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ガキ大将によるおもちゃの配分をテーマにしたカードゲームです。
プレイヤーは昭和の日本のどこかの町内を舞台に、町内最強のガキ大将となるべく覇を競います。
その方法は、獲得しているおもちゃ自慢です。おもちゃをうまく獲得できた人が勝利点を獲得し、勝利をおさめます。
親(最強ガキ大将)はおもちゃを自慢し、ほかのガキ大将もおもちゃをだします。ルールにのっとり、親は『心の友』を選びます。
そして親と心の友の二人で場に出た3~4枚のおもちゃを配分するのですが、それがこのゲームの肝であります。
親が配分することを選んだ場合、親は自分と心の友におもちゃを好きなように配分します。そして心の友は、それを受け入れるか流すか選びます。受け入れた場合には各自がそのおもちゃを自分のものにできますが、流れた場合には次ラウンドの配分対象になります。不公平すぎる配分は拒否されてしまうかもしれません!
逆に、心の友に配分させることを親が選んだ場合、心の友は二つのグループにおもちゃを配分します。親がどちらか好きな方を選び、心の友は残りのグループを手に入れます。このとき、流れることはありません。
これを繰り返しながら個人スペースに獲得したおもちゃを種類別に大きい点数を上にして降順に並べていくのですが、このとき同じ種類のおもちゃは、一番上にある点数しか得点になりません。
つまり、ゲームが進むにつれて、同じカードでもプレイヤーごとに価値が異なっていくことになり、それが配分を悩ましくします。
さらに、点数カウント方法を一番下にしてしまう『あべこべ』や、出したおもちゃと自分の一番大事なおもちゃを入れ替える『生意気だぞ!』、おもちゃを3枚以上集めるともらえる点数ボーナスにより勝負は一筋縄ではいかなくなります。
3人戦で9ラウンド、4人戦で8ラウンドしかないため、あっという間に終盤が来ます。
一試合10~20分程度ですし、悔しいのでもう一度、となりやすいです。
また、親は次ラウンドの親を自分と心の友以外から選ぶため、点数が低い人ほど親になりやすくなっています。
このゲームの肝はやはり配分をどうするかです。
親としては自分で好きなように分けて相手がそれを受け入れるのが最大利益ですが、心の友の性格や、すでに獲得しているおもちゃの状況にも大きく影響を受けます。心の友に配分させればおもちゃが流れることもなくお互いそこそこの利益を得ますが、それをして勝てるかどうかの読みも難しい判断となります。