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100までの数字を交互に出し合う『ザ・ゲーム』シリーズに、2人用対戦型ゲームが登場!
目の前の相手よりも先に、自分のカードを出し切ったほうの勝ち!
けれど、自分に利する行動は、相手も有利になる状況になってしまいます。
初めてプレイする人も、『ザ・ゲーム』シリーズに遊びなれた人も、夢中になること間違いなし。
あなたはどうプレイしますか?
7/10
ザ・ゲームが対決2人用ゲームとして生まれ変わった斬新なゲーム。
見た目はそんなに変わらないように見えるが、1〜60の数字が2色ずつになっており、出す場所も自分と相手でそれぞれ2箇所ある。
ルールはシンプルで、互いにどちらかの色のデッキを持って、先に減らした方の勝ち。
他のルールは基本的にはザ・ゲームと同じ。
というと、前作と似ているただのソロゲーに見えるのだが、手番に1枚だけ相手の場に出してもよく、このルールが秀逸。
なんと、相手のところに出すときだけ、数字のルールが逆になるのだ。つまり、相手を助けるかたちになる。
じゃあ、出したら相手が得するだけじゃんと思いきや、そうではない。
このフェイス・トゥ・フェイスでは、手札補充は2枚固定(ザ・ゲームは基本的に6枚まで引けた)なのだが、相手の場にカードを出したときだけ、6枚になるまで補充ができるのだ。
つまり、相手を得させる(極端にいえば、1だけ上のカードを出せば得ではないが)代わりに自分も大量に手札補充ができる。早くなくした方がいいという勝利条件なので、大量手札補充ができるのは熱い!
これにより、ゲームの収束性が早まる方向にジレンマが調整されているので、スムーズにゲームが進むのも素晴らしい。
ザ・ゲームの拡張という位置付けながら、全く新しいゲーム感を生み出したNSVの常連デザイナー2人の手腕が発揮されている美しき2人ゲー。
ザ・ゲームが嫌いではなければ、たとえ2人ゲーがそんなに好きでなくてもおすすめしたい作品。
なぜか今のところ、あまり流通していないが、そのうち日本語版出るのかなぁ。
☆9
この洗面器ゲームな感じ、すごく気持ちいい!
『ザ・ゲーム』の2人用対戦ゲームです。
『ザ・ゲーム』といえば数字カードを全て場に出し尽くせばゲームに勝利する。という、5人までの簡単な協力カードゲームです。
ルールは簡単でありながらも、具体的な数字で相談ができなくて手番に2枚以上カードを出さないといけないというルールに、多くのプレイヤーが苦しみギリギリで勝利する快感が気持ちのいい良いゲームです。
それが、2人用対戦ゲームって面白いのか?www
と、完全に舐めていたのですがかなりの良作でびっくりしました。
ここからは『ザ・ゲーム』を遊んだことある方が読んでいることを前提にレビューします。
基本的なゲームシステムは『ザ・ゲーム』で間違いないです。
違うのは互いに2~59の山札があって手札は6枚で、場には「1↑」「60↓」これが手元に2枚で対戦相手と合わせて4枚です。最大数値が違いますが、準備もほぼ『ザ・ゲーム』です。
勝利条件は2つ
・自分の山札も含めカードを全て使いきること
・相手が手番中にカードを2枚以上だすことが出来なかった時
勝利条件も『ザ・ゲーム』らしさがあります。
手番の基本的なゲームの動きは一緒で、手元の2枚「1↑」「60↓」の隣に『ザ・ゲーム』のルールに則って横にカードを出していきます。勿論10戻しも可能です。
そして、ここから2人対戦型の追加ルールです。手番で1枚だけ相手の手元に置いてあるカードの上に乗せることが出来ます。この時、相手のカードを乗せる時のルールはすでに置いているカードよりも緩和されるような数字を置くことです。
具体的には
相手の「60↓」に「47」が置いてあるなら47以上の数字が置けます。
相手の「1↑」に「5」が置いてあるなら5以下の数字が置けます。
といったことです。この行為はつまり、対戦相手を助けることができます。
なぜ助けるかというと
通常の『ザ・ゲーム』であれば手番終了時に6枚になるように引くことができるのですが、手番時に1回相手を助けるプレイしないとカードを6枚になるまで引けません。助けないで手番終了すると2枚しか引けません。
手番に必ずカードを2枚以上プレイするこのゲームで2枚しか引けないのは、たいしたことでないようにも思ったのですが、勝利条件の1つにカードを全て使い切ることがあるので、対戦相手とカードのプレイしている量に差がつくと、沢山カードをプレイしたくなります。だけど、それをするためには相手を助けないといけなくて……いや、もしかしたら逆にこのまま助けなければ相手が勝手にカードを出せなくなっておわるのでは?けど、自分の現状出せないカードを相手の場に捨てたいけど、その行為は相手を大きく助けてしまうそれでいいのか?
といったように『ザ・ゲーム』と同じような悩ましさに、相手を助ける駆け引きがこのゲームの面白さを駆り立てています!
相手が息継ぎするのを待つ、手札に求めているカードを待つこの感じやに、待ちきれないと負けてしまうような錯覚さえする感覚はバトルラインに続く洗面器ゲームではないでしょうか。
この苦しくもヒリヒリするプレイ感とても好きです。
遊評☆9
昇順降順にカードを出して自分の山札を先に無くしたもん勝ちのゲームです
嫁と3戦程続けて対戦しました
最初の方は「ザ・ゲーム」のクセが抜け切らないのか、恐る恐る出していく感じでしたが、勝利条件が「全部のカードを出し切ったほうが勝ち」なので慣れてきた頃には「いかに手札の6枚を出し切るか」の勝負でした
手札は6枚迄なのですが、自分の陣地だけカードを出しても2枚までしか補充できません
相手の陣地にカードを出す事によって相手には手助けになりますが、自分は6枚迄手札を補充することが出来ます
お互いこれが分かるようになってからのめりこむようになりました
「ザ・ゲーム」だけど「ザ・ゲーム」じゃない、そんな感じでした
ルールも難しくない上に、勝負に負けてもそこまで嫌な気にならない、どちらかというと「ふぅ、、、終わったか」という感じで勝負がつきます
元のパッケージはコンパクトなのですが、スリーブに入れると途端に分厚くなるので携帯性は落ちますがA4のクリップボード程のスペースがあれば遊ぶ事ができるので場所を選びません
これは買って正解でした
「私も手助けしてやってんだからココの数字どうにかしてよ(嫁)」
■カードサイズ 59mm×91mm(ユーロサイズ):120枚
個人的評価:8/10
YouTube 「Jin's ボードゲームチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UC_GBmG4nf3yUkaLWfvqj86g
チャンネル登録お願いします。
Twitter @jins_h
2/5点
ザ・ゲームの 2人専用
対戦版。
自分の場に昇順・降順に
それぞれ出していくが
相手の場に出すことも
可能。
この場合は
数字を戻すため
相手を助けることになるが
手札6枚になるまで
補充出来る。
手札と山札無くすか
相手がカード
出せなくなったら勝利。
ただ手札山札無くしは
かなり難しいので
結局はカード出せなく
したほうがいいかな。
そのためカード2枚ずつ
出してくほうが無難だが
そうすると結局
ほぼ引き運になる
気はする。
ザ ・ゲームは。みんなで協力して、手札を数字の順番通りに出し切る協力ゲーム。これはそのゲームの2人用対戦バージョンだ。ルールは言うだけなら簡単だが、配られた手札次第で案外詰んだりするし、機転でピンチを乗り越えられたりもできる。また、自分の手札を出し切るために、わざと相手に塩を送る必要もあるかもしれない。奥が深いとは言えないが、なかなか面白いゲームになってる。
★9(個人的10段階評価)
ゲーム中常に「しんどい」、二人用対戦小箱ゲームの新たな傑作!
名作協力カードゲーム「ザ・ゲーム」の二人対戦版です。
要は派生作、続編の一つなのですが個人的には元の協力ゲーム版より気に入っています。ルールが実に洗練されていて、より悩ましくなっている印象。
基本的なルールはザ・ゲームシリーズのそれそのもの。各自に用意された1~60の範囲内(2~59のセット)カードを、いち早く全部出し切った方の勝ち。
出し方も単純。自分の目の前の「昇順に出せる場」「降順に出せる場」の二箇所のうち、どちらかに手札を重ねていくだけ。
当然数字が大幅に飛んでしまうと辛くなりますが、きっちり「10」違うカードならば巻き戻し(回復)が可能であり、その辺も上手く利用して……とはいえ運成分も多分に孕みつつ、カードを出していきます。
元はそれを協力体制でやっていくゲームであり、手軽である分、なんだかんだ毎回意外と達成出来てしまう程度の難易度のゲームだったわけですが(拡張入れると難しくなりますが)。
今作はなんと言っても対戦形式。どちらかは負けるよう出来ているわけで、前作より遙かに「苦しい」プレイ感となっております。でもその「苦しい」は決してマイナス方面の評価ではなく、ゲームとしては悩ましく楽しいということにも直結しており。
ちなみに二人用の特徴として、相手に施しをすると自分にも恩恵があるというシステムが組み込まれており、そこで擬似的な協力プレイ感もありつつも、結局はやはり自分のメリットしか考えていないという、意地悪かつ最高な「協力」の味付けがなされています。
確かに苦しくて戦略的で意地の悪い対戦ゲームですが、だからこそどこか可笑しく、また手軽さも相まって負けても「もう一戦!」とすぐなるゲームですので、二人対戦モノとしては是非オススメです!
傑作!