7/10
シンプルなルールでかなり尖った戦略を要求されるゲームが多い台湾メーカーの新作。
音楽家に投資して、楽譜を手に入れたり、演奏会を開いたりするテーマはかなり斬新。
個人的に音楽家とかオーケストラとかをテーマにしてるゲームは名作が多い印象があるので、これも期待高めでトライ。
このゲームのポイントは2つで、まず6人の音楽家がいて、投資をするのだが、最初は投資がただでできる(キューブ2個を好きな音楽家に置く)のだが、2回目は4金、3回目は8金かかるのである。
ちなみに最初は30金あれど、このゲームでは、自動的にお金は増えず、演奏会を成功させなければ入らないので、かなり尖った料金設定笑
そうして、キューブを全員が置いたら、一番キューブを置いた人がその音楽家の楽譜を手に入れる。
ただ、同点だった場合、スタートプレイヤーが有利になるので、最大4個しか置けないのに、さすがにこれは強すぎと感じた。(4人でプレイしたが、6ラウンドしかないので、3人がいいんじゃないかと思ったくらい強い)
基本的に楽譜が点になるので、楽譜をとるのは重要。
それが終わったら、演奏会が始まるのだが、ラウンドによって、誰が小・中・大の演奏会ができるかが決まり、この中から1つしか開催されない。
開催された演奏会の音楽家のキューブをとっていたら、それを売却してお金が入る。基本的にはここしかお金が入らない!!!
うーん、このエンターテイメントの投資のギャンブリーな感じがいいね笑
そしてこの演奏会の決め方が面白くて、プレイヤーは投資家なので、全員で好きなようにお金を握って、せーので公開。その合計金額でどの演奏会が決まるのである。
ただし、お金が少なすぎたり、多すぎたりすると、それぞれ一番払わなかった人(少なすぎの場合)や一番払いすぎた人(多すぎの場合)だけにペナルティが発生するので、かなり怖いw
それでも他の人のキューブは見えるので、誰がどのくらいお金を出すのかなんとなくわかるが、演奏会が成功した場合、一番金を出した人にかなり強めのボーナスが入るので、ちょっと多めに出したくなるw(だが、それでオーバーするのも困るw)
そして、高めになりそうだなと思って、わざと多めに金額出して、バーストさせたりもできる(初プレイでは難しいだろうが)ので、なかなか読みあいの熱いゲームだと感じた。
弱点は、前にもいったスタートプレイヤーが超有利というか、4人でプレイすると、1ラウンド目の最後手番の人が、他の人見てからアクションしても、かなり不利な感じがした。
なので、3人がベストなのかもしれない(6ラウンドなら3人なら平等にスタートプレイヤーくるからいいと思うんだけど、どうなんだろうか。)
アイコンもかなりわかりやすくできてるし、毎回、違った得点計算もいろいろあるので、何回も楽しめるだろうし、テーマが好きなこともあって、この評価。
尖った戦略を求められるゲームシステムと斬新な演奏会の資金握り、そして成功しなければお金が入らないリアルなエンターテイメントテーマとシステムの融合が粗いと感じながらもそれがいいと感じさせてくれるのはテーマの勝利だろう。
テーマに興味がある人ならかなりオススメできるボードゲーム。