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【概要】
このゲームは、監獄島「アルカトラズ」で実際に起こった脱獄事件を題材にした、2対2の協力対戦デッキ構築型ボードゲームです。
味方同士で協力し、相手勢力の行動を妨害しながら、監獄島「アルカトラズ」からの脱出を目指せ!
【ストーリー】
- 監獄島「アルカトラズ」
凶悪犯のモリスは、ある夜、囚われた牢獄からの脱出を計画した。
しかし、その牢獄は"脱出不可能"と言われた監獄島「アルカトラズ」だった。
これは、サンフランシスコ沖に浮かぶアルカトラズ刑務所から奇跡の脱出を果たしたフランク・モリスの実話に基づいた脱出劇。
【ゲームシステム】
脱獄できるのはたったの二人。
味方どうしで助け合い、敵同士は欺き合い、監獄塔にあるあらゆるものを使いこなし、先に穴を掘って脱獄をしたものが勝利となります。
それぞれ穴山札と呼ばれる山札を30枚・30枚・30枚と各チーム三つづつ作ります。
その穴山札をカードの効果でカードを引き(穴を掘っていき)、中に1枚だけ入っている「脱出カード」を引いたチームが勝利となります。
「脱出カード」は準備の段階で、お互い見えない状態で、互いの穴山札に脱出カードを仕込みシャッフルするため、
相手チームは3つのうちのどれかに入っていることを把握しているためブラフが発生したり、シャッフルされているので突然脱獄カードが出てきたりと、運の要素がゲームを盛り上げます。
ゲームの流れは、シンプルでドミニオン のように、毎ターン、各プレイヤー カードを1枚場に出し効果を実行(アクション)・カードの購入をすることができます。
カードの効果によって、アクション数を増やしたり山札からカードを引いたり、コンボをさせていくのが大事になってきます。
このゲーム特有のポイントとしてあるのは以下の要素です
1.仲間との連携が非常に大事なデッキ構築
このゲーム特有の2vs2という特徴を活かした、仲間のカードに干渉するカードや敵チームに干渉するカードがあったりし、仲間との連携が非常に大事になってきます。
2.看守をつかって相手を妨害!
相手へ妨害するカードの一つとして、「看守カード」と呼ばれるものがあり、
カードの効果で、任意の相手の穴山札の前に「看守カード」を置くことができます。
「看守カード」がおかれると、その穴山札を引く際に、「看守カード」を引きデッキに加えなくてはなりません。
「看守カード」は何の効果もないカードなため、引きすぎるとデッキが回らなくなるお邪魔要素です。
しかし、あまり露骨に「看守カード」を置くと「脱出カード」の存在がバレてしまうため、ブラフも非常に大事になってきます。
3.カードの購入は3枚のうちどれか1枚、自分が受け取るか相手が受け取るか…購入の戦略が大事
このゲームは、カードを購入する際、「食堂」・「広場」・「医務室」・「看守長室」のうちのどれかを選択して
対応する山札の上から3枚カードを引き、1枚を獲得します。
それに加え、カードの獲得は、購入者とは別に味方に譲ることもできるため、
購入したカードによって、自分が受け取るか、味方が受け取るか戦略の一つとなっています。
そして、「食堂」・「広場」・「医務室」・「看守長室」はそれぞれ購入コストが異なり、「看守長室」が強く、「食堂」が弱いカードが手に入る構成になっています。
そのため、ゲームの終盤では、序盤で考えられなかった協力な効果で一発逆転が発生します。
4.Alcatrazの脱獄をサポートしてくれる強力な仲間。…しかし、奴らは極悪囚人なためお金に弱い…。
Alcatrazにはプレイヤーの他に5名仲間となりうる人が存在します。
彼らは、お金に弱いため一定金額を支払うことで常時強力な効果を発動することができ、脱獄に大きく手助けをしてくれます。
しかし、彼らは決して良い人ではなく、あくまでも悪人であるため、相手チームが倍の金額で提示すれば、相手チームに寝返ってしまいます。
なので、いつ寝返られるかわからないハラハラ感と、仲間にしたときの頼もしさ両方がゲーム内で入り乱れ、バトルを白熱にさせます。
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