カタン基本版をプレーしたことがあって、ルールも理解していることを前提に、基本版から追加になったルールや違う点を中心に書きます。
1)船について
・羊毛1枚+木材1枚で船を建造することができる。
・配置出来る場所は、海タイルか地形タイルで海に接している辺(以下海岸とする)のみ。
・海岸には船か街道のどちらしか置けない。
・船と街道はつなげる事はできない。
・海岸に開拓地を置くと、街道の代わりに船を置くことができる。
・船をつなげた先の海岸(または他の島)に基本版と同じルールに従って開拓地を設置できる。開拓地と開拓地が舟コマでつなっがったものを完成航路と言います。
・航路が完成していない時は、航路の先頭にある船を1つだけ他の場所に移動させることができる。
・発展カードで「街道建設」を使う場合は、街道を2本のうち全部又は1つを船に変更することができる。
・船と街道を合わせて、合計が5こ以上でかつ一番長いプレーヤーが「最長交易路」のボーナスカードを受け取る。
2)海賊について
・海賊のみが登場するシナリオの場合は、基本版の盗賊と同じ効果が発生するが、移動できる先は海タイルのみ。
・海賊がおかれて海タイルでは、船の配置も移動もできない。
・盗賊と海賊の両方が出現するシナリオでダイズの7が出た場合、盗賊か海賊のどちらかを移動させる。また盗賊は海タイルへは移動できないが、他の島の地形タイルへは移動できる。
・発展カードの騎士カードがプレイされた場合も同様。
3)「砂金川」の地形タイルの追加
・「砂金川タイル」からは、配置された数字カードと同じダイズの目が出た場合、好きな資源カードを1枚受け取る。都市であれば、2枚(別々の資源カードでも良い)受け取る。
4)勝利ポイント
・シナリオによって違っているが、10〜14ポイント。シナリオによっては、ポイントに追加して条件があるシナリオもある。
5)タイルの初期配置など
・基本版と異なり、シナリオ(全部で9つ)によってタイルの初期配置と数字チップは決まっている。
・シナリオによって、3人用と4人用で初期のタイル配置は異なっている。
・港チップを配置するのをお忘れなく。
・シナリオによって得点になったり、交易品になったりするカタンチップを使う場合があります。
以上が、基本版との違いです。これだけ知っていれば、すぐにでもプレーが始めることできると思います。