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ライオンズ・オブ・リュディア
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  • 2~4人
  • 30~60分
  • 14歳~
  • 2020年~

ライオンズ・オブ・リュディア

メーカー・卸元:ケンビル

日本語マニュアル付き
場のカードは早いもの勝ち!でも資源を上限まで貯めるとボーナス! シンプルルールで悩ましい中量級+8種類のミニ拡張も収録!

 古代に実在した王国・リディアを舞台にした中量級ゲームです。

 手番には自分の布袋から商人駒1個をドロー。

 メインボードへと配置し、資源の獲得やカードの購入を行います。

 ボードから商人駒1個を回収し、布袋に入れたら手番終了。

 早いもの勝ちのカードでエンジンを構築したいところですが、資源を上限まで貯めるとボーナスがあるため、タイミングが悩ましい。

 布袋内の4個の商人駒の色の比率が鍵を握る、にらみ合いが楽しいバッグビルド&エンジンビルドです。

 組み合わせて遊べる8種のミニ拡張も収録。最高の組み合わせを探してみてくださいね!

世界観/フレーバー/アートワーク

レビュー 1件

レビュー
177名が参考
3ヶ月前

二人プレイ時の感想を書きます。

ケンビルさんより販売のものは輸入品なので箱など全て英語表記となっていますが、完全日本語版ルールブックが付属しており、コンポーネントにテキストが全くないため何ら問題なく遊べました。

プレイヤーはLydiaと呼ばれた古代国家の名士となり、メインボードで取引しながら資材を蓄え、勝利点となるカードを買って繁栄を目指します。

システム的にはワーカープレイスメントで、4色の『門エリア』か1つの『噴水エリア』に各自の布袋に入ったワーカーをひとつ引いて置くだけ。

門エリアでは資材が集まり、噴水エリアではカードを買ったり発展させるアクションが行えます。

最初は4色の資材を物々交換するようなイメージで取引が行われますが、次第に金色の商人コマが現れ、本作のテーマとなる『硬貨』の概念がもたらされます。

Lydiaは歴史上初めて硬貨が使用された地のようで、獅子のレリーフがついた硬貨(Lions of Lydia)が取引の価値観を変えていく…みたいなテーマ性も強く感じられます。これがゲーム内に上手く織り込まれていて、イメージ再現が秀逸です。


ゲームは資材をたくさん集めてボーナスを得る必要がありますが、それらを一気に消費してコインを得るアクションも重要になるなど、リソースマネジメントの悩ましさがあります。

カードは勝利点となるほか、『この色のコマをこの色のエリアに置くと追加の資材やコインを得る』といった能力があり、増えるほど1アクションが強化されるエンジンビルドの仕組みも。

そして布袋に入った4個のワーカーは、1つ置いた手番の最後に噴水エリアから1つを戻すアクションがあります。カードの効果で強い能力を発揮するコマの色がはっきりしてくるため、袋の中に入っていて欲しい色を集めていくバッグビルドの要素も現れます。

主な得点ソースはカードからとなりますが、場にあるカードは補充されないため完全な早い者勝ち。リソース管理に時間をかけたいのに、欲しいカードはいち早く取らねばというジレンマが常にプレイヤーを焦らします。

終了フラグは、買ったカードと同じ額を払って、より強い能力と勝利点が書かれた裏面にする『発展』を誰かが一定数実行した時点となります。これがまた悩ましく、フラグを立てたプレイヤーのみが手持ちのコインも勝利点にできる恩恵がありますが、他のプレイヤーはもう一手番行って、価値がなくなる前にコインを使いまくって勝利点を伸ばせます。

フラグを立てるのにコインを使うのでコインが勝利点になる恩恵を受けにくかったり、そもそもこのまま終わらせても勝てるのかというジレンマが終盤常にあり、誰が終了フラグを立てるのかという睨み合いに緊張感があって楽しいです。

これが二人なら45分ほどで終わる、さんざん悩んだ割に終わってみたらライトなボリュームの中量級といった印象。というかこれだけの要素を散りばめていながら恐ろしく遊びやすく、即座にもう1ゲームやりたくなってしまうような魅力があります。

更にモジュール式のミニ拡張が8種類(!)あり、ちょっとしたスパイスと更なるジレンマを加えることが出来ます。だいたい1〜4種類入れてゲーム感を変える楽しみがあるので、リプレイ性も非常に良好です。


コンポーネントは、厚いメインボードと個人ボードの他、カードはハーフサイズながらエンボス加工、プリントの入った木製資材カウンターコマも丁寧な作りで嬉しいです。

それと買う前は紙製だと思っていたコインも木製で、全面プリント仕様という高級感。主役となるコインをカチャカチャジャラジャラと扱うのが楽しく、手触りの面でも全体的に質感の良い仕上がりとなっています。


流行りの要素をシンプルに取り入れつつ、プレイ時間も感覚もライトで手を出しやすい。より多くの人に遊んでもらえるよう工夫が凝らされた名作と思います。

日本語版が無いので敬遠されている方も、ケンビルさんの輸入品なら全く問題なく遊べるので、この機会に一度遊んでみてはいかがでしょうか。

またもう少し詳しいメカニクスが知りたい方は、ケンビルさんの公式HPにて細かいルールや魅力をウィットに富んだ文章と写真で解説するページもありますので、是非とも読んでみて下さい。読むだけで楽しくめちゃくちゃ欲しくなる良質なレビューが掲載されています。

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winterkoninkske
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