７つの未解決事件

事件を解決するために手かがりを集めたい探偵と、事件を未解決にしたい犯人に別れて勝利点を奪い合う2人対戦ゲームです。

手札の数字の大小が強さを決める要素であると同時に行動順を決める要素なので、小さい数字で先手を打つか、大きい数字で押し切るかといった読み合いが面白いゲームです。

また、勝利点として奪い合う「事件カード」も犯人側は一律2点として獲得、探偵は基本1点ですが１枚だけ5点のカードが隠されています。

探偵はこのカードを得られるよう相手の手札の置き方などから推理し、犯人は取られないようにミスリードを誘う、自分で回収してしまうといった攻防もまた面白いポイントになっています。

総括してルールが簡単で説明しやすく、お手軽な心理戦が楽しめて満足できるゲームだと思います。

探偵と犯人に別れて場に並んだ事件カード(勝利点)を取り合い、最終的に勝利点の合計が高かった方が勝ちの2人対戦ゲームです。

①犯人側が場に事件カードを好きな順に裏向きに並べます。

②探偵と犯人それぞれ自分の山札から6枚引いて自分の手札とします。

③それぞれ手札から2枚ずつ裏向きで出して同時に公開します。数字が小さいカードから置く権利が発生します。(1ターンで合計4枚のカードが場に置かれることになります。)

④数字の小さいカードから好きな事件カードの前に置いていきます。各事件カードに対して2人合わせて4枚のカードが置かれたときに勝負が発生します。

⑤置いたカードの数字の合計が大きい方がその事件カードと相手がそこに置いたカードを全て獲得できます。(同点の場合は犯人の勝ち)

犯人が勝った場合は事件カードは裏向き(2勝利点)で獲得。探偵が勝った場合は表向き(1勝利点)で獲得。ただし、事件カードの中には1枚だけ表が(5勝利点)のカードが存在し、探偵はこれを如何に当てるか、犯人は如何に取らせないようにするかがポイントになってきます。

⑥それぞれの山札から2枚ずつ補充。

以下③〜⑥を繰り返して全ての手札を出し切るまで繰り返します。(山札がなくなったあとは補充なし)

手札を全て出し切ったら終了で、獲得した事件カードと相手から取ったカードそれぞれに書いてある勝利点の合計が高い方が勝ちです。