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「Gipfプロジェクト」の7作目。テーマは「ネットワーク」。もともとGipfプロジェクトは6作品で完結していましたが、そのすべてを統合するものとして登場しました。
ゲームの開始時は共通である色を宣言することで、自分だけがその色のコマを動かすことができるようになります。有利に使えそうな色を見極めることが必要です。
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2人用アブストラクトゲームの傑作シリーズとして名高いギプフプロジェクト(GIPF project)、そこに10年ぶりに加わったのがこのリンク(LYNGK)です。
ゲームの概要
このゲームには5色+ジョーカー1色のコマがあります。手番ではコマまたはスタック(2個以上コマが重なったもの)を動かして他のコマ/スタックに重ねていき、5色かつ5コマのスタックを作ることを目指します。
スタックは一番上にあるコマの色がそのスタックの色になります。
そしてゲームの目的ですが、ゲーム終了(これ以上コマ/スタックが動かせない)までに「自分の色」のスタックをより多く作ることです。
ゲームの特徴
何色もある中でどれが「自分の色」なのか。それがこのゲームの大きなポイントです。
実はこのゲーム、スタート時点で自分の色はありません(全て中立色)。ゲームの途中で自分の色にすると宣言(主張)した時点から自分の色になります。
各プレイヤーはゲームのどの時点でも自分の手番開始時に自色を宣言(主張)できます(1手番で1色まで、ゲーム中に各プレイヤー2色まで)。
中立色のコマは両プレイヤーとも動かせるのですが、自分の色にすると相手は動かせなくなる上、移動ルールが少し変わってより自由に動けるようになります。
このため、お互いの思惑を秘めながら中立色を移動させつつ「この色なら勝てる!」と思ったタイミングで自分の色を宣言するわけですね。この駆け引きがシビれます!
また、自分の色に限り「移動させようとしているコマと同色のコマの間に他色のコマがなければ繋がっている(リンクしている)とみなしてその上を一気に移動できる」という移動ルールがあり、これが強力かつトリッキーな動きを可能にするため、妙手を考える楽しさがあります。
コンポーネントはこのシリーズの他作品と同じく高級感のあるコマで、カチッと綺麗に段積みできるのも気持ち良いですね。
アブストラクト好きならぜひやってみてもらいたいゲームです。