前作デッドオブウインターの「拡張」と紹介されることが多いですが、実際のところ別ストーリーという感じで「単体」で遊ぶことができます。
砦は「刑務所」となり、盗賊がいたりするあたりは海外ドラマ「ウォーキング・デッド」にかなり影響されていると思います。
今回新しく導入されたのは「実験体」と「盗賊」というストーリー形式の「砦の使命」です。通常はゲームを通して一つの条件(例えば、ゾンビを○体倒す)をクリアすればOKなのですが、「ラクソン製薬」と「盗賊」においてはシナリオ1,2,3と3つのパートに分かれてそれぞれクリアしなければ先に進めません。より映画的な展開がゲーム上で再現されます。(前作同様に一つの条件の使命もあります)
実験体を登場する「ラクソン製薬」という施設では「転送砲」「携帯バリア」など完全な未来SFなアイテムも登場しますので、ここらへんは好みが別れるかもしれません。だけど「コレ使って、こうしてからこうして」という戦略を練りながら行動することが増えたように思えます。
ストーリー形式だけに使命が達成できなかったときの悔しさは倍増します。これまで以上に「密命カード(個人の勝利条件)」を忘れたまま、プレイしてしまうほどのめり込んでしまいます。