具体例を使って考えていきます。
5人プレイでブラフなし。
伏せタイル3477
場のタイル4566
A のタイル1456
B のタイル2467
C のタイル2356
D のタイル3777
E のタイル5567
とします。
Aさんは7を宣言。外れで残り145634から4枚
外れだったため伏せタイルの1つは7。
Bさんは7を宣言。正解で残り246347から3枚
Cさんは3を宣言。正解で残り256347から3枚
Dさんは7を宣言。正解で残り377347から3枚
Eさんは7を宣言。正解で残り556347から3枚
Aさんは4を宣言。正解で残り15634から3枚
Bさんは4を宣言。正解で残り26347から2枚
Cさんは7を宣言。外れで残り25634から3枚
外れだったため伏せタイルの1つは7。
Dさんは7を宣言。正解で残り3734から2枚
Eさんは5を宣言。正解で残り5634から2枚
Aさんは6を宣言。正解で残り1534から2枚
Bさんは6を宣言。正解で残り234から1枚
Cさんは6を宣言。正解で残り2534から2枚
Dさんは3を宣言。正解で残り734から1枚
Eさんは6を宣言。正解で残り534から1枚
Aさんは5を宣言。正解で残り134から1枚
Bさんは4を宣言。外れで残り23から1枚
外れだったため伏せタイルの1つは4。
Cさんは5を宣言。正解で残り23から1枚
Dさんは7を宣言。正解で残り3から0枚
Eさんは5を宣言。正解で残り3から0枚
Aさんは3を宣言。外れで残り1から1枚←★★★
外れだったため伏せタイルの1つは3。
Bさんは2を宣言。
Cさんは2を宣言。
Aさんは1を宣言。
可能性のない宣言が発生しない状況では外れ宣言は最大で4回となるため、ノーミスが1人以上発生する関係にあります。
そして1位を目指そうとした場合にはノーミスが要求されるため可能性のない宣言をする手数を作れません。
ではAさんはビリを回避できたか?といえば回避することができました。
Aさんにとっては2の可能性がありませんが、宣言するとD、E視点ではおかしな宣言だと特定できますがB、C視点ではおかしな宣言が発生したことには気付けません。
★★★の段階でAさんは1か3の2択です。ここでの勝負を回避して、一旦2を宣言したとします。
するとB、C視点では伏せタイルが2477となり、Bさんは3を宣言します。
しかしなぜか不正解となり、Bさんにとっては伏せタイル2477のうちのどれがブラフ宣言だったのかをすぐに特定することはできません。
(自分自身の外れ宣言は真実)
CさんにとってはBさんの思わぬ失敗により、Bさんの原因を推測すればAさんのブラフと推測ができ、2を宣言することは可能かと思います。
そして3が宣言されたのでAさんは1を宣言してBさんには勝てます。
宣言は8枚の中から4枚を選ぶため最短4回最長8回です。
無駄手を打つと最短5回最長9回で勝負することになります。
8つの数字を順番に宣言していき、自分の外れは確定伏せ、他人の外れ宣言を一旦伏せ扱い。
正しい外れ宣言は他の人に対して手数を与えているとも言えるので正しい外れ宣言もしたくない
正しい外れ宣言するよりは正しくない外れ宣言を行い他の人の正しい外れ宣言を待ちたいとなります。
手番が遅い方のメリットは同じターン数で見れば先手の外れ情報を有効利用できる点で、
手番が早い方はそれを潰す関係にあるかと思います。
ちなみにDさん視点は33477777ですので最短4回最長6回でした。
ぉっょぃ
ブラフの宣言はいわばloselose的行動で、これは1位を目指すには向きませんが、ビリ回避には有効、どの順位に価値があるのかは各々の状況で異なるかと思います。
このゲームではビリとビリ以外の差を一番評価すればブラフが盛んになるかもですね。