ラマ パーティーエディション

AMIGO社の４０周年記念として発売された作品です。基本ルールは通常版のLAMAと同じです。パーティエディションの特殊ルール部分にだけ下線を引きました。

＜勝利条件＞
いずれかのプレイヤの失点が４０を超えた時点で、最も失点の少ないプレイヤの勝利

＜ゲームの準備＞
①全てのカードをよく混ぜて山札を作る。
②各プレイヤに６枚ずつ配る。

＜ゲームの流れ＞
スタートプレイヤから時計回りに以下の３種類から１つの行動を行う。
①場にカードを１枚出す。
②山札からカードを１枚引く。
③パスして以降の手番を放棄する。

＜①場にカードを１枚出す＞
・場に出ている数字と同じか１つ大きいカードのみプレイできる。
・LAMAカードは６より大きく１より小さい。
・プラスカードを出した場合は、直後に自分の手番をもう１度行う。
・ピンクラマカードは場の数字にかかわらず出せる。（ピンクラマの次はラマか１を出せる）

＜②山札からカードを１枚引く＞
・山札からカードを１枚引いて手札に加えます。引くだけで場には出せません。

＜③パスして以降の手番を放棄する＞
・カードを引くことで失点を増やしたくない場合にパスをします。現在の手札がそのまま失点になります。

＜ラウンド終了条件＞
①誰かが全ての手札を出し切った。
②全てのプレイヤがパスした。

＜失点計算＞
①数字札はその数字がそのまま失点となる。
②ラマは１０点の失点となる。
③ピンクラマは２０点の失点となる。

＜失点チップ＞
白は１点、黒は１０点、ピンクは２０点です。いつでも両替可能です。
ラウンド終了時に全てのカードを出し切ったプレイヤは手持ちの失点チップを１枚ストックに返す事ができます。

通常のラマと比べ、連続手番が発生するカード、オールマイティーのピンクラマが増えたことで比較的早く１ラウンドが終わり全体的にマイナス点が多くなりやすい。しかし１枚２０点の駒が出来たことで一発逆転もありえるという、まさにパーティーゲームになっています。

ラマ通常版と比べて、変更した点は以下の通り

・連続出番が出来るカードが追加された。

・いつでも出せるが手札に残すと-20点となる「ピンクラマ」カードが追加された。

これらの追加により、いつ終わるか更に分からなくなった。また、良くも悪くも大味な試合展開が増えた気がする。

通常版ラマをより、パーティゲームに寄せた感じ。

個人的は、こちらの方が好み。

評価3/5

ちょっと待って…こんなに３が出たらあとの数字どうなるの…

ラマパーティエディションはピンクの唯一無二のラマを迎えました。
このかわいこちゃんはオールマイティ！！どのカードの上にも置けるのです。
しかしこの子は手元に残せばマイナス２０ポイント。
通常のラマの２倍のマイナス点を食らいます。
まぁオールマイティなので、手元に残るということはほぼ無いように思いますが。

そしてもうひとつパーティエディションならではのカードが「+カード」
こちらは扱いとしては数字のカードと同じなのだが、もう一手番なにかできるよ♪というカード。
…なのだが、この扱いがなかなか難しい。
手札にもう出せるカードが無ければ、もう一手番♪は「カードを引く」になることが多い。
そりゃ＋カードを出して、もう一手番で最後のカードを出して「上がり♪」となれば爽快でしょう。

しかしそうは問屋が卸さない。
今なら＋カードを場に出せる、だが次の一手はカードを引くしかないとなって、わなわなと震えながらもう１枚手札を増やすのだ。

うーんスリル満点☆

最後の特別ルールは「ピンクトークン」
こちらは1枚で20点分となり、大逆転で勝つ光を見せてくれる。
そのピンクについつい儚い夢を乗せてしまうのだ。

今回も小中学生を含む家族４人でプレイ。
お風呂の時間も迫っていて、今回は４ラウンド制（本当は誰かがマイナス４０ポイント取るまで）

第３ラウンドまで来て、パパと小学生がわざとマイナスを取り、それぞれ黒（10点）とピンク（20点）を１枚ずつ手元に置いて第４ラウンドスタート。

あえてピンクにまとめて逆転を狙ってきた我が子、なかなかのボードゲームエリートに育ってるわ（笑）

ただスタート直後に連続で皆から吐き出される「３」
待って待って、こんなに３ばかり出たら、２の後が出せなくなるじゃない…

みんな一気にパーティモードから真剣モードへ。
あまりの緊張感にママは「今じゃない」タイミングでピンクラマを出して内心「間違った…間違った…」を連呼。

せっかくまとめてきたトークンをあっさりと諦めてパパが戦線離脱、その次に中学生、ママ、最後に小学生も儚い夢（手札0でピンクトークンを捨てて逆転勝利）を散らせゲーム終了。

うーん、逆転の夢があるっていいなぁ！スリルもある良いゲームです♪

その後「カイジ」の映画を見ていた小学生。
一発逆転はきっとあるよ！！！

《L.A.M.A PARTY EDITION》凸凹ママのカード系ボードゲームこれおすすめです！！　ゆっくり音声と字幕付き動画でカードゲームをおすすめします♪
https://youtu.be/b_osyx0A61Q

1～6、ラマのカードが各7枚。1～6のプラスカードとピンクラマが各1枚の計56枚はラマと変わらず。
ルールは、ほとんど一緒だがプラスカードは出せたら追加手番なので残り手札が2～3枚でも出し切りもあり得るので、結構警戒しないと手札がたくさん残ってしまいます。
ピンクラマは、どのカードにも重ねられるが、残るとマイナス20点。チップも1点、10点、20点の3種類になり両替できるので、一気に20点が返却できるようになり、より逆転しやすくなりました。
4人で遊んで4～5ラウンドで15分程やしめちゃテンポ良く楽しめました。
最後は一気に30点ぐらい失点されて、ゲーム終わったぁ。引くかおりるかの判断の大切はラマと変わらずでしたね。

プラスカードがテンポ良いのとピンクラマでいきなりラマタイムが始まったりやらと、パーティー感が強くて、15分前後のゲームでオススメです。