星8
ボドゲ300種を所有するライトゲーマーの感想です。小学生2人と、計3人で遊びました。2024年1月
手札の「言葉」を使って大喜利を楽しむコミュニケーションゲームで、使う言葉が個々人の発想した言葉ではなく、カードによる選択式なのが最大の特長です。
プレイの流れは、お題カードの「空欄」にマッチすると思う「言葉」を親以外の全員が手札から選んで場に公開し、親に最優秀として選ばれると得点出来ます。得点がいち早く規定数に達したら優勝です。簡単!
(ほぼディクシットと同じルールです。点数の付け方など、少し違いがありますが。)
注意点として、オトナ向けのお題も多数見受けられました。事前に全カードをチェックすると自身のプレイが味気なくなってしまうので、それも善し悪しですね。
個人的な好みになるのですが、大喜利は面白くプレゼンする方がより楽しくなると思っています。このゲームの良い部分でもあり、物足りない部分でもある「カードを選んで出すだけ」というところで場を盛り上げるために、ハウスルールの適用を提案したく思います。(苦手な人もいらっしゃるのでプレイ前に適用するか要確認。)
まず、言葉カードはひとりずつ順番にオープンして思いおもいにプレゼンします。例えばシチュエーションを話し、その後、効果的なタイミングで言葉カードを公開しながらお題と共に読み上げる。全員発表したら更にブレストしたり感想を述べ合ったりしながら、最終到達点に最も寄与した言葉カードの持ち主に勝利点を与えます。(実際には、もう楽しくなっちゃうので採点なんて必要ないんですが。)
⚫︎良い点
ルールも、プレイ自体も簡単に大喜利が楽しめる。
カードが大量!たくさん遊べる!
⚫︎気になる点
公式ルールだとクールで物足りない。是非、上記のハウスルールで遊びましょう!
カードの文字面のデザインが寂しい。しかも字が小さいので視認性が低い。
⚫︎悪い点
オトナ向けのお題や言葉カードが混入しているので子供と一緒にプレイする時に扱いづらいです。ゲームデザインによる対処法の好例を挙げると、別ゲームの「ミリオンヒットメーカー」は、特定のカードに色付けしてすぐに抜き出せるようになっています。