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このゲームは、H・P・ラブクラフトや、そのほかの作家たちにより構築された、クトゥルフ神話群を題材にした、1人用カードゲームです。このゲームは『事件簿2』となっていますが、単独で遊ぶことができます。
プレイヤーは私立探偵として、次々と発生する事件を解決するために、証拠のカードの列を作って行きます。1つの事件を解決するたびに、「事件の全体像」を理解するに必要なカード(パズルピース)が得られます。最終的に、5種類の異なったパズルピースを得たとき、事件の全体像が明確になり、すべてが明らかになるでしょう。しかし、その前に狂気に陥ったり、時間切れになって未解決になったりするかもしれません。
このゲームには『事件簿1』にはない新カード、「嵐カード」や「式文カード」が含まれており、さらに複雑なゲームが楽しめるでしょう。また、このゲームは様々な方法で難易度を変更できます。ゲームが難しい、また易しいと思った場合、簡単に難易度の調節が可能です。
このゲームの主人公である探偵は、ハワード・ラブクラフトです。そしてこのゲームのカードは「潜み棲む恐怖」(1923)、「アロンソ・タイパーの日記」(1938)の物語から引用されています。
事件簿1を購入してドハマリしてしまいました。
購入きっかけはソロプレイ専用というポイントですが、中学生の時にクトゥルフの世界観を知ってTRPGに没頭してから数十年遠ざかっていたのに、ココ最近のボードゲームがすこぶる高クオリティなことを知ってしまったためいい年してボドゲにのめり込んでしまったキッカケもクトゥルフでした。
その中で仕事が終わって家に帰ってから少しの時間で楽しめるゲームを探していた時に見つけたのがこのゲーム。
たった一人で手軽に遊べるのに奥が深くてクリアした後もコーヒーを口に含んでマッタリと推理に浸れる最高のひと時を過ごせる素晴らしいゲームだと思っています。
プレイそのものはソリティアとセブンブリッジを掛け合わせたようなスタイルですが、クトゥルフらしいイベントが次々発生し、次の展開を組み立てる詰め将棋的な戦略性もあって小一時間のオカルトホラー短編小説を読み込むような没頭感が何とも言えない至福の時間を過ごせます。
もちろん、クトゥルフを知らなくても(自分は改めてこのゲームでアーカムという街のノスタルジックな世界観を認識しました)十分楽しめるし、そういったオカルト感に浸らなくても単純なカードゲームとしてのゲームバランスも大人志向の難易度で手強さを持っている(その分プレイルールは数回プレイしないと理解できませんが…)ので飽きが来ないのが魅力です。
実際にプレイすると、カードの運要素が非常に高くて引き次第でクリア条件が一気に変わりますが、それはそれで難事件なのかと頭を悩ませつつ解決に向けて毎回思考をフル回転させられるのが楽しくあり、その上で解決に導く事が出来た時の喜びは重量級に引けを取らない満足感が得られます。
ただ、唯一残念な部分としてはある程度順調に事件を解決できるカードが揃っていると後半のプレイが若干ダレてしまう部分で、プレイが単調化してしまいクリアのためにカードをただ並べてしまうだけのゲームになる時もあります。※それは事件簿2でしっかり解決していましたw
もう一つ付け加えると意外にもプレイスペースを必要としてしまい、モノがたくさん置いてある机やテーブルでは若干プレイしにくいという点もあります。
総合的に手軽に遊べてコスパも良く、オカルトホラーの金字塔的なクトゥルフの世界観を満喫しつつ小一時間あれば十分に楽しめる一人専用カードゲームとしては非常に魅力的なゲームだと思います。
前作より要素が増え、攻略のバリエーションが増えました。
それにつれて難易度も上がっているように感じます。
前作では鍵カードさえプレイしてしまえばあとはどのパズルピースでも解決することができましたが、それ以外の条件が加わったために入手できるカードを無駄にできることが少なくなりました。
1つの解決条件に絞ってしまうとそのパズルピースカードを待つのにカードを浪費してしまい、結果時間切れを迎えてしまいます。
前作に飽きてしまった方や、ここから入る方でもソロボードゲームをプレイする機会が多ければおすすめできる作品です。
ブログにてレビューの詳細を投稿しています。
よろしければご覧ください^ ^
https://aruessussu.com/archives/8850494.html
アーカム・ノワール事件簿2は、手がかりカードを集めて事件を解決するという前作のシステムと大きく変わっていません。前作をプレーしたことがあれば、難しくないと思います。また、前作を知らなくてもプレーするのは全く問題ないです。
前作との大きく違うのは、「嵐カード」と「式文カード」が追加されたことです。
「嵐カード」は、事件の列に時計マークのカードが3枚プレイされると、嵐カードの山札(全部で4枚)から引いてプレーしないといけません(ただし手がかりカードとしては扱いません)。また4枚中2枚のカードに雷のマークが描かれており、このカードが事件の列にプレイ(置かれている)されていないとプレイできないパズルピースが描かれたカード(クリアするために集めるカード)があります。
次に「式文カード」ですが、このカードには、秘儀のシンボルの半分が書かれており、2枚プレイすることにより、完成します。このシンボルを完成させるためには、事件の列でシンボルが完成するようにカードを並べるか、終了した事件、事件の全体像置き場にあるカードで完成すると、式文カードを手に入れることができます。手に入れた式文カードは直ちに手札に加えますが、手札は3枚以内になるようにします。この式文カードは、万能鍵のマークが描いてあり、ゲームをクリアするために必要なカードである「忘れられた古きもの」カードを手に入れるためには手に入れたいカードです。ちなみに万能鍵は、式文カード又は専門家カードにしかありませんので、ほぼ必須なカードと言っても過言ではありません。なお、専門家カードを使用するのに、「正気度チェック」が追加されており、前作とちょっと違っています。前作は、そのまま使用が可能でした。
また、式文カードが追加されたことにより、手がかかりの種類が1種類(儀式)増えて7種類になっていますが、式文カードにしか「儀式」のシンボールしかないので、事件の解決で少しは楽になるかもしれませんが、大きくはゲームのクリアには影響しない気がします。
最後に、前作よりカードの種類が増えて、面白くなっていますが、その分ゲームのクリアする難易度が上がっています。ゲームのクリアのコツを掴むまでは、犠牲者カード6枚、狂気エリアと時間切れカード置き場のカード6枚の最も簡単な条件でプレーすると良いと思います。標準レベルであまりにもクリアできないと心が折れてしまって、プレーしたくなくなるかもしれませんので(笑)。
クトゥルフ神話について、全く知らなくても楽しくプレーできますので、ソロプレーのゲームを探しているのであれば、候補の1つとして検討してみられては良いと思います。
2作目なので前作を多少知っている方しか見られないと思って、知っている前提での説明になりますが、新しく“稲妻”と“雷光”、“万能鍵”と“特殊錠”というカード属性が追加されて、嵐カードと式文カードというカード、それに“秘技のシンボル”という要素も追加になっています
これらの追加は前作より難易度が高いゲームになっている感じですが、嵐カードや式文カードはなかなか事件を解決出来ない時に時間で出てくる救済になるので、前作と違うテンポが楽しめると思います
一応前作と混ぜて遊べますが、カード背面がそれぞれのタイトルが書かれて背面柄有りのスリーブに入れたりしないといけないのと、今作のみの属性が出る確率も下がりますが解除される確率も下がるので、より運要素が強くなりそうです