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  • 1~4人
  • 60~120分
  • 14歳~
  • 2019年~

バラージ

メーカー・卸元:テンデイズゲームズ

日本語マニュアル付き
ダムによる水力発電エネルギーの開発競争を行うワーカープレイスメント

イタリアを代表する人気デザイナー、シモーネ・ルチアーニとこれが初クレジット作となるトマソ・バティスタによる本格派戦略ゲームの大注目作です。

架空のヨーロッパの山間部を舞台に、プレイヤーは国営企業のCEOとなり、ダムによる水力発電によってエネルギーの開発競争に勝つことを目指します。

ゲームの基本となるシステムは、極めて王道的なワーカープレイスメントです。
そのワーカー駒をアクションに配置することでさまざまなアクションを行い、ゲームを進めていきます。

ゲームを進めるなかで、メインとなるのは、テーマになっているダムによる発電です。
発電するためには、水系を流れる水をダムに溜め、導管で発電所へと送る必要があります。
それぞれの設備は、自分で建設したものであればもちろん使うことができますが、設備によっては中立のもの、他のプレイヤーのものも使用できるため、どこに建てられた設備を使って発電を行うのか、そして、そこから得られる報酬や必要なコストは、見合ったものなのか、しっかりと見極めなければならないでしょう。
自分の設備だけを使うことで発電できればそれに越したことはありませんが、設備が建設できる土地は非常に限られているため、他のプレイヤーがそう簡単には許してくれないでしょう。もちろん、逆に他のプレイヤーを優位にさせないよう、自分の設備を建てていくことも重要です。
加えて、流れる水は非常に限られているため、その流れや貯水量をうまくコントロールし、優位にゲームを進めるためにも設備は重要なのです。

設備の建設には、重機のマネージメントが重要です。
建設に必要なリソースとなる重機は、原則、一度手に入れれば減ることはありませんが、建設に用いた重機は一定の期間が経過しなければ手元には戻ってこず、使用することができないのです。
手元に重機のない期間、あなたがどのように立ち回るべきか、その計画性も問われるのです。

これらを円滑を行うために、さまざまな手段で得ることになる報酬も適切に獲得していきましょう。
発電量によって履行できる契約や、設備を一定数建てるなどでさまざまな報酬を獲得することができますが、その報酬は得点やお金といった一般的なものから、重機や特殊なアクションなど、ゲーム進行を有利に働かせるものもあります。
これらの見極めもまた重要です。

そのほか、さまざまな特殊能力を持った重役や、アクションをより効率のいいものにする「上級技術」といった要素が用意され、勝利のためには、それらの要素ももちろん無視することはできません。

ワーカープレイスメントによるアクション選択、建設場所を巡る駆け引きなど、プレイヤー間のインタラクションのウエイトも大きく、ゲーム好きなら絶対に満足できる内容と言えるでしょう。

※日本語版ですが、版元メーカーの意向により、ボード上の表記などは英語となります。

レビュー 31件

ルール/インスト
2921名が参考
3年弱前

間違いやすい・忘れやすいルールを随時載せていきます。

【セットアップ】

全員10VPからスタート。


【建設】

・建設で開けたところのボーナスは即時もらえる(収入とは別) 。

・基礎と発電所は、各プレイヤーは同じ盆地にそれぞれ1つまでしか建設できない


【生産】

・生産されるエネルギーの合計が0以下になる場合は生産できない

・生産につき、契約は1枚まで履行できる。 

・発電所のボーナスは水を使った生産にのみ適用される(紫の数字のみのものには適用されない。)


【ボーナス関連(契約タイル、企業ボード、企業効果etc)】

・エネルギートラックを進める効果(矢印つき)は必ず行う。進めたことによって契約は履行できない

・水を(全ての数量または一部の数量)配置する効果は任意である(流水管理アクション含め)。 

参考: https://boardgamegeek.com/thread/2184487/which-following-are-optional 

・ボーナスにより建設物(基礎、発電所etc)を配置した場合、労働者や技術タイルや重機は使用しない(ホイールも回らない)が、土地代(-3クレジット)は支払わなければならない

・導管xのボーナスは、x以下のエネルギー生産の導管を建てられる


【特許局】

・上級技術タイルは、Ⅰの山札から補充。Ⅰが無くなったらⅡ、Ⅱが無くなったらⅢ。


【得点計算】

・ラウンドボーナスタイルの得点が0VP未満になる場合、0VPとみなす(マイナスにならない。0エネルギー時の-3VPとは別)。


【ゲーム終了時】

・ホイール上に残っている資源は得点計算に含まれない。 

・自分のダムが保有している水駒1つにつき1VP


【企業能力】

・企業の固有能力は、3件目の発電所を建てた時に解放される

・ドイツの能力の2回目の生産は、1回目の生産とは別の自分の発電所を対象とする必要がありアクションシンボルのボーナス/ペナルティや企業ボードのボーナスや重役の効果を適用することができない

・フランスの能力は1ターンに1回のみ発動できる(ルチアーニでの複数契約の履行は複数枚で1回だけ効果が適用される)。


【重役】

・マヒリ・セキボのコピー能力はアクションではない(手番を使わず、労働者やクレジットのコストを支払う)。

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国王
なつ
なつ
ルール/インスト
2818名が参考
3年弱前

Barrage バラージ インストメモ

概要

 各プレイヤーは国営企業のCEOです。エネルギー生産競争に勝つためにダムや水力発電所を建設して

 導管を設置して蓄積した水を使ってエネルギーを生産し契約を履行(りこう)します。

 一番、VP(勝利点)を稼いだプレイヤーが勝者となります

ラウンドとフェイズの説明

 ゲームは5ラウンドで1ラウンドは5フェイズ構成になっています

 ※フェイズのメインはアクションフェイズで手番ごとにワーカーを配置して全員のワーカーが

  すべて(12個)置かれたらアクションフェイズが終了します

1.収入と源流フェイズ
全プレイヤは自分の企業ボード上のマークの収入を得ます
(クレジット、資源コマ、VP、トラック回転など)
現在のラウンドの源流タイル上に水コマを配置します

2.アクションフェイズ
  ※詳細は後ほど

プレイヤは手番順にワーカーを配置します
各アクションスペースには1~3個のワーカーを使用します
ワーカーがなくなり全プレイヤーがパスした場合にアクションフェイズが終了します

3.水の流れフェイズ
源流タイル上にある水コマがすべてが川と盆地沿いに下流に移動します
マップの下に到達した水コマはサプライに戻ります
※ダムのレベルを超える場合はあふれた分だけ水が流れます

4.得点計算フェイズ
  ※詳細は後ほど

エネルギートラックの順位でVPを取得します
エネルギートラックの位置によってクレジットを得ます(0の場合、3VPも失います)
ラウンドボーナスタイルによるVPを取得します
現在のラウンドボーナスタイルを破棄します

5.ラウンド終了
  フェイズ
手番順はエネルギートラックの少ない順に先手プレイヤーになります
※エネルギートラックの位置が同じ場合は現ラウンドの手番順を逆にします
※最終ラウンドではラウンド終了フェイズは行いません

アクションの説明

1.建設             

  企業ボード上に4つの建設アクションスペースがあります

  ①必要なワーカー数を企業ボードの空いているスペースに配置します(4つ目の赤枠は3クレジットを支払う)

  ②建設したい建造物のタイルを建設ホイールに配置します

  ③建設する建造物の必要コスト(掘削機、コンクリートミキサーコマ)を建設ホイールに配置します

  ④建設ホイールを1区画分だけ回転させます

  ⑤企業ボードの左から建造物コマをマップ上に配置します(建設スペースが赤枠の時は3クレジットを支払う)

   ※建設後に企業ボードに収入アイコンがある場合は即時で取得する(以降のラウンド開始時にも取得します)

基礎
ダムの基礎になります コストは掘削機が平原は3個、丘陵は4個、山岳は5個必要です
※同じ盆地には同一プレイヤーが2個以上建設できません

上部
ダムが保持できる水コマを増やすために自分の基礎の上に2個まで建設できます
コストはコンクリートミキサーが平原は2個、丘陵は3個、山岳は4個必要です

導管
生産アクションにてダムから発電所に水を移動させるために使用します
コストは掘削機2個×その導管の生産値が必要です ※生産値が4の場合は掘削機が8個必要です
※同じ盆地に同一プレイヤーが2個建設できます

発電所
エネルギーを生産するために使われます
コストはコンクリートミキサーで1つ目が2個、2つ目が3個、3つ目が4個、4つ目が5個です
※同じ盆地には同一プレイヤーが2個以上建設できません

2.タービンステーション

  この区画ではエネルギー生産を行います(右側の赤枠は3クレジットを支払う)

  必要建築資源は自分または公共ダムに水コマがあること、そのダムと接続されている導管および自分の発電所

  導管の生産値×水コマのエネルギー量を発電します(水コマは好きなだけで良い)

  ※他プレイヤーの導管を借りた時は水コマ1つにつき1クレジット支払う、またそのプレイヤーは1VPも得る

  ※アクションスペースの∔2+1-1-2の場合はエネルギー量を補正する

  生産したエネルギーと補正値によってエネルギートラックを進めます

  個人取得した契約タイルを履行(りこう)できる場合は契約タイルの右側のボーナスを得ます

  ※1回の生産アクションでは1枚の契約タイルのみ履行(りこう)できます

  ※国家契約のタイルは先着順で最初に履行(りこう)したプレイヤーがタイルを取得し右側のボーナスを得ます

3.流水管理

  この区画では水コマを源流に配置します(右側の赤枠は3クレジットを支払う)

  水コマ2個を源流タイル上に配置します ※別々に分けて置くこともできるし1個だけ置いても良いです

  水コマ1個を源流タイル上に配置し即座に下流に移動します ※下流に移動するのは置いたコマのみ

4.銀行

  1アクションで任意のワーカーを配置できます 置いたワーカー×1クレジットを得ます

5.作業場

  この区画では建設ホイールを回転させて回収を早めます(右側の赤枠は3クレジットを支払う)

  アクションシンボル内に示されている区画数だけ建設ホイールを回転させます

  ※アクションシンボル内にコストが示されている場合は追加でクレジットを支払います

6.重機販売店

  この区画では重機コマ(掘削機、コンクリートミキサー)を購入できます(右側の赤枠は3クレジットを支払う)

  アクションシンボルの左側に示されているクレジットを支払い左側の重機コマを得ます

7.契約事務所

  この区画では契約可能な契約タイルを取得できます(右側の赤枠は3クレジットを支払う)

  1枚の民間契約タイルを取得します

  アクションシンボルの左側に示されているクレジットを支払い2枚の民間契約タイルを取得します

  ※手番終了時に新たな民間契約タイルが補充され配置されます

  ※各プレイヤーは未契約の民間契約タイルを3枚までしか持つことができません

   4枚以上ある場合は即座に3枚になるまで捨札にします(捨札は自分で選びます)

8.特許局

  この区画では上級技術タイルを取得できます

  5クレジットを支払い1枚の上級技術タイルを取得します

  ※ラウンド開始時に残ったタイルは破棄され新たなタイルが補充され配置されます

  ※上級技術タイルはⅠの山から配置し、この山が尽きたらⅡの山から配置し、最後にⅢの山から配置します


勝利点(VP)について

 <ラウンド中>

1.企業ボード
特定の建造物を建てることで企業ボード上のVPを取得します
(以降のラウンド開始時にも取得します)
2.契約タイル
生産したエネルギーによって契約を履行(りこう)した時に契約タイルにあるVPを取得します
※他プレイヤーに導管を貸した時は水コマ1つにつき1VPを得る

3.上級技術タイル
特殊効果として勝利点をもたらす上級タイルを使用することでVPを取得します

 <ラウンド終了時>

4.エネルギー生産
エネルギートラックの1位は6VP、2位は2VPを取得します
※1位が2人の場合は4VPずつ、2位はなし(端数切り上げ)
 2位が複数いる場合は全プレイヤーが1VP
※エネルギートラックが0の場合は3VPを失います

5.ラウンドボーナスタイル
エネルギートラックが6以上でそのラウンドのボーナスタイルの条件によってVPを取得します
※完全な報酬とは現在のラウンド以上の区画にいる場合はすべてのVPを取得します
※減額された報酬とは現在のラウンドより前の区画にいる場合は

 1区画につき4VP減額されます
※報酬なしとはエネルギートラックが6未満の場合はVPは取得しません

 (減額もされません)

 <ゲーム終了時>

6.目的タイル

目的タイルの条件を達成することによって1位は15VP、2位は10VP

3位は5VPを取得します

※同じ順位が複数いる場合はVPを合算して均等に分けます(端数切り上げ)

7.個人資源

建設ホイール上にない資源(掘削機、コンクリートミキサー、クレジット)の

合算で5つ毎に1VPを取得します

自分のダムが保持している水コマ1つにつき1VPを取得します


ゲームの準備 

全体の準備

メインボード(マップ)の設置

エネルギートラックボードの設置

管理ボードの設置

重機コマをストックに置く

クレジットをストックに置く

水コマをストックに置く

源流タイルをランダムに4枚配置します(残りは箱に戻す)

ボーナスタイルをランダムに5枚配置します(残りは箱に戻す)

目的タイルをランダムに1枚配置します(残りは箱に戻す)

国家契約タイルをプレイヤー人数-1枚配置します(残りは箱に戻す)

民間契約タイルを色別にランダムに2枚配置します(残りで山を作ります)

中立ダムタイルをそれぞれランダムに1枚引き、示されている盆地に公共ダムと水コマを配置します

特許局ボードを配置し上級技術タイルをランダムに3枚配置します(残りで山を作ります)

プレイヤーの準備

企業(個人)ボード、重役ボード、建設ホイールを設置します

初期契約タイルを取得します

基礎5個、上部5個、導管5個、発電所4個を配置します

基礎技術タイル4枚を取得します(※?タイルは使用しません)

ワーカー12個を取得します

6クレジット、掘削機6個、コンクリートミキサー4個を取得します

エネルギートラックの左に手番順マーカーを配置します

エネルギートラックの0にマーカーを配置します

勝利点(VP)の10にマーカーを配置します

印刷用も共有します。

https://drive.google.com/file/d/1oRykqoF1vOLP906mmZ3W5J7zQkSIVGbM/view?usp=sharing

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国王
よっしぃー
よっしぃー
戦略やコツ
1432名が参考
約2年前

各個人の企業ボードと重役と上級技術タイルの紹介です。最後に、バラージには奇襲戦法があるのでそれも紹介します。(強さの評価は、あくまでも主観です)


企業ボード(発電所を3つ建てると個性を現します)

米…水が発電所を通過する度、発電エネルギー+1

→水流フェイズもあるので、平原下段の2つに発電所を建てると、ガボガボ入る

独…2回連続発電

→小型中型の契約を片っ端から履行したいときは便利。絶対に得とは言いにくい

伊…発電の後、エネルギーを3進める

→米のほうがエネルギーの増加は多い

仏…エネルギーがー3で契約を履行できる

→これが一番即戦力。4道管で国家契約狙える。

というわけで、個性の能力の強さは、仏>米>伊>独

(ただし発電所3つ建てなければ意味はないし、他の給料の差異もある)


重役(こっちのほうが重要)

アドラー…基礎ダムどこでもドリル3

→山岳にダムは置きたいので、まあ助かる

デルモンテ…3階建ダムに水4置ける!

→大逆転が狙えるが、3階建かつ水4をセットするまで役立たず

フィーゼラー…4以下の発電は全部4になる

→序盤は大きい。水1で契約5、契約6も取れる

マクダウェル…道管がドリルでなくコンクリで買える

→戦力となる道管4や5が買いやすくなり、優秀

ジョーダン…重機1つにつき3金を代わりとして使える

→これも便利だが金欠状態では使えない

クルイロフ…ホイール内の技術タイルをもう一回使える

→同じ建物をすぐ造れるのは嬉しいが、重機が足りないことが多い

セキボ…誰かの能力をコピーする

→2人プレイでは論外。使ったことない笑。4人プレイなら優秀かもしれない……

というわけで、個性の能力の強さは、

マクダウェル>フィーゼラー>クルイロフ=ジョーダン=アドラー>デルモンテ……セキボ


上級技術タイル(5金なのでなかなか買えないが、どうしても欲しい商品2つだけ紹介)

・6ドリル以上の道管が5ドリルで買える

→これによって10ドリル必要な道管5が、5ドリルで買える!

・自分の発電所1つにつき3VP

→ギルド系の上級タイルの中ではこれが一番儲かりやすい


奇襲戦法とは、道管パンチアウト戦法です。

道管は、5道管=10ドリル、4道管=8ドリルと、なかなか建てるのが大変ですが、

発電に役立ちそうもない1道管は、たったの2ドリルです。

そこに目を着けて、無意味な1道管をいくつか買い、パンチアウトさせ、給料の7VPを早いうちから開けてしまうという作戦です。

序盤から狙ったら、得点源の道管がなくなり勝ち目はないので、あくまでも中盤3ラウンドあたりまで真面目に造り、もう道管が要らないようであれば狙ってみるのも一興です。

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たまご
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
レビュー
1078名が参考
2年以上前

2019年で最も注目されたヘヴィーゲーム、バラージ。最近日本語版が発売された。

ダムと水力発電所を作り、発電する事により電力を得て、ラウンド中に得た電力の順位やそのラウンド中の目標ボーナスにより勝利点を得る。

フレイバーは全く異なるものの、内容としてはテラミスティカにかなり似ている。しかしテラミスティカのように小さなタスクが幾つも同時に課せられている感はあまりなく、発電力を高めるというハッキリとした目的が差し当たって与えられているのが良い。

また、プレイヤーの固有能力が国と重役の2レイヤー用意されており、この組み合わせにより戦略の幅が拡がるのも素晴らしいシステムだ。明らかに突出して強いキャラクターもいるが、そこはプレイヤーレベルの差があった場合の調整弁とも取れるので必ずしもネガティブな要素ではないだろう。

ゲームシステムはワーカープレイスメント。リソースが常に不足しており、そのやり繰りが醍醐味の一つとなる。リソースを得るアクションは明らかに弱く、効率が悪く設計されているのがミソ。

特殊な能力が無ければ続けて建物をいくつも建てるのは難しいので、盤面の陣取りが想像以上に強いインタラクションを生む。

また、建物を建てる事により様々なボーナスが得られるため、それを踏まえてどのように建てていくかも重要だ。

リプレイ性が非常に高いのはテラミスティカと同様と言えるだろう。プレイに時間はかかるが密度は濃く、冗長さを感じさせない。これほど完成度の高いゲームをプレイしないのはボードゲーマーとしてもったいないと言えるレベルの作品。私的にはマストバイだと思う。

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国王
山本 右近
山本 右近
レビュー
1046名が参考
3年弱前

バラージは下記の条件を満たしている人に向いています。


★3時間を超えたゲーム時間に耐えられる人。

★じゅうぶんなお金や資源が無い状態に耐えられる人。

★やりたいことが他の人に邪魔されるのに耐えられる人。


一癖も二癖もある個人ボード、強力な役員の機能、アクション早取りで迷いまくる共通ボード、回すだけで楽しい建設ホイールなどワクワクするコンポーネントと盛り沢山のゲームシステム。

資源や資金はいつもカツカツ、建物を建てるまで遠い。でも、建設のたびにホイールに置いたトークンが回転しながら移動して6回目には手元に戻ってくる!その時うれしい!また使うことができるのだ!

降ってきた水があれば、ワーカー消費して、自分が建てたダムと発電所を使って(導管は他人のものでも金さえ払えば使える)発電する。

堰き止めた水を導管を通し使って発電するとラウンド内だけ有効な点数になるけれど、ラウンド終了ごとにそれが多い方から1位と2位に勝利点が与えられて、発電で生産された方の点数はまた0に戻ってしまう。

電気は貯められないのですね。


ひたすら我慢、たまに解放のゲームです。

おもしろかった。

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国王
ひろ
ひろ
レビュー
970名が参考
2年弱前

プレイ人数:1~4人

インストにかかる時間:1時間

プレイ時間:120〜180分

 

2020年中に遊びたいボードゲームとして年始に宣言していたバラージ。

ダムを作り、上流から流れてくる水のコマを塞き止めたり奪い合ったりして発電していく陣取り&ワーカープレイスメントな重量級ゲームです。

マルコ・ポーロの旅路の作者による作品で、こちらも契約を履行することで資源や勝利点を得られます。

 

今回はなんと、バラージ初めてプレイする4人が集まり、誰もセオリーが分からない中で模索していくという貴重な経験をしました。そしてあまりに面白すぎたので、一週間後のボドゲ会でもまた卓が立つことになったのですが、同じ4人でプレイできるというさらに貴重な経験。公民館で開催されるオープンボードゲーム会ではほんとに珍しい機会に恵まれました。ありがたや。

 

ダムつくって発電と聞いたので拡大再生産なイメージを持っていましたが、水が限られた資源なのであんまり発電はできず、苦しい戦いを強いられます。マルコ・ポーロと同じにおいをかんじますね…

水は全然流れてこないし、ダムを建設したいのに建設にかかる資源を調達できないし、

建設アクションをしてホイールを回していかないと建設アクションタイルが戻ってこないので建てたい建物が建てられない。待ってても時間ではなにも解決してくれません。うまく資源をやりくりしないといけないのです。苦しい。

しかし、その苦しさが面白いのです。相手のダムに水が流れていくのを遮る陣取り的な戦略を巡らせるのも楽しいし、限られた資源・限られたワーカーをどう管理してうまく回していくか。

資源自体もホイールが一周したら戻ってくるのでツォルキン的なワーカーともいえるでしょう。


ボードゲーム初心者にはちょっと勧められないですが、重量級ゲームをプレイしたことのある人には是非プレイしてほしい作品です!

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国王
ボードゲーム好き夫婦の楽しい毎日
ボードゲーム好き夫婦の楽しい毎日
レビュー
887名が参考
1年以上前

BGGのサイトでは心ない投稿者の写真が多く、ゲームの質とは無関係に材質に不安を覚える人がいるかもしれません。実際に入手した印象では、サイズとかなり似たような盤面の質感でした。重機駒の形が複雑なため、重機コマが若干欠けてしまうのは仕方がないかと思いますが、たいして気にはなりません。
ゲームのルールは、欧米諸国による水力発電をめぐる派遣争いをイメージすれば、かなり簡単に理解できます。ただ、戦略性はかなり高いので、勝ち筋を読み切るのはかなり難しいです。プレイヤーと重役の選択次第では、自分が得意とする戦術を捨てる覚悟も必要になります。
ためしにソロプレーもやってみました。オートマボードの絵が抽象的すぎるのと、絵の説明が十分に説明書にないので、正直うまくソロプレーをこなすには時間が必要です。ただ、歯車が噛み合うとオートマプレイヤーがなかなか極悪なプレーをするので、歯応えはあります。ためしに、2人+1オートマで回してみました。ゲーム的には適度な歯応えが出るものの、オートマルールと実際の対戦相手に気を配っていると疲れてしまい、事務作業感も出てしまいます。なれないうちはオートマはソロプレーを前提にしたほうがいいかもしれません。ちなみに、ゲーム参加人数が減るごとに選択可能なアクションに制限がかかるため、オートマを入れなくても十分に難易度の高いゲーム展開となります。

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国王
MORIZO
MORIZO
レビュー
858名が参考
2年以上前

バラージ拡張込みでプレイしました。

選択肢が増え、ワーカーアクションの幅が広がり取れる戦略も増えるので、拡張込みで遊んだほうが個人的にはお勧めします^_^

必要なリソースは結構多いですが強力です。

(詳細はレーフワーテル計画の方に記載しますね)


ワーカープレイスメント系のゲームを遊べる人ならゲームシステム、ルールは問題ないレベルだと思います。

特殊な要素としては水力発電のための水の管理でしょうか。

そこら辺も遊んでみると割と理にかなっているので違和感は無いです。

それから他の方のレビューの通りでゲームシステムが非常によく出来ていて、

ゲームスタート時に自分のプレイスタイルを決める個人ボードが細かく変更出来て、プレイスタイルも毎回変わります。

個人ボード製作のやり方ををランダムにするにせよ、任意にするにせよ、盤面が同じ状況になる事はほとんどないでしょう。


いや、ほんと面白いゲームでした。

重いゲーム、ワーカー好きな人なら是非やって欲しい!

出来れば拡張込みで!

スペースめちゃめちゃ取るのでやる時は色々工夫はしてください笑

この時に使ったテーブルも大人6人がそれなりに余裕を持って座れるサイズですが、まぁ、狭く感じました笑

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国王
えだまめ
えだまめ
レビュー
804名が参考
2年以上前

ワーカープレイスメントの大傑作!

自分が所持しているゲームの中ではベストだと思っています。(個人の感想ですが)

建物コマも、色別に形状が細かく異なるなど非常に凝った造りです。


資源を支払ってダムを建設して発電するのですが、特徴があります。

①建物(ダムの基礎、発電所、導管)を建設するには、各人の所持するタイルが必要で、同種の建物は基本的には連続で建てられません。

②使った資源(重機コマ)はホイール上に置かれて建設の都度歯車のように回り、6回まわると戻ってきます。

③ダムの発電に使った水は下流に流れるので下流の良い位置にダムを建てている人はその水を利用出来ます。

このシステムにより、

建物は、同種を多く建てるほど貰えるボーナスが増えますが、連続に建てるには工夫が必要。

資源は、新たに得るアクションだけでなく、ホイールを回すアクションによっても手元に戻るため、方針を選択出来る。

より上流にダムを作りたいが、下流で流れた水を受けるダムも作りたい。

などの悩み処が生まれ、とても楽しいです。


また、国家と重役による個別能力の差から毎回得意な戦略が変わりますが、発電契約による速攻や上流巨大ダムを建設する王道、特殊タイルや個人建物による絡め手と様々な戦略で勝利点を稼ぐ事が出来るので、戦略が1本調子にならず、とてもやりがいがあります。


プレイ時間はかかりますが、5ラウンド固定、ワーカー増員もなしなので、ゲームの流れはスムーズでそこまでの複雑さは感じにくいのではないかと思います。(簡単に戦略が上手く行って勝てる訳ではないですが、それがまた楽しい)


自分のダムに溜めている間は、水は誰にも取られないのでボーナス等のタイミングをはかり、大量発電!国家契約達成!という楽しさを是非とも体感していただきたい重量級ゲームです。

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国王
ななちゅう
ななちゅう
レビュー
778名が参考
10ヶ月前

10回ほどプレイしましたが、最高に面白いです。

どうやったら勝てるのか、それを見つけるのは非常に難しいですが、ルールそのものは比較的簡単です。9歳の我が子も1回プレイしただけで本作の面白さを理解したようで、ここ最近はバラージしかプレイしてません。

本作の最大の魅力は、プレイヤーごとに異なる特殊能力をいかにして最大限活用し、長期的に見通しつつ、相手が何をしようとしているのかを考え、自分は今何をすべきかをじっくり考えるところにあると思います。

あそこの水源に水を貯められたら嫌だな、だから自分がこっちの水源に水を貯めちゃおう(自分がアクションしたら、そのアクションは他の人はできなくなる)

とか、

あの契約書を取られたら嫌だから自分が取っちゃおう

とか、

発電したいけど、他のプレイヤーは誰も発電できないから、またあとでいいや、それより今は次のラウンドを考えて、これをやっとこう

とか、

建物を建てよう!まずはダム?発電所?導管?いつ、どの建物を、どの順番で、どこに建てるのがいいか。。。どうすれば自分に利することができて、かつ相手を邪魔するような建て方ができるか

などなど、数え上げたらきりがありませんが、そんなこんなを考えるのが非常に楽しいです。

ゆえに、プレイ時間は長くなりがちです。我が子と2人でプレイすると約90分ほどかかります。

長時間が苦にならない、かつ、考えることが好きなら本作はおすすめです。

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国王
ばってら
ばってら
レビュー
723名が参考
約2年前

このゲーム、非の打ち所がないシステムです。

テラミスティカの代わり(ファンタジー系が苦手)、いやきっともうバラージがテラミスティカ系を遊ぶときの代表でいいんじゃないかなと思っています。

まず、大人っぽいデザイン。それなのに契約タイルはかわいい。個人ボードも最近流行の嵌め込み式レイヤー構造。

アクションは毎ラウンド12人を配置します。この定数タイプは煩雑に思えますが、2、3人まとめて置けるので、むしろ考えが決まりやすくて楽です。

個人ボードは個別能力、さらにそこに個別能力の重役を選びます。

重機と技術タイルを同時にセットし回転させる円グラフ的なホイールも用意。

全ての面積を測ったら、2人用のセッティングで1㎡以上必要です。みなさんのテーブルは大丈夫でしょうか。

ゲームバランスなんですが、米、独、伊、仏どれを選んでも、個性派揃いの重役どれを選んでも、戦略次第という結果になります。これはスゴイことです。(多少の差異はありますが、たとえ結果が大差になったとしても、能力差というより戦略差です)

その証拠に、道管5の山岳ダム3階建でスパークして国家契約を取ったとしても勝てないケースが何回もあります。バランスがよくできています。


初手(序盤)の考察

唯一、第一ラウンドだけは先手有利ではないかという説がありますが、2人用で話しますと、一例が、初手、先手が中立ダム2か3に発電所を置いた場合、後手は同じように発電所を置かず、後で使う中立ダム2か3に水落1をしておく手が好手になります。これは、先手が水を貯めてから発電することを見越した手で、先手は困ります。それでも先手が道管2か3を置いてセット完了したとしても、民間契約を取らずに+2発電をするとは考えにくいので、なんだかんだ先手はすぐに発電できないわけです。だからその時はじっと、無料建設などのおいしい契約タイルを先に取っておきます。第一ラウンドは、(普通は)どうせお互い1回ずつ発電するのですから、後手としてはゆっくりと力をため、第二ラウンドの準備をした後に、1回発電すれば、第一ラウンドは問題ありません。

初期契約ファイルは、ゲーム終了時まで履行されないままのことが多いです。

とにかく、やればやるほど、システムに隙がないのに気付かされます。

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たまご
荏原町将棋センター
荏原町将棋センター
レビュー
701名が参考
1年以上前

《資源カツカツで苦しく楽しいダム建設》

ついに評判の良い重ゲーワカプレ、バラージをプレイできたのでレビューを。

【テーマは重厚で渋く雰囲気抜群!】

ちょっと近未来的な渋いアートワークが魅力的なバラージ。プレイヤーは水力発電を開発する国営企業のCEOとなりダム、導管、発電所を建設して発電を行い勝利点を稼ぎます。マップはアルプス山脈の山岳、丘陵、平原エリアが美しく描かれており、各自に配られる企業ボードは全体に渋いアートワークで統一されており大人のゲームである雰囲気が漂っています。


【基本はワーカープレイスメントでシンプルだが悩ましい】

基本的にはワーカーを複数置けるタイプのワーカープレイスメントですが、そこにダムや発電所のネットワーク構個人ボードの能力開放ギミックが上手く組み込まれていると感じました。手番にワーカーを置いて1アクションずつ行っていき、全プレイヤーのワーカーが無くなれば1ラウンド終了。それを5ラウンド行い勝利点の多いプレイヤーの勝利です。基本システムは非常にシンプルですが、そこに様々な工夫が仕込まれており、プレイヤーを悩ませます。

【他のプレイヤーと微妙に協力するネットワーク構築】

特に特徴的で面白いのは、ダムや発電所のネットワーク構築です。マップは山岳、丘陵、平原の3エリアに分かれており、それぞれのエリアにダムと導管を6~8か所、発電所を6~9か所建設できます。それぞれが複雑に繋がっており、発電をするには少なくともダムと発電所が自分所有のものでないといけないため、何処に何を建設するのか非常に悩ましい。
しかし全て自分の建設物である必要はなく、導管は他のプレイヤーのものでも良いし、ダムは中立ダムが最初から立っています。また建設にはリソース、時間もかかるため全てを自分で賄うのは難しく、他プレイヤーの建設物を利用せざるを得ない。このバランスが絶妙で他のプレイヤーと協力が少し必要だけど、一歩抜きん出たいジレンマ
ちょうどテラミスティカの隣接する種族からパワーをもらえるのと同じ感覚ですね。

【資源はカツカツで苦しい建設アクション】

そして個人ボード右側には、特徴的な建設ホイールがあります。建設アクション時、技術タイルとコストをこのホイールに放り込むのですが、1周回ってこないと同じ建造物は建設できません。そしてコストである重機駒が返ってこないので他の建造物も作れないというカツカツ感この資源が足りず苦しい感じはゲームの最後まで続きました。ホントに苦しくて楽しい。

【発電ノルマが苦しい!でも何とかなる!】

そして、その苦しい中でも発電はしないといけない。各ラウンド毎に最低発電ノルマが定められており、どんどんエネルギーを発電しないと勝利点がマイナスされる鬼畜っぷり。でも意外と何とかなるレベルデザインが素晴らしい。の何度も心が折れそうになる苦しさがバラージの魅力でしょうか。


【説明書】

基本ルール21ページ+別表7ページ。ダム・発電所の関係や水駒から発電の流れ、建設ホイールの使い方が理解できれば基本的にはワカプレなので、読むと理解できるレベルで難しくないと感じました。

【対象】

インスト30分プレイ時間3時間ほどかかりました。1ラウンド回した時に「あ、発電は自分のダムと発電所でないと出来ませんので。」って言ったら「聞いてないよ~w」ってなったので、もう一度最初からやり直しました。よって実質2時間40分ほどのプレイ時間だったでしょうか。ちょっと長めですが、苦しくて楽しい時間を耐えられる方にはぜひおすすめします。またアクションの取り合い、建設予定地の取り合い、水の取り合いなど早取りのインタラクションはやや強めなので苦手な人は注意してください。


<良いところ>

  • 重厚なアートワーク、渋い大人の雰囲気が素晴らしい。
  • 基本はワカプレでシンプルだが、ジレンマのあるネットワーク構築、苦しい建設コスト、発電ノルマが魅力。
  • 企業ボード+重役タイルの組み合わせでリプレイ性も高い。

<悪いところ>

  • マップが1種類なので攻略法があるかも。
  • 良くも悪くもインタラクションはやや強め。
  • メインボード、管理ボード、エネルギートラック、個人の企業ボードなどかなりスペースが必要。

【感想】

非常に苦しくて楽しい時間を過ごすことができました。とにかく資源がカツカツで、毎ターン「何が出来るんだ?」と自問自答を繰り返していましたが、不思議と徐々にダムや発電所が建設され、発電量も増えていきました。国営企業の種類によって作戦を変える必要を強く感じたので、重役タイルとの組み合わせでかなりゲーム進行が変わると思います。「またやりたい!」とすぐに思えた素晴らしい作品ですね。

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国王
Sato39
Sato39
レビュー
692名が参考
2年弱前

ややとっつきずらそうに感じてしまったのは荘厳なアートワークのせいか、重そうなイメージか、その価格のせいなのか。


1999年屈指の注目作だったこのバラージは比較的強いプレイヤーインタラクションを持つ名作である。河川と湖の存在するマップ上にダム、発電所、導管を建設し、エネルギーの開発をするワーカープレースメント。3つの設備が揃っていないと発電出来ないため、これらの配置や運用を計画的に行って相手を出し抜く必要がある。


レビューなどではよくテラミスティカと比較されることも多いように、ゲーマー向けの重量級ゲームである。

BGGのウェイトは約4である。ルーリングは個人的には意外とすっきりまとまっている印象であり、それよりは軽く感じる。プレイする、という点に限ればワイナリーの四季や、scytheなどと同程度なのではないか。

ただ、インタラクションが強いことに関連した思考性の重さから、ウェイトも高値なのだろう。


なんと言っても水という共通の資源の奪い合いがこのバラージのたまらない点。あのフードチェーンマグネイトを彷彿とさせる感じもあり、一手一手の重みは深い。

最近のワカプレはアクションスペース周り以外はソロプレイと化しているが、それとは対照的である。


勿論、ワカプレに付随する普遍的なメカニクス、リソースマネジメント、バリアブルプレイヤーパワーなども須く備えている。目新しいメカニクスは見当たらないものの、重量級ゲームとしてのシステムの完成度はとても高く、オーソドックスなモダンユーロの流れを汲んでいる作品である。

リソースはややカツカツで、通常のアクションで入手できる数は限られている。ボーナスなどを利用しつつ、効率的に経営していくことも求められる。目的や勝利点の見通しも良く、実は結構分かりやすいゲームといえると思う。


先ほど、ルールは意外とシンプルと書いたが、1ラウンドで12個のワーカーを使用(1アクションで複数のワーカーを使うこともあるが)するし、細かい処理もあるため、プレイ時間はかなりかかる。公称の1.5倍は必要だろう。人数も多い方が楽しい。

ゲームバランスも秀逸であるが、マップが固定で1種類のみの為、どうしても戦略的に要点となる場所が出てきてしまうように感じた。

中立ダムや源流のランダム性はありリプレイ性は担保されているが、可変ボードは無理にしても、どうせペラペラのゲームボードなのだから、安価で追加マップでも出して欲しいものである。

ペラペラで思い出したが、BGGでは現在平均レート8.0、180位近辺につけている。キックスターターでの一件により、意味不明な低評価を与えているユーザーが一定数存在する。レビュー内容を見る限り、1割近くはいるように思える。

実際の経験者の声や、レビューなどを見るに、多数の人が絶賛していることが分かる。

不当な評価には惑わされず、興味がある方は是非一度プレイして欲しい。特にインタラクションの面白さや、しっかりと相手の動向を読むことに楽しみを見出せる人にはお勧めである。


評価9/10  重さ7/10

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たまご
maro
maro
レビュー
650名が参考
1年以上前

減点法みたいな、失敗を減らして生き残るゲームに思えた。

もちろんプラスが大きい面はあるけれど、設置した施設を活かせなくなるような邪魔が入り易い。

それをかわして行くか、乗り越えるかで選択する時も来る。

絶対的にいつでも強いタイルやキャラもいるけれども、基本は運用。

まあ腑に落ちない副社長いるけどね。

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国王
カネ重がイイ
カネ重がイイ
戦略やコツ
636名が参考
1年以上前

導管レベル×2金貰える上級タイルと

上部構造作ったらホイール余計に回す上級タイルは見たら買え

建設資材不足は当たり前なので、契約序盤はホイール回せるヤツが優秀

三年目あたりで水×3発電で赤い契約タイルボーナス貰う目安で計画していけば勝負にはなると思う

ラウンドボーナス噛み合う順番まで目を向けられたら、後は誰がライバルなるかの見極めと軽い邪魔で最終計算まで調整

自らの最善が勝利に一番近いとは限らない

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国王
カネ重がイイ
カネ重がイイ
レビュー
589名が参考
約2年前

2019年に発売されたトップオブワーカープレイスメントゲームです。

めちゃくちゃシンプルに言うとアルプスの水源から出た水をダムに貯めて発電するゲームです。

上流で発電して使った水を下流までに如何に再利用して無駄にしないように活用するかをずっと考えます。

電力会社のCEOと重役の組み合わせでいろんなゲームの戦略・展開が出来ます。

常にリソースがカツカツで、終盤まで辛い道を進みますが発電できた時の達成感はすごくあります。

拡張入りも含めて3回遊びましたが一度として同じ展開がなく、緊張感のあるゲームを遊ぶ事が出来ました。

3〜4人で遊んで180分くらいでした。

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国王
サイパン太郎
サイパン太郎
レビュー
503名が参考
約2年前

中々リファレンスの入りが小難しいので

入りにくいのかな?と思ったんやけれども

一度やると、なるほどね!ってなるので

すぐ再戦したくなる。

先ずは導入ゲームなどという親切なゲームから始められるので安心して入って行けるかな。


要は上流から下流に流れる水を

ダム→導管→発電所を建設し水の流れを操る

発電出来れば何某が得られる


ボード一杯に張り巡らせた導管

「ここからこう行ってこう行ったらここに行って」

とか考えてると他人の導管のスイッチが入り水が人の発電所に流れて行きよるのだ!


又、ダムなどの建設物を建てるのに重機やコンクリが必要、持ってる数が決まっておるので(一部ワーカー効果で1機ずつ増やす事は可能)常にキツキツ

建設に出したそれらは、円盤ボードに乗せられ

一周回って来るまで手元に来ない!

一周回って戻って来た時の喜び方はやってみてのお楽しみ。。。


お金もキツキツ

キツキツキツキツキツキツキツキツ

の中、頭をひねってプレイしていく、、


目的タイルなどがあり、見通しは付けやすいが

そこまで行くのは中々の必死のパッチ


運要素のない(カードやサイコロ皆無)

ガイヤプロジェクトのように、全員がパスすれば

次のフェーズって感じ、、


あとそれぞれプレイヤーには各相棒がついてくれる

その相棒の特殊効果を上手く使いながら

水をコントロールしながらプレイしていくゲームなのです。


複雑な戦略などは私は書けないので

こんな感じですよーって感じで受けとめて下さい


コンポーネントは流石の1万円ゲームってぐらい

渋いです。

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国王
ゑの吉
ゑの吉
レビュー
496名が参考
約1年前

バラージ

プレイした人数:3人(4人ベストらしいが、3人でも十分楽しい。)

プレイにかかった時間:インスト30分、プレイ3時間弱

終了/勝利条件:5ラウンドやって勝利点を稼いだ人が勝ち。


【概要】

ダムを作って水力発電で名声を得よう系ボードゲーム。実質、黒部の太陽。

ラウンド毎に12人の従業員を派遣して、ダムや工場を建てたりする。

変わる降雨量を予測しつつ、ダムに溜まった水でタービンを回して発電量を競う。

ダムを建てるのも、発電するのも早い者勝ちなので、

足を引っ張りあいながら水資源の奪い合いを楽しみたい。


【いいところ】

ダム&水力発電という渋いテーマとボードの雰囲気がマッチしていて良い。

ダムや工場の木ゴマが最高で、プレイヤーごとにデザインも違う。かっこいい。

個人ボードの水車を回すことで、資源が戻ってくるというシステムが面白い。

コンポーネントにカードが無いので、その分インストに時間がかからない。

常に悩ましい状態が続くので、時間の割にあっという間に終わったように感じた。


【わるいところ】

メインボード、発電ボード、個人ボードがやたらでかいので広いテーブルは必須。

金のチップや資源系の木コマが小さくて取り扱いにくい。

手番が複雑に入れ替わるため、誰の順番かわからなくなることがしばしば。

得点パターンは発電量に依存しまくるので、勝つためにはとにかく発電するのみ。

逆転要素はほぼない。ここは好みが分かれるところ。


【その他】

プレイ前とイメージと違ったところが何か所かあり、

ダムをつくって水を溜めることや、発電する行為がそのまま勝ち点にならないことや、

設備が揃っていてもワーカーを派遣しないと発電ができなかったり、

逆にワーカーを派遣することで意図的に雨を降らしたりできるのが意外だった。

(設備が揃えば勝手に発電できると思っていたし、天候が操れるとは思わなかった。)

このゲームは控えめにいって100万点です。

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国王
にしけん酸化合物
にしけん酸化合物
レビュー
490名が参考
約2年前

米仏独伊の各国代表国営企業のトップとなって、未開地の電源産出を争うゲーム。です。


ラウンドにやることは、12人のワーカーを割り振ってアクションを行う。です。


ダム他設備は、建設アクションを行い「工具リソース」を「工法タイル」と共に円盤状の「工程ボード」に払うことで、建設されます。

工具とタイルはいずれ帰ってくるので、時間をうまく管理することで無駄な工具を買う必要が無くなる。というシステムです。


高所のダムから長い導管を使って発電すると、ものすごい発電量が出て脳汁が溢れます。


この時に、このゲームは発電量ではなく勝利点を争うゲームなのを忘れてしまいそうになるので要注意です。


電力を使った時に、前もって契約した事業を完遂させるように準備しておきましょう。


現場からは以上です。


とにかく、能汁出っぱなしになること間違いないゲーム。3時間以上かかりますが、終了後はあっという間の3時間と、心地よい疲労感が漂う事請け合いです。


・ボドゲ初心者にはお勧めできません。アグリコラ・テラフォーミングマーズプレイ経験程度は必須です。

・滅茶苦茶場所が必要。90×180程度のテーブルが必要です。

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国王
初心者GM
初心者GM
レビュー
457名が参考
1年以上前

ワーカープレイスメントの集大成って感じのシステムで、とても完成度の高いゲームだと思います。

ダム建設というテーマも斬新で面白い。

ですがかなり重いので人を選ぶゲームです。ゲーム慣れしてない人には絶対おすすめできません。

一手一手が重要なので一つ間違えると修正が難しく、

長いプレイ時間をただ点差が開いていくのを眺めながらすごすことになることも…

運要素もほとんどなく実力の差が如実にでるので、初めてやるボドゲがこれだったら下手すると

ボドゲそのものを嫌いになるかもw


でもその重さが楽しいゲームでもあります。

やればやるほど分かってくるので、次こそは!と思わせてくれます。

ワーカー系の重ゲーが好きな人は大満足なゲームだと思います。

逆にそれが苦手な人にとっては厳しいゲームかと…

とにかく人を選ぶゲームですね。

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国王
キーボー
キーボー
レビュー
447名が参考
約1年前

第一次世界大戦後の架空のヨーロッパで、各プレイヤーはアメリカ、ドイツ、フランス、イタリアの水陸発電国営企業のトップとなり、水力発電を行う為のネットワークを形成、顧客の契約を履行してゲーム終了時に最も多くの勝利点を獲得しているプレイヤーが勝利するワーカープレイスメントゲーム。

コンポーネントやアートワークが渋くカッコイイ反面、盤面や企業ボード、重役タイル、建設ホイール、管理ボード、エネルギートラックとテーブルに配置する量が多いので、一般的なサイズのテーブルに配置しようと思っているならそれは死亡フラグです。その他にも細かなコンポーネントがありますので、それらを置く事も考えるとかなり大きなサイズのテーブルが必要になります。私は通常サイズのテーブル+以前購入した麻雀テーブル2つを設置して遊んでいます。(麻雀はしませんが)

今後もコンポーネントの大きなゲームを遊ぶ事もあるでしょうから、テーブルが小さい方は思い切って新たに用意してもいいと思います。これだけ大きいゲームなので、言わずもがな重量級です。

大まかなゲームの流れを記述します。

○国営企業を選択してお金6クレジット、掘削機駒6個、コンクリートミキサー駒4個、初期契約タイルを受け取りゲームスタートです。

尚、4人までプレイ出来るゲームですが、遊ぶ人数によってワーカーを配置出来るスペースが限定され、ワカプレによくあるスペースを奪い合う各プレイヤーとの強烈なインタラクションも魅力の1つです。

○ゲームは5ラウンドに分かれ、各ラウンドは以下の順番でプレイしていきます。


①収入と源流

収入…各プレイヤーは自分の企業ボード上で発動している収入を得ます。解りやすく言うと、アクションフェイズで設置したダム基礎駒や上部駒、導管駒を盤面に設置する際、企業ボードに配置されているこれらの駒を手に取ると、企業ボード底に記載されている利益を得る事があります。常に狙っていきたい利益ですね。

源流…源流タイルに、現在のラウンドの為に示されている数の水駒を置きます。水は源流から山岳→丘陵→平原と流れ、自分、又は中立、他プレイヤーのダムに貯まるエネルギー源になります。この水のコントロールも重要です。尚、最終ラウンド時には源流タイルに水駒は配置しません。


②アクション

各プレイヤーが手番順交互にワーカーを配置して、アクションを処理していきます。

○建設アクション

山岳、丘陵、平原エリアに基礎ダム駒、ダム上部駒(2個迄)、導管駒、発電所をリソースを使用して設置していきます。このリソースのやり繰りが苦しく悩ましくも楽しい部分です。高さのあるエリアに設置する程、多数の掘削機駒やコンクリートミキサー駒が必要になり、技術タイルと一緒にこれらのリソースを建設ホイールに乗せるのですが、このホイールは一周して再び解放区画に戻って来なければ技術タイルも投資したリソースも再利用出来ません。建設しても、手元に戻って来るには時間が掛かるのです。頭使いますね。

他には、水力発電のネットワーク形成後にエネルギー生産出来るタービンステーション、(契約タイルの数値以上のエネルギーを生産出来ればエネルギートラックを進め、契約タイルを履行完了し、利益を入手出来る)水をコントロールする流水管理、建設ホイールを回して技術タイルやリソース回収を早められる作業場、投資に必要になるお金を借りられる銀行、新たな契約を結べる契約事務所(民間契約)(国家契約タイルは達成した段階で履行出来る)、掘削機駒、コンクリートミキサー駒を購入出来る重機販売店等がありますが、いずれもお金やワーカーが必要になるので、悩み考えそして決断していかなければなりません。


③水の流れ

源流タイルにある水駒が下流に向かって流れます。ダムの数より水駒が多いと水は溢れてストックに戻ります。


④得点計算 

生産したエネルギーを計算していきます。各ラウンドにはボーナスタイルがあり、エネルギートラックの必要数値+お題(基礎ダムの数や導管数など)をクリアしていれば、完全な報酬として勝利点貰えますが、ラウンドが進むに連れて必要エネルギー数値も大きくなり報酬が減額されたり、報酬なしなんて事も…


⑤ラウンドの終了

現在のラウンド中に生産したエネルギーが最も少ないプレイヤーが1番手となり、全てのエネルギーマーカーをエネルギートラックのスペース0に戻し全てのワーカーを個人サプライに戻します。ワーカーの数は各12個で多いようでプレイ中は少なく感じます。

5ラウンド終了後、ゲーム終了となり最も勝利点の高いプレイヤーが勝利です。


総括

2人プレイでも2時間30分は掛かる重ゲーですが、人気の高いワカプレですので、戦略ゲームが好きな方で未プレイなら購入してみても良いと思います。このゲームもジレンマ全開ですので(笑)ソロプレイも可能ですが、ルールが複雑で上級オートマとプレイする場合、別紙のルールブックは手放せません。通常レベルのオートマなら、そこまで複雑ではないのですが、もう少し分かりやすくなっていれば良かったかなと思います。

それでは、悩み考えそして決断しましょう!

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国王
しのじゅんぴょん
しのじゅんぴょん
レビュー
383名が参考
約1年前

 ダム建設、資金資材に悶えるも、水は無常に流れけり。 

 回すべし…回すべし……!  (バラージ、心の短歌) 


 重量級ワーカープレイスメント、『バラージ』。

 石油燃料が枯渇し、水力発電が重要となった架空の世界。

 国家間の経済戦争の様相となったダム利権争いをテーマとしており、

 若干のSF感ある作業機器や人員を用いて発電するボードゲーム


 ゲーム自体は最初から作業人員のコマ数(12人)は固定でアクションスペースや建設場所は早い者勝ち、コスト高でもう1回可能あり。あと特徴的なホイールを用いたシステムがあり、専用のアクション選んだり建設したりすると1マス進み、1周後に機材やアクション自体を回収できるシステムが実に面白い。

 共有ボードにあるダムの建設や流水管理に手番を費やすことになるのだが、ダムはパーツごとに建設しなければならず、場所も3エリア(高地、丘陵地、平地)となっている。 加えて、特徴的な流水が肝となっていて、プレイヤーが発電する際に流れが変わったり、ダム建設でせき止められたりと、これらによりエリアの立場が大きく変動し予定が大きく変わるのが悩ましく面白い。上記の要素により直接的なプレイヤー間での攻撃は無いものの、干渉度はかなり高い印象。

 又、肝心なダム建設を終えても発電してからが本番なので、全5ラウンド中3ラウンドくらいまではジリジリと資金、資材との睨み合いが続く。

 それを過ぎれば構築されたダムの発電で契約を完了しまくって勝利に向かうはず、と希望を膨らましていきます。(実現するかはあなた次第



担当する国家による個人ボードで異なる能力

重役ボードによる追加能力

ラウンド毎の水源地の水量カードや目的カード、契約カード

 ……上記のランダム性によりプレイ感が同じになりにくく、末永く遊べるようになっているのも好印象。

 予定をある程度見据えながら進めていくのだが、とにかく資金も資材もカツカツで苦しく悶える。だが、発電ができるようになると勝利点への目途が立ち始め、今度はできているダムでのエリア争いが始まる。それでも5ラウンド固定な為、あと少し伸ばせられればというところで終わる心憎い仕様。

 世界観の演出がどこまでも行き届いていて、マップデザインやボードの絵柄はもちろん、各国のダム駒が色だけではなくデザインも違うというのが最高。


 総じていうと、素敵です。

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国王
ビッチュウ
ビッチュウ
レビュー
347名が参考
12ヶ月前

ひとのダムの真上にダム作る人は性格悪いし、ひとのダムに導管作る人も性格悪い。

あとひとの邪魔するの楽しい。

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国王
プトシ
プトシ
レビュー
339名が参考
5ヶ月前

初めてプレイしました。アクションマスの強弱の差が大きく、無駄の無い手を打ち続けないと、すぐ手が回らなくなり、得点を稼ぐどころか毎ラウンド減点される羽目に。

初回は文字通り何もできず終わった、という感想ですが、上手く噛み合うように回せると面白くなると思います。2回目、3回目でリベンジしたくなるゲームだと思います。が、重ゲー慣れしてない人には一発でトラウマになりそう(笑)

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国王
コーキ
コーキ
レビュー
325名が参考
5ヶ月前

水力発電がテーマのワーカープレイスメントゲーム! 

●感想
非常に美しいゲームデザインです。
このゲーム独特の建設ホイールシステムや、ティラミスティカのように建物を置けば置くほど収入が上がるシステムなども素晴らしい。お金も重機も足りずにカツカツで、最初は連続して建物を建てることができず悶絶。途中から収入が増え、思う通りに発電できるように会っていくと俄然楽しくなってくる。

要素は多いものの、アクション内容が明確でわかりやすく、王道のワーカープレイスメントです。非常に高いレベルでまとまっています。

どの水コマを使うか、どこに建物を建てるかなどで相手の嫌がるプレイができるところが我が家には向いてないけど、総合的にはトップレベルのボードゲームといえるんじゃないでしょうか。


ルール詳細や評価、家族の感想などは下記ブログで。

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たまご
ヒロ(新!ボードゲーム家族)
ヒロ(新!ボードゲーム家族)
レビュー
285名が参考
4ヶ月前

長々としたゲームの説明をして下さっている方は既にいらっしゃるので簡潔に。


アートワーク最高!!コンポーネント最高!!


正直、マジでこれに尽きる。ダムや発電所等のコンポーネントに惹かれ(金額的にもちょっと無茶をして)購入したのですが、アートワークを軸にした世界観に加え、コンポーネントの細部の作り込みでかなり満足出来ました。

プレイヤーごとに駒の色だけでなく形まで違うので、自身の設備に対する「自分の」感がすごい。凝った世界観、コンポーネントが好きな人は是非。


ゲームバランスにも一応軽く触れると、正直なところめちゃくちゃ難しい。初めの資源がカツカツすぎて、最適解を選び続けないと満足に発展させられないまま盛り上がりきらない時間が続くのは難点。ただ、ローカルルールで少し調節すれば解消できるのでそこまで気にしてない。

それ以外のルールだと、先述した「自分の」感を強める要素としてプレイヤー(選択したそれぞれの国)ごとに異なるスキルやボーナスみたいなものがあって、各々が取る戦略が変わる要素は面白い。それによるゲームバランスは各プレイヤーの作戦によって刺さったり微妙だったりするので一概には言えない。全プレイヤー同じ条件のゲームの方が好きって人は注意だけどそこもローカルルールですっ飛ばせる範囲。

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国王
愚かな人間
愚かな人間
ルール/インスト
258名が参考
6ヶ月前

 サマリーではない、詳細まで網羅した完全版ルールです。ゲーム中の確認にも便利なように、冗長性を排除し再整理しています。完全日本語版が入手できなくても、これで大丈夫!(使用物品の言語依存は、アクションスペースや役員の固有名詞だけです。)

※Cranio Creations英語版マニュアルを和訳し、再構成しました。
 個人ボード・役員・新技術タイルの効果も記載。

※導入ルール・通常ルールとも対応。 導入ルールで異なる箇所は、黄色線で示しました。

※役員Sekiboについては、BGGの以下を参考に、明確化されたルールを記載しています。
https://boardgamegeek.com/thread/2324907/article/33515028#33515028


★PDF版はこちら(BGG)↓
https://boardgamegeek.com/filepage/230915/japanese-rules-hand


◎ゲームの概要

 1922年。アルプス山脈における水力発電所の開発は、各国を代表する企業による、激しいエネルギー競争に発展した。ダム、発電所、そして取水塔を適切に設置して、この戦いを制するのは誰か?


◎ゲームの目的

 5ラウンドの終了後、勝利点(VP)の高い人が勝ち。主な得点源は以下。
1)ゲーム中   :契約の達成、各種ボーナス
2)ラウンド終了時:発電量の順位ボーナス、ラウンド別条件によるボーナス
3)ゲーム終了時 :目標タイルによるボーナス、残存資源


◎使用物品

・共通ボード
 ・地図ボード 1個
 ・管理ボード 1個
 ・発電ボード 1個
 ・特許ボード 1個
 ・役員ボード 7個+専用技術タイル1個

・タイル類
 ・準備タイル   10個
 ・源流タイル   8個
 ・報酬タイル   6個
 ・目標タイル   6個
 ・国家契約タイル 6個
 ・個別契約タイル 45個
 ・開始契約タイル 4個
 ・新技術タイル  15個

・ソロプレイ用タイル 20個

・個人ボード   4色×各1個
・サマリー    4色×各1個
・ホイール    4個
・基本技術タイル 4色×各5個
・建物・コマ 4色×
 ・ベース  各5個
 ・延長壁  各5個
 ・取水塔  各5個
 ・発電所  各5個
 ・順番コマ 各1個
 ・発電コマ 各1個
 ・VPコマ  各1個
 ・ワーカー 各12個

・中立ベース 3個(灰)
・中立延長壁 3個(灰)
・水    30個
・ショベル 34個(茶;価値1、3、5)
・ミキサー 26個(灰;価値1、3、5)
・現金   58個(価値1、3、5)



◎セットアップ

共通

1)以下ボードを準備する。
・地図ボードを置く。通常は、アイコンのある面を使う(裏面は外観重視。内容は同じ)。
・発電ボード/管理ボードを、地図ボードの上隣/左隣に置く。
・特許ボードを、地図ボードの右隣に置く。※導入ルールでは不要

2)以下物品を、共通の山にする。ボード脇に置く。
・建設機械(ショベル、ミキサー)、現金(単位:CR=クレジット)、水

3)以下のタイルを選び、発電ボードに表向きに配置する。残りは箱に戻す。
・報酬タイル:ランダムに5枚選ぶ。
 ※導入ルール:技術タイルマークのタイル以外の5枚を使う。
・目標タイル:ランダムに1枚選ぶ。

4)以下のタイルを選び、管理ボードに配置する。国家契約タイルの残りは箱に戻す。
・国家契約タイル:ランダムに、プレイ人数より1枚少ない数だけ選ぶ。表向きに並べる。
・個別契約タイル:裏面の種類別(3種類)に混ぜる。それぞれ、裏向きの山として置く。
         各山から2枚ずつ引き、表向きに並べて置く。

5)特許ボードのタイルを、以下のように配置する。※導入ルールでは不要
・新技術タイルを、裏面の種類別(3種類)に混ぜる。それぞれ、裏向きの山として置く。
 「Ⅰ」の山から3枚を引き、所定マスに表向きに並べる。

6)源流タイルをランダムに4個選ぶ。地図ボードにランダムに、表向きに置く。残りは箱に戻す。

7)中立ダムを、以下のように準備する。
・準備タイルを、裏面の種類別(3種類)に混ぜる。各種類から、1枚を選ぶ。
・各タイルで指示された場所に、指示された高さの中立ダムと、示された数の水を配置する。
・中立ダムは、一番下に中立ベースを置く。その上に中立延長壁を0~2個乗せ、指示の高さにする。

個人

1)個人ボードと役員ボード、初期契約を、各プレイヤーに割り当てる。以下いずれかの方法をとる。

a)導入ルール:プレイ順を決める。プレイ順にしたがい、以下のように割り当てる。
・1番:アメリカ(赤)+役員Wilhelm Adler  +契約 3:現金と発電
・2番:ドイツ (黒)+役員Jill Mcdowell  +契約 3:現金と建造
・3番:イタリア(緑)+役員Solomon P. Jordan+契約 2:現金
・4番:フランス(白)+役員Viktor Fiesler  +契約4:現金と建機
・順番トラック(電力ボード)に、プレイ順にしたがい、各色の順番コマを並べる。

b)通常ルール:以下手順にしたがう。
・個人ボード:プレイ人数と同じ数を、ランダムに選ぶ。場の中央に置く。
・役員ボード:プレイ人数と同じ数を、ランダムに選ぶ。個人ボードとランダムに組み合わせて置く。
・2~3人用で役員「Sekibo」を使うときは、追加の役員を置く。※詳細後述
・初期契約 :プレイ人数と同じ数を、ランダムに選ぶ。場の中央に置く。
・プレイ順を決める。プレイ順の逆順で、個人ボード(+役員)、初期契約を選んで取る。
・選んだ色の順番コマを取り、順番トラック(電力ボード)に、プレイ順にしたがって置く。

2)割り当てられた内容にしたがい、以下物品を受け取る。
・自色個人ボード+役員ボード+ホイール:手元に並べて置く。
・初期契約タイル:手元に置く。
・自色建造物(ベース5個、延長壁5個、取水塔5個、発電所4個):個人ボードの各マスに置く。
・自色技術タイル:「?」を除く4枚を手元に置く。※導入ルール:「?」も手元に置く。
・自色ワーカー:12個。手元に置く。
・現金・ショベル・ミキサー:重役ボードの各マス左上記載の数を、それぞれ置く。
・建機(ショベル・ミキサー)は、大:5点、中:3点、小:1点を示す。

4)各トラックに、以下のように自色コマを配置する。
・発電トラック(電力ボード):スタート位置に、各色コマを重ねて置く。無地の面を表にする。
・VPトラック (地図ボード):「10」マスに、各色コマを重ねて置く。無地の面を表にする。

追加準備

1)2・3人用では、以下のように、未使用の色のワーカー(ブロック用ワーカー)を置く。
・2人用:「3+」「4」のアクションスペースすべて(左右とも)に置く。
・3人用:「4」のアクションスペースすべて(左右とも)に置く。


◎遊び方

ラウンド

収入

1)各自、個人ボードの建物の空マス「!」マークの収入を得る。

2)ラウンド1~4:各水源タイルに、タイルに示されたラウンド別の個数だけ水を置く。


アクション

1)順番トラックの順で、手番をとる。何周も繰り返す。

2)手番では、以下を行う。
・アクションスペースを1つ選ぶ。枠の数だけワーカーを置く。コストがあれば払う。
・各アクションには左右にスペースがあり、必要ワーカー数やコストが異なる。
・すでにワーカーがあるスペースには、置けない(銀行を除く)。
・ワーカーを置いたら、必ずアクションを実行する。実行できないときは、置けない。
・ワーカーが尽きたら、パスをする。ワーカーが残っているときは、パスできない。
・アクションには以下がある。 ※詳細後述
 a)建設:自色の建物を地図ボードに設置する。※個人ボード上のスペース。
 b)発電:ダム・取水塔・発電所を使って、発電する。
 c)水源:水源に水を補充する。
 d)銀行:現金を得る。 ※すでにワーカーがあっても使用可能
 e)工場:ホイールを進める。
 f)契約:契約タイルを得る。
 g)建機:建機を買う。
 f)特許:技術タイルを買う。 ※特許ボード上。導入ルールでは使用しない。

3)パスをした人を除き、プレイ順にしたがって手番を回す。何周も繰り返す。

4)全員がパスをしたら、水流フェーズに進む。


水流

1)水源タイルにあるすべての水を、川に沿って1個ずつ流す。
・ダム(ベースまたはベース+延長壁)では、満水量以下の数なら、そこで止まる。
・ダムの満水量:ベースのみ/延長壁1個/延長壁2個=水1/2/3個まで。
・満水量を超えた分の水は、先に進む。発電所はそのまま通過する(何も起きない)。
・ボードの外に出た水は、共通の山に戻す。


得点

1)発電トラックの順位が、1/2位=6/2VPを得る。発電量ゼロでは得られない。
・1位が同点なら、同点の人で6VPを分ける。小数点以下は切り上げ。2位は0点。
・1位が1人で、2位が同点なら、同点の人全員が1VPを得る。
・VPは、VPトラックの自色コマで示す。100VPを超えたらコマを裏返し、2周目を回る。

2)発電トラックの自色コマのマス、または、もっとも近い通過済マス記載の現金を得る。
・発電量ゼロのときは、示された現金を得るが、示されたVPを失う。

3)発電量に応じて、左端の報酬タイルから、以下ボーナスを得る。 ※条件一覧は後述
・発電量が5以下:ボーナスなし。
・発電量が6以上:対象タイルのエリア到達/未達によって、以下ボーナスを得る。
 イ)対象エリア到達:ボーナスを満額得る。
 ロ)対象エリア未達:ボーナスから、到達に不足するエリア数×4VPを引く(最低ゼロ)。

4)左端の報酬タイルを外す。最後の報酬タイルを外したら、ゲーム終了に進む。


ラウンド終了

1)順番トラックを、現ラウンドの発電量が少なかった順に更新する。
・同点のときは、現在と逆の順番にする。

2)発電トラックのコマを、全員ゼロに戻す。

3)アクションスペースにある全員のワーカー(ブロック用を除く)を、手元に戻す。

4)特許ボードの表向き技術タイルをすべて除き、山から補充する。※導入ルールでは不要
・まず山Ⅰから補充する。山Ⅰが尽きたら、Ⅱ→Ⅲの順に使う。除いたタイルは箱に戻す。

6)収入フェーズに戻り、次ラウンドを行う。

ゲーム終了

得点計算

1)目標タイルの条件に対して、順位に応じたVPを得る。 ※条件一覧は後述
・同点のときは、そのVPを対象者で分ける(端数切り上げ)。

2)手持ちの建機・現金の合計5個につき、1VPを得る。ホイール上の建機は数えない。

3)自色ダムにある水1個につき、1VPを得る。


勝敗

・もっともVPの高い人が勝ち。
・同点の時は、最終ラウンドで発電量が多かった人が勝ち。


◎アクション

建設

1)建物の種類と、建てる場所を選ぶ。種類に応じた技術タイルを用意する。
・対応する技術タイルが手元にない建物、建物コマが尽きた建物は、選べない。
・ベース・取水塔・発電所は、対応する空マスに建設する。赤枠マスは、記載の現金も必要。
・延長壁は、ベースの上に建設する。最大2個まで置ける。マスに記載の現金は不要。
・同じ窪地(一組の貯水池)には、自色の発電所、自色のベースは、それぞれ1個までしか置けない。
・建物や場所によって、必要な建機の種類・数が異なる(個人ボードに記載あり)。
 ・ベース:建設場所により、山/丘/平地=ショベル3/4/5台を要する。
 ・延長壁 :建設場所により、山/丘/平地=ミキサー2/3/4台を要する。
 ・取水塔 :建設場所に記載されている発電能力の数字×2個のショベルを要する。
 ・発電所:自色の発電所1/2/3/4個目=ミキサー2/3/4/5台を要する。

2)ホイールの開放マスに、以下を置く。現金が必要なら、払う。
・技術タイル:建物の種類に対応するもの1個を置く。「?」は、いずれの建物にも使える。
・建設機械 :必要ぶんを、タイルの内周側に置く。
・新技術タイルを使う時は、その特殊効果を得られる。 ※効果一覧は後述

3)ホイールを1区間ぶん、時計回りに回す。
・開放マスに戻ってきた技術タイル・建機は、手元に戻す(再使用できる)。
・開放マスに戻るまでは、ホイール上にある技術タイル・建機は、使用できない。

4)個人ボードから対象の建物コマ1個を取り、建設先に置く。建物は左から右の順に使う。
・個人ボードの建物を除いた空マスにボーナスが現れたら、即時それを得る。

発電

1)以下条件を満たすことを確認する。
・水が1個以上ある、自色ダムか中立ダムがあること。
・自色の発電所があること。
・上のダムと発電所を直接つなぐパイプがあり、いずれかの色の取水塔が置かれていること。

2)対象のダムから、水をいくつでも取る。対象の取水塔を通り、対象の発電所に移動する。

3)他プレイヤーの取水塔を使ったときは、以下を行う。
・水1個につき、1CRを、取水塔の所有者に払う。払えないときは、発電アクションは使えない。
・取水塔の所有者は、水1個につき、1VPを得る。

4)取水塔に記載された発電能力×使った水の数で、基礎発電量を求める。
・アクションスペースや個人ボードに発電量の補正値があれば、その値を加減し、総発電量とする。
・総発電量が1に満たないときは、発電アクションは使えない。

5)総発電量だけ、発電トラックの自色コマを進める。30を超えたらコマを裏返し、スタートに戻す。

6)この手番で得た総発電量が、契約タイルの左側の数字以上なら、契約を1個まで充足できる。
・対象の契約は、手持ちの契約、または、管理ボードの国家契約のいずれか1個。
・契約を充足したら、右半分のボーナスをその場で得る。タイルは裏返す(以降、使えない)。
・国家契約を充足したときは、そのタイルを手元に取り、タイルは裏返す(以降、使えない)。

7)使った水を、水流フェーズと同様に、止まるかボード外に出るまで移動する。

水源

イ)水2個を、水源タイルに置く。同じタイルに置いても、違うタイルでもよい。
ロ)水1個を水源タイルに置く。さらに、その水を、水流フェーズと同様にして流す。

銀行

・このスペースだけは、すでにワーカーがいても、使うことができる。

1)この手番で置いたワーカーの数と同じ数だけ、現金を得る。

工場

1)コストがある場合は、払う。示された区画数だけ、ホイールを時計回りに回す。
・開放マスに戻ってきた技術タイル・建機は、手元に戻す(再使用できる)。

建機

1)示されたコストを払う。示された種類・数の建機を得る。
・購入は1セットだけ。例)2CR→ショベル1個では、4CR→ショベル2個は不可。

契約

1)コストがある場合は、払う。示された数だけ、表向きの個別契約タイルを取る。

2)未充足の契約タイルは、3枚まで持てる。超過したら、いずれかを選んで捨てる。

3)手番の最後に、管理ボードの空マスを山から補充する。

特許

※特許ボード上。導入ルールでは使用しない。

1)記載のコストを払う。スペースの右にある技術タイルを得る。補充はしない。


◎個別能力・特殊効果・ボーナス

個人ボード

・個人ボードの建物を建てると、そのマス記載のボーナスを得られる。以下がある。
 ・ダム・延長壁・取水塔:VP、現金などの収入。
 ・発電所:発電補正(常時。+1と+2があり、両方解放すれば+3)、個別能力の解放。

・3個目の発電所を作ると、個人ボードの個別能力が使用可能になる。以下がある。

イ)アメリカ(赤)
・ラウンド中いつでも、自然水流により自色発電所を水が通過したら、発電トラックを1歩進める。
・発電による水の通過は、対象外。

ロ)ドイツ(黒)
・発電アクションを実行したら、もう1度発電アクションを実行できる。
・追加の発電アクションについては、発電量の補正(スペース、個人ボード)は適用しない。
・契約充足については、1回目・2回目の発電量は別個に扱う(合算不可。2回の契約充足は可)。

ハ)イタリア(緑)
・発電アクションを終えた後(契約充足の機会を終えた後)、発電トラックを3歩進める。
・この追加発電量は、契約充足には使えない。

ニ)フランス(白)
・すべての契約について、充足に必要な発電量を3点減らせる。国家契約も対象。

役員

イ)Wilhelm Adler
・ベースの建設に必要な建機が、場所によらずショベル3個になる。

ロ)Graziano Del Monte
・延長壁2個のダムの満水量が、水4個になる。延長壁1個以下の満水量は通常どおり。

ハ)Viktor Fiesler
・発電アクションで発電能力×水の数が3以下なら、基礎発電量が4になる。
・上の適用後、補正(スペース、個人ボード)を適用し、総発電量とする。

ニ)Jill McDowell
・取水塔を、発電能力の数字×1個のミキサーでも建設できる。
・ショベルとミキサーと混合して使うことはできない。

ホ)Solomon P Jordan
・建設のとき、建機1個の代わりに現金3CRを使える。何個でも代替可。

ヘ)Anton Krylov
・役員Anton Kryulovを選んだら、専用の技術タイル1個も取る。
・この技術タイルは、ホイール上にある別の技術タイル(基本効果+特殊効果)をコピーする。

ト)Mahiri Sekibo
・以下手順で、他の役員1人の能力をコピーして使える。
 1)役員ボードにワーカーを置く。これはアクションとして扱わない。
 2)アクションスペースにワーカーを置く。対象役員の能力を使ってアクションできる。
 3)現在の手番が終わったら、コピーした能力は無効になる。
・同ラウンドで役員ボードにワーカーを2回目に置くときは、現金コストが必要。
・同じ手番には、コピーは1回まで可能。
・ゲームに登場していない役員の能力は、コピーできない。
・2/3人用:コピー対象専用の役員ボードを、以下のように用意することを推奨。
 ・準備のとき、Sekiboと並べて、追加の役員ボードを置く。合計の役員数を3~4人とする。
 ・ゲーム中、追加の役員ボードの能力もコピーできる。
・Graziano Del Mondeをコピー:専用の技術タイルは置かず、ホイールを回す。
・Anton Krylovをコピー:本来の満水量を超えた水は、手番後も使われるまで消費されない。

新技術タイル

・新技術タイルは、基本技術タイルと同様の基本効果に加えて、以下特殊効果を与える。
※導入ルールでは使用しない。

a)ベース
・Ⅰ:空の自色ダムすべてに、水1個を置く。
・Ⅱ:これまでに建てたベース(今回を含む)の数だけ、発電量を得る。契約充足にも使える。
・Ⅲ:ワーカーを置かずに実行できる。かつ、ホイールに置く建機が不要。
   ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。

b)延長壁
・Ⅰ:これまで建てた延長壁(今回を含む)の数と同じ区間数だけ、ホイールを回転させる。
・Ⅱ:今回建てた延長壁(今回を含む)のあるダムが、貯水最大量になるように、水を追加する。
・Ⅲ:延長壁を持つ自色ダム1個につき、3VPを得る。

c)取水塔
・Ⅰ:今回建てた取水塔の発電能力の2倍の値だけ、現金を得る。
・Ⅱ:今回の建築にショベル6個以上が必要な場合、必要ショベルを5個に減らせる。
・Ⅲ:今回建てた取水塔の発電能力の2倍の値だけ、発電量を得る。契約の充足にも使える。

d)発電所
・Ⅰ:ワーカーを置かずに実行できる。ワーカーがない状態(最後の手番)でも使用可。
・Ⅱ:自色発電所いずれかを選び、発電アクションを実行できる。かつ、発電量ボーナス2点を得る。
・Ⅲ:これまで建てた発電所(今回を含む)1個につき、3VPを得る。

d)ワイルド(「?」)
・Ⅰ:赤枠マスの場所に建物を建てる場合、追加の現金コストが不要。
   アクションスペースのコストは必要。
・Ⅱ:ショベルの代わりにミキサーを、ミキサーの代わりにショベルを使える。混合使用も可能。
・Ⅲ:所有する新技術タイル(ホイール上を含む、基本タイルを除く)1個につき、3VPを得る。

報酬タイル

イ)充足した契約タイル1個につき、2VPを得る。

ロ)建てた自色発電所1個につき、5VPを得る。

ハ)建てた自色ベース1個につき、4VPを得る。

ニ)建てた自色取水塔1個につき、4VPを得る。

ホ)建てた自色延長壁1個につき、4VPを得る。

ヘ)所有する新技術タイル(ホイール上を含む、基本タイルを除く)1個につき、4VPを得る。

目標タイル

・条件に合致する建物数を数える。多い人ほど順位が上。1/2/3位=15/10/5VPを得る。

イ)赤枠マスに建てた自色ベースと自色発電所の総数。

ロ)自色取水塔で自色発電所とつながる、自色ベースの総数。

ハ)自色建物の総数がもっとも多い地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。

ニ)自色建物の総数がもっとも少ない地形(山/丘/平地)について、自色建物の総数。

ホ)自色の建物が1個以上ある貯水池の総数。

ヘ)自色の建物が3個以上ある貯水池の総数。

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ルール/インスト
174名が参考
5ヶ月前

バラージのインスト(上から読むだけでインストになります。導入ゲーム用。セットアップが終わったところから)

■0 はじめに

 舞台は1920年代のフランス,アルプスです。バラージはフランス語でダムのこと。プレイヤーは4つの国(赤:アメリカ,黒:ドイツ,緑:イタリア,白:フランス)の国営企業のCEOとなって水力発電事業を展開します。発電するためには,ダムを造り,発電所を造り,ダムから発電所へ導管(パイプのこと)をつなぎます。発電してエネルギーを生産すると外国とのエネルギー供給契約を果たすことができます。これらを通じて勝利点(VPと言います)を最も多く勝ち取った国が勝利します。

■1 メインボードの地形

・メインボードはカラフルな面を使います。ボードを縦長に見て,上方に源流(水源)が4つ。

・そのすぐ下に盆地が4つあり,それぞれ貯水地とダム建設予定地(台形のシンボル)。さらに下方に貯水地とダムの予定地。ここまでが山岳地域でボードの左方に山岳のシンボルがあります。

・そこから川を通って下方に盆地が3つあり,発電所建設予定地(屋根がギザギザになったシンボル),再び貯水地とダムの予定地。ここまでが丘陵地域で,左方に丘陵のシンボルがあります。

・そこから川を通って下方が平原地域の上段で盆地が3つあり,発電所の予定地とダムの予定地があります。

・その下方が平原地域の下段で盆地が2つあり,発電所の予定地があります。

・川が流れているところが,山岳と丘陵と平原の境目です。

・予定地にダムや発電所のコマを置くと建設したことになります。

・導管を造る予定のマスもあって,そこに導管のコマを置くと導管を建設したことになります。赤や緑の色は導管の生産値(1~5)で色分けしてあるもので,プレイヤーの色ではありません。

■2 建造物

 ・建物はダム,導管,発電所の3つでそれぞれプレイヤーの色のコマになっています。プレイヤーは,ダムの基礎5個,ダムの上部5個,導管5個,発電所4個を持っています。

〇 ダム

 ・ダムには基礎と上部があります。やや小さいのが上部です。建設予定地に先に基礎を置きます。その上に上部を置き,さらにその上に上部を置きます。3段とも同じ色でなければいけません。ダムの高さによってレベル1~3のダムと言います。

 ・それ以外に中立のダムが最初から建っています。色は無色(白木)です。 山岳にはレベル1,丘陵にはレベル2,平原にはレベル3のダムで,それぞれ水コマを1個ずつ溜めています。中立のダムは誰でも共通に使えます。 

〇発電所

 ・ゲーム中は発電所建設予定地に建てていきます。

〇導管

 ・導管予定地に円錐台のシンボルがあり,ゲーム中はそこに円柱形のコマを建てていきます。

■3 水

 ・水は水色のしずくの形のコマです。水はあるタイミングで上流から下流に流れ始めます。ダムがあるとそこで止められて貯水地に溜まります。たとえばレベル2のダムなら水コマを2個まで溜められます。3個めが流れてくるとそれは止めないで下流に通します。発電所は水を止めたり消費したりしないで下流に通します。

 ・生産アクション(発電のアクション)では水コマは導管を通りますが,それ以外の場合は導管を通らず川に沿って下流に流れて行きます。これを自然な流れと言います。

 ・水コマがボードの最下段まで達したら取り除きます。

 ・ゲームは5ラウンドからなり,ローマ数字のⅠ~Ⅴで表されます。源流に置いてあるタイルを見るとⅠ~Ⅳラウンドの初めに雨がどれだけ降るかがわかります。第Ⅴラウンドには雨は降りません。

■4 準備:企業ボード

 ・プレイヤー・ボードのことを企業ボードと言います。右に回転板を組み合わせます。

 ・赤のアメリカはCEOがマーガレット・グラントでプレイヤー・ボードの裏面に名前が書いてあります。彼女と組む重役はウィルヘルム・アドラーWilhelm Adlerでそのカードをプレイヤー・ボードの左に付けます。黒のドイツの重役はシル・マクダウェル Jill McDowell。緑のイタリアはソロモン・P・ジョーダン Solomon P Jordan。白のフランスはビクトル・フィーゼラー Viktor Fieslerです。

 ・各プレイヤーは国ごとに決まった白の初期契約タイル1枚を受け取ります。アメリカの初期契約タイルは左に3,その右に2と2が書いてあるものです。ドイツは3と2と1。イタリアは2と3。フランスは4と2と1。

 ・各プレイヤーの色の基本技術タイル(扇形)5種各1枚を受け取ります。5種はダムの基礎,上部,導管,発電所と?マークです。?マークはワイルドカードで他の4種のどれかとして使えます。裏面がローマ数字のⅠ~Ⅲの15枚は上級ルール用ですので使いません。

 ・各プレイヤーの色の技術者コマ12個を受け取ります。

 ・初期契約タイル,基本技術タイル,技術者コマは企業ボードの近くに置きます。

■5 準備:企業ボード上の初期配置

 ・プレイヤーは6金を受け取ってプレイヤー・ボード左の重役カードの上方のマスに置きます。掘削機(ドリル)コマ(コマネチッの形)6を受け取ってその下のマスに置きます。掘削機コマは大中小あり,小は掘削機1個,中は掘削機3個,大は5個を表します。適当に両替して使います。さらにコンクリートミキサー・コマ(土偶の形)4を受け取ってその下のマスに置きます。以下ではコンクリートと呼びます。コンクリート・コマも大中小が5,3,1個を表します。

 ・次にプレイヤーの色のコマをプレイヤー・ボードに置きます。アメリカは赤で,台形のシンボルの右にダムの基礎を5個置きます。プレイヤー・ボードは2層になっていて,コマを置くと下に書いてある数値が隠れます。その下の段で,2段になったシンボルの右にダムの上部を5個。その下の段には導管コマを5個,最下段には発電所コマを4個。

■6 生産アクション

〇 発電の条件

 プレイヤーが行うアクションの一つに生産アクションがあります。これは発電を行うアクションです。生産アクションを選んだプレイヤーは,まず貯水地に1個以上の水があるダムと発電所とそれをつなぐ導管の組を選びます。

 発電所に入る水は必ず導管を通って入ります。導管に描いてある白い2本の>>マークは水が流れる向きを表します。

 ダムは自分のものか中立のダムです。発電所は自分の発電所でなければいけません。導管は誰のものでもよいですが,他のプレイヤーの導管を使うと水1コマについて1金をそのプレイヤーに支払います。さらにそのプレイヤーは1VPを得ます。

〇 VPトラック

 VPはメインボード周囲のVPトラックでVPマーカーを進めることで表します。マーカーはゲームの最初は10のマスにあって,何も描いてない面が上になっています。マーカーが一周したら,100と書いてある面を上にして2周目に入ります。

〇 エネルギー量

 導管にはその生産値を表す1~5の数値が付いています。発電するとき,通った(水コマの数)×(導管の生産値)が(生産されたエネルギー)を表します。

〇 発電の終わった水コマ

 水コマは発電所を通り過ぎてさらに下流に流れ,自然な流れ(導管を通らない流れ)を続けます。

〇 プレイの例

 たとえば,ボード中央左側(丘陵のいちばん左)の下段に赤のダムがレベル2で建っていて,そのダムの後ろ(上方のこと)に水コマが2個あり,その左上の導管マスに緑の導管(円錐台)が建っていて,そこから黄色の3の導管を通じて左下方に赤の発電所が1つ建っているとします。赤のプレイヤーは,水コマ2個を導管を通して発電所へ運びます。赤のプレイヤーは緑のプレイヤーに2金支払い,緑のプレイヤーはさらに2VPを得ます。赤が生産したエネルギー量は,(水コマ2個)×(導管の生産値3)=(6)です。

〇 導管の確認

 メインボードを見て,発電所には必ず導管がつながっていることを確認してください。山岳や丘陵のダムや発電所を左から1番,2番,・・・と呼ぶことにすると,丘陵の1番の発電所には山岳の1番と3番のダム(貯水池)から導管がつながっています。2番の発電所には2番と4番の貯水池から,3番の発電所には3番の発電所から導管がつながっています。丘陵の2番の下段の貯水池からは緑の導管が3番の上段の発電所につながっています。ボードの絵では下から上に流れるみたいですが,これで正しい水の流れです。

 山岳の2番の上段のダムの貯水池に溜まっていた水コマは,生産アクションによって,黄色の3の導管を通って丘陵の2番の発電所へ行きます。赤の5の導管を通って平原の3番の発電所に行くこともできます。山岳の2番の下段のダムの貯水池に溜まっていた水コマも,同じ発電所へ行くことができます。

■7 エネルギー・トラック

 生産アクションで,たとえばエネルギーを6生産したら,エネルギー・トラックでジグザグに6マス進めます。それに伴ってボーナスが得られたりします。あとで説明します。

■8 契約タイル

 プレイヤーは生産したエネルギーによって外国とのエネルギー供給契約を果たすことができます。あとで説明します。

■9 ゲームの流れ

 ゲームは5ラウンドからなり,ローマ数字のⅠ~Ⅴで表されます。

■10 1つのラウンド

 1つのラウンドは5つのフェイズからなります。

■11 準備:手番順

 ・ゲームのはじめに手番順マーカー(円形の中央に横棒が通っているコマ)をエネルギー・トラックの左端に置きます。ここではローマ数字が手番順を表します。最初はⅠが赤(アメリカ),Ⅱが黒(ドイツ),Ⅲが緑(イタリア),Ⅳが白(フランス)です。

 ・2ラウンドからは生産したエネルギーが少ない順が手番順となります。詳しくはあとで説明します。

■12 フェイズ1:収入と源流

■13 フェイズ1の前半:収入

 ・手番順にひとりずつ行います。慣れたら全員同時にできます。第Ⅰラウンドではやることはありません。

 ・企業ボードで建造物コマをどかしたあとに見えている !(びっくりマーク)の収入を得ます。収入と言っても,建設ホイールを回したり,重機コマをもらったり,VPをもらったり,水コマを置いたりいろいろです。この収入はどうやったらもらえるのかと言うと・・・

 ・企業ボードにはダムや導管,発電所のコマがあります。ゲームでは各行の左から順に建設していき,コマをメインボードに移動します。企業ボードからコマをどかすと下から「!スパナ1」などのアイコンが現れることがあります。

 ・この,! アイコンは現れたときにただちに効果を得られます。さらに次のラウンド以降の収入フェイズでも収入として再び得られます。

 ・! アイコン以外は生産アクションなどのときに効果が得られます。

 ・アイコンの意味はあとで説明します。

■14 フェイズ1の後半:源流

 ・源流タイル上に現在のラウンド(ローマ数字Ⅰ~Ⅳ)の分として示されている数の水コマを置きます。

 ・第Ⅰラウンドでは既に置かれています。

 ・第Vラウンドは水コマを置きません。

 ・水コマが流れ始めるのは水の流れフェイズです。

■15 フェイズ2:アクション

 ・手番順に1アクションずつ行います。1アクション行ったら手番は終了。

 ・アクション・スペースは,企業ボード上,管理ボード上などにあります。

 ・手番では1続きのアクション・スペースに技術者コマを置きます。アクション・スペースが1マスだけなら技術者コマを1個,2マス続きなら1個ずつ計2個を同時に置きます。

 ・手番は何周も続き,技術者が手元からなくなったらパスします。全員がパスしたらこのフェイズは終了。

■16 建設アクション

〇 建設に必要なもの

 ・建設には技術者(ワーカー)と重機と基本技術タイル(扇形) と時にお金が必要です。

 ・企業ボードを見てください。初めて建設するときは,上の左のマスに技術者を1個置きます。

 ・それで,建造物,つまりダム,導管,または発電所を1個建設できます。

〇 建設制限

 ・1人のプレイヤーが同じ盆地内に造れるダムは1つだけです。

 ・1人のプレイヤーが同じ盆地内に造れる発電所は1つだけです。

〇 技術者(ワーカー)

 ・企業ボード上で2回目に何かを建設するときは,2マス続きのマスに技術者コマを1個ずつ計2個置きます。

 ・3回目に建設するときは,3マス続きのマスに1個ずつ。

 ・4回目に建設するときは,3マス続きのマスに1個ずつ置いた上に3金支払います。赤い枠はそういう意味です。

〇 建設コスト

 ・必要なコストは重機で,企業ボードに描いてあります。

 ・ダムの基礎を建設する場合,茶色の掘削機が要ります。建てる場所が山岳なら5個,丘陵なら4,平原なら3。

 ・ダムの上部を建設する場合,灰色のコンクリートが要ります。山岳なら4,丘陵なら3,平原なら2。

 ・導管を建てる場合,茶色の掘削機を2×導管の生産値分。導管には茶色です。

 ・1つ目の発電所を建てる場合,灰色のコンクリートを2個,2つ目を建てる場合は3個,以下同様です。ボードでは1°では2,2°では3のように描いてあります。発電所には灰色です。

 ・メインボードの赤枠にダムの基礎や発電所を建てる場合は,3金を支払います。赤い枠はそういう意味です。

〇 コストの支払い

 ・必要な重機(掘削機,コンクリート)コマを自分の建設ホイールの開放区域(窓が開いている60°の部分)に置きます。

 ・お金はここに載せないで銀行に支払います。銀行と言っても特別な場所はありません。お金をまとめて置くサプライです。

 ・建設するものに対応した基本技術タイル(扇形)を同じ開放区域に円弧を合わせて置きます。ふたをする感じです。企業ボードの上方で扇形に下向き矢印が付いているのは建設ホイールに移動することを示しています。

 ・そして建設ホイールを時計回りに1区画(60°)回します。

 ・建設を繰り返して建設ホイールが6区画分回ると,重機と基本技術タイルが開放区域に来て手元に戻ってきます。同じものを建設するにはしばらく待たないといけないのです。重機のメンテナンス期間と考えてください。

〇 建造物コマを移動

 ・企業ボードからダムなどのコマをメインボード上の建設したいマスに移動します。

 ・ここでコマを取り除いたあとに,!(びっくり)マークのアイコンが現れたら,ただちにその効果が発動されます。さらに次のラウンド以降の収入フェイズでも収入として再び効果が発動されます。

■17 管理アクション

 ・管理ボード上のアクションです。全プレイヤー共通ですから早い者勝ちです。

 ・真ん中がやりたいアクションで,左右が技術者を置くマスです。たとえばタービン・ステーション(TURBINE STATION)では,いちばん上の発電アクションを行うために,左に技術者を2つ置いてもよいし,そこが埋まっていれば右に技術者を3つ置いて3金を支払ってもよいです。

■18 タービン・ステーション(TURBINE STATION)

 ・エネルギー生産アクションです。アイコンは水色の陰陽道のアイコンです。

 ・プレイヤーは,まず貯水地に1個以上の水があるダムと発電所とそれをつなぐ導管の組を選びます。ダムは自分のものか中立のダムです。発電所は自分の発電所でなければいけません。

 ・導管は誰のものでもよいですが,他のプレイヤーの導管を使うと水1コマについて1金をそのプレイヤーに支払います。さらにそのプレイヤーは1VPを得ます。

 ・水コマは1手番で何個移動させてもよいです。

 ・生産アイコンの右に赤で+2や-1のように描いてあるときは,生産したエネルギー量を+2や-1して扱います。生産ボーナスと呼びます。エネルギー量が0以下になるときは生産アクションを行えません。

 ・技術者マスの左にある3+は3人または4人プレイの場合,4は4人プレイの場合に使います。

■19 生産効果

 ・(通った水コマの数)×(導管の生産値)+(生産ボーナス)が(生産されたエネルギー量)を表します。

〇 エネルギー・マーカー 

 ・エネルギー・マーカーはラウンドの初めには0の位置にあり,何も描いてない面が上になっています。

 ・生産したエネルギー量の分だけエネルギー・トラック上でマーカーをジグザグに進めます。エネルギー・マーカーはこのラウンドで生産したエネルギーの合計を表します。

 ・もし30を越える量を生産したらマーカーの30の面を表にして0に戻って進めます。お金とボーナスタイルを考えるときはエネルギー・マーカーが30のマスにあるものと見なします。

〇 契約の履行

 ・いま行った生産アクション1つ分によって生産されたエネルギー量と同じかそれ以下の契約を1つだけ履行できます。1回の手番で生産した分であり2手番分を合算できません。

 ・赤のアメリカの初期契約タイル(白)で言うと,契約タイルの左半分に3とあるのが契約履行に必要なエネルギー量です。右にあるのがボーナスで,2金を得てさらにエネルギー・トラックを2マス進めるという意味です。

 ・契約を履行したらタイルを裏返します。

〇 初期契約タイル(白)

 ・各プレイヤーが最初から持っています。表向きにしておき履行したら裏返します。補充されません。

〇 民間契約タイル(赤・緑・黄)

 ・共通の場に各色2枚が表向きになっています。契約事務所というアクションで自分の手元に持ってきて表向きに置きます。共通の場は補充されます。そのあとで条件を満たせば契約履行できて,裏返します。

〇 国家契約タイル(紫)

 ・共通の場に置いたままです。履行に必要なエネルギー量を生産したら,ボーナスを得て,契約タイルは自分の手元に持ってきて裏返します。

 ・国家契約タイルは13,14,15のエネルギー生産をすると履行できます。1回の発電で(通った水コマの数3)×(導管の生産値5) =15が最大ですから,その規模の発電を期待しているわけです。

 ・国家契約タイルはプレイ人数-1枚あり,補充されません。

■20 アクション:流水管理(WATER MANAGEMENT)

 ・しずくの2のアイコンは,水コマ2個を1枚か2枚の源流タイルの上に置きます。1個だけ置くこともできます。

 ・しずくの1と下向き矢印のアイコンは,水コマ1個を1枚の源流タイルの上に置きます。この水コマはただちに流れます。

■21 アクション:銀行(BANK)

 ・ここに技術者コマを何個か置き,置いた数に等しいお金を得ます。

 ・自分や他のプレイヤーの技術者コマが既に置かれていてもさらに置くことができます。

 ・他にやることがないときにはこのアクションを行うとよいでしょう。

■22 アクション:作業場(WORK SHOP)

 ・技術者を1人または2人置いて,スパナの数字(1~3)だけ建設ホイールを回転します。

 ・ホイールを回転すると資源が戻って来るのでこれも重要なアクションです。

■23 アクション:重機販売店(MACHINERY SHOP)

 ・1行目は2金で掘削機1を得る。自分のストックに置きます。

 ・2行目は掘削機またはコンクリート1を得る。

 ・3行目は掘削機1とコンクリート1を得る。

■24 アクション:契約事務所(CONTRACT OFFICE)

 ・1行目と2行目はフォルダに1のアイコンです。民間契約タイル(赤・緑・黄)を1枚無料で得ます。自分の手元に持ってきて表向きにしておきます。

 ・3行目は1金を支払って民間契約タイルを2枚得ます。

 ・手番終了時,新しい民間契約タイルをめくって補充します。

 ・各プレイヤーは表向きの契約タイルを3枚までしか持てません。契約を履行したものは裏向きになっています。

■25 アクション・フェイズの終了

 全プレイヤーが技術者コマをすべて置いたらこのフェイズは終了。

■26 企業ボードで下から現れるアイコンの意味

 企業ボードの建物コマをどかしたときに現れるアイコンを説明します。

〇 赤(アメリカ)の企業ボードに現れるアイコンは・・・

 ・!スパナのアイコンは建設ホイールを回転させます。

 ・!茶色と灰色半々に塗られたアイコンは掘削機またはコンクリートのコマを得ます。

 ・!月桂冠のアイコンはVPを得ます。

 ・!金色の6角形はお金を得ます。

 ・!水のアイコンは水コマを源流タイル上に置きます。

 ・!水+下向き矢印のアイコンは水コマを源流タイル上に置きます。この水コマはただちに流れます。

 ・(発電所2つめ建設以降)赤の+1と稲妻のアイコンは,生産アクションを実行したあと,エネルギー・マーカーを1つ余分に進めます。このエネルギーで契約履行できます。

 ・(発電所3つめ建設以降)水が発電所を通るアイコンと赤のX(エックス)に右矢印のアイコンは,水コマ1個が自然の流れ(導管を通らない流れ)に沿って自分の発電所を通過した場合,エネルギー・マーカーを1マス進めます。このエネルギーで契約履行はできません。

 ・(発電所4つめ建設以降)赤の+2と稲妻のアイコンは,生産アクションを実行したあと,エネルギー・マーカーを1つ余分に(発電所2つめの効果と合わせて3つ余分に)進めます。このエネルギーで契約履行できます。

〇 黒(ドイツ)の企業ボードに現れるアイコンは・・・

 ・!赤の2に右矢印のアイコンはエネルギー・トラックを2つ進めます。このエネルギーで契約履行はできません。

 ・(発電所3つめ建設以降)水色の陰陽道のアイコンと±に稲妻と×(ばつ)のアイコンは,生産アクションを実行したあと,別の発電所を使って2回目の生産アクションを行うことができます。2回目はボーナスやペナルティーは付きません。

〇 緑(イタリア)の企業ボードに現れるアイコンは・・・

 ・今まで説明したものと同様です。

〇 白(フランス)の企業ボードに現れるアイコンは・・・

 ・(発電所3つめ建設以降)契約タイルに赤字で-3のアイコンは,すべての契約をタイルに描かれている数字より3少ないエネルギーで履行できます。

■27 重役タイルの効果

 〇アメリカ:ウィルヘルム・アドラー Wilhelm Adler

  ・ダムの基礎の建設コストはつねに掘削機3個。

 〇ドイツ:シル・マクダウェル Jill McDowell

  ・導管を建設するとき,掘削機のかわりにコンクリートを使える。導管1つの建設コストとして2種類の重機を混ぜることはできない。コストは導管の生産値×コンクリート1。

 〇イタリア:ソロモン・P・ジョーダン Solomon P Jordan

  ・建造物を建てるとき重機コマ1のかわりに3金を支払うことができる。お金は銀行に支払う。

 〇フランス:ビクトル・フィーゼラー Viktor Fiesler

  ・1回の生産アクションで生産した(水コマ×導管の生産値の)エネルギーが4未満のとき,4エネルギーを生産したものとする。そのあとでボーナスとペナルティーを適用する。

■28 フェイズ3:水の流れ

 源流タイルにあるすべての水コマが流れ出します。1粒ずつ処理します。

■29 フェイズ4:得点計算

〇1位2位ボーナス

 ・エネルギー・トラックの先頭にいるプレイヤーは6VPを得ます。2位は2VPを得ます。ただし,最低1エネルギーを生産したプレイヤーに限ります。このことはエネルギー・トラックに描いてあります。

 ・1位が複数いるときは1位と2位のボーナスを足した8VPを1位の人数で等分します。端数切り上げ。

 ・2位が複数いるときは2位の全員が1VPを得ます。

〇お金

 ・自分のマーカーの位置に応じたお金を得ます。

 ・0の位置では3金もらい,-3VP。1の位置は1金。2の位置またはそれ以上進んでいれば2金。4の位置以上に進んでいれば3金。7の位置以上に進んでいれば4金といった具合です。

〇 ラウンドのボーナスタイル

(完全なボーナス)

  ・たとえばⅢラウンドでは,Ⅲの区画(18~23)にマーカーがあるかそれより進んでいれば,そこに置いてあるボーナスタイルのボーナスを得ます。履行済みの契約1つについて2VP,建設済みのダムの上部コマ1個につき4VPなど。

(減額されたボーナス)

  ・先ほどの例でⅡの区画にいる人は1区画分遅れています。ボーナスを得た上で遅れた1区画について4VP減額します。

(報酬なし)

  ・遅れているために減額するとマイナスになる場合は,単にVPを得ません。

  ・6のマスにも達していない人は得点計算を行いません。

(タイルを捨てる)

  ・現在のラウンドのボーナスタイルを捨て札にします。先ほど説明した-4VPが現れます。

  ・最後のラウンドのボーナスタイルを取り除くとゲームは終了します。

■30 ラウンドの終了処理(第Vラウンドでは行いません)

〇 手番順の変更

 ・手番順マーカーを並べ替えます。

 ・現在のラウンドで生産したエネルギーが最も少ないプレイヤーが次の手番順1番になります。以下同様。

 ・エネルギー量が同じプレイヤーは,現在の手番順を逆順にします。

〇 エネルギーを0に

 ・エネルギー・マーカーをトラックの0に戻します。

〇 技術者を戻す

 ・技術者コマをすべて自分の手元に戻します。

〇 建設ホイールは回転しません

■31 ゲームの終了

  ・第Ⅴラウンドの得点計算フェイズを行ったあと,最終得点計算を行います。

 〇 目的タイル

  ・エネルギー・トラックの右端にある目的タイルを見て,そこに描かれている建造物の順位を決めます。1位は15VP,2位は10VP,3位は5VPを得ます。

  ・たとえば,赤枠付きのシンボルがあるマスに建設したダムの基礎と発電所の数などを競います。

  ・同じ順位の場合,たとえば2位複数いる場合,2位と3位のVP合計を人数で割って切り上げます。

  ・この目的タイルはゲームの最初に見て,1つの目標にするとよいでしょう。

 〇 資源

  ・個人サプライに残っている資源(掘削機,コンクリート,お金)の数5つについて1VP。建設ホイールに載っているものは数えません。

 〇 水コマ

  ・自分のダムにある水コマ1個につき1VP。

 〇 勝利条件

  ・最も多くのVPを獲得したプレイヤーが勝利します。

  ・同点の場合,第Vラウンドで最も多くのエネルギーを生産したプレイヤー。

以上です。

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たまご
malts_y
malts_y
レビュー
165名が参考
約2ヶ月前

ワカプレ×陣取りでダム建設、水流ギミックで水力発電の覇権を競う! さあ、買うべきか、買わざるべきか?



★ゲーム内容の確認
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1)テーマ

・年代:架空の1922年
・場所:ヨーロッパ・アルプスの山地
・プレイヤーの立場:電力会社の経営者
・目的:水力発電所の開発競争に勝つこと。
・行うこと:
 ・ダム・取水塔・発電所を建設する。
 ・水力発電を行い、電力を供給する。
 ・電力供給の契約を満たす。
 ・必要な建機・技術を確保する。


2)ルール

 サマリーでない、詳細な和訳ルールは、以下に書きました(ボードゲーム情報サイト「ボドゲーマ」内)。
https://bodoge.hoobby.net/games/barrage/instructions/30257


○基本システム

・ワーカープレイスメント。
・共通ボードへの建物配置・ネットワーク構築。


○大まかな手順

1)ラウンド制。全5ラウンド。
2)水源に水をセットする。各自の収入を得る。
3)順番トラックの順に、手番を取る。以下を行う。
  i)ワーカー1人を、スペースに置く。
  ii)そのスペースのアクションを実行する。
4)全員がワーカーを使い果たすまで、何周も繰り返す。
5)水源から、水を下流に流す。
6)そのラウンドの発電量に応じ、ボーナスを得る。
7)発電量が少ない人ほど、手番が先に更新される。
8)ボードをリセットして、次ラウンドへ。
9)5ラウンドが終了したら、ゲーム終了。


○勝敗

・勝利点が高い人が勝ち。得点源には、以下がある。
 1)ゲーム中の得点:契約の充足、発電量に応じたボーナスなど。
 2)終了時得点:目標タイルの達成、所持品など。


○アクション

 ワーカープレイスメント方式で、アクションを実行する。
a)建設:ダム・取水塔・発電所を建てる。
b)発電:ダム・取水塔・発電所を使い、発電する。
c)水源:水源に水を追加する。
d)銀行:現金を得る。
e)工場:ホイールを回す。
f)建機:建機を買う。
g)契約:契約タイルを得る。
h)特許:技術タイルを得る。


○特徴的な要素

・個人ボードの構造物コマを、共通ボード上に建設する。

・水力発電により、発電ができる。
 ・連結されたダム・取水塔・発電所が必要。
 ・ダムには、水が置かれていることが必要。
 ・ダム・発電所は、自分のものが必要。
 ・取水塔は、利用料を払えば、他人のものも使える。
 ・ダムを増築すると、溜められる水を増やせる。
 ・使った水・あふれた水は、下流に流れる。

・毎ラウンドの発電量に応じて、ボーナスをもらえる。

・建設には、コストとして技術タイル・建機コマが必要。
 ・建設のときは、ホイールの1区画に、技術・建機を置く。
 ・建設または工場アクションで、ホイールを回せる。
 ・ホイールが1周すると、技術・建機が手元に戻る。


★考察:「バラージ」の魅力と懸念点

◎魅力を感じた点

  • 水の動き。源流から1個ずつ流れ、ダムで止まり、あふれれば下流に流れる。ダムの水は水力発電に使うことができて、その水はパイプラインに沿って動く。一番下まで行ったら、ゲームから取り除かれる。ラウンド開始時には、源流から新たな水が出る。水の循環を再現していて、非常におもしろいギミックだ。ボード上を、水コマを動かす作業が楽しそう。
  • 建物の配置。発電には、自分のダムと発電所が必要だが、取水塔(パイプ)は、他者のものを借りられる。どのように各建物を配置するか、悩ましい。さらに、水がダムに来ないと、発電ができない。ダムの水の取り合い、かけひきを、悩ましく楽しめそう。


◎懸念点

  • ワカプレ+陣取り。ただでさえ「早取り」のワーカープレイスメントなのに、建物を置く土地も早取りである。2重の苦しみがありそうだ。特に建物は、陣取り的な作戦立てになり、他プレイヤーの妨害も発生する。子供たち(娘10歳、長男7歳、次男5歳)は、自分たちの行動を邪魔されるのが好きでない。ゲームが成立しないかもしれない。
  • プレイ時間。ワカプレで悩み、陣取りで悩む。リソースも、技術タイル+建機がホイールを1周するまで再使用できない、というトリッキーなもの。考えることが多すぎそうだ。長考族がそろう我が家では、長考が頻発して待ち時間が多くなり、途中で飽きてしまうかもしれない。


★判定結果:「バラージ」は買うべきか?

 以上を踏まえて、「バラージ」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。

※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 水の流れギミックが美しく、メカメカしい建機コマやホイールが、たいへん魅力的です。しかし、ワカプレ+陣取りのため、早取り&ジャマ展開が強調されそうです。和やかに自分の道を楽しみたい我が家には、残念ながら合いそうにありません。

 入手性、リプレイ性など、より詳しい検討は、以下ブログに書きました。


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たまご
マツジョン
マツジョン
レビュー
143名が参考
約18時間前

率直に言って私に合わなかったです。


最近少しずつ重ゲーに手を出しはじめ、アークノヴァやブラス等、2、3時間級の名作に触れ、すっかり重ゲーの世界に魅了されてしまいました。

次に何にチャレンジしようか探していたところ、BGG評価8.2、ランキング40位(2022/5月)と非常に評価の高いバラージが目に留まりました。


コンポーネントは豪華で渋く美しく、水力発電というテーマや世界観も重厚、ゲームシステムもシビアながらも機能的で奥が深そう、、、

やや重さやインタラクションが気になりましたが、思いきって購入してみました。



【良かった点】


ます、コンポーネントと世界観は期待以上でした。大量のボードや駒はクオリティが高く、個人ボードのイラストだけでなく発電施設の駒が全プレイヤーでデザインが異なるというのも感動です。

セッティングしてみると凄まじく場所を取りましたが、並べた様子は見ていて非常にワクワクしました。


ルールは思っていたよりもずっと分かりやすかったです。

かなり難解なゲームではないかと構えていましたが、発電の流れや水の動きが直感的に理解しやすいため、ルールを把握するのはそこまで大変ではなかったです。

建物は大きく分けてダム、取水塔、発電所の3種しかなく、ダムで水を溜め、溜めた水を取水塔経由で発電所に運んで発電、という流れは非常にシンプルです。にも関わらず、その水の流れをめぐる駆け引きが非常に奥が深く圧巻でした。

序盤はコストが比較的軽い下流でシステムを作り発電を開始するのですが、完成した発電システムの上流に他のプレイヤーがダムを建てると、発電するための水がほとんど流れて来なくなり腐ってしまいます。上流のダムからどんどん別の川に水を誘導されて、今度はそちらの下流で他プレイヤーが漁夫の利の発電を始めて、、、

序盤はコストが軽い下流~中流で争いますが、次第に旨みを求めて上流に上流にと戦場が移動していく様子や、それに合わせて刻々と変わる水の流れを読み、下流で待ち構えていかに利を得るかの読み合いは本当にシビアで貪欲なビジネス感があります。



【合わなかった点】


とにかくゲームとしてのクオリティは申し分ないです。

ただ、ゲームを通して漂う重苦しさが私には合わなかったです。


まずはリソースが非常にシビアです。建設資材、お金は常にカツカツで、後半の拡大生産的な解放感はあまり感じられませんでした。水を貯めて大量発電の快感はありますが、資源をめぐる苦しさが上回った印象です。

加えてインタラクションの強さが、ゲーム全体に殺伐とした雰囲気を漂わせている気がします。まさに我田引水、容赦のない水の奪い合いが展開されて、苦労して建設した発電システムが全く機能しなくなる様子はとても苦しいです。

そして運要素の少なさ。ゲーム開始時や契約タイルのランダム要素はありますが、プレイ中は全て公開情報となっています。この点も敗因を運に転嫁できない重さを感じます。うまく勝てればその分達成感もあるのでしょうが、、


これらの重さを2、3時間に渡って体験すると、終わる頃にはすごい疲労感を覚えました。



【まとめ】


ゲーム自体は本当に出来が良いです。

重ゲーにも関わらずとても分かりやすく美しいシステム、重厚な世界観とコンポーネント。名作なのは間違いないです。個人的な好みを除けば☆8以上の評価です。


このゲームは、その仕組みからよく名作と名高いテラミスティカと比較されます。確かに運要素のないシビアなゲーム性と個人ボードの個別能力を解放しながらボード上で陣取りをする流れは非常にテラミスティカ的です。

あちらが好きな方、運要素がないシビアなゲームが好きな方なら間違いなくはまると思います。


ただ、比較的軽いプレイ感を好み、負けても「今日は運が悪かった!」で済ませたい私のような人間には少し重すぎるゲームでした。

ソロゲームが充実していそうなので、そちらで楽しみながら私の好みが変わるまで待つことにします。

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国王
ハナ
ハナ
リプレイ
93名が参考
10ヶ月前

イタリア+ジルで発電は一回のみ、建築の点数と上級タイルによる点数だけで勝利

127点。5人戦でしたが、5人戦は水の奪い合いが激しいため建築プレイが安定している印象でした。

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国王
モリセオ(ボドゲ用)
モリセオ(ボドゲ用)
  • 商品価格¥ 10,780(税込)
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