その他のアカウントでログイン/登録
Eメールでログイン
「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
近代オーストリア、世界中から押しかける上客たち に、ホテルはもうパンパン。 路地で小さなカフェを経営するあなたは、部屋を改 築し、スタッフを雇い、客をもてなして立派なホテ ルにしようと立ち上がります…!
このゲームは、ゲームのテーマとゲーム内でのプレイがよく一致しています。
客引きをする、部屋を準備する、客にサーブする、客の満足を得る。
とても良いプレイ感です。
ですが欠点もあります。スタッフカードに明らかに強すぎるものがあるのです。
・1か2のダイスを取ったら部屋を1つ準備できるスタッフ
・1か2のダイスをとったらもらえるものが1つ増えるスタッフ
・6のダイスを無料で取れしかも+1できるスタッフ
これらのカードは効果が強のにコストが安すぎます。
最初配られたカードにこれらがあれば悩むことなくピックして、
よほどのミスをしない限りゲームに勝てます。
特に上二つはもうずっとゲームから除外しています。
ルチアーニ氏の手がけるBGG上位ゲームの一角。
調べてみて驚きましたが、ツォルキン、マルコポーロ、ロレンツォ、バラージ、そしてこのオーストリアホテルとBGGのウェイトは3点台にずらり並んでいます。
オーストリアホテルは約3.2とこの5作品の中では低いほうでロレンツォ、マルコポーロと同程度のところに位置します。しかもこれらは3つともダイスドラフト。オーストリアホテルもロレンツォと同じく全プレイヤー共通のダイスリソースを使用するため、不公平感が少ないです。少なくとも、「あそこで○○がでたから勝った/負けた」というのは起こりにくいでしょう。
ダイス運としてはロレンツォ<オーストリア<マルコの順で影響が強くなると感じます。後でも述べますが、この微妙なダイスの揺らぎも、この作品の要点だと思います。
また、BGGウェイトがほぼ同点のこの3つの中では、オーストリアが実際のプレイ感としてはもっとも軽く感じます。
他の有名ゲームで同じくらいなのは、テラフォーミングマーズ、プエルトリコ、コンコルディア、オルレアン、村の人生、エルグランデ・・・などなど。この辺りと比べたって、軽い感じがします。あくまでルール的には、ってことですが。
概要としてはオーストリアのホテルの支配人として、たくさんの客を引き込んで繁盛させよう、というものですが、やらなければならないことは、大まかにいうと、
①レストランに来た客(カード)に示された食べ物等(リソース)を用意して、
②3種類の客層(3色に色分けされている)に合った部屋(やはり3種類ある)も準備
③リソース(食事)を与えて満足した客を部屋に引き込む(勝利点とボーナスが得られる)
と、基本的にこれです。
なぜか皇帝トラックというのがあって、暇をみて皇帝に忖度しておかないと3、5、7ラウンドの終了時にペナルティを食らいます。トラックを上げておけばボーナスが付きます。
実質的に5つしかないアクションはダイスピックで選択するため、行いたいアクションにダイスが残っていない!ということはしばしばあります。もちろん相手の動向を読んでそれとなく邪魔することも可能。4種ある食べ物、また、特にお金は結構かつかつで、きちんと計画立てないと計画がどんづまってきます。
そもそもこのホテル、金を客に払って訪れてもらい、さらにもてなした上に宿泊させてなお代金を頂かない(その代わり客は特技を披露したり、勝利点を残しますが)というトンデモ経営ですから。客はみんなVIP扱いというわけでしょうか。
さて、各種の能力をもつスタッフカードは、初期手札としても持っていますが、ゲーム中は裏向きの山札からひくのでランダム性が強いです。このスタッフカードなんかは、アグリコラの職業カードと似たような位置づけなのですが、効果は割とシンプルです。他のワカプレにおけるカードとは少し違い、ゲームの持つ基本要素やアクションそのものを補完するようなのが多く、汎用性は高い分プレイするカードの選択に悩まされることが多い気がします。
その他、特定の条件を満たすとボーナスが入る方針カードや、客を泊める部屋の位置に関するエリア管理などもあって、まあまあ盛りだくさんなのですが、あくまで客の腹を満たして部屋に泊める、という主軸がきっちりしているため、思ったほどの複雑さは感じないというのが個人的な印象です。
マニュアルなんてセットアップ、カードの説明などを除けば実質ゆるゆるで5-6ページ程度。セットアップにしてもこのクラスのゲームにしては相当楽ですし、プレイスペースもそれほどとりません。
ですが内容は顧客の選択からリソース管理、スタッフのカードマネージ、用意する部屋の選択に皇帝の扱いなど、考え所はたっぷり用意されています。基本的に特定の戦略に頼るというより、顧客カード、方針タイル、皇帝カード、手札のスタッフなど、その場、そのゲームの状況に応じて適切に行動を選ぶことになる作品です。その意味ではかなり丸いイメージ・プレイ感を与えられると感じます。
先ほど述べたダイスとカード関連の揺らぎの要素に丸いプレイ感、この組み合わせの妙がこのグランドオーストリアホテルを形成しているといえると思います。
冒頭で述べた作品群より明らかに直観的に理解しやすいルール、そして見通しの良さを持ちながら、思考性も決して劣らない、傑作といえるでしょう。
欠点としては、スタッフカード回りのランダム性・強度のばらつき、4人プレイでのダウンタイムとわちゃわちゃ感、基本的に非言語依存だがアイコンだけでは理解しずらいカードがあるところなどでしょうか。
また、ツォルキンやマルコポーロのように初期の盤面である程度ゲームの道筋を決めたり、特化したりということが好きな方には少し違和感を感じるかもしれません。
マニュアルもシンプルなのですが、時々、ん??という疑問が生じるところもあります。このあたりはBGGのフォーラムでもかなり議論されているため、参考にするとよいでしょう。
バリアントもいろいろ考察されていますが、その点でも融通のききやすいゲームといえるのではないかと思います。
このゲームは不思議と輸入に頼らざるを得ない状態が続いています。非常に惜しいと思いますが、2020年10月現在では米アマゾンでは9000円程度で購入できます。
評価7/10 重さ6/10
「建物を建てる」ゲームに飽きたとき、このゲームの出番です。とにかく、サービス業が遊べる貴重なフレーバーです。軽ゲー的な「ごっこ」を体験するのではなく、ホテルの総支配人になりきって、この世界に没入しないと、何をすればいいのか分からなくなる重ゲーです。
結構遊びましたが、これといった勝ち筋がパッと浮かびません。ホテル業務は多過ぎて、何も考えないと、とりあえず来客にコーヒーを出すカフェ業務中心になるでしょう。しかし、宿泊客には部屋を用意しておかなければいけないし、優秀なスタッフも早めに雇用したい。方針を決めるのが難しいのです。
そこで一つ、目標とするのが、3種類の方針カードです。これは先着するとそれぞれ15VPあるので、何をしていいか分からないときは助かります。ただ、2番目に達成しても10VPあるので、他の業務に影響が出るほど特化する必要は無さそうです。
もう一つは、皇帝トラック。トラックを13進めると9VP入ります。皇帝の視察は3回あるので、たくさん貯めておく価値はありそうです。ただ、業務から離れてしまうアクションなのです。といってほったらかすのも皇帝の評価が下がるので…
あと、大きなVPは、貴族の宿泊する4部屋グループ。15VPありますが、これは、ボードによっては無いものもあるので、狙えません。(3部屋は9VP)。また、来客する貴族の中に10VPを持つ人物がいますが1人だけですし、その後は7VPが何人かいる感じで、やはりあまりあてにはできません。
ホテルの最高階の部屋を埋めていく戦略もありそうです。この階だけで4×5=20VP、スイートルームもあるので、それ以上になります。ただ、狙いに行くには時間が掛かります。
あとはスタッフになりますが、終了時VP能力を持つ人物が、全体の1/4位います。どれもざっと10VP以上にはなりそうなので、確率的には何人かには廻り逢えるでしょう。
というように、狙いとなる10〜20VPを持つ業務がたくさんあり、どれも特出していません。多角的視点で、ゲームをする度にその流れを見極める必要があります。まさに水商売です。リアルに出来ています。
以上が、戦略が浮かばない理由です。さすがルチアーニ。
ダイスは使いますが、マルコポーロのように各プレイヤーが振るわけではないので、さほど運ゲーではありません。(ルチアーニのダイス系でも、グランドオーストリアホテルとロレンツォは好きですが、マルコポーロは苦手です…)
↑ グランドオーストリアホテルの全景です。灰色は167VP取っています。そのときの客室棟がこちら↓です。まあ、コツコツと、ひたすら客を部屋にぶち込むのがベストな戦略なのでしょう笑
美しい一流ホテルで働けて幸せ……
どうせ難しいんだから、あまり戦略ばかり考えないで、のんびり優雅に楽しんでね……と言われているような気がします……
ウィーンにあるホテルの経営者となり名を上げようというゲームです。
まず10個以上ある共通の場のダイスを振り、1〜6の各出目に分けます。その後、手番プレイヤーから順番にその中で1つのダイスを選択します。
そうすると選択したダイスの1〜6の各目に対応したアクションを行うことが出来ます。
もし選んだ出目が場にたくさん出ていた場合、より強いアクションが行えます。
ダイスによる手番アクションとスタッフカードを駆使して、ホテルにお客様をたくさん招き入れて自身のホテルを発展させましょう。
またラウンドが進むと時々皇帝陛下が各プレイヤーのホテルを見回りに来るので失礼のないようにしましょう。
ダウンタイムの関係から2〜3人のプレイがいいかなと思います。
部屋を用意したり、お客様に食べ物を振舞ったりとホテル経営をしてる気分が味わえます。
どうやら現時点で海外では拡張の話が出てるので...
「姉さん、事件です」ではないですが
ホテルの経営者になり部屋を準備しお客様を呼び込む
レストランにて個性豊かなお客様(アステカっぽい被り物してるのとかいたはず)を満足させ部屋に泊まってもらい
ホテルを宿泊客で満たすゲームです
呼び込みたい客がいる場合はコストを払ってでも呼びこんだり
優秀なスタッフを使っていくゲームです
さらに皇帝の寵愛ゲージもあげてく必要があるなど盛り沢山
スタッフカードに強弱があるのですが
最初にドラフトをするのである程度は一人の人に強いカードが集まりすぎるのを緩和してます、限界はありますが...
宿泊させた部屋のグループでボーナスがもらえたり、個人ボードが両面印刷で表面は全員共通ですが、裏面は全員が非対称の個人ボードになっていたりとリプレイ性はあるかなと思います
ただし、よくこのゲームで言われるには待ち時間が長いです
他のプレイヤーの行動で自分の行動も変わるのである程度先に考えておく事が少し難しいのが影響しています
必然的にゲームが長くなるのもあり3人プレイくらいがベストではないかとの事です
いつものメンバーでやろうと思ったら一人風邪をひいたために3人で。初めての人がいるので基本面の推奨デッキを使用。僕はDデッキで赤部屋無料おじさんの効果を使いガンガン部屋を 作っていくスタイル。コジさんはBデッキの主力、飲食物一つ増やすおじさんが炸裂。しかし部屋を増やせないのが辛いところ。Cデッキを使ったりゅーさんは黄部屋無料おじさんを使うも黄色の客がなかなか登場しない苦しい展開。結局インスト勝ちしてしまいました。次は裏面で遊びます。
面白いです!
妻と子(小学校3年)と3人で、3回ほどプレイしました。ルールは簡単で1回プレイすれば覚えられます。時間は90分ほど。
他のレビューで2人プレイがベスト、3人以上だと待ち時間が長くなるとの意見が散見されましたが、そうは思いませんでした。確かに考える要素は多いですが3人でも意外とサクサク進みます。ベストは3人かと。というのも、初期配布のスタッフカードはドラフトするのですが、2人プレイだと相手がどのカードを入手したか分かってしまうので。
基本的な流れは、共通ボードからお客様カードを自分のホテルのレストランに配置、その後、ダイスを1つ選択し対応するアクションを実行する、これだけです。
ですが、どのダイス(アクション)を選択するか非常に悩ましいです。料理を作るか、飲み物を準備するか、客室を用意するか、お金を得るか、スタッフを雇用するか。場に残っているダイスの数が多いほどアクション効果が大きくなるので余計に悩みます。また、スタッフを雇用するにしてもどのスタッフを雇用するか、客室を用意するにしてもどこの部屋を用意するか、何色の部屋を用意するかで、その後の展開や得点が変わってきますので、さらに悩みます。
カードの引きやダイスの目など、運要素が強いと思いきや、そうでもありません。ダイスは全プレイヤー共通だし、お客様カードは山から共通ボードに置かれ(最大で5枚)、各プレイヤーはその中から自分の戦略に合ったカードを選択することができます。目標カードや皇帝タイルも引きですが、これらも全プレイヤー共通なので運要素はある程度軽減されてるように思います。
また、ソロプレイ感もありません。目標カードは早取りなので、他プレイヤーの進捗や戦略を見ながら、こうしようああしようと考えますし、ダイスやお客様カードの選択も、時には他プレイヤーの邪魔をすることもあるので。
そして、私がもっとも大切にしている、ゲームの世界観に浸れるかどうかという点。スタッフを雇用し、部屋を用意してお客様に宿泊してもらう、このあたりは自分がホテルの経営者になったかのような気分に浸れます。ただ、お客様を自分のホテルのレストランに連れてくる際にお金を支払う、また、定期的に皇帝がホテルを視察していちゃもんをつけるというのがいささか理解できません。20世紀初頭のウィーンでは、このような文化があったのでしょうか。
ヴァリアントルールとスタッフの紹介をします。(ルールブックのスタッフには誤訳があり、そのまま適用すると強力になってしまう人もいるので気を付けてください)
ヴァリアント1…スタッフカードは手札にしない
・一度公開すれば手札にならない永続効果カードとラウンド1回カードの割合が多い。
・そもそもインタラクションが弱いのでカードを隠す大きな意味がない
・手札が増えて手が疲れる。カード立ても邪魔である
・テーブルに公開しておけば視認性が良くなるので、長考が少なくなり時間短縮になる
ヴァリアント2…パスなし
・1人でもパスをすると、ラウンドの時間がかなり長くなる
・パスをしたプレイヤーが得になるケースも多いので、みんなパスをしてしまう。それなら始めの同じ条件で全員アクションすればいい
・6の目のオールマイティーもあるのだから、パスするのは、ぬるい。他業務を行うべき
■即時効果スタッフ
プール係員…皇帝+3
バリスタ…コーヒー+4
料理長…パイ、ケーキ、コーヒー、ワイン+1
冷製料理人…パイ+4
菓子職人…ケーキ+4
給仕…任意の部屋を2つ宿泊中にする
ポーター…来客1人分の注文をストックから取り、注文を満たす
ソムリエ…ワイン+4
■ラウンドごとに1回使えるスタッフ
バーテンダー…ワイン+1
朝食給仕係…パイ+1
ウェイトレス…ケーキ+1
副料理長…コーヒー+1
■永続的効果スタッフ
配達員…来客のカフェへの案内は無料になる
執事…貴族の部屋の用意は無料になる
運転手…市民の部屋の用意は無料になる
装飾係…アクション1、2を行うたびに任意の部屋を一つ用意できる
男性客室係長…4つの注文客を部屋に案内するたびに4VP
花屋…芸術家の部屋の用意は無料になる
旅行ガイド…旅行客を部屋に案内するたびに2VP
チェッカー…アクション5のコスト−2
植木屋…皇帝ボーナスを得るたびに5VP
高級客室係…アクション3、4を行うたびに2VP
保安係…アクション5を行うたびに皇帝+2
守衛…来客を部屋に案内するたびに+1金
室内装飾係…アクション3を行うたびに5VP
キッチンハンド…アクション6はダイス+1にして無料になる
マッサージ師…芸術家を部屋に案内するたびに+1金
主任ウェイター…厨房から来客へ運ぶのが無料になる
スタッフマネージャー…アクション3を行うたびにスタッフを1人雇える
馬丁…市民を部屋に案内するたびに+2金
レストランシェフ…アクション1、2を行うたびに対応する飲食物+1
靴磨き…アクション4を行うたびに皇帝と金が両方増える
厩務員…貴族を部屋に案内するたびに皇帝+1
イベントマネージャー…1金支払って皇帝のペナルティを回避できる
洗濯係…アクション4を行うたびに4VP
■ゲーム終了時スタッフ
コンシェルジュ…宿泊中の貴族の部屋1つごとに3VP
副支配人…働いているスタッフ1人ごとに2VP
ホテル支配人…異なる宿泊中の部屋3つ1組ごとに4VP
受付係…宿泊中の芸術家の部屋1つごとに3VP
女性客室係長…全ての部屋が宿泊中になっている階ごとに5VP
エレベーターボーイ…全ての部屋が宿泊中になっている縦列ごとに5VP
マーケティング部長…達成した方針カード1枚ごとに5VP
予約受付係…宿泊中の市民の部屋1つごとに3VP
応接係…用意した部屋1つごとに1VP(宿泊の有無は問わない)
事務員…他プレイヤーのゲーム終了時スタッフの能力を1人分コピーする
電話交換手…皇帝トラックの最終的なVPを×2
ルームサービス…全ての部屋が宿泊中になっているグループ1つごとに2VP
客室係…宿泊中の部屋1つごとに1VP
会員登録後、通知送信先を設定すると入荷通知を受け取れます
ホテル経営をして勝利点を集めるゲームです。
勝利点は主に客をホテルに泊るか、ゲーム中3回ある皇帝視察?があるので皇帝トラックを進めるか、ゲーム終了時にスタッフカードから得るかです。
システムはラウンド開始時にサイコロを振る(10〜14個プレイ人数によって変わります)出た出目によって行えるアクションが変わる。実行したいアクションを選んで対応するダイスをとる。ダイス多ければ多いほど効果が高いので、ダイスが減っていくと効果が薄くなるし最後の1つをとるとそのアクションは行えなくなる(例外はあり)
1のアクションは茶色(ショトルーデル)と白色(ケーキ)のキューブの獲得
2のアクションは赤色(ワイン)黒色(コーヒー)のキューブの獲得
3のアクションは部屋タイルの獲得
4のアクションはお金、皇帝トラックを進める
5のアクションはスタッフカードの使用
6のアクションは1金払って1〜5のアクションを実行
ゲームの流れ
①望むのなら、客をカフェに招く(0〜3金かかる)各プレイヤーは3ヶ所客を確保できます。
②ダイスを1つとりアクションを実行するかパスをする(パスを実行すると次の人の手番に移りパスをした人以外がアクションまたはパスをしたらパスした人はダイス1つ取り除きボード上に残ってるダイスを全て振ります、その後そこからダイスをとりアクションを実行します)
以上が終了すると次の手番に移ります。手番はいわゆるカタン周り(4人プレイの場合1ー8、2ー7、3ー6、4ー5)で最初に手番がきた人が最後の手番プレイヤーになります。ダイスをがボード上からなくなると次のラウンドになります。
また、これとは別に追加アクション(ダイスは使わない)があります。手番中に1度だけ1金支払いアクションのできるダイスを1つ増やす。1金支払い厨房から3個までのキューブを配膳する。1ラウンド1回の使用回数制限のあるスタッフカードの能力を使う。条件を満たした客を部屋に泊る。
実際プレイして感じたのががとにかくお金が必要と思った。客を呼ぶのにお金がかかることがあるし、部屋を用意するのにもお金がかかったりする場合があるし、厨房から配膳する場合お金がかかるし、スタッフカードの使用にもお金かかるので、緻密な計画が必要。
あと、ダウンタイムも長い。4人までプレイできるけど2〜3人がいいかも?長い理由はダイスをとればとられるほどそのアクションの効果が薄くなるので選択肢が相手が何を取ったかで変わってきたり資金繰りと皇帝トラックのボーナス、もしくはペナルティー回避もしなきゃいけなかったり、目標カードの達成(先着順で高い勝利点が入る)といったやるべきことがたくさんあるのにもかかわらず、アクションは全てサイコロ次第なので(客の効果によっては部屋を用意したりできる)そもそも部屋タイルが欲しくても3の出目のダイスがでてかつ自分の手番に残ってなければ手に入らないのだ。こういったジレンマがあるので個人的には面白いなぁと思った。あともう一つ面白いと思ったポイントがキューブを獲得するタイミングで客に配膳する場合、厨房に置かず直接キューブを客に置ける(お金がかからない)ところがよかったです。