ワーカーが増えないタイプのワーカープレイスメント、やることが非常にシンプルなので初回のインスト込みでも90分以内には終わると思います。
自慢の温泉旅館をみんなで作って点数を稼ごう、でも別に温泉にしなくても何も問題は無いよ。
大雑把に言えばこんな雰囲気のゲームです。
手札として助っ人というカードを保持でき、これを使って材料の仕入れを行ったり固有の能力を使ったりできます。
盤面はこんな感じになります。
全7ラウンド、ラウンドの流れは以下のような感じ
- 助っ人カードを1枚ドロー
- 助っ人カードを使っての資材の仕入れ
- ワーカーを使ってのアクション(ワーカーは3人)
- 自分の旅館から出るボーナス獲得 + ( 卵があれば鶏の孵化 or 鶏がいれば卵産み )
- 従業員にお賃金お渡し、食材による現物支給も可能。払えないと罰符ゲット
- アクションエリアの追加(ラウンド表示カードが裏返ってアクションエリアになる)
資材増やして自分の旅館を拡張するとお金なり資材が増えていくようになるので、拡大再生産してる感じもちゃんと味わえていい感じです。
基本的に旅館を拡張するには資材がいるので、自分の建てたい部屋に応じた資材を集めることになります。遊技場だったら人(助っ人カード)、菜園だったら野菜、生簀だったら魚、岩風呂だったら石材、ヒノキ風呂だったら木材って感じですね。
一部のタイルでは12面ダイスを振ることになっており、そのダイス結果に応じて得られる資材の数が増えます。結果が悪いなーと感じればダイスの振り直しもできますが、適用されるのは最新のダイス目です。降り直しは2回まで出来ます。
ダイス結果が13だと最大値の物が貰えます。12面なのに13出るのかよって話ですが、手札の助っ人カードを山札の下に戻すとダイス結果を+1できます。これは複数人まとめて使うこともできるので、手札のカードがあれば13とかもちゃんと狙えるって塩梅です。
助っ人カードは一部アクションエリアを踏むと使用でき、単発効果だったり継続効果だったりと色んなメリットを付与してくれます。更に助っ人ごとに点数が設定されているので得点行動にもなります。
助っ人の種類が結構面白くて、あぁ旅館経営だ…って感じの人が多いです
大工、三助、板前、落語家、芸者などなど、強弱も結構ある感じでした。
得点要素は以下の通りです
- 旅館のタイルごとに決まっている基礎点
- 自分の場に残っている助っ人の点数(手札にいるだけではなく盤面に出ているもの)
- 鶏3匹ごとに10点
- 1金がそのまま1点
- 全体目標と個人目標のボーナス
- 従業員にお賃金支払っていない人の罰符
こんな感じで7ラウンド、全21アクションでゲーム終了です。
初回プレイだったので若干ルール間違ってる箇所もあったりして、気づいた時点で修正してる箇所もありましたがルールは覚えやすいです。
4名でプレイして
- 菜園が4区画ある旅館
- 遊技場が3区画ある旅館
- 生簀が3区画ある旅館
- 岩風呂、日本庭園、ヒノキ風呂などがあるちゃんとした旅館
という感じでみんな結構ばらばらな物建ててるのが面白かったです。
ちゃんとした旅館以外の最終的な絵面は『スーパー銭湯』『釣り堀にたまたま温泉が湧いた』『畑の中に温泉作ってる』みたいな感じで感想戦も割といい感じに盛り上がれます。
最終的に出来上がった私の釣り堀旅館の図
次回は拡張入れてプレイしてみようと思います。