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1842年にイギリスで考案され流行したらしいボードゲームです。史上はじめて六角形のマス(ヘクス)を使用したボードゲームとされています。
リング状に色分けされた六角形のボード(1辺6ヘクス)の外周に7つずつのポーンを配置します。うち1体ずつが「クィーン」で他は「ガード」です。手番プレイヤーは、自分のコマの1つを一歩、内側か横に向かって動かします。
これによって相手のガードを自分の2つのコマで挟むことができると、挟まれたプレイヤーは次の手番でそのガードを外周にもどさなくてはいけません。ただし「クィーン」をはさんだ場合、相手は自分のクィーンを好きな場所に移動させることができます。ボードの中央にクィーンを置き、その周囲を自分のガードで固めたプレイヤーが勝利します。
このゲームは両者がうまくプレイするといつまでも決着がつかなかったり、おおむね勝負がついてからもだらだら続けなければならなかったりする欠点があり、現在ではあまり遊ばれていません。Kanare_Abstract版(2022年)では、この欠点をカバーしたヴァリアントルールが付属しています。
※英語ルールは付属していません English rules not included