今年のエッセンで発売された、アズールの独立拡張。アズールと組み合わせて遊ぶのではなく、これ単体で遊ぶものです。
アズールはタイル職人でしたが、こちらはステンドグラス職人。
ちなみにシントラはポルトガルの都市で、世界遺産に登録されています。首都リスボンにも近いようで、有名な観光地みたいです。
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やることはだいたいアズールと同じです(アズールのルールをだいぶん忘れていますが)。
ゲームは全部で6ラウンド、終了時に得点の高い人が勝ちです。
ラウンドの初めに、7つの皿に袋引きしたタイルを4つずつ乗せます(4人で遊んだとき。人数によって違うかと思います)。
スタートプレイヤーから順に、皿の上か中央から、なにか1色のタイルを全てとり、自身のボードに配置します。1つの列に収まらない場合、1つ取るごとにマイナスです(マイナスは基本的にはゲーム終了時に合算します)。
1つの列が全て埋まると得点で、
・列の得点(1~4点程度)
・完成した列より右側の列の点を再度得点
・ラウンドごとの色ボーナス(対象の色ごとに1点)
が得られます。
ちなみに配置できるのは、人コマを置いている場所より右側で、人コマは置いた場所に移動します。パスをすることで、人は一番左に戻っていきます。
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だいたいそんな感じで、終了時は70点でトップでした!真ん中にマイナス点のトラックがありますが、-18に行くとその時点で処理されます。けっこうあります。-18。終盤にオレンジ1つしか置けないのに真ん中に6つある、とかになると一気に5つ進むので…。
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個人ボードがランダム配置な分、アズールよりゆるくなった感じがあります。
アズールと同じく人数が少ないほど周りの人の邪魔をすることが重要になってきます。
最初のほうは、何を考えて進めたらいいのかあまりわからずとりあえずたくさん取れる色を取っていましたが、だんだんわかってくると、次のラウンドの色ボーナスを考えて特定の色のタイルを集めておいたり、右側から頑張って埋めるようにしたり、と方針を考えられるようになり、楽しくなってくるかなと思います。
アズールが好きな人はこの作品も好きになりそうですので、日本語版出るのが楽しみですね!