「あと1回、やっぱりもう1回だけ・・あかーん!」が響きわたる軽量級ダイスロールゲーム
やめときゃいいのにやめられない、人間の性(さが)に幾度も直面します。
/post_image_4dbd245c-f6d8-4254-b434-919abf056967.png)
当時どうしても手に入らなくて自作したゲームボード。その後、無事製品版が手に入りました。
4つのサイコロを2つの組に分け、サイコロの和のレーンを一つずつ進みます。確率的に7、6,8が出やすくて、2(1と1)や12(6と6)ははめったに出ません。仮に「7」「6」「8」を進むとして、4つのサイコロを振り、2つのサイコロの和が「7」「6」「8」 になる組み合わせがあれば、1マス(組み合わせによっては2マス)進めます。そしてもう一度振るか、ビバーク(テントを張って拠点をつくる)するか選べます。もう一度振っても、「7」「6」「8」 になる組み合わせが作れなければ、バーストして最初の地点かビバーク地点まで戻されます。先に登頂(上記のボードなら赤の数字に到達)するとルート制覇で、登りかけていても他のプレーヤーは別のルートの登り直しを余儀なくされます。先に3本のルートを登りきったプレーヤーの勝利です。
出やすい目であれば登る距離が長く、出にくい目だとすぐに登れる距離なのがうまく出来ています。そもそも登るルートもサイコロの和で決まるので、あとはいつ振るのを辞めるか、これが唯一にて最大のポイントになります。いったんビバークして手番を確定させれば良いものを、ついつい繰り返し振ってしまうのが、このゲームの怖いところ。「もうちょっとだけ…」が止まらずにバーストすることが何回もあります。逆に慎重にビバークを繰り返すと、先に頂上を取られることがあって、消極的な山行もときには裏目にでたりして。出目の確率を勘案し、慎重かつ大胆なダイスロールが求められます。
サイコロの目が出やすいルートが次々に登頂されていくなか、条件の悪い「3」「11」「12」ルートでいったいどこまで粘るのか…、息子はあと1つで「5」を登り終えてしまうし…、もう一回だけ振ってみて…、あかーん!頭を抱える父のそばで、サイコロを振る手の汗が止まらなかった息子の笑い声が響きわたる。
ルールもとても簡単で、わいわい集まってやるにもぴったりです。その上、あっという間にヒリヒリできる、よくできたゲームです。軽めなので、息子と私の評価は同じ星7です。
どうでもいい近況
ここまで20作ほどのレビューを書いてきましたが、ここにきて一気に執筆のペースが落ちています。理由は明白で、新作を一向に開封できないため、書くネタがないのです。
毎月2~3作購入していましたが、よく考えると月に1作ぐらいしか新しい作品に取り組めないんですよね。息子は慣れ親しんだボードゲームを繰り返し遊びたがります。何するって聞いても、「フォレストシャッフル」「チャレンジャーズ!」「モノポリー」ばかりで、たまに「カタン」。私も、味がなくなるまでガムを噛みたい貧乏性なので気持ちはわかる。1~2回ではわからない面白さもありますし、徐々に上達していったり、新たな戦略を見出して相手を上回るのも楽しい。なお、妻は「新しいのを覚えるの面倒」といってそもそも相手をしてくれません。そんなことより早くお風呂入って!歯磨いた?!
そもそも平日は夜に1回できればいいほう。週末も、遠出や買い物、サッカーもキャッチボールもやるし(家でばかり遊んでいると妻に追い出されます)、お友達も遊びにくるし 、テレビも見たかろうし。土日で多くてせいぜい2~3プレイでしょうか。
こんな中でいったいいつ新作を開ければよいのか。そうこうするうちに、きちんとスリーブだけかけたゲームが部屋の端にうず高く積もり、すでにその数8つ。これだけ積むと、面白そうなゲームを見つけてもなかなかショッピングカートに入れる気にならない。今買ってもいつできるやら。「ファラウェイ」「スカイチーム」、面白そうやなぁ…。(※2025/1/15追記 衝動買いで、「ファラウェイ」買ってしまいました。あらがえないボドゲ欲。)
みなさん、よくこれだけ次々に新しいゲームで遊べるなと驚きを隠せません。楽しげなレビューを読んで、我が家で遊んでいる風景を妄想しつつ、これからもちょこちょこ遊んでいきたいと思います。