自分の手札を確認できない。一風変わったトリックテイキングゲーム
※以下、トリックテイキングをプレイしたことがある方向けの説明になります。
切り札あり。マストフォロー型のトリックテイキング。このゲームの最も特徴的な点は「相手の手札が全て見えた状態でゲームが進行し、自分の手札にあるカードの数字は一切確認できない」ところです。
上記のルールにより、このゲームは相手に手札の表面(数字が記載された面)を見せ、自分は裏面を見る状態でゲームが始まります。花火というゲームをプレイされたことがある方はあのゲームの状態を想像して下さい。
このゲームの目的は自分が始めに配られた手札で何トリック取れるかを予想し、的中させること。とは言っても「自分のカードに描かれている数字がわからないことには予想の仕様がないじゃないか」と思った方。ご安心を。ゲームのルールに以下の点が加わることで他のトリックテイキングゲームでは味わえない、パズルを解くような感覚でゲームを楽しめます。
・カードの色は表面と裏面両方に描かれているため、自分が何色を何枚所持しているかがわかる。
・自分の手札は全色、他のプレイヤーにより左から小さい順に並べられているため、カードの全体枚数から相手が持っているカードを除くことで自分が持っている数字がだいたい認識できる。(ゲーム開始時にカードがランダムに数枚除外されているため、自身の手札を全て把握することはできません)
どうでしょうか。トリックテイキング好きなら上記を聞いただけでやってみたくてソワソワするはず。トリックテイキング好きもそうでない方にも一度はプレイしていただきたい。一風変わった良ゲーです。