手堅く面白いゲームを作る、名古屋の新星フダコマゲームズの新作ワードゲーム。ホメ過ぎか! まあテストプレイ参加者だからね……と言う訳で話半分にお読み下さい。
このゲーム、テストプレイで持ち込まれた最初の時点でもう買うって決めてたんですよ。大体そういうゲームは面白いです。ほぼモックの時点から微調整くらいで殆ど初期から大幅なルールの変更はしていなかったはずです。つまり、面白い。身内感がすごいけどこんなおもしろゲーム買わない訳がないのだ。
ルール的にはお題5つのうち正解が一個あって、これを当てさせるためのヒントを出題側が協力して考えるよくあるお題当てゲームなのですが、一人オジャマキャラ担当者がいて(この辺が正体隠匿)意味のわからない変な言葉になるように操作したり、間違った回答へ誘導したりする役割を担っています。また、たまにドストレートに正解に辿り着いてしまう綺麗な言葉が出来てしまった場合に、それを排除することも出来ます(5,6人プレイの場合)。この、ヒントを一文字筒回し書きするというというシステムがとんだカオスを生み出し爆笑を誘うといった次第です。何せ、オジャマじゃなくても前のプレイヤーが書いた一文字から、その意図を読み取れるとは限らないからです。その結果がこれだよ!
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ココイチってなんだよ!!!!
大体こういう感じにめちゃくちゃな単語が生成されます。綺麗な単語で答えてもらうなんて幻想なんや……。
答えを当てた後に、どういう意図でこの単語を置いたのか、という話をするのも楽しいので、盛り上がること間違いなし! うまいこと言えなくても勝手に楽しくなるタイプのゲームです。ただ、惜しむらくは、どうしても長考してしまうプレイヤーが一人出るとゲームが長引く傾向にあります。うまいこと言えなくても割り切る! というプレイヤーばかりではないので、そういう点ではフィラーに使うのはちょっと無理。