは、廃棄効果があるため、最強の財宝カードです。このカードがサプライにあるとゲーム速度が速くなります。

また、ピクシーをたくさん購入できる場合は、集めても良いでしょう。ピクシーを使う→祝福を受けるを繰り返して、素早くデッキを作りましょう。

プーカは、サプライに並ぶと、呪われた金貨がついてきます。

呪われた金貨は使用するたびに呪いを生み出すので、計画的に使用する必要性があります。

特に廃棄カードがない場合や、廃棄が弱い場合は、使わないことを選ぶ方が良い場合が多いです。その場合は、ゲーム速度がかなり遅くなります。また、呪いの山が空になると、呪われた金貨は、金貨と同じ価値があるので、そちらにも注意が必要です。

羊飼いは、サプライに並ぶと牧草地がついてきます。この牧草地を持っていると、屋敷が2点の価値になります。

そのため、羊飼いがある場では、屋敷と牧草地を廃棄しないことも多くなります。

初期デッキの銅貨6枚を廃棄して、羊飼い数枚＋勝利点カード＋銀貨金貨を数枚などのようにデッキを組むと、デッキが回りやすくなります。また、停泊場や、道具のように次のターンにカードを保存できるカードを使用することで、羊飼いのドローを安定させやすくなります。

夜想曲に関する攻略情報は以上なります。

セットアップが大変です。

ドミニオンの基本セットに加えて、BoonやHex、

精霊カードもトラベラーカードの様に脇に置く場合があったり、

サプライによっては予めBoon3枚をランドマークのごとく

脇に3枚おいておいたりしなくてはいきません。

家宝という銅貨と入れ替えて使うカードがあったりもするので

慣れるまでは大混乱だと思いますので、ご利用は計画的に。

暗黒時代になれるまで諸々の処理が大変だった頃を思い出せます。

また、クリーンアップ後に処理ができる夜カードも増えています。

（アクションではないので、夜は手札にあるかぎり連発可能です。）

ただ、それらの煩雑な手続を乗り越えるだけの面白さが含まれているので、

日本語版が出るのが楽しみです。エラッタないといいなあ。

友人が所持していたので一緒にやりました。

フェイズが増えてゲームが長くなる印象ですが、他のセットとの組み合わせ次第では想像よりも早くなったり遅くなったり両極端な印象です。ナイトフェイズを使うもよし、使わないもよし、各々の戦略性がはっきりと勝敗に出ると思います。

又、BoonsやHexesの山をしっかり把握しておくことも重要になると思います。

とても面白かったですよd('∀'*)

この拡張はドミニオンには珍しくパーティー要素が加わる拡張で、難易度は{暗黒時代}位。

ドミニオンにパーティー要素？ありえない！、と思った皆さん、ドミニオンは元から(ある程度)運ゲーじゃないですか！

でもってこの拡張にあるパーティー要素とは何かと言うと、「祝福」「呪詛」の事でアクションにこれらを与えるカードがあり発動時に様々なランダム効果を出します。一例としては、【金貨】【銀貨】が【銅貨】扱いになったり、色んなカードの廃棄効果、次のターンの初期手札が増えたりします。

そのためかなりのアクションカードが【道化師】、【詐欺師】並のゲーム展開をする事が多いです。

次にそういった要素は取り除いて紹介すると、この拡張は「夜行」、「家宝」といった要素が追加され、「夜行」は購入とクリーンアップフェイズの間に発生して、夜行カードをアクション権を消費せずに使用する事がてきます。

効果は次のターンを良質化したりカード廃棄、次のターン〇〇等の備える系が多いです。

また一部カードは購入の時に手札に獲得して即使う事もできます。

家宝は特定のサプライで銅貨と入れ替えるカードです({暗黒時代}と違い全部ではない)。

効果は【銅貨】に廃棄、購入、【銀貨】獲得等の追加があるのがほとんどですが中には初手から(1枚で)3金を出すカードもあります(使用代償もあるけど)。

カード総数も500枚の大拡張なので、「祝福」「呪詛」は苦手・・・という人でもある程度オススメできます。

ちなみにパーティー感覚で楽しんでみたい場合は基本位しか遊んでない人にもオススメします。