7/10
最近、話題のクニツィア新作。いわゆる、ところてん式のオークションゲーム。
毎回、人数分のバナナが登場するので、手持ちのカードを使って、入札していく。ところてん式なので、一度、自分の入札したバナナよりも高値がつくと、また入札しなければならない。
ちなみに、3ラウンドもあるのに、カードがそんなにないのと、最終的に手持ちのカードの数字も勝利点となるので、無駄に使えないのが、なかなか痺れる。
さらにバナナもいくつか種類があり、1ラウンド目から得点できるバナナもあれば、3ラウンド目でないと得点にならないバナナもある。
このせいで、一度手に入れたバナナは、ラウンド終了時に得点計算されず、島に残り続けることもある。これによって、得点するバナナの数が減ったりもするが、中には黒バナナという腐ったマイナスのバナナもあり、島がバナナでいっぱいだと、とらなくてもよくなったりする(黒バナナは島が空いてたら強制で配置、しかも捨てられないので失点確定)。 ※黒バナナは島に置くスペースがなくても、持っているバナナを1枚捨てて、代わりに引き取らなければならないルールというのを公式にご確認した方にご指摘いただきましたm(_ _)m
他にも、バナナとセットでついてくるオウムもいて、こいつをとると、ラウンド終了時にオウムの色と同じ色のバナナを捨てなければいけなかったり、雷雲がやってきて、今までオークションだったのに急に同時だしして勝負しなければならなかったりと、ほどよくアクセントがあるのもいい。
クニツィアといえば、最近のライト層に人気がない(古参からすれば、嘘かと思うが、クニツィアだからやりたくないという層もいるという)とも言われ、たしかにちょっと時代からずれてるなという気もするが、久々にあの頃のゲームという感じで嬉しくなったゲーム。
クニツィア好きはもちろん、オークション好きなら、ぜひともプレイしてほしいゲーム。
2/24追記
ちなみにMAXの6人プレイで行うと、最終ラウンドでバナナが足りなくなるのですが、これに対する処理がルールブックにありません。
バナナは全部で85枚なのですが、6人プレイ15ラウンドなので、90枚めくる必要がありますが、5枚足りないのです。
これを1枚のみでオークションを行うのか、引き直すのかの処理がなく、どのような処理になるかでだいぶ変わるので、マニアの間でもGeekに問い合わせるなど、審議中のようです。
なので、人数は多い方がいいと思いますが、現状、MAX6人だと最後のゲーム展開が微妙になるので、5人でプレイするのがベストかなと思います。