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メーカー:EJIN研究所
関ケ原の合戦を再現した非対称対戦型シミュレーションカードゲーム。プレイヤーは東軍「徳川家康」と西軍「石田三成」に別れて対戦する。
戦闘は戦国武将をなぞらえたカードをユニットとしてテーブルに広く配置して行うが、このゲームでは事前の調略ターンに、関ヶ原での徳川、石田の調略合戦よろしく、参戦する武将たちに密書を送って味方に引き入れていく「調略ターン」があるのが特徴。
交互に1~5のポイントが記された密書カードを伏せた状態で任意の武将の上に置いていき、より大きいポイントを割り振っていた陣営に各武将は属することになるのだが、密書の乗った武将がどちらの陣営に属すかは開戦後、動かすか、攻撃してみて初めて判明する。
戦闘は各武将の戦力にダイスを加えて多いほうが勝ち、というシンプルなものながら、各武将のカード効果と、囲んで攻め入った側が有利な計算式に、誰が敵か味方か確信の持てぬ状況が相まって、他に類を見ない新しいものとなっている。何より、密書の送りあいから合戦まで含めても初プレイで45分程度の軽さでありながら、これまでのどんなゲームよりも関ケ原特有の状況と魅力を再現している点が当ゲームの強みである。
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