記憶すごろく
単独プレイヤーです。
階段最上段にいるオバケを、子供達がオバケに扮して驚かす!と言う何言ってるのか分からない設定。
最初に最上段に辿りついた人が一人勝ちというすごろく、ザ・すごろく。すごろくにしては割高感?作りは丁寧な仕事。単純ルールに言語依存はありませんので、小さな子からお年を召したかたまで大丈夫。システム的にソロプレイは難易度高いですが、協力プレイは必要ないので一人で多人数担当プレイ可能でなんとなくゲームの流れは掴めます。
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普通のすごろくと違い面白い所は、専用ダイスでプレイする点です。ダイスにはオバケ目が二つ入っており、オバケ目が出た場合任意の子供コマの上からオバケに扮するシーツを被せる事になります。数順で全員シーツ姿になり自分の担当するコマがどれか分からない状況に、この辺から面白味?が出てくるのが分かる。
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ダイス目の数だけ階段を登っていきますが、どのコマを動かすのが有効なのか記憶が頼りとなります。立体感あるマップ。右側の小さなマップは拡張を入れる時に使う。コマの進みは遅いですが、ゲームは短時間で決着します。
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団子型の子供コマ。角刈り子供コマの頭が磁石になっており、シーツの内部ネジにくっつくのでコマを動かしても簡単には取れないようになっています。中がみえてしまうとゲームにならないですしね。
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全員がシーツ姿の時にオバケ目が出ると、任意コマ二つの位置を入れ替える能力発動。拡張を入れている場合は、ビンを被せて動きを封じるイベントも同時に発生します。
ダイス目が小さく抑えられている事もあり、やたらと密になる気がする。入れ替えが入ると結構序盤で自分のコマを見失いがちで、考えるのも面倒になってしまう大人には向いていない。しかし単純ルールなのでハウスルールを組み込み易いと言う期待感があります。個人的にはまだ楽しむポイントが掴めていないこともありやや低めのレートですが、ボードゲームとしての完成度は良いバランスだと思いました。