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シュテファン・ドラのゲーマーズ・ゲームです。
基本的に、プレイヤーがひとつのアクションを選ぶと、他のプレイヤーも同じアクションを順番に行います。
各プレイヤーの資源はついたてで見ることはできませんが、状況をよく読み、自分が得をするタイミングをよく見て行動しましょう。
とはいえ、資源はかつかつです。相手が得をするとわかっていても、資源の回収をうたなければいけないタイミングがあります。
ぐぬぬ、とうなりつつ、いろんなジレンマを楽しむことができます。
ゲーマーズ・ゲームながら、ルールはシンプル、プレイ時間は1時間弱の、ほど良いゲームです。1度遊ぶと、ついもう一度と遊びたくなるでしょう。
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古代ギリシャがテーマのワーカープレイスメント&エリアマジョリティもあるのかな?
常にマップの3箇所から湧いてくる大理石(実質お金)を採取し、それで色々な建物を建てて村を作り都市を造り神殿を建てて得点を稼ぐゲームなのですが、この採石所、すぐ枯れます。石を掘るたびタイルチェックが入り(このルールがちょっとわかりにくいのですが)、めくったタイルに書かれた数字のタイルより場に出ているタイルが小さければ、その上に置いて少しずつ産出量が減っていきますが、置けないタイルが出てしまったら、今の時点で最も大きい数字のタイルのある採石場は打ち止め、枯れてしまいます。枯れた採石場の代わりに、あらかじめ適当に置いておいた鉱夫コマの位置に新しい採石所が立ち、コマはまだ採石場のない採石場候補地のいずれかに移動します(ランダムではなく、掘ったプレイヤーが決める)。
このゲームのミソは如何にたくさんの大理石を確保するかにかかっており、何となれば独占を目指して早いところ建物を建てて囲い込む必要があります。とはいえ、後から数字の大きいタイルをかぶせると産出量は減っていき(小さな数字のタイルほど産出量が多い)、初期配置時点で数字が大きいタイルの採石所は大体すぐ枯れてしまうので、穴を掘るタイミングやタイルを引く枚数(最大4枚まで)を調整して、なるべく長く使うかさっさと枯らして自分の都合のいい場所に採石所を立てるかを考えて建物を配置していくゲームです。このメカニクスは採石所の資源枯渇をうまい事表していて、テーマとメカニクスの一致がうまいなーと思いました。
ワーカープレイスメントではありますが、この手のゲームにありがちな、ワーカーを使うたびに食料品を供給しないとマイナス、のような縛りルールは存在しないので、マップ上の勢力拡大や大理石の確保、神殿の柱立てに注力出来、ワーカープレイスメントとしては(時間はかかりますが)かなり簡単な部類だと思います。
ド初心者向けではありませんが、中量級ワーカープレイスメントの導入としてはわかりやすくていいゲームだと思います。そうそう、大事な事忘れてましたが、このゲーム、部分的ヴァリアブルフェイズ(選択した人以外も同じアクションが出来る)なのですが、特に選択した人のメリットあんまり無いんですよね……。配置が好きなところに先に置けるだけでも十分強いんですけど。