アイマスクをしておやすみなさい…枕元で妖精とブギーマンが囁く一晩…さておはよう,どんな夢だった?
という感じの,ほんのちょっと正体隠匿要素が入った,コミュニケーション型のパーティーゲームです。カードの絵柄がとてもきれいでこだわりを感じます。
1人がアイマスクをして眠りにつきます。ほかのプレイヤーは妖精かブギーマンか睡魔の役割を与えられます。寝ている人に,妖精は正しい夢を囁き,ブギーマンは間違えさせるように嘘を囁きます。お題は寝ている人が一言答えるたびにどんどん切り替わっていきまして,しかも寝ている人は自分が正答だったか否かを教えてもらえません!
さて,2分経過後,寝ていた人はアイマスクを取る前に,「昨晩自分が見た夢はどんなだったか?」を答えます。これが,満点の答えだと追加ボーナス!
寝る人と妖精は,正しい夢を答えるほど点数が上がり,ブギーマンは間違えさせる方が点数が上がります。睡魔は「正答と誤答が同一枚数だと最高得点」になるようになっています。ので,睡魔役の人は囁くことがコロコロ入れ替わります。
これを,参加者全員が寝る人役をやったらゲーム終了です。
プレイスタイルは,こんな感じでしょうか?
- 妖精は,ひたすら正しいことを説得力がある内容で言い続ける。結構信じてもらえないので粘り強く。
- ブギーマンは,正しそうに思える嘘を瞬時に思いついて言い続ける。機転が必要。わりとむずい。
- 寝る人は,周りのプレイヤーの役割を見抜きつつ,間違えを恐れずに答えるor確信が持てたものだけ答える
- 睡魔は,周りの状況を見て,態度をころころ入れ替えながらてきとー(笑)にプレイする
感想ですが,アイマスクをして回答に必死になっていると,何をこたえたかすぐ忘れますねw
妖精役として導く方でも,ブギーマン役で嘘を言うにしても,誘導するのはなかなか難しい。嘘だと思われてしまえばその後は信じてもらえなくなるし,かといって似たことを言ってしまうのもおかしいし,思っている以上に難しかった印象です。
得意不得意が如実に表れるゲームだと思います。寝る人役で正答をなぜかバンバン答えられる人もいますし,妖精役でも信じてもらえない人もいますし(泣
私個人は苦手なゲームでした(笑) けど,とっても楽しかったです。