「えーと、これとこれは同じだよね」
「おしい。こっちはシンニョウの点が1つだけど、こっちは2つだから」
「これとこれは同じだよね?」
「こっちは『自ワハ口』、こっちは『自ウハ口』。違うんだこれ」
「え、じゃあその『自ワハ口』ってこっちの方になかったっけ?」
「多分そっちにあったのはシンニョウの点が2つの奴だと思うよ。これは1つね」
と、神経衰弱らしからぬセリフが飛び交います。
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メーカー:アークライト
なんとも斬新。ワタナベさんに詳しくなれるボードゲームです。
「渡」とかかれた赤いカードをめくると、「なべ」が現れます。その「なべ」はなんと24種類。何が違うのか凝視しないと分からないレベルの「なべ」を使って神経衰弱をしていきます。
どうやら慣れてくると一瞬で違いに気付くようですが初見同士でプレイすると、Aさん「これ一緒?」 Bさん「あー、一緒じゃないかな」 Cさん「うーん、同じだね。」 Dさん「…あ、ここに点が無いよ」 一同「…本当だ…違うじゃん…」 と、こんな感じで間違い探しが始まります。
あくまで神経衰弱。ペアにならなかったら2枚とも表面の「渡」に戻します。ちなみに一般的に使われているのは「辺」「邉」「邊」のようですが、旧字体にこだわって使っている家系(祖先)がどうやら多いそうです。学校の先生や、戸籍係の方の気持ちを味わうことが出来そうです。
ちなみに本作品には遊び方が計4種類収録されています。1つで4つも楽しめるお得なボードゲームとなっています。
「えーと、これとこれは同じだよね」
「おしい。こっちはシンニョウの点が1つだけど、こっちは2つだから」
「これとこれは同じだよね?」
「こっちは『自ワハ口』、こっちは『自ウハ口』。違うんだこれ」
「え、じゃあその『自ワハ口』ってこっちの方になかったっけ?」
「多分そっちにあったのはシンニョウの点が2つの奴だと思うよ。これは1つね」
と、神経衰弱らしからぬセリフが飛び交います。
バカゲーofバカゲーofバカゲーof the year 2016。
渡邉の"邉"の部分、実は24種類もあるんですって。
つまり、24種類の"邉"からペアを見つけ出す神経衰弱なのですが、難易度高すぎで、本当に神経が衰弱します。
「何枚とったら勝ち」で始めたはずが、「一組でも見つけられたら勝ち」へ、それでも見つからないので、「みんなで一緒にペアを探そう」ってなるくらい難しいです。
延々と続く"邊"地獄の中で、一筋の光明 "辺" !思わずみんなが「おおー!」と歓声を上げます。(一枚めくっただけで、揃ったわけでもないのに。)
ワタナベさんにプレゼントして、自分の"ナベ"を探してもらえばいいんじゃないっすか?(適当
箱・説明書のどこにも書いていませんが、実は協力ゲーの神経衰弱です。
表面は「渡」。裏面は様々な「なべ」の漢字。
これで神経衰弱をしちゃうという誰でもわかる簡単なルールです。
このゲームを始めるまではみんなそう思っていたことでしょう。。。
しかし、ゲームをはじめて10周ぐらい手番が進むと、
このゲームに込められた真の目的に気がつきます。
あまりに多すぎる「なべ」
あまりにも見分けのつきにくい「なべ」
覚えることすら困難な状況に陥り、「いったいこのゲーム終わるのか?」と疑心暗鬼になり、
最後には「協力しないとこのゲーム終わらない」という真実にたどり着きます。
神経衰弱苦手な私にはかなり無理ゲーでした。だいぶ笑えましたけど
脳が溶けます。
時々ネタとしてプレイするのですが、初めてプレイする人たちはもれなく発狂します。
序盤は見分けがつかず、なんだこのクソゲー!と叫ばれますが、後半になると慣れます。
プレイ後は皆真っ白に燃え尽き、二度とやりたくないと口をそろえて言いますが、何故かたまにやりたくなるんですよね。変な中毒性のあるゲームです。
こんなにも「ナベ」の種類があるんかーい!と言いたくなるくらい衰弱できる「ナベ」あわせゲームです。
24種類の「ナベ」は単純に見比べられない微妙な違いが隠れています。
ゴールド〇レンドのように「違いがわかる」レベルじゃないと勝利は勝ち取れないかも?
川本さん「ひたすら続く神経衰弱戦に心が折れそうになるプレイヤーでした…。」