そいつはオレに任せろ!!
別荘でクリーチャーだらけの部屋で武器を駆使してクリーチャーの全滅を目的とした協力ゲームです。基本的に山札(?)からカードを1枚引いて武器か敵が出てきて、上手いこと同じ数字で倒していくことが理想的でしょう。
準備としては
1~40の数字が書いてある武器カード40枚と1~40の数字が書いてある敵カード40枚をテーブル真ん中で「わしゃわしゃ」混ぜます。わざわざ山札にしてシャッフルしないのがポイントです。
それと5枚の紋章を用意します。
目的としては
紋章5枚が割れて裏返ると即負けで、敵が攻撃する可能性がなくなった状況にしたら勝利になります。
手順としては
カードを一枚引いて、武器なら手札にして敵なら公開します。
その後手札があるなら、公開している敵に攻撃できます。倒し方は武器の合計数値で敵の数値を超えれば倒せます。倒せるのは一体だけで、複数に分散して倒すことはできません。
そうして次の手番に移ります。
もしも、敵を公開して以下の2つの条件になったら攻撃してきます。
A)6枚目の敵を公開する
手番プレイヤーが武器を使って一番数値の高い敵を倒すことができます。倒せない場合は紋章を使わざるをえないです。
B)敵の数値が連番になる。(グループ)
各プレイヤーは武器を使って倒すことができます。連番になっている敵を全員倒せないと紋章を使わざるをえないです。グループの時のみ1つの武器で複数体に割り振って倒すことができます。
紋章を使った場合、攻撃してきた敵だけを山札(?)に戻してシャッフルします。
これを続けて、山札がなくなって敵が攻撃する条件を失ったら勝利です。
遊んでみた感想としてはプレイに後悔がない!
斬新な点はワンドローで武器が拾える時もあれば敵が出てくる時もあります。ですので、武器を引き続けて手札が増える人もいれば、手札がなくて敵しか出さないことだってあります。それだけを見るなら、ただの引き運ゲーになります。ただ、そう思わせないための工夫としてカードを束ねて山札にせずテーブルに広げてあります。どこからカードを引くかという選択をしている感覚が、不思議と理不尽に感じにくいです。あと、ぴったり無駄なく敵を倒す感覚が気持ちがいいです。
ただルール的に最後に敵を全一掃は難しく、敵が残っているのに勝利という終わり方は少しモヤっとしますね。
だけど、少し新鮮な協力ゲームで準備も手軽でわかりやすい面白さですので勧めやすいと思いました。
評価:☆7