このゲームのコンポーネントを見て、絶対女性受けするだろうと思い、たまたま参加者が少ないのに加えて、女性陣メインの回があったので、これはチャンスと取り出しました!(o^^o)
イラストがとても可愛いいんですね。
予想通り「きゃ~!かわいい~」の合唱に笑。
各自が担当する自分のカードセット(両面がそれぞれ『受取』と『拒否』になっているもの3枚)を選ぶのに、しばし大騒ぎ。
ちなみにウチでは小狐が一番人気。
オランウータンはあんまり可愛くないと人気なし。笑
じゃあゲームで勝負しようって、オイオイそういうゲームじゃないよ!(^◇^;)
まあ、なんだかんだでインストも済ませてゲーム開始。
このゲームは、自分がめくったカードの産物(ペット、タマゴ、毛皮、ミルクの4種類ね)を誰か指名して贈与?します。(カードを伏せた状態で、差し出すわけですね。)
最初から自分には渡せないのね。(カードが欲しいのは当然自分だけど、直接自分に出せない。ここがミソです!)
指名された相手は、『受取』か『拒否』かを選ぶ事ができる。
受取ればそのプレイヤーの前に表にして置く。
拒否されたら今度は出したプレイヤーが受け取って前へ置く。
これを続けてゆくだけのシンプルな展開。
カードテキストや特殊効果も一切無し!
ところがこれだけの構造なのに、すごい心理戦が始まるところが凄かった!
受け取った産物は種類ごとにずらして重ねていきますが、そこには0~2の数字が書いてあって、『一番上に重ねた数字×枚数』が点数になります。
つまりせっかく最大の2を置いたのに、その上に0を置いたら、何枚あろうが0点なわけです。
さらにひねった仕掛けが3つもあり、まず渡す側は「種類」か「数字」のどちらかを『正直に』宣言しなければならない。嘘つけないってところがミソです。
次に、自分の前に配置する産物は3種類まで!4種類目を受け取ってしまったら、最も枚数が多い種類をまるごと捨てなければならない!これはかなり痛い!
最後に、『受取』か『拒否』かの選択ですが、最初に述べた通り両面印刷になっているカードを3枚見えるように並べます。(最初は2枚が『受取』で1枚が『拒否』になるように)もし出されたカードを受け取ったら『受取』のカードを裏にして『拒否』にする。同様に拒否するなら『拒否』カードを裏返して『受取』にする。
ふふふ、そうです。もうお判りですね。
「じゃあ、このミルクあげますね。」
「えええ!ミルクは欲しいけど0は嫌~!拒否します~」
「ありがとう、じゃあ私がもらって5枚目♪」
「くぅ~!」
とか。
「このペットをあげよう」
「ええ~っ!4つ目になっちゃうので当然要りません。拒否します!」
「あはは、できないですよー笑」
「あああ!手元のカードが全部『受取』じゃないの!しまったあああ!」
…って言う感じです。
ちょっと「ごきぶりポーカー」に雰囲気が似てるかな。
でも、正直にしか言ってないのに疑心暗鬼の心理戦って凄いアイディアだと思いました。
カードが溜まってくる後半の緊迫感も醍醐味です。
今回のメンバーも大絶賛でした。
皆さん、女性プレイヤーをお迎えするなら絶対オススメですよ!